ITコンサルタントの仕事内容と、業務に役立つ資格を解説ITコンサルタントの仕事に役立つ資格

最終更新日:2020年9月25日

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ITコンサルタントは資格が必要な職種ではありません。一方で、専門的なスキルや知識を習得しているかどうかを証明することが難しい側面があります。そのため、ITコンサルタントとしてのスキルを客観的に示すことを目的に、資格制度が活用されています。また、資格制度を使ってスキル習得することで、ITコンサルタントを目指すことも可能です。この記事では、ITコンサルタントの仕事内容と役立つ資格を解説します。

1. ITコンサルタントの仕事内容

まず、ITコンサルタントの仕事内容を解説します。
ITコンサルタントが担う仕事は、主に以下の4つに分類することができます。

IT戦略コンサルティング

企業の経営戦略のヒアリングや既存システムの分析・評価、必要なシステムやサービス、マネジメントの提案などを通し、IT戦略の策定や意思決定を支援します。IT系コンサルティング会社や戦略系のコンサルティング会社で主に行われます。

こうした業務では、財務・会計、IT知識、コンサルティングスキル、業界知識や関連法令など、経営戦略や経営環境の分析に必要な広い知識が必要です。

ITデューデリジェンス

IT資産評価やリスク調査を行い、企業買収時の評価額に反映させます。戦略系コンサルティングファームや会計系コンサルティングファームで多い業務です。

財務・会計の知識や、資産管理やリスクマネジメント、IT知識、業界知識、M&A関連知識などITのみならず会計分野の知識が求められます。

マネジメント支援

システムの導入にあたり、企業のプロジェクトマネジメントやベンダー管理、会議進行などをサポートします。 ITコンサルティング会社や経営コンサルティング会社、ITベンダーのコンサルタントが行うことが多い業務です。

ITに関する知識だけでなく、プロジェクトマネジメントや、顧客の業界に関する知識などが要求されるとともに、コミュニケーション能力やリーダーシップも重要です。

パッケージ導入

スコープ(問題解決の範囲)設定や機能の絞り込み、製品選定などを通し、企業向けのITソリューションの導入を支援します。ITコンサルティング会社や経営コンサルティング会社、ITベンダーのコンサルタントで多い業務です。

導入にあたってのプロジェクトマネジメント能力や、製品知識、顧客のニーズやビジョンを形にするための提案能力などが求められます。

2. ITコンサルタントの仕事で役立つ資格

次に、ITコンサルタントの仕事に役立つ資格を紹介します。
資格は、ITコンサルタントの仕事において知識・スキルの証明に有効です。また、ITコンサルタントを目指す人が効率的に知識・スキルを習得するためにも役立つでしょう。
ここでは、ITスキル標準(※)を絡めて解説します。

※ITスキル標準…IPAが定めているITサービス関連に必要なスキルの指標です。レベル1〜7に分かれており、レベル1〜2は基礎的な内容で、レベル3以上は応用的な内容で難易度が高いものです。

※参考:IPA「ITスキル標準とは?」

ITストラテジスト

経済産業省の政策実施機関であるIPAが認定する国家資格で、企業のIT戦略に関する知識やスキルが問われます。保有者はIT戦略・マーケティング分野に関してITスキル標準 (ITSS)レベル4以上のハイスキル人材とみなされます。平成30年度の合格率は14.3%と難易度は高めです。

学習を通して、事業環境や業務環境の調査・分析や、ビジネスモデルの提案、情報システム戦略の企画・提案・推進、評価などを適切に行うためのスキルが身につきます。記述式の出題もあり、戦略の考案や分析なども出題されます。認知度の高い国家資格であるため、ITコンサルタントであればまず取得しておきたい資格です。

ITコーディネータ

経済産業省が推進している資格で、IT利活用に向けた助言・支援を行うことができる人材であることを証明します。IT経営のための経営戦略やIT資源調達、導入、ITサービス活用といった実務的な内容が問われます。

ITSSでは、資格取得者はレベル4以上のハイスキル人材に分類されます。認定機関のITコーディネータ協会によれば、合格率は60~70%程度と比較的高い合格率です。筆記試験の合格後、6日間のケース研修が行われます。

プロジェクトマネージャ

IT分野におけるプロジェクトマネジメントの専門家を想定したIPAの国家資格です。プロジェクト管理の分野においてITSSレベル4以上のハイスキル人材であることを証明します。平成30年度の合格率は13.2%と難関です。

プロジェクトの計画から人材・資源管理、工程管理、ステークホルダーとのコミュニケーションや、開発後の分析・評価・改善に関する知識・スキルなどが出題されます。管理すべき対象や管理のポイントを体系的に理解できるため、現場における業務でも活用しやすい資格です。マネジメント支援やIT導入支援の分野では特に高い評価を得ることができるでしょう。

PMP

プロジェクト管理の国際的なモデル事例集であるPMBOKに沿って、プロジェクト管理に関する知識や経験を証明する、国際的に認知度の高い資格です。プロジェクトマネジメント分野においてITSSレベル3以上のスキルがあることを証明します。

PMBOKの基礎知識だけでなく、プロジェクトの立ち上げから計画、実行、管理、終結といったフェーズ別の知識も問われます。

CompTIA Project+

国際的にIT関係の政策提案などを行っている業界団体である、CompTIAが認証するプロジェクトマネジメントの専門資格です。プロジェクトマネジメントの知識や能力を世界中で証明できる資格で、オフショア企業や外資系企業で取得する人が増えています。プロジェクトマネジメント分野においてITSSレベル3以上であることを示します。

プロジェクトマネジメントの基礎だけでなく、プロジェクトの遅延やステークホルダーとのコミュニケーションなど、現場で生じる状況に対して「どう対処するか」といったケーススタディも問われます。よって、スキル証明だけでなく実務スキルの習得にも役立つでしょう。

中小企業診断士

中小企業に対する経営上の助言や支援を行う専門家であることを証明する国家資格で、合格者は「中小企業診断士」を名乗ることができます。

経営戦略や経済学、運用管理、財務・会計など、IT分野に限らず経営全般に関して知識が問われます。コンサルタント職に取得者の多い資格で、1次、2次の合格率が20%程度、試験全体では4%程度の難関試験です。

ITSSの対象外ですが、現代企業の経営課題のひとつとして情報システムも試験科目として定められています。筆記試験や現場研修もあるため、知識だけでなく応用力も身につき、コンサルティング能力を高めるためにも効果的です。

3. まとめ

この記事では、ITコンサルタントの仕事内容と役立つ資格を解説しました。ITコンサルタントは資格が必須の職種ではないため、誰でもその職業を名乗ることはできます。しかし、IT戦略という企業業績に直結する領域を扱うため、利用する企業側は非常に慎重にコンサルタントを選定します。このような背景から、知識・スキル証明に資格を取得することは、信頼性を高める上で非常に有効なのです。ぜひ取得を目指してみて下さい。

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