VB.NETエンジニアの転職で高年収を狙うには、リーダー職以上のポジションを目指す必要ありVB.NETエンジニアの転職で評価されるスキルや知識、経験とは

最終更新日:2020年3月25日

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VB.NETは、デスクトップアプリケーション型の業務システムなどの開発などで使われてきた言語です。業務システムの形態はWebアプリケーション型(ブラウザ上で使用するアプリケーション)に移行してきてはいますが、現時点では、既存システムの改修などで底堅い需要があります。
この記事では、VB.NETエンジニアの需要状況や転職時に評価される知識とスキル、年収例などを解説します。

1. VB.NETエンジニアの需要

まず、VB.NETの需要が高い領域について解説します。最近ではVB.NETを用いた新規開発の案件はほとんどありませんが、既存システムの運用・保守業務や追加機能の開発においては根強い需要があります。具体的には、以下のような案件で用いられています。

業務システム(デスクトップアプリケーション)の開発

VB.NETは、製造業や流通業などの業務システムの機能追加や保守案件での需要が多くあります。VB.NETはほとんどの企業が採用しているWindows OSとの相性が良く障害が起こりにくいため、安定性・堅実性を重視する企業では依然としてVB.NETでの開発が続いています。開発するシステムは、会計システム、販売管理システム、生産管理システム、物流システムなどの、主に基幹系と呼ばれるシステムが多いでしょう。

VB6.0からの移行案件

VB.NETエンジニアは、VB6.0からの移行案件でも一定の需要があります。
企業にもよりますが、業務システムは10年〜20年と非常に長い期間に渡って使われる傾向があります。VB6.0は1998年に登場した開発言語ですが、2020年現在でも多くの企業がVB6.0で開発したアプリケーションを現役で使用しています。しかし、VB6.0のサポートは終了しており、今後使い続けていくのはセキュリティ性やメンテナンス性の面から厳しい状況です。この問題の解決手段として最も一般的なのがVB.NETへの移行なのです。

Webアプリケーションの開発

需要は少ないですが、Webアプリケーションの開発にもVB.NETが使われることがあります。近年のWebアプリケーションの開発はPHPやRubyなどが主流ですが、社内の業務システムがVB.NETであるがゆえに新規のWebアプリケーション開発もVB.NETで行うというケースがあります。開発にあたって新たにPHPやRubyスキルを持った人材を多数採用しなくて済むためです。

2. VB.NETエンジニアとして転職する際に評価されるスキルと知識、経験

次に、VB.NETエンジニアとして転職する際に評価されるスキルと知識、経験を需要がある分野別に解説します。

業務システム(デスクトップアプリケーション)の開発で評価されるスキル・知識・経験

VB.NETでの業務システム開発経験
販売管理システムや在庫管理システムなど、特定の業務システムの開発経験があると評価につながります。業務系システムの基本機能は似通っているケースが多く、過去の経験から効率的に設計や開発が行えるためです。加えて、在庫管理業務などの業務設計経験もあると、上流工程での活躍も期待され、より高い評価につながるでしょう。

データベースを使用した開発経験(SQLスキルを含む)
業務システムでは、SQL ServerやOracleなどのデータベースを利用するケースがほとんどです。データベース操作はSQLを使って行うため、SQLスキルが必須になります。業務システムは、膨大なデータ量から指定された条件でデータ抽出する機能などを実装するケースが多く、SQLスキルによってデータ抽出速度が大きく変わります。よって、SQLのパフォーマンス改善経験や抽出速度の高いSQLを組んだ経験があると評価につながるでしょう。
また、VB.NETでDBに接続する方法は複数ありますが、現在主流となっているADO.NETは押さえておくべきでしょう。

サードパーティー製開発ツールを扱うスキル
VB.NETではアプリケーションの画面や帳票のフォーマットが提供されており、これらを簡単に作成することができますが、顧客によってはよりデザイン性の高い画面や帳票を求められることがあります。このような時に採用されるのがグレープシティ社の表計算作成支援ツール『Spread』や帳票作成ツール『ActiveReports』などのVB.NETと合わせて使うサードパーティー製開発ツールです。案件によってはこれらのツールを採用するケースも比較的多いため、一通り扱うことのできるようにしておくと良いでしょう。

ストアドプロシージャの知識
ストアドプロシージャとは、特定条件でのデータ抽出などのデータベース処理を予めデータベースに登録しておく処理のことを言います。ストアドプロシージャは、データ抽出などのパフォーマンスが高いため、多くの業務システムで活用されています。

Webシステムの開発で評価されるスキル・知識・経験

ASP.NETを扱うスキル
ASP.NETとは、マイクロソフト社が提供しているWebアプリケーション開発用のフレームワークです。ASP.NETを使うことで簡単にWeb画面やバックエンド機能の開発を行うことが可能になります。VB.NETでのWebアプリケーション開発は、ASP.NETを使った開発がスタンダードであるため、Webシステム開発案件での採用を目指す際には必須のスキルです。

HTMLとデザインのスキル
ASP.NETを使うことで、HTMLコードを書かなくてもWeb画面を作ることはできますが、細かいデザイン変更などはHTMLで行うことがあります。加えて、業務系のWebシステムはデザイン性が低いケースが多いため(ASP.NETによって、デザインスキルがなくても画面を作成できるため)、デザインスキルを有していると高評価につながります。

JavaScriptを扱うスキル
Webシステムの開発においては、VB.NETで実装できるのはサーバー側の処理だけです。よって、クライアント側の処理はJavaScriptでコーディングする必要があります。JavaScriptは、VB.NETエンジニアに限らずWeb開発案件で高い評価を得られるスキルであるため、優先的に習得すると良いでしょう。

VB6.0からの移行案件で評価されるスキル・知識・経験

VB6.0から他言語への移行経験
VB6.0からVB.NETへの移行は、マイクロソフトが提供する変換用ツールを使用するのが一般的です。このツールは業務システムの開発やWebシステムの開発では使わないため、移行案件を扱う際に、既に経験があるVB.NETエンジニアは重宝される傾向にあります。

3. VB.NETエンジニアの年収例

最後にVB.NETエンジニアの年収例を紹介します。

SI企業におけるシステム開発

【想定年収】400~600万円
【業務内容】
・生命保険会社や製薬会社向けの業務システム開発
【必要なスキル・経験】
・C、C#、VB.NET、Java、PL/SQLなどの言語スキル
・ERP、SAPなどの業務システムの利用経験 など

SI企業におけるシステム開発

【想定年収】260~450万円
【業務内容】
・VB6からC#.NETへの移行作業
【必要なスキル・経験】
・VB.NET
・VB6.0、C#.NETでの1年以上の開発経験
 
年齢や求められるスキルによって幅がありますが、VB.NETエンジニアの年収は400万~600万円程度が相場です。コーディングを中心とした下流工程を主に担当するポジションのVB.NETエンジニアの年収は、RubyやPythonといった他の言語と比較して低い傾向にあります。よって、プログラミングスキルを活かして年収アップを目指すのであれば他の言語を選択した方が良いでしょう。
 
VB.NETエンジニアとして更に高い年収を目指すには、プロジェクトマネジメントスキルや要件定義などの上流工程のスキルを習得し、リーダー職以上のポジションを目指す必要があります。
また、金融系や自治体系のシステム開発案件は年収が高くなる傾向がありますので、そのような案件に絞って就職活動をするというのも1つの方法です。

4. まとめ

VB.NETは将来的に大きな発展を遂げるとは言い難いですが、既存システムの運用・保守業務や追加機能の開発では一定の需要が続いています。同じ.NET Framework系であるC#.NETやASP.NETでの開発経験や、データベースを用いた開発など幅広い経験を積むことで、より多くのVB.NET案件に対応できるようになるでしょう。
 

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