- AWS Amplifyとは
- AWS Amplifyのメリット
- AWS Amplifyのデメリット
- AWSの需要・将来性
- AWSエンジニアの仕事内容
- AWSエンジニアを目指す方法
- AWS Amplifyに関するよくある質問
AWS Amplifyとは
AWS Amplifyとは、Amazon社が提供しているAWS (Amazon Web Service)のアプリケーションを構築できる開発プラットフォームです。AWS Amplifyを利用すれば、サーバーやミドルウェアの運用などの手間がかかる作業を既存のAWSサービスで行えるため、よりスピーディーなアプリケーション開発につながります。手間がかからない分、開発者はアプリケーション開発に注力できる点も大きな魅力です。
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AWS Amplifyの4つのサービス
AWS Amplifyには、関連するさまざまなサービスがあります。具体的には、アプリケーションのバックエンド管理ツールであるAmplify CLIやクライアントライブラリであるAmplify Framework、ホスティング・マネジメントサービスのAmplify Console、管理ツールであるAmplify Admin UIなどが挙げられます。今回は、AWS Amplifyの代表的な以下4つの要素を紹介していきます。
1.Amplify CLI
Amplify CLIは、コマンドラインでAWSのバックエンドを構築できるインターフェースです。コマンドラインから対話形式にバックエンドを構築し、バックエンドとの連携に必要な設定ファイルやソースコードを自動生成できます。
「Amplify Framework」と合わせて使用すれば、少ない工数で認証やストレージ、APIなどの基盤構築も可能です。
2.Amplify Framework
Amplify Frameworkは、AWSのバックエンドと連携する処理を少ない行数で記述できるフレームワークです。iOSやAndroid、Reactに、それぞれ最適化されたインターフェースを提供します。Amplify CLIと併用すれば、ファイルストレージへのアクセスなども簡単に行えるでしょう。
3.Amplify Console
Amplify Consoleは、SPA(シングルページアプリケーション)や静的サイトのホスティング、CI/CDの運用を自動化するマネージドサービスです。GitHubと連携すれば、CI/CDの仕組みを数クリックで簡単に構築できます。
Amplify Consoleでは、ブランチごとにテスト環境を自動構築したり、特定の環境のみBasic認証を付与したりなど、柔軟な開発フローの設計が可能です。
4.Amplify Admin UI
Admin UIを使用することで、AWSコンソール外でアプリのバックエンドを開発し、コンテンツを簡単に管理できます。Amplify Admin UIは、充実したデータ管理機能を備えています。
Amplify Admin UIを使用することで、AWSアクセス権のないチームメンバーもメールで招待できるため、開発者や非開発者がアプリデータに簡単にアクセスできるようになります。
AWS Amplifyの料金体系
AWS Amplifyには2種類の料金体系が用意されています。Amplify Frameworkを使用する場合、基盤となるAWSサービスに対してのみ料金の支払いが必要です。Amplifyフレームワークの使用料金は発生しません。
Amplify Consoleを使用する場合は、ビルド&デプロイとホスティング2つの機能に対して料金が設定されます。12ヶ月間のAWS無料利用枠があるため、無料でスタートできます。
Webアプリとモバイルアプリの違い
アプリケーションには、Webアプリやモバイルアプリなどが存在します。Webアプリはブラウザを介して利用するアプリケーションです。
デバイスを選ばず、インターネット接続とブラウザさえあれば利用できます。更新はサーバー側で行われるため、ユーザーの手間は不要です。ただし、さまざまなデバイスやブラウザに対応するためのテストが求められます。
一方、モバイルアプリはスマートフォンやタブレット専用に開発されます。iOSやAndroidなど、特定のプラットフォーム向けに最適化されているため、高いパフォーマンスが期待できます。また、デバイスの機能(カメラやGPSなど)を直接制御できることもメリットです。
AWS Amplifyのメリット
AWS Amplifyを活用することで、アプリケーション開発において企業は多くのメリットを得ることができます。AWS Amplifyのメリットは、AWSサービスを活用した迅速な開発や柔軟な開発フローの設計、ビジネス成長に対する迅速な適応、システムのスケーリング容易性、強力なサポート、GitHub経由でのカスタマイズ可能な機能拡張などが含まれます。本章では、AWS Amplifyのメリットについて詳しく解説していきます。
AWSサービスを活用してスピーディーな開発が可能
AWS Amplifyでは、AWSの豊富なサービスを利用して、アプリケーションを簡単に開発できます。例えば、サーバー環境の構築やデータ保存、プログラムの実行環境などのAWSサービスとの連携が可能です。これらのAWSサービスと連携すれば、ソフトウェアのアップデートやハードウェアの管理が不要となり、管理者の負担軽減にもつながるでしょう。
AWS Amplifyでは、データ分析のためのダッシュボードなど、サービスを実装するうえで重要な要素・仕組みが備わっています。開発者は利用する機能をゼロから構築・実装する必要がなく、開発作業に注力できます。
また、AWSサービスは適切なセキュリティ対策が施されているため、安全な環境下でアプリケーションを開発できる点も魅力です。アプリケーション開発に関する専門的な知識・経験がなくても、様々なAWSサービスを利用して効率的に開発を進められるでしょう。
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柔軟な開発フローの設計が可能
Amplify Consoleの機能を活用すれば、ブランチごとにテスト環境を自動で構築したり、認証機能を付与したりなど、柔軟な開発フローを設計可能です。スピードと柔軟性を両立した開発を進められるようになります。
ビジネスの成長に伴うニーズの変化にも迅速に対応できる
AWS Amplifyの「Multi Environment」を利用すれば、本番環境と同じバックエンドを構築できます。また、バックエンドの各AWSサービスを短時間で切り替えられるため、ビジネスの成長に伴う新機能の実装など、様々なニーズの変化にも迅速に対応できることが魅力です。
サービスの成長に合わせてシステムをスケールしやすい
AWS Amplifyが使用するバックエンドは、システムをスケールすることを前提として構築されています。そのため、アプリケーションの開発・運用後にバックエンドを再構築する必要がない点も大きなメリットです。
将来的な成長に合わせたバックエンドの導入などが不要となるため、アプリ開発の負担・コストを軽減できるでしょう。
サポート体制が充実している
AWS Amplifyでは、アプリケーション開発の際に、AWSによるサポートを受けられます。とくにアプリケーションの開発経験が少ない企業にとって、AWSのサポートを受けられることは大きな魅力です。
AWSでは、日本人スタッフによるサポートを24時間365日体制で行っています。AWSの専門家がサポートを行うため、トラブルの早期解決につながり、より迅速に案件を進められます。また、AWSに精通したサポートスタッフから、トラブルへの対処方法やリスク管理などを学ぶこともできます。
管理者に機能追加や改善などを要求できる
AWSはOSSとしてGitHubで公開されています。そのため、管理者に対して要望を世界中から送信できます。
GitHub上で他の開発者やユーザーと議論できるため、バグの修正や新機能の追加など、コミュニケーションを取りながらアプリケーションを改良できるでしょう。
また、ソースコードも公開されており、状況に合わせて最適化や拡張を行うなど、自由にカスタマイズできる点もメリットです。
シンプルで始めやすい
AWS Amplifyは、初心者にも使いやすいシンプルなUIと最小限の設定項目がメリットです。豊富なサポートドキュメントとサンプルコードが提供され、手順に従えば簡単にアプリケーション開発が可能です。
シンプルで使い勝手の良さがあり、開発者はアプリケーション開発に注力できます。さらに、インフラの設定とセットアップが簡単なため、時間の制約がある開発者や小規模なチームにも適しています。
コストの削減になる
AWSのサービスは、使った分だけ支払う従量課金制です。さらに、割引価格で利用できるスポットインスタンスなどの料金プランを活用することで、コストの削減にもなります。また、AWSはコスト管理ツールもあるため、コストの予測や予算オーバーの防止も可能です。
AWS Amplifyのデメリット
AWS Amplifyには、AWSサービスを利用した迅速な開発や柔軟な開発フローの設計など多くのメリットがあります。しかし、デメリットも存在します。
AWS Amplifyのデメリットとして、SSRに対応していないことやSPAのアプリケーションのみが移行可能な点が挙げられます。本章では、AWS Amplifyのデメリットについて解説します。
SSRに対応していない
AWS Amplifyは、SPA(Single Page Application)に特化したサーバーレスの開発フレームワークで、SSR(Server Side Rendering)には対応していない点に注意が必要です。
SSRは初期表示の高速化やSEO対策に重要な機能ですが、Amplifyにはこれを実現するための専用ツールが備わっていません。従って、Amplifyを使用する際はSPA向けのアプリケーション開発を考慮する必要があります。
SPAのアプリケーションしか移設できない
AWS AmplifyはSPAに適したツールであるため、SPAのアプリケーションしか移設できない点もデメリットです。例えば、複数ページやURLを持つアプリケーションでは、AWS AmplifyのURLルーティングやサーバーレス機能を最大限に活用するのが難しいことがあります。
また、データベースの制約により、関係型データベースを使用するアプリケーションでの運用にも限界があるため、SPA専用のツールとしての活用が最も効果的です。
コスト管理が難しい
AWSの従量課金制は柔軟性がある反面、コスト管理が課題となります。コスト管理を怠ると、予想外の高額請求を受ける可能性がある点に注意が必要です。例えば、テスト用に作成したリソースを停止せずに放置すると、不要な料金が発生してしまいます。
またデータ転送、特にインターネット経由の場合、予想以上のコストがかかることがあります。AWSのサービスを効率的に利用するには、これらのコストを監視し、適切に管理することが欠かせません。
責任共有モデルへの理解が必要
AWSのサービスを利用する場合、責任共有モデルへの理解が必要になります。AWSの責任共有モデルとは、クラウド環境におけるセキュリティとコンプライアンスの責任を、AWSと利用者の間でどう分けるかを定義したものです。
AWSの責任範囲には、データセンターの物理的セキュリティやネットワークインフラ、ハードウェア、OSの保護が含まれます。一方、ユーザーはAWS上で稼働するアプリケーションや保存データ、OSの設定、ネットワーク構成のセキュリティを管理します。
責任共有モデルを正しく理解しないと、予期せぬセキュリティ問題が発生する可能性があるため、十分な注意が必要です。
AWSの需要・将来性
AWS Amplifyを含むAWSのサービスは、世界的に需要が年々増加しています。これは、クラウドサービスへの関心が高まり、特に日本国内でのAWSの市場シェアが拡大していることに起因します。
この傾向は、企業がクラウド技術を積極的に取り入れるようになった結果であり、今後もこの動向は続くと予測されます。本章では、AWSの需要と将来性について詳しく解説します。
関連記事:AWSエンジニアの年収は?将来性や年収アップのポイントも解説
クラウドサービスを活用する企業は年々増加している
総務省の「クラウドサービスの利用状況」では、クラウドサービスを利用している企業の割合は全体の70.4%、約7割と発表がありました。前年の68.7%から約2.0ポイント上昇しており、今後も利用企業は増加していく見込みです。クラウドサービスは、いまや業務を行ううえで欠かせないものといえるでしょう。
引用元:『令和4年版 情報通信白書|データ集(第3章第6節)』総務省
日本国内のAWSの市場シェアは年々拡大している
株式会社MM総研の「国内クラウドサービス需要動向調査」によると、PaaS市場およびIaaS市場では、AWS(Amazon Web Services)とAzure(Microsoft Azure)、GCP(Google Cloud Platform)3社の利用率の高さが際立っています。
AWSを利用している企業は60.0%と半数以上を占めており、次にAzureの48.2%、GCPの28.8%です。クラウドサービスを利用している企業も年々増えていることから、AWSは今後も伸びる可能性が高く、将来性が期待できるでしょう。AWSの需要拡大に伴い、AWSに精通した「AWSエンジニア」の需要もますます高まると予想されています。
引用元:『国内クラウドサービスの市場規模は3.5兆円に拡大 』株式会社MM総研
AWSエンジニアの仕事内容
AWSエンジニアを目指す際には、仕事内容を理解することが大切です。AWSエンジニアは、AWS環境の設計、構築、運用といった幅広い業務を担当します。
これらの業務には多岐にわたる技術と知識が求められます。本章では、AWSエンジニアが日々行う作業を、各段階ごとに詳細に解説していきます。
AWSエンジニアの仕事内容の全体像を把握することで、AWSエンジニアとしての転職のヒントになります。
関連記事:AWSエンジニアの仕事内容とは?転職におすすめの資格も紹介
AWS環境の設計
AWSを使用した開発環境の設計は、AWSエンジニアの仕事のひとつです。サーバーやネットワークなどの設計業務とは異なり、クラウドの特性を把握したうえで、継続的にシステムを運用できるように設計する必要があります。設計の際には、拡張性・可用性を意識しなければなりません。
この段階でうまく設計ができなければ、性能の低いシステムが完成してしまうため、設計は非常に重要なフェーズです。また、企業がすでにオンプレ環境を持っている場合、クラウドとオンプレの連携にも配慮しながら導入計画・運用方法を企画しなければなりません。
設計業務の知識を身につけるには、「AWSアーキテクチャセンター」の活用がおすすめです。AWSアーキテクチャセンターには、AWSにある様々な機能の説明や仕様、組み立て方などが解説されています。AWSの設計に関する理解を深めたい人に最適です。
AWS環境の構築
設計が完了したら、次はAWS環境を構築するフェーズです。設計したとおりに構築作業を進めていきます。AWSは、開発作業を円滑に進めるために様々な機能が用意されていることも特徴です。
例えば、サーバー環境の構築やコンテンツ配信、データベース、セキュリティなどが挙げられます。搭載されている機能の数は200以上あり、AWSエンジニアはこれらの機能を利用して、開発環境の構築を進めます。
企業が開発・運用をスムーズに行える環境を構築するためには、AWSサービスに精通したAWSエンジニアの存在が欠かせません。
AWS環境の運用
構築完了後は、実際にAWS環境を運用していきます。クラウド上でシステムを安定稼働させるための運用・保守も、AWSエンジニアの大切な仕事です。
運用のフェーズでは、サーバー増設や機能のアップデート、動作の監視などの幅広い業務を行います。AWSエンジニアは、AWSの新しいサービスのなかから必要なシステムを選択し、業務を効率的に行えるように改善を図ることが大きな役割です。他にも、日頃のメンテナンスや障害対応、AWSサービスの状況監視、OSやミドルウェアのバージョンアップ対応なども担います。
AWSエンジニアの仕事内容は多岐にわたるため、各個人のスキル・習熟度に応じて業務を行うケースが多く見られます。しかし、どの業務もAWSの知識がなければできません。AWSエンジニアとして働くためには、まずAWSに関する知識をしっかりと身につけることが重要です。
AWSエンジニアを目指す方法
AWSエンジニアを目指すための方法は様々で、個人の状況に応じて取るべきステップが異なります。AWSエンジニアを目指すためには、ITインフラに関する基礎知識の習得やAWS関連の資格取得、およびAWSの知識の習得が必要です。本章では、AWSエンジニアを目指す方法、知識を深めるために行うべきことを解説していきます。
関連記事:AWSエンジニアとは?年収やキャリアパス、転職に役立つ資格も紹介
ITインフラの基本的な知識を身につける
AWSエンジニアは専門的な知識・経験が求められる職種であるため、未経験から目指すのはハードルが高いといえるでしょう。インフラエンジニアやプログラマーなどからAWSエンジニアにキャリアチェンジするパターンが多く見られます。
特にインフラエンジニアとして働いていた経験や、ITインフラに関する基本的な知識は、AWSエンジニアの業務にも活かせるはずです。例えば、サーバーやネットワークなどのITインフラ全般の設計・構築に携わった経験があれば、クラウド環境での仮想サーバーの構築・設計のイメージがつかみやすくなります。
AWSサービスの理解を深めるためにも、サーバーやネットワーク、データベースに関する基本的な知識も学んでおきましょう。
関連記事:インフラエンジニアにAWSスキルが求められる理由
AWSに関する資格を取得する
AWSエンジニアに必要な知識を身に付けるためには、資格取得がおすすめです。資格の勉強をとおして、AWSエンジニアの実務で必要な知識を深められます。AWSに関する資格は多くありますが、まずはAWS認定の基礎レベルである「クラウドプラクティショナー」へのチャレンジがおすすめです。
クラウドプラクティショナーの主な試験範囲は以下の4つです。
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・クラウドのコンセプト
・セキュリティとコンプライアンス
・クラウドテクノロジーとサービス
・請求、料金、およびサポート
クラウドプラクティショナーを取得すれば、AWSの主要サービスやクラウド、セキュリティなどに関する基本的な知識があることを証明できます。
関連記事:AWS認定資格で年収アップは可能?転職における市場価値とは
AWSに関する知識を身に付ける
AWSエンジニアの業務を行ううえで、AWSに関する知識は欠かせません。AWSエンジニアとして覚えなければいけない知識・技術はたくさんあります。AWSは世界中で利用されているサービスであるため、学習用のサービス・教材が非常に充実していることが特徴です。
AWSの基本的な知識を学べるおすすめサービスを2つ紹介します。
関連記事:AWSの勉強方法!初心者向け6ステップや独学に必要な時間を解説
AWS公式のハンズオン
AWS公式のハンズオンはAWSの知識を習得するために役立ちます。ハンズオンとは、AWSが提供しているサービスの利用方法などを実践的にまとめた講座を指します。
動画を見て学習を進める形になっており、どこからでも気軽に学習できる点が魅力です。なかでも下記2つのハンズオンは、AWSの基礎知識を身につけるのに最適です。
・AWS Hands-on for Beginners
AWS Hands-on for Beginnersは、AWSサービスの初心者向けに設計された無料の学習コンテンツです。動画ガイドに従いながら実際に操作を行うことで、AWSの基礎を学べます。このコンテンツは、AWSの使用を始める際の最初の一歩として理想的です。
オンデマンド形式で提供されるため、移動中やちょっとした空き時間にも学習することが可能です。また、理解に苦しむ部分は何度でも繰り返し視聴できるので、自分のペースでしっかりと知識を身につけることができます。
・ハンズオンチュートリアル
ハンズオンチュートリアルはAWSサービスを学ぶための、カテゴリ別に整理された入門およびハウツーガイドを提供しています。ハンズオンチュートリアルは、初心者に優しい使いやすいインターフェースで、機能に基づいた検索が可能です。ハンズオンチュートリアルを利用することで、AWSのさまざまな機能を効率的に、かつ快適に学ぶことができます。
ハンズオンの講座は他にもたくさんあるため、自身が興味のある内容から視聴するとよいでしょう。
AWSサービス別資料
「AWSサービス別資料」も、AWSの理解を深めるためにおすすめの教材です。AWSで開催しているウェブセミナーがアーカイブ形式となっており、AWSサービスごとの要点を集中的に学習できます。難しい専門用語もわかりやすく解説されているため、スムーズに読める点が魅力です。
関連記事:未経験でAWSエンジニアになるには?学習手順や認定資格などを解説
AWS Amplifyに関するよくある質問
AWSのスキル習得を目指すエンジニアの中で、AWS Amplifyに関連する質問は少なくありません。よくある質問は、AWS Amplifyの基本的な概要や欠点、AmplifyとFirebaseの比較などが挙げられます。本章では、これらのAWS Amplifyに関するよくある質問について回答します。AWS Amplifyの利用を検討しているエンジニアにとって、有益な参考資料となるでしょう。
Q1. AWS Amplifyとは何か教えてください
AWS Amplifyとは、モバイルアプリケーションやWebアプリケーションの構築を支援するためのサービスです。AWS Amplifyは、AWSプラットフォーム上で動作し、AWSの多様なサービスを活用できます。
Q2. AWS Amplifyの欠点は何ですか?
AWS Amplifyの欠点は、SPA(Single Page Application)に特化した開発フレームワークであるため、SSR(Server Side Rendering)には対応していない点です。また、SPAのアプリケーションしか移設できない点も欠点です。
Q3. AmplifyとFirebaseはどちらが良いですか?
Amplifyはインフラの可視化に優れており、再利用やカスタマイズに適しています。一方、ハイブリッドアプリやGoogleサービスとの連携にはFirebaseが最適です。
Q4. AWS Amplifyでは何ができるのですか?
AWS Amplifyでは、AWSの豊富なサービスを利用して、アプリケーションを簡単に開発できます。さらに、データ分析のためのダッシュボードなど、サービスを実装するうえで重要な要素・仕組みが備わっています。
ITエンジニアの転職ならレバテックキャリア
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