ITコンサルタントを目指す際のポイントや、求められる知識や能力も解説しますITコンサルタントの年収が高い理由や転職活動のポイントを徹底解説

最終更新日:2022年8月18日

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ITコンサルタントは年収1,000万円をこえるケースも珍しくなく、IT業界の中でも年収が高い業種のひとつです。そのため、転職先の候補として気になっている人も多いのではないでしょうか。一方でITコンサルタントは年収が高い分、高い専門性が求められます。

本記事では、ITコンサルタントの年収事情に加え、他業種・未経験からITコンサルタントを目指す人に向け、求められる能力や転職活動のポイントなどについて解説します。ITコンサルタントへの転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ITコンサルタントの年収は高め

ITコンサルタントは年収が高いイメージがありますが、客観的なデータを見ても、その傾向はあらわれています。例えば経済産業省が2021年に実施した「デジタル時代の人材政策に関する検討会(第一回)」によると、ITコンサルタントの年収は800万~1,500万円です。

レバテックキャリアで公開されている中途採用の求人を見ても、想定年収が1,000万円をこえるものも少なくありません。また、外資系大手ITコンサルティングファームでは、新卒採用時の年収が400万円をこえているところもあります。

一方、厚生労働省が実施している「賃金構造基本統計調査(令和3年)」によると、ITコンサルタントが属する産業として分類されている情報通信業の平均年収(賞与含む)は581万円です。

データの年代に多少の違いはありますが、一般的な傾向として、ITコンサルタントの年収は情報通信業の中において高いといって間違いはありません。転職で年収をアップさせたいと考えている方にとっては、目指したい職種のひとつとなるでしょう。

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ITコンサルタントの年収が高い5つの理由

ITコンサルタントの年収が高いことは前章で述べた通りです。続いては、ITコンサルタントの年収がなぜ高いのか、考えられる5つの理由を紹介していきます。

理由1:高い専門性が求められる

ITコンサルタントの年収が高い理由のひとつが「高い専門性が求められること」です。

そもそもITコンサルの仕事には「経営上の課題をIT技術で解決すること」が求められます。経営上の課題を解決するためには、ITに関する全般的な知識が必要なことはもちろん、クライアントの業界のことをクライアント以上に知っておかなくてはなりません。そのため、ITコンサルタントは「製造業に強いコンサル」や「SCMに強いコンサル」など、専門分野を持っているのが一般的です。

また、コンサルタントとして成長していくためには、会社経営そのものについての理解も求められます。

理由2:常に学び続ける必要がある

常に学びを続ける必要があることも、ITコンサルタントの年収が高い理由のひとつです。

ITコンサルタントの仕事では、プロジェクトごとにクライアントが変わることも珍しくありません。クライアントが変わると、クライアントの業界のことや、仕事のやり方などを新たに学びなおす必要があります。

また同じクライアントであっても、「生産管理システムの導入」と「人員管理システムの導入」であれば、必要な知識は大きく異なります。生産管理システムであれば、E-BOM、M-BOMなど、部品管理などについての知識が求められます。人員管理の場合、社会保険などの知識が必須です。

もちろん、最新のIT技術についてもフォローしておかなくてはなりません。常に学び続けられなければITコンサルタントとして仕事を続けることは困難です。

理由3:実力主義である

コンサルティングの仕事はアメリカから輸入されたこともあり、外資系の文化を持つ企業が多く見られます。そのため、年齢や経験ではなく、実力で評価されるのが一般的です。着実に仕事をこなしていけば、年齢的には若手であっても高い年収を得られる可能性があります。

その一方で、実力が伴わない場合、年収には反映されにくいでしょう。また、コンサルティング業界では「UP or OUT(成長するか去るか)」という言葉もあります。良くも悪くもシビアな職場です。

理由4:精神的なタフさが求められる

精神的なタフさが求められることも年収が高い理由のひとつといえます。

ITコンサルタントに仕事を依頼するのは会社経営陣です。しかし、具体的な仕事は現場で働いているスタッフと共に行います。

ITコンサルタントの仕事に対して協力的なスタッフもいる一方で、「何もわかっていない外部の人間が余計な仕事を増やしに来た」と認識されることもあるでしょう。その場合、各種調整に粘り強い交渉などが求められます。

なかには、ITコンサルタントに対して高圧的に接する人や、無理難題を押し付けようとする人など、さまざまなタイプのクライアントがいます。

そういった人間関係の中でも成果を出し続けるためには、精神的なタフさが求められます。

理由5:仕事がハードである

働き方改革により改善されつつあるものの、ITコンサルタントの仕事は「クライアント以上に働くのを良しとする文化」が残っているケースも少なくありません。プロジェクトによっては長時間労働となることもあります。

一方で、ITコンサルタントの仕事は常に忙しいわけではありません。プロジェクトとプロジェクトの合間には余裕ができやすく長期間の休暇を取る人も多くいます。忙しいタイミングとそうでないタイミングがはっきりとわかれる仕事です。

ITコンサルタントの魅力

高い年収だけがITコンサルタントの仕事の魅力ではありません。ITコンサルタントならではの仕事の魅力について紹介していきます。

高い専門性・スキルが身につく

対象とする業界の専門知識や、経営に関するノウハウ、マーケティング、課題解決能力など、仕事を通じて得られる高い専門性や各種スキルは、ITコンサルタントならではの魅力です。それら知識の積み重ねは、ITコンサルタントとしてさらなる成長につながり、年収にも反映されるでしょう。

また、ITコンサルタントとして身につけたスキルは、さまざまな環境でも役立ちます。独立して会社を立ち上げるケースや、会社役員へ転職する人もいます。

年齢やキャリアではなく実力で評価される

前述した通り、ITコンサルタントの世界は実力主義です。年齢やキャリアよりも実力で評価されます。そのため、自分の能力を試したい方にはチャレンジしがいのある職場といえるでしょう。また、能力とモチベーションが高い同僚や上司に囲まれながら仕事をすることで、ビジネスマンとして成長しやすい環境であることも魅力の一つです。

仕事の成果が目に見えてわかる

仕事の成果が目に見えてわかりやすいこともITコンサルタントならではの魅力です。例えば在庫管理システムを導入した場合、その成果は、導入前後の倉庫にある在庫の量や生産性向上の度合い、費用対効果などが数値としてあらわれます。成果が目に見え、クライアントや社内、自身においても評価が明確になるため、モチベーションアップに繋がります。

未経験からITコンサルタントを目指すのは難しいのか

「未経験からITコンサルタントへの転職は可能なのか」と疑問に感じている人もいるかもしれません。

ITコンサルタントの求人が狭き門のため、未経験からの転職は簡単ではないのが現実です。しかし、未経験からの転職が不可能というわけではありません。実際、ITコンサルタントとして働いている人の中には、製造業出身やサービス業出身など、さまざまなバックボーンを持つ人が少なからずいます。

詳細は次章で詳しく述べますが、他業界・業種での経験がコンサルタントとして活きるケースは案外多いです。そのため、未経験からITコンサルタントへの転職を目指す場合、現職の仕事の知識・経験を積み重ねておくことも重要といえます。

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ITコンサルタントになるには|求められる知識・能力

続いては転職希望者に向けて、ITコンサルタントに求められる知識や能力について紹介します。ITコンサルタントに向いているタイプが気になっている方も参考にしてみてください。

顧客課題を解決できるIT知識

ITコンサルタントとしてクライアントにソリューションを提案するためには、課題に応じたIT技術を組み合わせる必要があります。機能を実装するだけではなく、処理能力やセキュリティなども考慮しなくてはなりません。そのため、ITに関する全般的な知識が求められます。

一方、ITコンサルタントがプログラミングまでを担当するケースはまれであり、プログラミング能力は必須ではありません。DBやWebサーバーなど、システムを構成する個々の設備に関する理解や、ERPなど各種システムのへ知識のほうが重要です。

場合によっては、RFIDやタブレット端末を使ったソリューションを提案・導入します。そのため、各種ガジェットへの知識・興味が役立つこともあるでしょう。

論理的思考力(ロジカルシンキング)

ITコンサルタントに必須といえる能力のひとつが論理的思考力(ロジカルシンキング)です。資料の作成やクライアントへの提案、社内での報告など、さまざまな場面で論理的思考力が求められます。特に第二新卒でITコンサルタントを目指す場合、技術や経験が少ない分、論理的思考力が重要です。

論理的思考力を体系的に学びたい方は、以下の2冊を読んでみてください。いずれも、コンサルティングファームの研修資料として使われることがある書籍です。
 


なお、目を通しただけでは、論理的思考力を身につけるのは非常に困難です。転職活動を始める前に、ゆっくりと時間をかけて取り組んでみてください。

専門性

ITコンサルタントに専門性が求められるのは先に述べた通りです。在庫管理に強いコンサルタント、ERP導入に強いコンサルタントなど、それぞれさまざまな専門性を持っています。

皆さんが今行っている仕事が、専門性として活きる可能性もあるでしょう。例えば、現職で品質管理を行っているのであれば、「シックス・シグマ」などを日常的に利用しているはずです。それらの知識は製造業向けのコンサルタントでも役立ちます。

あるいはERPの使用経験があれば、どういった点で使いにくさを感じるか、どう改善すべきかを理解しているでしょう。それは、ユーザー視点としてERP導入で活かせる知識・経験です。

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未経験からITコンサルタントを目指すためのポイント

続いては、未経験からITコンサルタントを目指すためのポイントについて解説していきます。

自分の専門性にマッチした求人を探す

未経験からITコンサルタントを目指すのであれば、自分のこれまでのキャリアを活かせるファームを探すのが鉄則です。製造業に強いファームであれば、製造業出身者は歓迎されます。サービス業出身者が製造業向けファームの門を叩いても、転職は難しいことは想像に難くないはずです。

物流に強いファーム、サービス業に強いファームなどさまざまなため、自分の専門性を活かせる求人を探してみてください。

転職理由を明確にする

ITコンサルへの転職に限りませんが、未経験から他業種を目指す場合、転職理由は重要です。「なぜITコンサルタントでなくてはならないのか」を明確にしたうえで、転職活動を行いましょう。なお、理由は採用担当者が納得できる内容でなければなりません。当然ですが、「ITコンサルタントは年収が高いから」では採用につなげるのは難しいでしょう。

試験対策を実施しておく

ITコンサルティングファームの中途採用では、論理的思考力や問題解決能力を測るための適正試験が行われることもあります。適正試験は最初の関門で、合格しない限り面接へは進めません。どれだけ立派な転職理由を考えても、それを披露する機会は巡ってこないことになります。どのような適正試験が行われるかを事前に調べ、対策を行っておくべきです。

転職エージェントを上手に活用する

「専門性にマッチした求人を探すこと」や「転職理由を明確にすること」が重要なのは先に述べた通りです。しかし、それらを個人で行うのには、限界があります。特に、現職の仕事を続けながらだと、使える時間が限られており、思うように転職活動が進まないかもしれません。

そこで、転職エージェントを上手に活用し、転職活動を効率的に進めることも大切です。転職情報の収集や書類のブラッシュアップなど、さまざまな面からのサポートを受けられます。転職エージェントの利用で空いた時間は、試験対策やロジカルシンキングの勉強に充てるなど有効活用してください。

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