C#エンジニアにおすすめの資格10選

最終更新日:2024年7月30日

C#は、幅広い用途に利用できる汎用性の高い人気のプログラミング言語です。Microsoft社が開発しサポートしており、ゲームエンジンUnityで採用されている背景などから、需要と将来性があるといえます。

C#に関する資格は長期間なく、2023年8月に基礎レベルのスキルを示せる資格認定が登場しています。また、さらなる技術力を示すためにはC#エンジニアの業務に関連する資格の取得がおすすめです。

本記事では、C#の習得と資格取得を検討する方に向け、開発の現場で役立つおすすめの資格や、将来的にマネージャーを目指す人におすすめの資格を紹介します。また、資格以外でスキルアップする方法についても解説します。

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この記事のまとめ

  • C#のスキルを直接示せる資格には、2024年6月現在で「Foundational C# with Microsoft」がある
  • 技術力を高めたいC#エンジニアは、応用情報技術者試験やシステムアーキテクト試験、ORACLE MASTER、AWS認定資格などの取得がおすすめ
  • マネジメント指向のエンジニアには、ITストラテジスト試験やプロジェクトマネージャ試験/ITサービスマネージャ試験などの取得がおすすめ
  • 他言語の習得やドキュメント作成能力の向上なども、C#エンジニアのスキルアップの手段となる

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C#と直接関連する資格「Foundational C# with Microsoft」

2023年8月28日よりC#エンジニア向けの資格試験の提供が始まりました。米学習コンテンツ提供サービスFreeCodeCampとMicrosoftによる「Foundational C# with Microsoft」です。

C#に関しては長期間にわたって、プログラムの開発能力や知識を示すための資格は存在していませんでした。かつてはC#の開発元であるMicrosoft社が試験を実施していましたが、すでに廃止されています。

「Foundational C# with Microsoft」では、MSLeanによるコースを6つ修了した上で、試験「Foundational C# with Microsoft Certification Exam」に合格する必要があります。初歩的なC#のコードを書くところからコンソールアプリのデバッグまでを対象とした入門・基礎レベルの内容です。

コース学習、受験はWeb上で無料で行えますが、試験は英語のみで実施されています。利用にはFreeCodeCamp、MSLeanへのユーザー登録とサインインが必要です。

関連記事:C#とは?特徴やメリット、C言語やC++との違いを解説

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C#技術者に役立つ資格|システム開発者向け

転職活動などで技術力を客観的に示したい場合、資格の取得と保有は有効な手段の1つです。「Foundational C# with Microsoft」はC#のスキルと知識を示せる資格ですが、入門・基礎レベルの内容です。C#技術者にとって、仕事で役立つ資格や転職活動などで評価につながりやすい資格は別に存在しています。ここでは、システム開発者向けの資格を紹介します。

関連記事:C#の効率的な勉強方法は?学習時間の目安やおすすめのサイトも紹介

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験とは、ITに関する幅広い知識を問われるエンジニア向けの試験です。IPA(情報処理推進機構)が実施しています。

ITパスポートや基本情報処理技術者試験の上位の位置づけで、「ITを活用した戦略の立案やシステムの企画・要件定義」「システムの設計・開発やインテグレーション」「サービスの安定的な運用」に関する能力が問われます。技術的な面だけではなく、経営や管理に関する知識が問われるのもポイントです。

直近の令和5年度秋期試験では合格率は23.2%と難易度は高めですが、その分評価につながりやすく、国家資格としての信頼性の高さが魅力です。試験は春(4月頃)と秋(10月頃)の年2回実施されます。

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験とは、システム開発の上流工程に関わるエンジニア向けの試験です。IPA(情報処理推進機構)が実施しています。

システム開発の上流工程に必要な設計・要件定義・品質管理・情報セキュリティ対策などに関する問題が出題されます。合格するためには、さまざまな業界・業種の業務プロセスへの理解や、ITシステムに関する幅広い知識が必要です。

直近の令和5年度春期試験では合格率は15.8%と難易度は高めです。試験は年に1度、春(4月頃)に実施されます。

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験とは、データベース管理者やインフラ系のエンジニア向けの国家試験です。IPA(情報処理推進機構)が実施しています。

データベースの企画・要件定義・開発・運用・保守に関する知識や、データ資源の管理能力などが問われます。合格にはデータベースに関する全般的な知識や、情報セキュリティ、データベース技術の動向などについての理解が必要です。

直近の令和5年度秋期試験では合格率は18.5%と難易度は高めです。試験は年に1度、秋(10月頃)に実施されます。

ORACLE MASTER Silver DBA 2019

ORACLE MASTER Silver DBA 2019とは、オラクルが実施しているベンダー資格です。オラクルデータベースに特化しているのが特徴で、現場で役立つ実践的な知識や能力が問われます。

オラクルデータベースは世界中で使われており、オラクル認定の資格は世界中の企業で評価につながるでしょう。

なお、ORACLE MASTERの認定レベルはFoundations・Silver・Gold・Platinumの4段階です。Foundationsは入門者向けの資格で、スキルアピールとしては弱いといえます。そのため、転職などで評価につながりやすいSilver以上を目指すのがおすすめです。

試験は随時行われており、日本各地にあるピアソンVUEのテストセンターで受験できるなど、受験のハードルが低いのも魅力です。

AWS Certified Cloud Practitioner

AWS Certified Cloud Practitionerとは、AWS全般に関する知識を問われるAWS入門者向けの試験です。AWSはクラウドサービスのデファクトスタンダードとなりつつあり、クラウド上で仕事をする方にとっては評価につながりやすい資格といえます。AWSのサービスや用語などに対する理解が求められます。

ほかにもAWS認定資格では、細分化された高度な試験を複数実施していますが、本試験の合格はそれらの試験を受験条件となるため、より高度なレベルを目指す方にも必須の試験です。

試験は随時行われています。また、全国にあるピアソンVUEテストセンターでの受験や、オンラインでの監督付き試験も可能です。

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C#技術者に役立つ資格|マネージャーやコンサルタントを目指すエンジニア向け

ここでは、将来的にマネージャーやITコンサルタントを目指しているエンジニアに推奨する資格を紹介します。マネージャー向きとしては、プロジェクトマネジメントに特化して学べる資格がおすすめです。

コンサルタント系なら、特にシステムやサービスの導入後の評価や改善、顧客満足度の管理などについての知識・スキルが問われる試験が役立つでしょう。いずれも簡単な資格ではありませんが、取得すると大きくスキルアップできます。

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験とは、経営戦略に基づいたIT戦略策定能力を問われる試験です。国家資格で、IPA(情報処理推進機構)が実施しています。

IT戦略の構築には企業の経営戦略を理解する必要があります。そのため、業種ごとの事業特性などの知識が必要です。また、効果的なIT戦略を構築するためには、ITシステムに関する幅広い知見や、システム導入後の評価、リスクの分析といった知識も求められます。

直近の令和5年度春期では合格率は15.5%の難易度の高い試験です。年に1度、春(4月頃)に実施されています。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験とは、プロジェクトの推進能力を問われる試験で、PMを目指している方におすすめです。IPA(情報処理推進機構)が実施している国家資格です。

計画の立案、ライフサイクルの設定、メンバーや資源の確保、メンバーの支援、課題への対応やリスクの割り出し、ステークホルダーとのコミュニケーションなど、プロジェクト遂行に必要な知識全般が問われます。

直近の令和5年度秋期では合格率は13.5%と難易度は高めです。年に1度、秋(10月頃)に実施されます。

ITサービスマネージャ試験

ITサービスマネージャ試験とは、ITシステムを安全かつ安定的に可動させる能力を問われる試験です。国家資格でIPA(情報処理推進機構)が実施しています。

サービスマネジメントシステムの計画・運用・評価・改善や変更の管理、顧客満足度の維持、設備要件に合致したハード・ソフトの導入などに関する知識が必要です。

直近の令和5年度春期試験では合格率は15.2%でした。年に1度、春(4月頃)に実施されます。

中小企業診断士試験

中小企業診断士試験とは、一般社団法人 中小企業診断協会が実施していて、合格者は国家資格である中小企業診断士として登録できます。合格するには企業の経営に関する知識が必要なため、コンサルタント向けの資格です。

1次試験・2次試験とあり、令和5年度実施のそれぞれ合格率は29.6%と18.9%です。1次試験合格者のみが2次試験に進めることを考えると、難易度はかなり高いといえるでしょう。

また、試験に合格しても、登録するには実務従事経験などが必要であり、5年ごとに更新が求められます。試験の難易度や管理の厳しさから、ビジネスの現場で評価や信頼性が高い資格の1つです。試験は毎年、1次が8月上旬頃、2次が10月下旬頃に実施されます。

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資格以外でC#エンジニアがスキルアップするには

C#エンジニアにとって、資格取得のみがスキルアップの手段ではありません。また、C#に特化した資格はほとんどないため、より広い視野でエンジニアとしての市場価値を上げていくのが望ましいでしょう。

ほかの言語も扱えるように勉強したりマネジメントに寄った業務に挑戦したりすると、将来のキャリアパスにもつながります。本章では、スキルを身につけたいC#エンジニアに役立つスキルアップ方法を解説します。

他言語を習得する

エンジニアとしてスキルアップするためには、C#以外の言語も習得する必要があるでしょう。

使えるプログラミング言語が多いほど、仕事の幅は広がります。たとえば、Javaを使えるようになれば、JavaとC#が共存するシステムや、C#からJavaへの乗り換えといった案件に関われます。

また、Unityを習得すると、ゲーム業界への転職も見えてきます。技術者としてのレベルを高めたい方は、C言語やC++などを習得するのも良いでしょう。

なお、他言語を選ぶ際には、「言語を学んでどのような仕事につなげたいのか」を明確にすることが重要です。興味が持てる内容であれば、習得の難易度が高くてもモチベーションを保てるでしょう。一方、「C#と同じオブジェクト指向で習得が楽そう」といった理由だけで言語を選ぶと、学習が続かずに挫折しやすいため注意してください。

他言語を習得すると、C#の特徴やメリット・デメリットをより深く理解できるのもポイントです。言語に対する理解が深まり、C#エンジニアとしてのレベルアップにつながります。

関連記事:C言語とは?特徴やC++やC#との違いを分かりやすく解説

若手の指導をする

エンジニアにとって「マネジメント経験」は評価が高まるポイントの1つです。しかし、マネジメント経験は簡単に積めるものではありません。

そこでおすすめなのが、新人の指導などを積極的に行うことです。マネジメント業務自体は難しくても、後輩の指導や管理・評価を行っていくうちに、マネジメントに役立つスキルが身につくでしょう。また、社内勉強会を開催するのも効果的です。少人数や小さなイベントだとしても、主導する立場を経験するのが大切です。

ドキュメントを作成する

ドキュメント作成を苦手とするエンジニアは少なくありません。一方で、ドキュメント作成はほぼすべての現場で必要とされます。そのため、ドキュメント作成能力の高いエンジニアは評価につながる可能性があります。スキルアップを目指す方は、ドキュメント作成の仕事にも積極的に関わっていきましょう。

ドキュメントを作成する際、フォーマットを埋めるだけだったりよく考えずにサンプルと同じように書いたりするやり方では、スキルアップにはつながりません。

「何をどのように書けば相手に正確に伝わるか」「誰が読んでも分かりやすいか」などを意識してみてください。また、より良いドキュメントのフォーマットを思いついたら、上司などに積極的に提案するのも良いでしょう。

社外のエンジニア向け勉強会に参加する

社外で行われているC#エンジニア向けの勉強会に参加するのもおすすめです。勉強会では、最新の技術やその使い道などを学べます。また、他社のエンジニアと直接的に触れ合える機会があるのも勉強会に参加するメリットです。

C#と一口にいっても、基幹システム・Webアプリケーション・ゲームなどさまざまな分野で利用されています。他社のエンジニアとのコミュニケーションを通じて、考えもしなかったC#の使い方に出会える可能性もあります。C#エンジニアとしての視野を広げると、技術力の強化につながるでしょう。

副業にチャレンジする

会社が副業を許可しているのであれば、クラウドソーシングなどを利用して副業にチャレンジしてみるのもおすすめです。

開発の大きな流れは同じでも、使われるドキュメントや大切にしているポイントなどは会社やプロジェクトごとに異なるため、エンジニアとしての新たな視点を得られるでしょう。

ただし、副業を始める場合は、本業に影響のない範囲にとどめておくことが重要です。スケジュールには十分な余裕を持っておきましょう。

技術関連の英語を習得する

C#は世界中で利用されている言語で、最新の情報は基本的に英語で発表されるのが一般的です。そのため、英語力がアップすれば、C#に関する情報収集能力が飛躍的に高まります。

また、開発現場では開発を海外に委託するケースも少なくありません。技術関連の英語を習得するほか、海外企業とやり取りができる英語力があれば、エンジニアとしての価値が大きく高まります。

英語が苦手な方は、何から始めれば良いか分からず、学習がなかなか進まない場合もあるでしょう。そこで、まずは目標を「技術に関する英文の読解力強化」に限定してみてください。技術に関する文章は比較的シンプルな英文で書かれています。また、慣れ親しんだ技術に関する内容であれば、理解しやすいでしょう。

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C#エンジニアが転職を成功させるためのポイント

転職活動を始めるには、あらかじめ職務経歴書・履歴書の作成や企業の情報収集などが必要です。職種についての仕事内容や求められるスキル要件をチェックしておくのも重要でしょう。企業によっては、歓迎要件として資格や経験の詳細を掲載しているケースもあるので、該当すればチャンスといえます。

以下では、C#エンジニアとして転職を考えている方に向け、転職を成功させるための2つのポイントについて解説していきます。

関連記事:C#エンジニアの将来性が高い8つの理由!Javaとの比較や平均年収も解説

1. 職務経歴書や履歴書は準備しておく

希望にマッチする求人募集があれば、積極的にチャレンジしましょう。ただし、応募時に必要書類が用意できていないと、期日に間に合わずチャンスを逃す可能性があります。そこで重要となるのが、事前の準備です。

職務経歴書や履歴書は必ず提出を求められる書類なので、余裕のあるときに作成し定期的にアップデートしておきましょう。職務経歴書や履歴書の定型的な項目を作成しておけば「志望理由」や「自己PR」の検討にゆっくりと時間をかけられます。

志望理由は、当たり障りのない内容では面接担当者に興味を持ってもらえません。会社やプロジェクトの特徴を踏まえて、自分ならではの経験やスキルをしっかりとアピールすると良いでしょう。

2. 情報収集は早いほうが良い

「いつかは転職したい」と長い目で考えている場合でも、情報収集はなるべく早くから始めるのが得策です。

転職を成功させるためには、市場で求められる経験や技術を理解しておくのが大前提といえます。早めに情報収集を行い、今の自分に足りない経験や技術があれば、転職活動を開始する前に補っておきましょう。

また、年収のレンジや福利厚生など、具体的な働き方が見えてくるのも情報収集をするメリットです。「なんとなく年収を増やしたい」ではなく、「年収600万円の仕事に就きたい」と具体的な数字に表して目指すほうが、モチベーションアップにつながります。

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C#エンジニアの転職ならエージェントの利用がおすすめ

C#エンジニアとして転職を考えているのであれば、エージェントの活用も検討しましょう。

職務経歴書や履歴書は、転職活動を本格的に始める前に作成しておく必要があります。しかし、どのように作成すれば良いのか、何を書けば良いのか悩む方も少なくないでしょう。

エージェントでは、職務経歴書や履歴書作成のアドバイスを受けられるほか、より魅力的な文章になるようブラッシュアップも行ってもらえます。

また、現職を続けながら情報収集を行うのは、時間的にも体力的にも大変ですが、エージェントを利用すれば、年収や勤務地などの細かな希望に合う転職情報を得られます。さらに、情報収集にかける時間を大幅に削減でき、空いた時間をC#の技術力向上に使えるため一石二鳥です。

転職活動が難航しそうな場合には、特にエージェントの存在が大きな支えになるため、頼ってみるのも1つの手でしょう。

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C#に関するよくある質問

レバテックキャリアには、C#の資格やスキルアップに関する質問が多く寄せられています。

C#エンジニアがスキルアップするには、資格に挑戦して技術者としてのレベルを高めたり、ビジネススキルマネジメント力を強化したりする方法があります。C#に関わらない資格やスキルでも役立つ機会は多くあり、仕事の幅やキャリアパスの選択肢が広がるため、積極的に挑戦すると良いでしょう。

以下では、C#に関するよくある質問と回答をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

Q1. C#の認定資格はありますか?

C#の基礎レベルの知識とスキルを認定する資格として、FreeCodeCampとMicrosoftによる「Foundational C# with Microsoft」があります。MSLeanによるコース6つと試験で構成されており、無料で利用できます。試験は英語で実施されています。

Q2. C#の習得難易度を教えてください

C#の学習難易度は中程度で、Javaと比べると同程度かやや易しいレベルといえるでしょう。C#の難易度を測る目安として下記が挙げられます。

  • ・オブジェクト指向のコンパイラ言語

    ・記述はJavaと似ている

    ・IDE「Visual Studio」などによるサポートを利用できる

    ・公開されている情報量が多い

Q3. C#は何をするのに向いていますか?

C#は汎用的言語で、幅広い用途で利用可能です。C#がよく利用される開発には下記が挙げられます。

  • ・Windows向けのデスクトップアプリ開発

    ・Webアプリケーション開発

    ・Unityを用いたゲーム開発

    ・Xamarinを用いたスマホアプリ開発

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まとめ

C#のスキル・知識を示せる資格として、2023年8月に「Foundational C# with Microsoft」が登場しました。MSLeanによるトレーニング6つと試験に合格すると認定資格が取得できます。ただし内容は入門から初級者向けです。

C#エンジニアがさらなるスキルを資格によって示したい場合には、情報処理技術者試験の上位カテゴリなどがおすすめです。たとえば、応用情報技術者試験やシステムアーキテクト試験が適しています。ORACLE MASTERやAWS認定資格、Microsoft認定資格などのベンダー資格の取得も役立つでしょう。マネジメント力に寄った資格にはITステラテジスト試験やプロジェクトマネージャ試験などが適しています。

資格の取得以外でスキル向上を目指すのであれば、他言語での開発、ドキュメント作成、若手エンジニアへの指導、勉強会への参加などの手段があります。

C#エンジニアが転職を成功させるためには、普段から履歴書や職務履歴書をアップデートしたり情報収集を欠かさず行ったりすると良いでしょう。また、どう進めていけば良いか悩む場合には、転職エージェントの活用もおすすめです。

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この記事の監修

レバテックキャリア編集部

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