性能よりも「使用感が重視される時代の必須スキル!エンジニアだからこそ学びたいUI/UXの基本UI/UXの勉強方法とは?定義や特徴、具体的な勉強方法を紹介

最終更新日:2021年3月24日

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UI/UXとは、日本語で「ユーザーとの接点」や「顧客体験」と翻訳されます。これまでUI/UXは主にデザインの世界で研究されてきたが、最近ではアプリケーション開発やWebサービスの設計にも深い関りを持っています。そのため、ITエンジニアのスキルアップにも役立つ概念です。ここではUI/UXの定義、重要性、勉強方法などについて解説しています。

1. UI/UXの定義、特徴、重要性

まず、UI/UXの定義や特徴について解説します。UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)は全く別の言葉で、類義語ではありません。UIの結果としてUXが喚起されるため、どちらかといえば「因果関係」を表す組合せだと言えるでしょう。そこで、UIとUXそれぞれの定義と特徴について整理していきます。

UIとは

UIを日本語に直訳すると、「境界線」「界面」「接点」となります。これが転じて、IT業界では伝統的に「接続口」を表していました。

一方、デザインの世界では、主にWebサイトやアプリケーションにおける「顧客接点」を指すことが大半です。「UI=ユーザーインターフェース(ユーザーとの接点)」という意味が転じて、ユーザーが入出力を行うポイントや視認できる部分、見た目、操作性などがUIと呼ばれています。

例えば、WebサイトのUI設計では、クリックするボタンの配置や形状、画面全体のレイアウト、画面遷移のパターンなどを細かく定めます。これらはすべて「ユーザーがいかにストレスなく操作できるか」を念頭に決められることが多く、UI設計の基礎的な知識が活かされる分野です。

後述のUXは、UI設計と因果関係があると考えられており、UX向上を想定したUI設計が近年のトレンドです。

UXとは

UXは「経験、体験」といった日本語で表すことができます。製品やサービスを使用した際に、ユーザーが得る体験や経験がUXです。

もう少しかみ砕いて言うと、いわゆる「使ったあとの感想」「使い勝手の良さ」などが該当します。「薄い」「軽い」「大きい」「明るい」「すぐ使える」など、ユーザーにプラスの感情を想起させるような体験・経験がUXです。どういった感想を提供したいかでUX設計は変わり、それに応じてUI設計も変わっていくことが多いでしょう。

なぜ今UI/UXなのか?

UI/UXが重視される理由としては、以下が考えられます。

モノ消費からコト消費への移行

世界的に、モノ消費からコト消費への移行が進んでいます。これは「所有」よりも「使用」「体験」へと消費トレンドが移行していることを意味します。多くの消費者は、モノを所有するよりも、モノを使用したときに何を得られるかが重要だと考えるようになりました。コト消費の世界では、「機械的に優れている製品」よりも「ユーザーに優しく、使い続けたくなるような製品」が人気を集めることから、UI/UXの重要性が高まっていると考えられます。

情報技術のウェアラブル化

スマートフォンやIoT機器の発達で、ユーザーの体とITの距離が縮まりました。ITが人間の体と接する時間が伸びたことで、使い勝手や使いやすさがより重視されるようになったと考えられます。

エンジニアにも必須のスキルに

UI/UXは、すでに単なるデザイン上の課題ではありません。性能よりも体験が重視される今、アプリケーションやサービスを開発するITエンジニアにとって、必須スキルに近いのです。UI/UXの考え方を身に着けることで、キャリアパスの選択肢を増やすことができるかもしれません。

2. UI/UXの勉強方法とおすすめツール

次に、UI/UXの勉強方法を解説します。

UI

UIの概念を身に着けるには、まず「UIデザインの原則」を学ぶことが大切です。書籍やWebサイトでUIデザインの原則に触れていきましょう。また、できるだけ多くの良質なサンプルに触れることも欠かせません。良質なサンプルに触れながら「デザイントレース(デザインの模写)」を重ねることで、徐々に評価されるUIのパターンが身についていきます。

UX

まずUXデザインのプロセスを学ぶことで基礎を固めていきましょう。そのうえで、使い勝手の良いサービスや著名サービスの実例を参考にしつつ「ユーザーに何を提供しているか」を分析するのです。

また、UIと同じようにサンプルを真似て模擬的にサービスのデザインを行うことでも、UXの基礎が身に付きます。

UI/UX共通

メジャーなIT企業が公開している公式リファレンスを読み込むことでも、UI/UXのスキルを高められます。

例えば、Apple社の開発者向けリファレンスである「HIG(ヒューマンインターフェースガイドライン)」(※1)やgoogle社の「マテリアルデザイン」(※2)などは、UI/UXの原則・トレンドを知るための良質な教材です。

さらに、動画スライドサイトなどを活用し、優れたUI/UX設計の概念を学ぶという方法もあります。

※参考1:Apple「Human Interface Guidelines - Design - Apple Developer」
※参考2:Google「Material Design」

UI/UX設計に役立つツールを知る

UI/UX設計では、複数のツールを使うことが多いです。そのため、以下のようなツールの知識を身に着けておくことも、スキル向上に役立ちます。

Sketch

Bogemian Coding社によって開発されたMac用のグラフィックデザインツールです。UIデザインにおけるメジャーなツールで、WebのUIデザインに特化しています。

Figma

サンフランシスコのFigma Inc.が提供しているデザインツールです。ブラウザから作業が可能で、Windows・Mac・Linuxなど複数のOSに対応しています。リアルタイムな共同作業が可能なツールで、複数人でUI/UX設計作業を行う際に使われます。

Balsamiq

WebアプリやデザインのUI設計を行う際に使われ、フロントエンジニアの世界では知名度が高いツールです。パワーポイントで資料を作成するようなイメージでUI設計が可能なことから、初心者でも扱いやすいでしょう。

Adobe XD CC

アプリケーションやWebサイト構築において、「プロトタイプ」を作成するためのツールです。UI設計のみならず、画面遷移やアニメーション、エフェクトなどUXに直結する部分までカバーしているため、UI/UX双方の学習に役立ちます。

コーディングレスで使用可能なツール

これらの他にも、コーディングレスでUI/UXを学べる以下のようなツールがあります。
 

  • Marvel App…一枚絵の状態から作成できるツール

    STUDIO…デザイン・公開・運用まで完結できるデザインプラットフォーム

    Webflow…HTML・CSS・Javascriptを自動生成してくれるデザインツール
     

3. UI/UXの勉強を効率よく進めるためのポイント

最後に、UI/UXの勉強を効率よく進めるためのポイントを、簡単に解説します。

独学だけに固執しない

UI/UX設計は「ペルソナ」「行動パターン」「心理」など技術的な要素以外の比重が高い分野です。スキルアップのためには、コーディングやデザインテンプレートの知識のみでは不十分かもしれません。セミナー参加やスクール活用によって先人の考え方を広く取り入れつつ、学習を進めてみてください。

複数人でプロトタイピングを行う

UI/UX設計は、チーム単位でレビューやブレストを重ねながら作業を進めるケースが大半です。この流れを模倣し、2~3人のチームを組んで相互レビューとプロトタイピングを重ねていきましょう。実際の現場で必要とされる視点・考え方が効率よく身についていくはずです。

4. まとめ

製品やサービスの機能性よりも「顧客体験」が重視される時代を迎えたことで、UIUXの重要性が高まっています。これまでは主にデザインの世界で研究されてきたが、最近ではアプリケーション開発やWebサービスの設計にも深く関与するようになっています。そのため、UI/UXを学ぶことは、ITエンジニアのキャリアアップにも役立つスキルだといえるでしょう。

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