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家庭とエンジニアリングの両立は可能フレックス、在宅、時短。パパエンジニアを支える「waja」のワークスタイル

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昨今のバズワード的な「イクメン」に見られるように、世の中の流れとして家事や子育てへ父親が積極的に参加することが求められてきつつある。一方で、「プロジェクトの状況によってはなかなか帰れないこともある」「プライベートの時間もスキルアップを求められる」というように、時間に追われることの多いエンジニアにしてみれば、「家族のための時間をとる」のは遠い話のように聞こえるかもしれない。

そんななか、今回お話を聞くのは、海外ファッションアイテムを取り扱ったCtoCのマーケットプレイスを提供する株式会社waja(以下、waja)でエンジニアを務める安藤 大輔氏。2016年6月現在、7歳と4歳のお子さんを持つ安藤氏は遅くとも19時に退社し、できるだけ家庭の時間を持つようにしているのだという。かつては「業務が終わってから、退社する前に技術書を読む」「気になる勉強会は積極的に参加」とハードワーカーだったという安藤氏が、どのようにして家庭の時間を作っていったかを伺った。

安藤 大輔(あんどう だいすけ)氏
1977年生まれ。理論物理学(原子核・素粒子)を専攻し、大学院修士課程修了後は、プログラミング経験なしで受託開発のエンジニアとなる。受託開発を2社、7年ほど経験し、2009年に株式会社wajaへ入社後、現在に至る。インフラ・ミドルウェア設定/構築、プログラミング、設計、開発環境構築、仕様策定、企画、社内ネットワーク整備、マネジメント等、幅広く担当している。

子どもを持つスタッフでも安心して働けるwajaのワークスタイル

―最初に安藤さんの仕事内容を教えてください。

安藤氏:海外ファッションアイテムを取り扱った、CtoCのマーケットプレイスを提供するwajaでエンジニアをやっています。基本的には必要な業務全体に関わるかたちです。今でしたら、インフラの設計や構築だったり、アプリケーションの開発だったりを行っています。

そのほかにも、フロントエンドに関わることもあれば、開発環境の設定や構築なども手がけることもありますね。社内にいる企画を立てる担当や仕様を決める担当と連携して仕事を進めるため、上流から運用まで一貫して関わっています。

―安藤さんの1日のタイムスケジュールはどういった流れでしょうか?

安藤氏:日によって違いますが、ざっくりお伝えすると以下のような流れですね。

wajaの勤務時間は「朝9時から10時の間で出社する」「17時以降は自分の裁量で退社する」というのが基本です。

僕の場合は幼稚園に通う4歳の子どもがいるため、フレックス制度を利用しています。毎日ではないですが、妻の体調が悪いときなどに幼稚園の送り迎えをするときは、フレックス制度で出社・退社時間を調整しています。

―安藤さんのお宅はどんな家族構成なのでしょうか?

安藤氏:2016年6月現在、妻と7歳・4歳になる2人の子どもと僕の4人家族です。妻は専業主婦なので基本的には家庭のことをみてもらっていますが、任せきりにするのではなく、僕も家事や育児で手伝えることからやっています。

―先ほど少しお話に出ましたが、wajaのワークスタイルについて詳しくお話を聞けますか?

安藤氏:wajaには育児や介護などの事情で勤務時間の調整を望むスタッフに向けて、通常の勤務スタイル以外に「フレックス制度」「短時間勤務制度」「在宅勤務制度」が用意されています。

「フレックス制度」では1日8時間勤務(コアタイムなしで)が基本になっていて、1日の勤務時間が8時間よりも増減した場合は当月内で勤務時間を調整できるようになっています。「短時間勤務制度」は9時から 18時の間で5~7時間勤務すればよく、残業はありません。「在宅勤務制度」は、月ごとの所定労働日数の半数までは在宅で勤務してよいという制度で、他の制度とも併用することもでできます。

「極端な話、フレックス制度と在宅勤務制度を利用すると『今日は在宅で1時間勤務しました』ということも可能」だという

―家庭の事情に合わせて柔軟に働ける制度なんですね。それらの制度はどのぐらい利用されているのでしょうか?

安藤氏:利用状況としては、要件を満たしたスタッフはほぼ100%で何らかの制度を利用しています。「短時間勤務制度」を利用しているのは現状だと女性スタッフのみですが、「フレックス制度」や「在宅勤務制度」は男性スタッフも利用しています。

―どういった経緯で制度が整っていったのでしょうか?

安藤氏:2006年にサービスが開始してから会社が成長していくにつれて、「子どもが生まれた」というスタッフが社内に何人か出てきました。女性スタッフの割合が多い会社ということもあり、そうした人たちが働きやすいように制度ができていったんです。

以前は午前中を休むと全休扱いになっていまして、有給の消化が必要以上に進んでいくということが起こっていました。たとえば「子どもの具合が悪いので、病院に連れていった後に出社します」という状況ですと午前中が丸々潰れるというのもザラですよね。そういった状況から、有給消化率の最適化を目指そうという動きがあり、制度が整備されていきました。

業務の責任が大きい中、家事・育児をできる限りサポート

―お話を聞く限りwajaはとても働きやすい環境のようですが、安藤さんのお宅でお子さんが生まれたときも特に問題なく働けていましたか?

安藤氏:うちの場合、第一子は前職で生まれ、wajaで生まれたのは第二子なんですが、そのころのwajaには「短時間勤務制度」はありましたが、「フレックス制度」や「在宅勤務制度」はなかったんです。

また、当時のwajaはエンジニアが僕を含めて2人しかおらず、しかも2人とも出産予定日が2013年3月で2週間しか違わないという状況だったので、業務が回るのか不安でしたね。ちょうど3月は繁忙期でもあり、通販がすべてのwajaでは障害が発生すると売上に大きな影響が出ますので、とても心配していた記憶があります。結局はエンジニアが2人しかいない以上、「働くしかない」と割りきってやっていました(笑)。

―エンジニアが2人だけという状況で、奥さまが産休・育休に入ってから家事や育児はどの程度関わっていましたか?

安藤氏:実は出産直後の2日間に手伝ったぐらいで、あとはなるべく早く帰るぐらいでした。出産後の1ヶ月ぐらいは父母が手伝いに来てくれましたので、そのことは深く感謝しています。振り返ると、生後6~7ヶ月ぐらいまでが大変だったので、妻と「そのときにフレックス制度があればよかったのにね」とよく話しています。

「今はサーバーもクラウドなので、エンジニアはリモートでも働ける環境が整っている」と話す

―その当時で印象に残っていることはなんですか?

安藤氏:いろいろありますが、ひとつは子どもを寝かしつけることですね。生後6~7ヶ月ぐらいまでの子どもって2時間おきぐらいに目を覚ましてグズるんですよ。もちろん夜中でも起きてきますから、まとまった睡眠時間はなかなかとれません。

子どもが起きたことに気付くのはやはり妻の方が多く、しかも妻があやさないと子どももなかなか落ち着かなかったりするので、妻の負担が重たくなっていました。それでも僕が起きられるときはできるだけあやして、妻に少しでも眠ってもらおうと思っていましたね。生後7ヶ月ぐらいを過ぎると夜にある程度まとまった時間寝るようになってくるので、多少こちらの睡眠時間を確保できるようになってきますが、そこまでは精神的にも肉体的にも大変でした。

―具体的な家事や育児の役割分担はどうしていましたか?

安藤氏:あまりキッチリ分けずに、お互いがやれるタイミングでやれることをやるかんじでした。赤ちゃんが泣き出したらミルクを作って飲ませたり、朝早く起きられたら朝ごはんを作ったり。

今もそうなんですが、基本的には掃除や洗濯などの家事は先に動ける方がやる形ですね。とはいえ、妻は専業主婦なので家庭のことの大部分はやってもらっているため、僕のメインは子どもと遊ぶ担当になっています。休日に子どもを公園へ連れていって、ザリガニ釣りをしてみたり、と他愛もないことですが、たまには妻に自分1人の時間を持ってもらおうという思いもあります。

―奥さまだけに家庭のことを任せきりにせず、安藤さんも協力されているんですね。

安藤氏:ですが、妻からすると「洗濯物はそう干さないんだよなー」「今やってほしいのは、それじゃないんだよなー」みたいに、やり方の違いが気になることがあるようですね(笑)。ただ、そのへんはお互いを尊重して、「相手がやってくれたことに対しては文句を言わない」といった話をしたこともあります。

子どもが生まれることでワークライフバランスを意識するように

―家庭を大事にされる安藤さんですが、お子さんが生まれる前と後では何か心境の変化はありましたか?

安藤氏:独身時代や妻と2人きりのときからすると、ワークライフバランスをとても意識するようになりましたね。独身時代は夜遅くまで仕事をしても平気でしたし、飲みに誘われたら気軽に行っていましたが、今はなるべく早く帰って家族の時間を作るようにしています。

―早く仕事を切り上げるために、具体的にはどのようなことに気を付けていますか?

安藤氏:1つは「決断を早くする」という点ですね。たとえば、何かをやる/やらないを検討するというような物事を検討する際は、決めるための時間を早くするために悩みすぎないようにしています。もう1つは、作業ごとに割り当てた時間の枠の中で収まるように意識するという点です。

そうしてできるだけ早く帰るようにして、「夕飯の洗い物をやる」といったように平日は少しでも手伝える家事はやるようにしています。そうすることで、夜に妻と話す時間ができるなど、時間の余裕が生まれます。おかげで寝る時間も早めになる分、朝起きるのも早くなって…とうまく循環するようになりましたね。うまく時間をやりくりして家族のために時間を使っていくイメージです。

できるだけ早く帰り、家族一緒に晩ごはんを食べることが楽しみなのだとか

―やはり時間を意識することは大切なんですね。

安藤氏:そうですね。特にエンジニアは「仕事なのか、そうでないのか」がグレーな部分が結構あると思っています。今までは10~20時でメインの業務をやって、一息ついたなというところから新しく買った技術書をパラパラ見始めたりしていました。そこから実際に手を動かして試して…、とやっていくうちに22時ごろになってようやく会社を出るといったこともあります。

今ではこういった「新しい技術をちょっとかじってみる」といったことは、会社にいる10~19時の間で、仕事の中に組み込むようにしています。その分、試す技術は本当に必要なものを選定していますし、仕事を時間内に終わらせるよう集中する必要はあります。

―エンジニアですと土日に勉強会に行かれる方も多いと思いますが、安藤さんはどうでしょうか?

安藤氏:僕の場合は、よほどの内容でなければ夜のセミナーや土日の勉強会に出ることはめっきりなくなりました。直近だと日本Javaユーザーグループのセミナーに1つ参加したぐらいですね。

現状ですと「僕がいないと困る」という家庭状況ではないので、妻から「もっと勉強会に行く回数を減らして」といったことを言われたわけではなく、今やらなくちゃいけないものだけを自主的に厳選しています。やってみると「意外と平気だな」と感じる部分もあって、今までは「厳選していなかったのかな」という印象です。

それでも「物足りない」と思うことはあるそうで、ある程度は見切りも肝心だと述べる

「仕事」と「家庭」は自転車の両輪のようなもの

―最後に、安藤さんにとって「仕事」と「家庭」はそれぞれどんなものかを聞かせてください。

安藤氏:私にとって「仕事」と「家庭」は、自転車に例えると両方の車輪のようなものですね。どちらかの調子が悪いと、自転車自体が進まなくなる。なので、どちらも充実して初めて快適に進んでいくと。ただ、究極的には「『仕事』と『家庭』のどちらを取るのか」と問われたら、最後は「家庭」になるのかなと思います。たとえば大災害が起こったとしたら、まず家族のことが心配になりますよね。
 

レバテック営業担当「向井達也」から一言!

wajaのワークスタイルを生かし、仕事と家庭を両立させる安藤さんに脱帽

 

今回のインタビューでは、ライフイベントや家族の状況に合わせて柔軟に働けるwajaの制度が印象的でした。この働きやすさは業界でもなかなか珍しいのではないでしょうか。ですが、単に働く時間を短くしただけでは業務はこなせませんし、家庭の時間を作ることもできません。安藤さんの時間の使い方は、参考になるところも多いのではないでしょうか。もしwajaへ興味をお持ちになった方は、レバテックへお気軽にご相談ください。

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