テックリードとは?役割や仕事内容、必要なスキルについて解説

最終更新日:2024年6月28日

テックリードとは役割の名称であり、プロジェクトにおける開発チームのリーダーとしてチームを牽引するポジションです。プロジェクトによってはテックリードがいないケースもあるでしょう。

しかし、ソフトウェアが長期的に安定して稼働するためには、メンテナンスのしやすさとセキュリティが高いことが欠かせません。テックリードは、その品質担保に責任を負う立場で、プロジェクトにおいて存在価値が高いといえます。

本記事では、テックリードの役割や仕事内容、テックリードになるために必要なスキル、将来性について解説します。

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この記事のまとめ

  • プロジェクトにおいて成果物の品質は組織の信頼性につながることから、品質担保の責任を負うテックリードの存在が重要視されている
  • テックリードは開発チームのリーダーで、コミュニケーション力やリーダーシップ、専門性の高い技術力が求められる
  • テックリードの存在がチームメンバーの心理的安全性を保ち、チームに一体感が生まれる

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テックリードとは

システムやソフトウェア開発において、技術面でエンジニアチームを牽引するリーダーがテックリードです。企業ではCTOが技術面の全社的なリーダーであるのに対し、テックリードはプロジェクト単位やチーム単位でのリーダーです。役割は似ていますが、責任範囲に差があります。

もともと欧米で認知されてきたポジションであり、日本ではまだあまり馴染みはありません。IT市場の拡大に伴い、国内でもエンジニアチームのリーダーとしてテックリードが認知されるようになりました。

国内におけるソフトウェア開発のエンジニアは、個人に割り当てられている担当範囲を黙々とこなしていくことが多いです。しかし、プロジェクト単位で1つの成果物を仕上げるためには、同じゴールに向かって各エンジニアが作業する必要があります。そこで技術面でチームを牽引するポジションとして、テックリードという職位が重要視されるようになりました。

テックリードの役割

開発チームのリーダーとしてチームを牽引する役割を持ちます。そのため、強いリーダーシップでチームの成果の最大化を目指さなければいけません。テックリードは、以下の役割を通じて、プロジェクトの技術的成功を確実にし、チームが効率的かつ効果的に作業を進められるように支援します。具体的な内容を紹介します。

技術的ビジョンの提供と実行

テックリードは、プロジェクトの技術的なビジョンとロードマップを定義し、それを実現するための戦略を策定します。このプロセスには、適切な技術スタックの選定、アーキテクチャの設計、性能基準の設定などが含まれます。

コードの品質と維持の監督

テックリードはコードの品質を保証し、継続的な改善を推進する責任があります。これには、コードレビューの実施、リファクタリングの推奨、ベストプラクティスとコーディング基準の適用が含まれます。

チームの指導と育成

テックリードは技術チームのメンターとして機能し、チームメンバーの技術的スキルの向上を支援します。これには、新しい技術を導入する際のトレーニング、問題解決の支援、キャリア開発の相談などが含まれます。

プロジェクト管理とコミュニケーション

テックリードはプロジェクトの進捗を監督し、スケジュール内でのデリバリーを確実にする責任を持ちます。また、他部門やステークホルダーとの技術的なコミュニケーションや調整も行います。

リスク管理

技術的なリスクを特定し、これに対処する計画を立てることもテックリードの重要な役割です。これには、潜在的な技術的問題の予測、解決策の提案、緊急時対応プランの作成が含まれます。

イノベーションと技術的洞察の提供

テックリードは最新の技術トレンドを追跡し、これらがプロジェクトに与える影響を評価する責任があります。新技術を適切に取り入れることで、プロジェクトのイノベーションと競争力を保つことが期待されます。

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CTOとの違い

テックリードとはポジション面で大きな違いがあります。テックリードはチームやプロジェクトなどの現場単位でほかのエンジニアをリードする役割であり、CTOは会社全体をリードする役割です。

CTOは今後の会社全体の方向性など経営に関わる決定権がありますが、テックリードはエンジニアチームを牽引します。ただし、ベンチャー企業や立ち上げてすぐの企業の場合は、テックリードがCTOを兼任する場合もあります。

EMやPMとの違い

EM(エンジニアリングマネージャー)やPM(プロジェクトマネージャー)はマネジメント業務を主に担当する人材です。EMは、エンジニアのマネジメントを行う職種で、企業によって役割は異なりますが、エンジニアの採用や教育、マーケティングに携わることもあります。テックリードは、システム設計から実装まで行える高いレベルのエンジニアですが、エンジニアのマネジメントには携わりません。

PMはプロジェクトを俯瞰しながら、予算やスケジュールなどプロジェクト全体のマネジメントを行う職種です。そのため、プロジェクトによっては技術面に関してテックリードほど詳しくない人がアサインされるケースがあります。

テックリードは、開発をリードしていくというミッションを持ちます。そのため、マネジメントが専門か、エンジニアとしても働けるかという点で違いがあります。

リードエンジニアとの違い

テックリードと意味は同じです。別の意味を持つ場合もありますが、どちらもチームをリードするエンジニアとしてチームの窓口となり、やりとりを主導するエンジニアを示します。概念や役割はほとんど同じです。

以下は、これまでに紹介した職種とテックリードの違いをまとめた表です。職種を比較する際の参考にしてください。

ポジション 主な役割 決定権限と範囲
テックリード 技術的ビジョンとロードマップの提供、
チームの技術的指導
プロジェクトまたはチーム内
での技術的決定
CTO 技術戦略の設定、技術革新の推進、
組織全体の技術的リーダーシップ
企業全体の技術に
関する戦略的決定
EM/PM プロジェクトの管理、リソースの割り当て、
スケジューリング
プロジェクトの範囲内での
管理と人的リソースの決定
リードエンジニア 技術的な課題の解決、
コードの品質の管理
特定の技術領域やチーム内での
技術的決定

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テックリードの仕事内容

基本的には、エンジニアチームのリーダーとしてチームを牽引し、プロジェクトを成功に導きます。時にはテックリードが窓口となって他チームと情報共有を繰り返し、効率よくプロジェクトが進むようチーム同士を調整します。とはいえ、具体的な作業の動きを考えると、これだけでは分かりにくい部分もあるでしょう。ここでは、より詳細な作業内容について紹介します。

リーダーとしてチームを牽引する

ソフトウェア開発を行う際、一般的には複数名のエンジニアを集め、いくつかのチームを構成します。そのため、エンジニアはチームに所属して作業することが一般的です。このチームを牽引する役割を持つのがテックリードです。

高品質な成果物を提出するためにエンジニアチームのメンターとなり、技術的な方向性を示してチーム全体をまとめる必要があります。そのため、各エンジニアが持つスキルや成果物のレベルを把握し、スキルアップの施策を講じることも仕事の1つです。高品質の成果物を仕上げるためには、コーチングを行い、エンジニアの技術レベルを底上げすることも重要な役割です。

プロダクトの品質を維持する

テックリードは、成果物のコードに関する品質を担保する役割を担います。長期的に安定して動作するコードを作り、リリース後に発生するトラブルを最小限に抑えることが目標です。
コードレビューをこまめに実施することにより、リリース後の手戻りが抑えられます。

同時に、チームの開発ルールに基づいた指示ができているかチェックを行います。コードレビューとは、ほかのエンジニアが書いたコードをチェックし、異常や改善点などを指摘する作業で、成果物の品質を向上させるために必要とされています。

一般的にコードレビューは以下の観点で実施されます。

  • ・仕様や設計に合致しているか

    ・エラーハンドリングや異常系に対応できているか

    ・メンテナンスがしやすいか

テックリードだけでエンジニアが書いたコードを全てチェックすることは現実的ではありません。チェック体制の構築や意識改革、ルール策定、技術面での指導も品質を担保するために重要な仕事です。

交渉役

プロジェクト開始時には、他チームと情報共有を行いながら全体スケジュールの打ち合わせを行います。エンジニアチームの窓口として、必要に応じて外部とコミュニケーションを取ります。プロジェクト開始時に認識をすり合わせておくことで、実装時の差し戻し発生を抑え、エンジニアチームの生産性向上につなげます。

テックリードは、開発を専門としないチームからシステムの仕様や不具合の詳細を質問された場合、相手に理解しやすい言葉で分かりやすく説明するコミュニケーション能力も求められます。

設計方針の検討や業務フローの策定

テックリードは、システムやサービスの設計方針を検討し、方向性を示します。最適な開発言語やフレームワークは何か、サーバーはクラウドとオンプレミスのどちらにするのか、データベースは何を採用するかなど、プロジェクトを俯瞰しながら方向性と全体像を決定します。

実装段階において、できるだけ手戻りを減らして作業を効率化することもテックリードの技量の見せ所です。日々の開発が効率よく進む業務フローの策定や、トラブル発生時に柔軟に対応できる体制の構築が求められます。

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プロジェクトにおけるテックリードの存在価値

プロジェクトにテックリードがいることにより以下のような効果があります。

  • ・継続的な改善が可能になる

    ・チームとしての一体感が生まれ、行動に一貫性が出る

    ・チームメンバーの心理的安全性が保たれる

コードレビューが仕事内容の1つであるテックリードが存在することで、アジャイル開発のように継続的な改善が可能になります。これは成果物の品質向上につながります。
また、テックリードが存在することで、メンバーそれぞれの仕事の進め方の向上やコードの一貫性確保、手戻りのない開発や品質向上ができます。こうしたプロジェクトの失敗リスクを下げながら、よりスムーズなプロジェクト進行が期待できるでしょう。

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テックリードになるために必要なスキル

リーダーシップはもちろん、プロジェクト成功のためにはソフトウェア開発に関する専門性の高いスキルと課題解決力が求められます。作りたいものに対して最適な設計をする必要があるテックリードは、常に最新の技術に関する知識のキャッチアップも必要でしょう。また、交渉役として他部署に協力を仰ぐための折衝力が必要です。それぞれのスキルについて詳しく解説します。

リーダーシップ

テックリードはエンジニアチームをまとめる存在であるため、リーダーシップは必須です。リーダーシップとは指導力や統率力と表現され、ある目標達成のためにチームに対して行動を促す力のことです。

チームでの成功は、リーダーだけではなし得ません。メンバーそれぞれが周りに良い影響を与えつつ、どのように行動すべきかを自主的に考え、行動できるように導く力が求められます。エンジニアのお手本となる行動ができることが重要です。

また、メンバー間のトラブルを解決したり、相談を親身に聞いてアドバイスを行いながらチームの士気を上げたりするメンターとしての役割を果たすことも大切です。

ソフトウェア開発に関する技術力と知見

テックリードは、チーム内のエンジニアを牽引できるくらいのスキルと豊富な経験、トラブル対応力、ノウハウが求められます。

システムの品質担保や技術的指導のためには、専門性の高い開発に関するスキルと、幅広い知識が必要です。IT業界は技術の変革が激しいため、常にアンテナを張り巡らせ、最新の技術に関する知識もキャッチアップしなければいけません。

問題解決のための判断力と折衝力

円滑にプロジェクトを遂行するためには、チーム全体の生産性や効率を重視することが大切です。メンバーが抱えている悩みや課題を察知して技術的なアドバイスを行うことや、心理的なフォローをする必要があります。何かしらの問題が発生すれば、現状を正確に把握し、問題解決に向けた的確な判断と冷静に指示を出せる能力が求められます。

また、チームの交渉役となるテックリードは、トラブル解決のために他部署に協力を仰ぐこともあります。その際に円滑にコミュニケーションを図り、折衝する能力も必要です。

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エンジニアからテックリードになるためには

テックリードはエンジニアチームのまとめ役であるため、まず1人の技術者として自己研鑽が必要です。開発プロジェクトに従事しながら、技術的なスキルに加えてリーダーシップやマネジメントも学習しましょう。ここでは、テックリードを目指すエンジニアに向けて、どのようなステップを踏めば良いか解説します。

エンジニアとして経験を積む

テックリードになるためには、豊富な開発経験やノウハウが欠かせません。エンジニアチームをリードするエンジニアであるため、何よりも技術力と経験が求められます。技術力が乏しければ、マネジメントスキルやコミュニケーション能力に優れていてもテックリードとして役割を担うことは難しいでしょう。

まず、テックリードにはさまざまな局面に対応できる経験が求められます。プロジェクトにはトラブルや困難がつきものだからです。どのようなトラブルが発生しても、技術的なリーダーとしてチームを引率し、成功させる責任があります。そのためにも、さまざまな開発プロジェクトに参画し、経験を積んでおきましょう。

また、リーダーシップをとって開発チームを牽引するためには、他メンバー以上のスキルが必要です。テックリードは、他メンバーと比較して技術力が高いエンジニアが採用されやすい職位です。特定の技術に限定してスキルアップするのではなく、幅広いスキルを身につけましょう。

コードレビューとシステム設計スキルを磨く

積極的にテックリードに必要なスキルを磨きましょう。具体的には、コードレビューやシステム設計のスキルです。テックリード不在のエンジニアチームの中にいても、コードレビューを行うことにより、より高品質な成果物を完成させることができます。実際にアドバイスすることも重要ですが、まずは何か1つの観点でほかのエンジニアのコードレビューに挑戦してみましょう。

システム設計のスキル向上のためには、所属チームの設計担当者のミーティングに積極的に参加することをおすすめします。設計時のポイントを日頃からチェックしておくだけでもスキル向上につながります。

関連資格を取得する

テックリードに求められる知識を証明する際に役立つ資格があります。それは、システムアーキテクト試験応用情報技術者試験です。

システムアーキテクト試験は、経済産業省が認定する国家資格の1つです。システムアーキテクトは、クライアントやコンサルタントが描いているビジネスモデルを実現させるために、どのようなシステム構成にするかを考える役割を担います。

応用情報技術者試験も経済産業省が認定する資格です。ITエンジニア共通の知識やスキルが認定されます。

エンジニアチームのリーダーになる

マネジメント経験を積んでおくために、エンジニアチームのリーダーを経験しておきましょう。テックリードは、技術面のサポートだけではなく、俯瞰的な視点での判断やコミュニケーションが必要となるため、チームのマネジメント経験がある方が好ましいとされています。

日本では、テックリードがいる企業はそれほど多くありません。現在所属している企業にテックリードがいない場合もあるでしょう。テックリードとして経験があった方が転職は有利に進められますが、テックリードでなくても開発チームのリーダーやPMとして働いた経験があればアピールポイントとなり得ます。

テックリードやそれに準じたポジションがある企業に入る

テックリードを採用している企業に転職するのも有力な方法です。国内ではテックリードを配置している企業は多くはありませんが、徐々に増えてはきています。また、実質的にはテックリードと同じような働きをしているエンジニアも少なくありません。

こうした詳細は、個人で入手するのは難しいこともあります。そのため、転職エージェントの利用も視野に入れてみましょう。エージェントを利用すれば、希望に沿った求人が見つかりやすく、効率的に転職活動が進められます。

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テックリードのキャリアパス

IT関連の職種に就く方は向上心が高く、目指していた職業になった後はさらなるキャリアアップ・キャリアチェンジを図る人が多いです。そのため、テックリードになった場合、その後に目指せるキャリアパスはあるのか気になる方もいるでしょう。

技術的スキルが注目されるテックリードですが、マネジメント方面で活躍するためのポジションが多いです。テックリードのキャリアパスについて具体的に紹介します。

ITアーキテクト

情報技術の領域でのシステム設計や実装を担当する専門家がITアーキテクトです。テックリードとしてスキルを発揮し組織に認められれば、ITアーキテクトになれる可能性が出てくるでしょう。クライアントの企業戦略に沿ったシステム構築や設計といった仕事をメインに任されるようになります。

テックリードの技術的スキルのほかに、コンサルタントとしての基礎スキルを身につけることで、ITアーキテクトへのキャリアが開けるでしょう。

CTO

CTOは最高技術責任者です。ITアーキテクトやテックリードで培った経験を経営に役立てていくことになります。

小規模企業やスタートアップ企業におけるCTOの場合、比較的プロジェクトに近い距離感で業務に携わることも多いでしょう。プロジェクトマネジメントやチームの進捗管理など、企業における技術チームの成果を最大化させるための施策を立てて実行することが求められます。

中規模企業や大規模企業の場合、経営上層部に位置するため、組織の幹部としての影響力が大きくなります。組織のビジネス戦略に基づいた技術方針の策定や投資などの意思決定、システム構築やその運用などを担うため、責任の領域も広くなります。

経営に沿った視点を持つ必要があり、テックリードとしての技術力とマネジメント力どちらも向上させることで目指せるキャリアパスです。技術スキルだけではなく、マネジメントの幅広いスキルを持つことができれば、組織が直面する複雑な技術的課題を解決する中心的な役割を果たすことができます。

VPoE

技術部門のマネジメント責任者がVPoEです。VPoEはエンジニア組織がスムーズに仕事できる環境を整えることが役割です。開発に向けた技術力を向上させるために、採用や指導、環境改善を遂行し、チームのマネジメントを行います。

CTOと似た立ち位置であり、企業によってはどちらも設置しているケースがあります。エンジニアチームのパフォーマンス向上のため、広報業務やダイレクトリクルーティングによるエンジニア採用に携わることもあります。

EM

エンジニアリングマネージャー(EM)は、エンジニアの管理や育成などのマネジメント業務に重点を置いた管理職です。エンジニアの採用や育成、評価、技術面の計画立案まで対応します。テックリードが技術分野をメインに担うのに対して、EMはエンジニアチームの組織課題の解決やキャリアを支援します。

EMはチーム全体の管理において全体の底上げを担う役割であるため、多方面へのマネジメントスキルが求められます。


関連記事:エンジニアリングマネージャーとは?目指し方や仕事内容、必要スキルを解説

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テックリードの将来性が高い理由

テックリードは日本ではまだ認知されはじめたばかりの職種ですが、将来性は高いといえます。これは、IT市場が拡大していることや開発において重要なポジションであること、多様なキャリアパスがあることなどが要因です。それぞれ、どのような理由で将来性が高いとされているのか、確認していきましょう。「将来性が不透明で目指しにくい」と不安を感じていた方も、安心できるはずです。

開発規模拡大などにより需要が高まる可能性がある

IT市場が拡大したことにより、開発規模が大きくなったり、案件自体が増えたりしています。プロジェクトやチームの数が増えるほど、テックリードの重要性は増すでしょう。

近年ではクライアントのニーズの拡大に伴って、アプリケーションやソフトウェアの開発機会が増えているため、多岐にわたる需要が見込めます。

開発品質・スピードに関わる重要なポジションとして認知が広がる

テックリードの役割を踏まえると、システム開発においては重要な存在です。リーダーに該当する役割のエンジニアはいますが、テックリードのように技術面からチームを牽引するエンジニアは限られています。

テックリードが定着すれば、より品質の高い成果物をより早く納品できるようになるでしょう。テックリードの存在の重要性が認知され始めることによって、テックリードを採用する企業も増えてくると考えられます。

多様なキャリアパスに恵まれている

技術的なスキルの高さやコミュニケーション能力が求められるテックリードは、ITアーキテクト、CTO、VPoE、EMなど多様なキャリアパスに恵まれています。なかでも、これらのキャリアパスは経営にも大きく影響する、ハイスキル人材です。

テックリードを配置すれば「将来的に経営に関わる人材を育てられる」といえ、採用を前向きに検討する企業は増えていくと考えられるでしょう。

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この記事の監修

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