プロダクトマネージャーとは?業務内容や年収、必要なスキル解説

最終更新日:2024年4月12日

プロダクトマネージャーは、プロダクト開発において全体の指揮を取り責任を持って開発を進める職種です。開発エンジニアのキャリアパスにも挙げられるプロダクトマネージャーについて、詳しい業務内容や年収、求められるスキルや関連資格などを紹介します。

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この記事のまとめ

  • プロダクトマネージャー(PdM)とは、プロダクト開発やプロダクト運用において責任を持ちマネジメントを行うポジションである
  • プロダクトマネージャーの仕事内容は多岐にわたり、プロジェクト規模によってはプロジェクトマネージャーと兼任する場合もある
  • プロダクトマネージャーになるには開発に関わる深い知識とスキルが必要で、「タスク管理が得意な人」「責任感が強く論理的にものごとを捉えられる人」が向いている

プロダクトマネージャー(PdM)とは

そもそも、プロダクトとは製品や制作物など、企業が販売する商品やサービスを指します。プロダクトには有形・無形は関係ありません。プロダクトは完成すると終わりではなく、消費者に長く選ばれ続けるために継続的に改善する必要があります。

このプロダクトに責任を持つのが、プロダクトマネージャー(PdM)です。プロダクトマネージャーの目標は「プロダクトを成長させること」に集約され、製品のライフサイクル全体を設計したり、プロダクトと市場やクライアントのニーズをマッチさせる役割を持ちます

プロジェクトマネージャーとの違い

プロダクト開発などの「プロジェクト」には、プロジェクトマネージャーが置かれるケースが多いです。プロジェクトマネージャーとプロダクトマネージャーが両方存在する場合もあり、違いが分かりにくいこともあるでしょう。

プロジェクトマネージャーとの違いには、受け持つ責任区分が異なる点が挙げられます。

・プロジェクトマネージャー…プロジェクトの責任を持つポジションで、品質やコスト、リソースなどの管理を行い、プロジェクトを円滑に進行させる

・プロダクトマネージャー…プロダクト全体の責任を持つポジションで、市場調査や顧客のニーズを汲み取り、需要と供給をマッチさせプロダクトを成功へと導く

ただし、プロダクト(商品開発)の規模によってはプロジェクトマネージャーが市場調査や顧客とのやり取りを行うなど兼任するシーンもよく見られます。

関連記事:プロジェクトマネージャーとは?役割・仕事内容・必須スキルを解説

プロダクトマネージャーの仕事内容

プロダクトマネージャーの仕事内容は多岐にわたり、プロダクトや業界によってもさまざまです。また、プロジェクトマネージャーとして各セクションの担当責任者になることもあり、一概には仕事内容を示せません。

そこで、基本的なプロダクトマネージャーの仕事内容をまとめました。プロダクトマネージャーを目指す人に向けて、具体的な業務を紹介します。

プロダクトの戦略・企画立案

プロダクトをスタートする前に、企画や戦略立案を行います。市場調査や競合分析を実施し、ターゲット設定や価格設定など具体的な戦略を行うのも、プロダクトマネージャーの役割です。

プロダクトの基礎となる企画や戦略では、市場における自社の立場やプロダクトの目的を把握する必要があります。クライアントへのアプローチも兼ねているため、プロダクトそのものの成功を左右する大切なフェーズです。

製品開発のマネジメント

プロダクトの開発が開始すると、プロダクトマネージャーは開発チームと協力しながら、具体的な仕様や設計を仕様書に落とし込みます。プロダクトの指標や開発プロセスごとのKPIの設定、試作品の制作などマネジメントする範囲は広く、業務は多岐にわたります。

プロダクト品質はもちろん、スケジュールや予算感なども考慮しながら進めるのが基本です。プロジェクトマネージャーと異なるのはこの点になり、プロダクトマネージャーは「全体的な開発プロセス」に関わるのが特徴といえます。

マーケティング戦略の立案

プロダクトの完成が目標ではなく、プロダクト開発の着地点はクライアントの提示する目標達成です。そのため、ローンチの手法や戦略立案、マーケティング全体の戦略も、プロダクトマネージャーが関わりながら計画していきます。

ローンチ後の継続的なマーケティング戦略も、受け持つ範囲です。プロモーションや広告、キャンペーンやフィードバックの収集・分析など、自社プロダクトの質を高めながら認知度を広められるかは、プロダクトマネージャーの手腕にかかっています。

プロダクトの改善・改良

継続してプロダクトを利用してもらうためには、改善や改良を重ねる必要があります。ユーザーのフィードバックや市場・トレンドの変化、競合情報も常にチェックし、状況にあわせてKPIの数値や売り上げも確認しながら、改善点を洗い出し改良します。

どこまで関わるかはプロダクトによりさまざまですが、多くの場合で開発後もプロダクトマネージャーは開発プロダクトに長期的に携わります。

プロダクトマネージャーの平均年収

プロダクトマネージャーのレバテックキャリアの求人情報を参考にすると、平均年収は約880万円です。国税庁の資料で出されている日本の平均年収よりも高く、高年収の職業といえます。

求人の中には1,000万円を超えるものも多く、企業やプロダクトによって年収の上下幅は広いです。本人のスキルや裁量、企業規模や業種によって年収は大きく異なるため、転職や業界によって年収アップも目指せると考えられます。

プロダクトマネージャーが知っておくべきフレームワーク

プロダクトマネージャーの仕事内容を見ると、さまざまな業務をこなす必要があります。個人のセンスや裁量だけでは解決が難しい複雑な問題も生じるため、いかに「現状をよりよくする引き出し」を持っているかどうかでプロダクトマネージャーの資質が問われます。
そこで、よりプロダクト開発がスムーズに進む基本のフレームワークをまとめました。フレームワークの習得や実践は独学でも身につけられるため、プロダクトマネージャーを目指す人は参考にしてください。

プロダクトの目的を明確にする「THE PRODUCT VISION BOARD」

THE PRODUCT VISION BOARDとは、プロダクトビジョンや目的、ターゲットや主要利益などを明確にするためのツールです。プロダクトマネージャーの業務では、まずプロダクトに取り掛かる前に「目標を設定する」とありますが、スタートアップ前の段階でこのフレームワークが活用できます。
THE PRODUCT VISION BOARDでは、4つの軸をもとにしています。

  • 1.作りたいプロダクトにどのようなニーズがあるか

    2.作りたいプロダクトのターゲットは誰か

    3.作りたいプロダクトを自社資源でどこまで生産できるか

    4.プロダクトの売上/利益はどのくらいか

シンプルなフレームワークですが、取りこぼしなくビジョンや戦略の方向性、プロダクトの価値などをチームに共有できる考え方です。

重要度を示す「Product Prioritization Framework」

プロダクトの開発段階では、搭載機能や手順の優先順位を決めることが重要なポイントです。Product Prioritization Frameworkは起こりうるさまざまな機能とタスクから、最も重要なものを洗いだす際に活用できるフレームワークです。

Product Prioritization Frameworkでも、4つの軸をもとに検討します。

  • 1.must-have:プロダクトに搭載するべき一般的な機能

    2.Wow!:製品のセールスポイントになるユーザーに新たな体験をもたらす機能

    3.neat:できればあったほうがよい機能

    4.who cares:あってもなくてもよい機能

以上の4つのポイントに分類すると、機能やタスクを比較し正しく取捨選択できます。情報共有をする際にも役立つため、開発ミーティングなどでよく使われるフレームワークです。

プロダクトの成長や改善につながる「AARRRモデル」

AARRRモデルとは、5つのステップから作られるフレームワークです。プロダクトの目的やなぜ開発を進めるのかの根拠を考える際に検討され、全体の周知のためにもよく使われます。

Acquisition
(獲得)
・ユーザーの獲得
・プロダクトを使用/利用してもらうフェーズ、顧客に認知してもらう段階のこと
Activation
(活動)
・ユーザーが実際に使用、利用するフェーズ
・ユーザーを活性化させる段階のこと
Retention
(維持)
・ユーザーが繰り返しプロダクトを使用するフェーズ
・MAU(Monthly Active User)を増やすとより活性化するため、MAUの意識が求められる
Revenue
(収益)
・継続的にユーザーがプロダクトを使用し、収益化を目指す段階のこと
・プロダクトに合った収益化が望ましい
Referral
(紹介)
・より多くのユーザーにプロダクトを使ってもらう、知ってもらうフェーズ
・SNSシェアなどの効果的なPRを行い、潜在顧客を増やす

プロダクトのUX(ユーザーエクスペリエンス)や成長の過程を理解し最適化するのは、プロダクトマネージャーの基本です。AARRRを使い、各段階のKPIを明確にできると、効果的な戦略が策定できるでしょう。

プロダクトマネージャーに必要なスキル・知識

プロダクトマネージャーの業務範囲は広く、プロダクト成功まで導くには豊富な専門知識とスキルが必要です。特に、マネジメント能力は必須といえるでしょう。

また、チームをまとめるポジションのため、コミュニケーション能力や分析力、問題解決能力も必要です。ここではプロダクトマネージャーに求められるスキルと知識をまとめました。

プロジェクトマネジメントスキル

プロジェクト全体の進捗管理を行うため、タスクの優先順位やチームへの周知など、高いマネジメントスキルが求められます。小さな点に注目して時間をかけるミクロな視点よりも、全体を俯瞰してほどよいこだわりが発揮できるマクロな視点が大切です。

マネジメントスキルを身につけるには、経験や実績で培うことが重要といわれています。普段から進捗管理を意識し、どうすれば端的で的確にメンバーへの指示が出せるかを考えておくとよいでしょう。

関連記事:プロジェクトマネージャーに役立つおすすめの資格と難易度を解説

情報収集力

プロダクトの目標や要件を明確にするプロダクトマネージャーは、マーケティング戦略や市場調査も行うため、情報収集力は欠かせません。

顧客目線に立って調査を実施する能力や、ニーズに合わせたプロダクト開発を行うため、日々更新される情報をキャッチする能力を磨きましょう。日々のニュースでトレンド動向をチェックするのはもちろん、SNSやアプリを活用した素早い情報収集も大切です。

分析力

分析力とは、データから読み取れる情報を最大化することです。情報収集力が求められると説明した通り、情報を正しく読み取り活用する分析力も同時に必要となります。
プロダクト開発ではデータ分析によってプロダクトの成長を評価するため、最適な施策を立案するためには欠かせない能力です。分析力は書籍などで習得できるほか、関連資格などの勉強でも触れることができます。

コミュニケーション能力

プロダクトマネージャーは全体を総括するため、一人で完結する業務はほとんどありません。マイペースに仕事できる環境でもないため、周りが何をしているのかを把握して、相手の立場や状況に合わせた指示・やり取りをする必要があります。

エンジニアやデザイナー、マーケターなど専門職とのコミュニケーションもあるため、相手の分野に精通しておくとスムーズなやり取りができるでしょう。

発想力

変化する市場状況や顧客の要求、効果的なPR手法などに迅速に対応するためには、知識を持つだけでは足りません。柔軟な発想力や瞬発力も求められ、オリジナリティも必要となる点に注意が必要です。

新しいアイデアやソリューションを生み出せるプロダクトマネージャーは、周囲からの評価も高いです。プロダクト開発とは、新しいものを生み出すものであることを認識し、従来の方法や前提に引っ張られることなく発想の転換ができる人材だと重宝されます。

技術的知識

マネジメントとは「指示を出す」ことがすべてではありません。指示を出し人を動かすだけなら、専門知識がなくても可能でしょう。しかし、プロダクトマネージャーになるとプロダクト全体を見通す必要があるため、直接制作に携わらなくても技術的な知識が求められる場面が多いです。

プロダクトのテクニカル面が理解できれば、技術チームとのコミュニケーションは円滑に進みます。細部まで熟知する必要はありませんが、チームからの信頼を得るためにも主要なテクノロジーやプラットフォームの基礎知識は押さえておきましょう。

ユーザー視点で考える力

プロダクトマネージャーのゴールとは、プロダクトの完成ではなくプロダクトの成功です。顧客の目標や理想の達成が優先されるため、ユーザー視点で考える能力は必要不可欠です。

顧客満足度を高めることを意識できると、プロダクトの価値を最大化できます。アプローチ方法や戦略にも影響するスキルであり、基本的な能力ですが忘れられがちなため、必ず意識しておきましょう。

プロダクトマネージャーに向いている人

プロダクトマネージャーにはさまざまなスキルが求められるため、簡単になれる職業ではありません。なおかつ複雑な業務をこなすには、ある程度適性を満たす必要もあるでしょう。

そこで、プロダクトマネージャーに向いている人の特徴をまとめました。「責任感が強い人」「タスク管理が得意な人」などのポイントを見ていきましょう。

タスク管理が得意

プロダクトマネージャーは一つのプロジェクトに注力するのではなく、プロダクト全体のタスクを管理する必要があります。優先順位を付け、各工程で起こる問題を回避・解決し、臨機応変な対応も求められるでしょう。

複雑な業務をスムーズにこなすには、タスク管理能力が必要です。時間配分ができ迷いがない、限られたコストや時間の中でできることを整理することが得意など、タスク管理が得意な人はプロダクトマネージャーの仕事に向いています。

責任感が強い

トラブルに対し矢面に立つ機会の多いプロダクトマネージャーは、責任感が強く、プレッシャーのある場面でもパフォーマンスが発揮できる人向きです。

責任感は通常業務だけで培えるスキルではなく、ある程度のメンバーをまとめた経験やリーダーの実績が役に立ちます。チーム全体に影響する特徴であるため、いざというときの判断力や行動力が発揮できる人は適性があるといえるでしょう。

論理的思考がある

論理的思考とはロジカルシンキングとも呼ばれ、ビジネスシーンには欠かせない思考・フレームワークです。具体的にいうと物事を体系的に捉え、整理して道筋を立て、矛盾なく考える思考法を指します。

プロダクトマネージャーは限られた時間の中でチームに情報を伝達したり、顧客と正しくやり取りしたりして、プロダクトの最大化をする必要があります。こうした思考には論理的な見方が大切なポイントです。論理的思考に理解がある人はプロダクトマネージャー向きです。

こだわりがある

プロダクトというと最新技術を駆使した、独創的で華やかなイメージを持たれることもあります。実際には地道な作業を根気強く繰り返す必要があり、「ユーザー視点」「開発チーム視点」「クライアント視点」などさまざまな方向性からプロダクトを見つめなくてはなりません。

細部に注視しすぎると俯瞰的な見方ができませんが、ある程度のこだわりは必要です。多忙な中で「このくらいはいいか」と手を抜くことなく、最後までこだわれる人は、プロダクトマネージャーに向いているといえるでしょう。

プロダクトマネージャーにおすすめの資格

プロダクトマネージャーになるために、資格の取得を推奨する企業もあります。資格は自分のスキルや知識を実証するだけでなく、他分野への転職にも役立つものです。

ここではプロダクトマネージャーに関連するITストラテジスト試験や、プロジェクトマネージャー試験などを紹介します。

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験とは、IPAが実施する国家試験です。高度IT人材に向けて必要知識を認証する資格であり、多数の資格の中でも最難関といわれています。

ITストラテジストとは、高度なITの知見・スキルを活用し、企業課題の明確化や業務効率化、IT戦略を策定する専門職です。プロダクトマネージャーの業務とも関連が深く、取得は狭き門とはいえキャリアアップや学習のためには利用できる資格といえるでしょう。

受験料 概要 難易度 合格率
7,500円(税込) ・IPAが実施する国家試験であり、ITを活用した事業戦略の策定から提案、推進まで高度IT人材への必要知識を実証する ・数ある情報処理技術者試験の中でも最難関とされるほど高難易度 15.5%
(令和5年度春期)

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験もITストラテジスト試験と同じく、IPAが実施する国家試験です。プロジェクト責任者に求められる知識とスキルを実証する資格試験であり、試験を通してプロジェクトのスケジュールやコスト、品質管理などへの理解が深められます。

プロダクトマネージャーは、プロジェクトマネージャーと同じ業務を行ったり兼任したりする場面が多いです。プロジェクトマネージャーからのキャリアパスとしてプロダクトマネージャーが存在することもあるため、スキルのブラッシュアップとして活用するのも一つの手段です。

受験料 概要 難易度 合格率
7,500円(税込) ・プロジェクトマネージャーに必要な実践的スキルや知識を実証する資格試験
・試験には記述式と論述式があり、選択問題だけでは回答できないため合わせた対策が必要
・合格率が低く専門的な知識が要求される高難易度試験 13.5%
(令和5年度秋期)

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験もIPA実施の国家試験です。業務の分析、要件定義や外部設計など、上流工程を受け持つシステムエンジニアにとって必要な知識を身につける目的で実施されています。

例年の合格率は15%以下と相当低いのも特徴です。難関試験の一つとされており、業務モデルの全体を見通せるスキルを身につけるため、プロダクトマネージャーに役立つ内容です。

受験料 概要 難易度 合格率
7,500円(税込) ・上級システムエンジニアに必要な専門知識を身につける試験
・試験はテクノロジ系、マネジメント系などカテゴリに分けて構成される
・資格偏差値は68ともいわれており、合格率から見ても難易度が非常に高い試験 15.8%
(令和5年度春期)

プロダクトマネージャーになるには

プロダクトマネージャーになるのに、必須資格はありません。ただし、実証が難しい高度なビジネススキルと専門知識が必要となるため、資格試験は一定の効力があると考えておきましょう。

さまざまなポジションの上に立ち、全体をマネジメントするプロダクトマネージャーは、営業やエンジニアなどプロダクト経験者がキャリアアップして就任することがほとんどです。つまり「この職業でスキルを積めばプロダクトマネージャーになれる」というものは存在しませんが、一方でどんな職業だとしても目指すことはできます。

自社で商品開発を行っている、プロダクトが活発な場合は、経験を積んで成果を出したうえでプロダクトマネージャーに希望を出すのが、一般的なキャリアパスです。

プロダクトマネージャーのキャリアパス

プロダクトマネージャーからのキャリアパスには、以下が挙げられます。

  • ・シニアプロダクトマネージャー

    ・プロダクトディレクター

    ・CPO(最高プロダクト責任者)

実際には企業により名称や立場はさまざまですが、大規模なプロダクト開発だとプロダクトマネージャーを総括するポジションも用意されています。

プロダクトマネージャーに関するよくある質問

プロダクトマネージャーの業務内容は、プロダクトの進捗管理や各種マネジメントなど、非常に多彩です。また、高収入なため、キャリアアップとして目指す人も多いでしょう。

そこで、プロダクトマネージャーとは何かを簡単に知るために、よく聞かれる質問をまとめました。一つずつチェックしていきましょう。

Q1.プロダクトマネージャーはどのような仕事ですか?

プロダクトマネージャー商品・製品・生産物など有形無形を問わない企業が売り出すもの「プロダクト」に関する職種です。プロダクトマネージャーはこのプロダクトを開発するフェーズやマーケティング・PR、製品ライフサイクルなど細部を管理・保守します。プロダクトのローンチ後のケアも行う場合がほとんどです。

Q2.プロダクトマネージャーの年収を教えてください

プロダクトマネージャーのレバテックキャリアの求人情報を参考にすると、平均年収は約880万円です。日本の平均年収よりも高く、高年収の職業といえます。1,000万円を超えるプロダクトマネージャーの年収も多く、分野や企業、個人の実績や裁量によって年収が左右されます。

Q3.プロダクトマネージャーにはどのような人が向いていますか?

プロダクトマネージャーの基本は「プロダクトの目標や成功を達成させる」ため、以下の特徴がある人が向いています。

  • ・責任感が強い

    ・時間配分などタスク管理が得意

    ・論理的思考ができる

    ・ものづくりに興味を持ち、こだわりを持って仕事に取り組める

まとめ

プロダクトマネージャーとは、近年新しく認知が広まっている職業です。プロダクト開発には欠かせないポジションであり、深い専門知識と幅広いスキルが求められます。しかし、まだ馴染みが薄いため、プロダクトマネージャーを目指そうと思ってもどうキャリアプランを組んでよいか悩む声も多いです。本記事を参考に、プロダクトマネージャーへの理解を深め、キャリアパスに活用しましょう。

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この記事の監修

レバテックキャリア編集部

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