じげんが語るスクラム開発に絶対に取り入れたい3つの改善点

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最近話題の「スクラム開発」というワード。
スクラム開発を導入し、成果を上げた企業もよく紹介されています。
導入を検討されている企業、既に導入されている企業も多いのではないでしょうか。

5月21日のヒカ☆ラボでは、そんなスクラム開発について株式会社じげんの田口氏がお話してくださいました。
株式会社じげん 田口氏【スクラム開発の広め方】レポート

今回はそのヒカ☆ラボでじげんの経験から語られた「スクラムに必要な3つのひみつ道具」。そして、「絶対に改善すべきポイント」をピックアップしてご紹介します。
 

1. スクラムに必要な3つのひみつ道具

まずは、スクラム開発初心者の方に向けて、スクラム開発に必要な3つのツールをご紹介。

①デイリースクラム

社員数人が集まり、オフィスの一角でデイリースクラムを行っている写真


デイリースクラムとは、「朝会」のようなチームミーティングを指します。

業務の進捗報告や情報共有が目的です。
デイリースクラムではスクラム開発に必要な情報や進捗の「見える化」を進める上で必須のミーテティングなのだそう。

②カンバン

スクラム開発で重要なカンバンの写真。線が引かれたカンバンには多くの付箋が貼られている


スクラム開発の象徴とも言えるカンバン。

プロジェクト全体で「誰が」「いま」「何を」しているかが一目で分かるようホワイトボードで管理します。

上の図では左から順番に、ストーリー・タスク・ToDo・Doing・Doneと書かれています。

まず、ストーリー(ビジネス要求)を細かいタスクに割り振りし、一定期間にできるものをTodoへ。
今やっているタスクについてはDoingに入れ、終了したタスクはDoneで管理します。

カンバンを用いることで「自分が今どんな仕事を抱えているのか」や「周りの人が今何をしているのか」を
瞬時に把握できるようになります!

③KPT

「Keep」「Try」「Probrem」と書かれたカンバンに、付箋が貼られている写真

KPTとは
K(キープ)ー良かったこと、継続すること
P(プロブレム)ー問題点
T(トライ)ーその問題をどのように解決するか
の頭文字をとったもの。

チームでスプリント(一定期間)ごとに、このKPTのフレームワークで振り返りを行います。

じげんでは、スプリントを1週間と設定し、KPTによる振り返りを実施。

KPTにはチームメンバーが抱える課題を「見える化」させるという効果があり、
問題解決に非常に有効に働くのだそうです。

KPTについて「もっと詳しく知りたい!」という方は、田口氏おすすめの書籍【これだけKPT】をご参照ください。

2. これだけは絶対に取り入れたい3つの改善

次に、既にスクラム開発をすでに導入する方に向けて
じげんの経験から田口氏がおすすめするスクラム改善点をご紹介します。

①スクラム×Trello

アプリ「Trello」でタスク管理をしている写真


1つ目の改善ポイントは、スクラム開発と「Trello(トレロ)」というタスク管理サービスを組み合わせることです。
Trelloとは「web版カンバン」です。

Trelloでは、タスクを「カード」として作成し、ToDo、Doing、Doneのエリアに
進捗ごとにカードを置き換えタスクを管理します。

スクラム開発に必要不可欠なカンバンと連動させて使うことでより、より正確なタスク管理を行うことができます。

②朝会のお題

お題が書かれ、付箋が貼られている黒板の写真


「朝会で決められたお題について、メンバーが持ち回りで話していく」

たったそれだけのことで、毎日の仕事を明るく始められる効果があるそうです。
話の中で、メンバーの意外な一面を垣間みることもでき、チーム全体でコミュニケーションが増加します。

他愛ないように見える会話の積み重ねがチームの連携を深めるんですね。

③必ず問題を解決するKPT

黒板に貼られた付箋に手をのばす女性とその周りでタスクを見ているメンバーの写真

じげんのKPTでは、「1人1個のProblemを出す」というルールを設定しているそうです。
メンバー全員が責任をもって問題点を出し合い、出てきた課題はMTG中にTRYを決め、解決します。

「必ず1つは問題点を挙げなければならない」

という適度な緊張感を持つことで、業務を高速で改善できるのですね!

3. まとめ

スクラムでプロジェクトを成功させるために「自分のチームにスクラムをフィットさせること」がとても大切なのです。
とはいえ、新しい開発手法を取り入れるのはなかなか難しいですよね。

そんな時は、実際に成功されている事例を参考にされるのはいかがでしょうか。

今回はじげんの事例をもとにレポートをお届けしましたが、今後もスクラム開発を取り入れた企業の手法についてお伝えする機会があれば、随時ご紹介したいと思います。

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