DMM.make開発チームは絶え間ないトライアンドエラーで進化し続ける!|DMM.make岡田泰直氏・清酒渉氏

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レバテック営業担当、林の写真

こんにちは。レバテック営業の林です。
ここ数年で拡大を見せている3Dプリント業界。
今回の記事では、株式会社DMM.comラボが提供するサービス「DMM.make」の開発チームにインタビューを行ないました。

新しい市場を開拓していくエンジニアのチーム体制は?
体制づくりの経緯、新しいことを行なうからこそ起こる弊害、さらには今後の展望までお話していただきました。
チーム運営で悩まれている方、今後チームを率いるポジションにステップアップしたい方はぜひ参考にしてみてください!

岡田泰直(おかだ やすなお)氏
システム本部 事業サービス開発部.makeチームリーダー。
組み込み系のソフトウェア開発、BtoC,BtoBtoCのWeb開発PLを経て.makeチームのリーダーへ。PLとして開発メンバーを束ねる。

清酒渉(せいしゅ わたる)氏
システム本部 事業サービス開発部所属。
SIerとしてBtoBサービスや大手ECサイトに携わった後、3Dプリント事業に惹かれてDMM.comラボに入社。開発に関わるほか、仕様の調整やチーム同士の連携をつなぐ役割を担う。

DMM.make
http://dmm-make.com/

DMM.make AKIBAの訪問記事
http://time.levtech.jp/article/a-dmmmake-akiba/

1. モノづくりを軸に多くのサービスを展開する

-本日はよろしくお願いします。前回、DMM.make AKIBAへ取材させていただきまして、今回はDMM.make事業の開発体制にフォーカスしてお伺いしようと思っております。

岡田・清酒:よろしくおねがいします。

-まず.make事業で運営しているサービスはどのようなものか教えてください。

清酒:はい。(パソコンのディスプレイを見せながら)DMM.makeというサイトなのですが、3Dデータをアップロードして印刷する「make 3Dプリント」、3Dで作ったプロダクトを売り出せる「クリエイターズマーケット」、3Dデータ作成を依頼・受注できる「クラウドソーシング」をやっています。あとは以前取材していただいた「シェアスペースAKIBA」と、クリエイターさんが自分のニュースを投げられる「モノづくりログ」、誰でも簡単にオリジナルのスマホケースやフィギュアを作れる「カンタンサービス」があります。

-モノづくりを軸として多くのサービスが展開されているのですね。ちなみに今、お二人はどのようなお仕事をされているのでしょうか。

岡田:Web開発のPLです。開発プロジェクトの管理やメンバーの管理、要件の整理などをメインでやっています。

清酒:僕は要件を仕様に起こす部分の取りまとめや、各案件単位の仕様の調整、例えば同じ改修がぶつからないよう、その辺のバランス調整などをやっています。

あとは事業部のAPIツールを使うときの、チーム間の調整の窓口もやっています。人手が足りないときは実際に手を動かしてますね。

岡田:最近手をよく動かしてるよね。

清酒:(笑)

そうですね、本来は調整と開発半分半分でしたが、最近は手を動かすことも多いですね。

でも、もともと入ったときは今ほど人数がいなかったので、岡田さん以外全員手を動かす、みたいな状況でしたよ。

身振り手振りを交えながら笑顔で話す岡田氏と清酒氏の写真

2. アジャイルの型にとらわれず、一番組織に適した体制を導入

-清酒さんはいつから.makeのプロジェクト携わっているんですか。

清酒:僕はもともと3Dプリントに携わりたくて中途入社で去年の4月に入社し、その時から.make事業にたずさわっているんですよ。

-清酒さんは3Dプリントのどのようなところに惹かれたのでしょうか。

清酒:僕はもともとSIerだったのですが、ちょうど仕事で3Dプリンター関連の仕事に携わる機会がありました。その時期に3Dのことを勉強し、3Dプリンターでものを作るというところと3Dに関連したサービス展開に夢があると感じたんです。

2Dと3Dの融合とかもできたら面白いなと考えていました。

そこで3Dに積極的なDMMを受け,運良く.makeに配属されたんです。

-清酒さんが入ったときは、岡田さんと・・・

岡田:清酒が3人目でした。そのくらいの規模から今は10名ほどの体制で開発しているので、だいぶ変わりましたね。

-いまは、どのようなチーム体制で開発をされているんですか?

岡田:僕はPLとしていますが、ほかはSEやPGという形では特に分けていなくて、SEもやってもらうしPG業務もやってもらうという形ですね。

プロジェクトにもよりますが、決まった機能の担当をずっと持つよりかはプロジェクトごとにいろんな機能を担当していくようなかたちを考えています。

-体制が大きくなると、コミュニケーションなどで大変なことはありませんか?

岡田:コミュニケーションロスはあまりないですね。清酒が入ってから、スピード開発を重視してアジャイルのような手法を導入しました。

-アジャイルのような?

清酒:完全なガッチガチのアジャイルを取り入れるよりも、現場のやり方に沿って必要な部分だけ取り入れてって感じです。

ドキュメントつくるよりもプロトタイプを作って、触って、やっぱここ直して欲しいという要望を聞いて、本番リリース日に合わせてつくるみたいな開発を心がけています。

リリースも2週間に1回とスプリントをきってやっています。

あとはコミュニケーションをスムーズにできるようツールも積極的に導入しています。

タスク管理にはJIRA,チケット管理にはConfulence,git管理はstashを使っていますね。

Atrasianさんの製品ばっかりです(笑)

それ以外にもwiki掲示板みたいなものをつくり、質疑応答を集約したり。

便利なツールやサービスはどんどん導入しています。

-型そのままの手法でなく、あくまで自分のチームに合ったやり方を考えて導入するのですね。

そうすると例えばwikiって、書くルールを徹底するのが結構難しいんじゃないかなと思うのですが、何か工夫されていますか?

清酒:僕はいつもフォーマットは問わないと伝えています。書きやすい書き方で書いてもらって、ただし誰にでも分かるように書くこと、としています。

人によってはシーケンス図を書くという人もいれば、フローチャート図書く人、文字をダーっとかく人もいます。

ただ後でみたときに誰にでも読めば分かるか、ちゃんとログになってるか、何でこういうことしたかっていうのが残っていれば、とりあえずはドキュメントとして成立します。

-なるほど。そのようにした結果、実際いかがですか?

清酒:今はうまくいっています。ただ、あんまり量が増えてくると大変になってくるので、とりあえずやってみて良かったらこのままでいくけど、難しいなら違うやり方を考えようかなと思ってます。

-トライアンドエラーを繰り返すイメージですね。そのようなスタンスはチーム全体に浸透しているのでしょうか。

清酒:そうですね。スピード感がすごく大事なので。

3. 新しいものを取り入れる弊害とは

-トライアンドエラーでどんどん新しいものを取り入れていく体制だからこそ、苦労したエピソードはありますか?

清酒:やはり新しいツールを導入するときは苦労しますね。

いまでこそ、JIRAをチームで使いこなしていますが、当初JIRAを導入したいと言っていたのは僕だけでしたからね(笑)

当時のツールでも一応業務は回っていたので、新しく学習コストをかけてツールを導入するというのは周りから見ると面倒なことなんですよね。

-そこは、どのように解決されたんですか。

清酒:僕から使い方を伝えていきましたね。

新しいツールってどうしてもエンジニアでないとわかりにくい部分もあるんですよ。

なので、ディレクター向けに僕が開発ツールの勉強会を開催したりして、みんなが使いやすいと思ってもらえるように動いていきました。

いまでも2ヶ月に1回程ディレクターにはエンジニア主導で開発ツールの社内勉強会を開催して情報を共有しています。

-まさにエバンジェリストですね。

4. 開発はプラットフォームのAPIを活用

-スピード感を持って開発するための工夫はありますか?

清酒:スピード開発のためにはいわゆるBaasという開発手法を取り入れています

例えば、DMM Order CaseなんかはmBaasという開発手法です。

これはサーバサイドはすべてAPIとしてプラットフォームから提供します。

DBをまったく気にしないでいい分、開発者はアプリのインターフェースに注力できるっていうやりかたなんです。

岡田:いまDMMのプラットフォーム部では事業サービスの開発をスピード感もって行えるようにAPIの開発を進めているんですよ。

そこに一番最初に乗っかったのが、.make事業部なんです。

清酒:ただ、はじめは僕らが理想とするAPIと、プラットフォーム部が用意したものが全然合わなくて。こう直してほしい、といったやり取りが発生しました。「こういうものしか用意してないから」「そこをなんとか」みたいな(笑)

チャレンジングなことをやっているが故に起こる話ですね。

-ちなみに、今はどういう状況に・・・?

清酒:今はもう落ち着いていて、逆に他の部署からうちのモデルに興味もって相談してきてくれる感じです。派手にどたばたした分・・・周りの役に立ったのかもしれません。

岡田:報われつつある。

-Baasで開発している会社ってあまり聞かないんですが、多いのでしょうか?

清酒:PaasとかAWSとか使う、サーバの準備をしなくて良いサービスは海外だとちょこちょこでてきていて、いま主流になりつつありますかね。

Baasは去年おととしくらいから流行が出ていて、先進的な取り組みですが、便利なら取り入れてみようということで.make事業では採用しました。

日本の中だとそんなにたくさんの会社はやってないと思います。

5. それぞれの文化を持ち寄ってベストな方法を決める

-次にチーム運営について伺いたいのですが、新しいチームだからこそ運営面で心がけていることはありますか?

岡田:まずは新規メンバーがスムーズに立ち上がれる状況であったり、誰でも意見が言える環境を作りたいです。さっき清酒からアジャイル開発の話がありましたが、Web開発は1度作ったらそれで終わりじゃないく、繰り返し開発を行っていくものなので、良かった点、悪かった点を定期的に振り返り、次に活かすということをやっていきたいです。

-KPT的な。

岡田:そうですね。あとは困ったときになると席の周辺に全員集合します(笑)

-10人全員がですか?!

清酒:そうですね。あとは、例えばその案件に関わっている人で「DBの基礎項目のデフォルト値は何にするのが正しいと思うかみんなで投票で決めよう!」とか。

みんなそれぞれの文化があるので、各々の文化の中で何が一番.makeのサービスに合っているかを出し合って、「これかな」っていうのを決めています。

-みんなの意見を出し合うと、意見がぶつかる時もあるのでは・・・?

岡田:意外とそんなにぶつからないですね。お互い話して一番ベストな方法を見つける、といった雰囲気です。

-そうなのですね。

6. 3Dの世界へ入り、のめり込む「きっかけ」でありたい

-では最後に、今後の展開についてお伺いします。岡田さん、清酒さんは今後DMM.makeをどのようなサービスにしていきたいと考えていますか?

岡田:そうですね、まだまだ3Dプリント自体の市場もこれからの市場だと思うので、市場の活性化にDMM.makeのWebサービスやAKIBAの施設が貢献できればいいなと思っています。このサービスがきっかけで3Dの世界に入ってくる人とか、もともと3Dの世界に入ってる人がうちのサイト使ってよりハマッていくみたいな、そういう循環を生み出したいですね。

-清酒さんはいかがですか?

僕はまだ自分で3Dのデータそのものを扱えなかった頃から「3Dで何か作ってみたいな」というのはずっとあったんです。なので、3Dデータを作れない人でも楽しめるサービスを展開していきたいです。あとは、すでに3Dを使っている人がより深いこと、より凝ったことができるサービス展開ももちろんしていきたい。どっちかじゃなくて両方やっていきたいです(笑)

そういう意味で、新しく始めたクラウドソーシングは第一歩といえますね。

-では、開発組織としてはいかがですか。これからもどんどん拡大していくと思うのですが、理想のチームをどのように描いていますか?

岡田:今後は、人数以上の開発スピードが出せるように持っていきたいですね。また、現在取り組んでいるプロジェクトの振り返りであったり、各メンバーの意見を吸い上げていくというのは人数増えたとしても必要だと思うんで、継続していきたいです。

-ありがとうございます。では最後に、お二人がチームメイトとして一緒に働きたいエンジニア像を教えていただけますか?

清酒:新しい技術へのアンテナを張れて、やりたいことをどんどん見つけられる人と一緒にやっていきたいですね。そういう人と一緒に仕事してて自分も成長できるし、周りも成長できるかなと思ってるので。それに伴ってサービスもどんどん成長できますし。

岡田:あとは、提案ができる人ですね。.make事業部内から「こういったことがやりたい」って要望が降りてくることが結構あるんですけど、開発エンジニアの視点で「こういうのやったらどうですか?」というような提案をチームでやっていきたいので、そこに一緒になってアイデアを出せる人と働きたいです。

-一緒に事業部を作っていけるメンバー、というイメージですね。

岡田さん、清酒さん、ありがとうございました!


レバテック営業担当、林の写真

>DMM.makeのサービスを支える岡田氏と清酒氏。チャレンジ精神が溢れる雰囲気と、メンバーひとりひとりが持つ文化や知見を尊重する風土が魅力的でした。
どんどん拡大していく3Dプリント市場にどんなインパクトを与えていくのか、DMM.makeの今後の展開が楽しみですね!

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