そのほか混同しがちなCXOについても紹介しますCTOとは?CEOとの違いや各役職の役割について解説

最終更新日:2022年6月16日

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技術面や研究開発を監督する「CTO」は、IT関連の企業を中心に使用されている役職名です。

アメリカで使用されていましたが、現在は国内の企業でも耳にすることが多くなりました。

「Cスイート」と呼ばれる肩書きはたくさんありますが、ここでは「自社にはCTOとCEOがいるようだが違いがわからない」といった方に向け、企業の経営方針に関わる執行役員の責任者「CEO」との違いについてご紹介します。

1. CTOとは

「CTO」とは「Chief Technology Officer」または「Chief Technical Officer」の略称です。日本語では「最高技術責任者」になります。開発の最高責任者なので、国内では主に技術部長や開発部長といった役職です。技術的な方向性、研究開発を監督するポジションです。元々はアメリカの企業で、研究開発ディレクターの立場を拡大したポジションとして生まれました。現在は、IT関連企業を中心に設けられています。

また、CTOは企業戦略の立案や、情報システム構築など、情報に関わる業務を監督する「CIO(Chief Information Officer/最高情報責任者)」という役職を兼任することもあります。国内でも外資系の企業をはじめ、さまざまな企業で設置され始めています。

CTO(最高技術責任者)の役割

CTOの具体的な役割としては、以下の3つが挙げられます。
 

  • ・技術戦略の意思決定

    ・技術経営

    ・エンジニアの採用と教育


これは明確に決まっているわけではなく、多くの企業のCTOがこのような役割を担っているという大枠になります。技術戦略の意思決定は、新規事業の技術的な部分の選定や最終意思決定までを行います。

技術経営は、技術を利益に結び付ける役割です。これは技術を売るような直接的な利益、技術を生かして製品開発を行うような間接的な利益の両方を含みます。エンジニア採用と教育では、直接採用、教育の場に立ち会うこともありますが、主には方針を決定する役割を担います。

自社の技術、技術チームを分析し、欠けているものは何か、今後どのように動けばより技術力を高め、チームを強化できるか、などを考慮したうえで意思決定を行います。

CTOと社長の違い

CTOは技術部門の最高責任者です。社長という用語自体は法律上の意味はないのですが、実体としてはCEOや代表取締役など企業のトップを指す場合が多いでしょう。社長を企業のトップとした場合、CTOは企業の中の技術部門のトップです。

企業には技術以外にも、財務、情報、経営戦略、マーケティングなどの部門があり、それぞれにトップである最高責任者が置かれる場合があります。CTOはこのうちの一部門である技術部門のトップ、最高責任者ということです。

とはいえこれらの役職をそれぞれ設置しなければならないという法律はなく、実体は企業によって異なります。そのため、あくまでも概要や大枠の意味合いとして捉えておいてください。

2. CEOとは

「CEO」とは「Chief Exective Officer」の略称で、日本語では「最高経営責任者」になります。アメリカでは、企業の経営方針を決定する業務執行役員の最高責任者にあたり、会長と兼任することも多いポジションです。

CEO(最高経営責任者)の役割

CEOの位置づけは、企業によって異なります。そのため、CEOの役割も細かくは企業によって異なります。大枠の、あくまでも概要として、CEOの役割を3つ挙げます。
 

  • ・業務執行の統括

    ・経営方針、事業戦略の策定

    ・ステークホルダーへの説明、適切な情報開示


大まかに言えば、社内的には最高責任者として全体の意思決定を行い、それと同時に対外的に説明責任が求められるということです。業務執行の統括とは、各部門の業務結果に対して最終的に責任を負う立場になります。

経営方針、事業戦略の策定はCEOの役割として最初にイメージされるものではないでしょうか。企業の方向性、事業の方向性を決定し、実現するための計画を作る役割です。

ステークホルダーとは、企業に関わる利害関係者です。具体的には、株主、顧客、金融機関、行政機関、取引先などが挙げられます。広義には、経営陣や従業員も含みます。この中で特にスポットライトが当たるのは株主で、CEOは特に株主に対しての説明責任、情報開示責任を負います。

日本ではCEOの使われ方が企業によって違うことも

日本とアメリカ企業組織の構造が異なり、CEOという役職は日本の規定にはありません。そのため、アメリカと同じように経営責任者としてCEOを配置している企業だけではなく、代表取締役、社長、会長と同じ意味で使用している企業など、さまざまな意味で使われています。

CEOの大枠の役割は上でご説明した通りですが、名ばかりCEOと言われるように、役職名を付けただけで実態が伴っていないようなケースもあります。そのため役職名だけで判断せず、実体を見ることも重要です。

3. CTOとCEOの違い

「CEO」は会社の経営に関する責任を担う役職である反面、「CTO」は開発などの技術面の責任を担うポジションです。業務別に責任の所在を明らかにすることで、健全な運営をアピールすることができる利点があります。

どちらも元々はアメリカで使用されていた役職名ですが、外資系の企業を中心に国内でも利用する企業が増加しています。近年ではアメリカ型の経営を行う企業が増えたことから、今後も更なる拡大が予想されています。

4. そのほか混同しがちなCXOの肩書き

CEO、CTOについて解説してきましたが、他にも複数のCXOがあります。その他の代表的なCXOについて解説していきます。

CXOとは

CXOのXの部分には何らかのアルファベットが入ります。つまり、これらの役職を総称してCXOと呼んでいます。CXOという名前の役職自体はないので、Xはここに何かのアルファベットが入りますよという意味合いです。

COOとは

COOは「Chief Operating Officer」の略称です。日本語では「最高執行責任者」となります。業務全般の執行を担っているので、CXOの中でも重役、社長が該当している場合もあります。またここでの執行は経営との対比で名づけられています。

執行なので、経営ではなく実務側の最高責任者ということです。またCOOが社長の場合、CEOは会長などになっている場合が多いです。

CFOとは

CFOは「Chief Financial Officer」の略称です。日本語では「最高財務責任者」となります。財務責任者なので、社内のお金を統括する立場です。事務的な管理だけではなく、投資や資金調達の戦略策定や意思決定を行うこともあるでしょう。ただし最終的な決断はCEOです。

5. FAQ

Q1. CTO/CEO/COO/CIOのそれぞれの日本語の意味は?

和訳によって差異はありますが、一般的に以下のようになっています。
 

  • CTO:最高技術責任者

    CEO:最高経営責任者

    COO:最高経営責任者

    CIO:最高情報責任者

Q2. CTOの普段の仕事内容はどんなものですか?

CTOは企業の技術責任者として、情報システムの開発など、技術的な分野の最高責任者として活躍します。技術面での方向性の決定や、技術開発に関する企画の立案といったことを行います。詳しい内容は「CTOの仕事内容」をご参照ください。

Q3. 日本のCTOの平均年収はどれぐらいですか?

日本のCTOの平均年収は、950万~1200万円となっています。(平成29年経済産業省データ)。レバテックキャリア上のCTO候補求人の年収レンジは700万~1200万円です。

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