セキュリティの学習に役立つ本を基礎、応用、資格取得の3分類で解説【2020年版】セキュリティエンジニアの学習に役立つ本

最終更新日:2020年11月4日

レバテックキャリアは
ITエンジニア・Webクリエイター専門の転職エージェントです

セキュリティエンジニアは、高度な技術力と幅広い知識が求められ、エンジニア職の中でもスキルの習得難易度が高い職種です。一方で、セキュリティに特化した資格やスクール、書籍などが多数あり、教材探しに苦労することはないでしょう。
特に書籍は、スキルレベル別に販売されており、自分のスキルレベルに合わせて選択することができます。この記事では、セキュリティエンジニアの学習に役立つ本を基礎・応用・資格取得の3つに分類して解説します。

1. 【基礎編】セキュリティの基礎知識・基礎スキルを学べる書籍

セキュリティ分野は、サーバーやネットワークなどのさまざまな技術に加え、セキュリティ独特の用語や技術も多く存在します。そのため、幅広い分野の基礎知識・基礎スキルを習得する必要があります。ここでは、初学者や経験の浅いセキュリティエンジニアが学習する際に役立つ書籍を紹介します。

『セキュリティエンジニアの教科書』(日本ビジネスシステムズ株式会社セキュアデザインセンター、シーアンドアール研究所)
セキュリティエンジニアがおさえておくべき基礎知識やスキルが幅広く解説された一冊です。図表が豊富に掲載されているため、視覚的にイメージしやすい構成となっています。セキュリティエンジニアの仕事内容やセキュリティマネジメントなど、技術領域以外についても学習することができます。

『動かして学ぶセキュリティ入門講座』(岩井博樹、SBクリエイティブ)
特典としてツールが提供されており、実際に手を動かしてサーバーやブラウザのセキュリティ問題の調査・分析・対処を行っていく実習型の書籍です。基礎的な内容ですが、サーバーを操作したことがないような初学者には向きません。セキュリティ実務に携わる若手エンジニアにオススメの書籍です。

『イラスト図解式 この一冊で全部わかるセキュリティの基本』(みやもとくにお、大久保隆夫、SBクリエイティブ)
セキュリティ対策の必要性やセキュリティ用語の解説、主なサイバー攻撃の解説、セキュリティ事故発生時の対応方法などを、図を多用して解説している書籍です。内容的には基礎的なものですので、基礎知識を固めるために活用すると良いでしょう。

2. 【応用編】セキュリティの応用知識・応用スキルを学べる書籍

サイバー攻撃は非常に巧妙であり、限られた情報から原因や攻撃手法を調査・分析し、必要な対応を導き出す応用力が問われます。ここでは、技術分野ごとに応用力を身につける上で役立つ書籍を紹介します。

『暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス』(結城浩、SBクリエイティブ)
ITにおける数学知識の解説で定評のある、結城浩氏による暗号技術についての解説本です。大学や専門学校の教科書としての採用実績も多く、暗号技術の歴史やその仕組み、手法について基礎から応用までしっかり学ぶことができます。公開鍵暗号、ハッシュ関数、デジタル署名や証明書、SSL/TLSなど、業務でも目にすることの多い暗号技術が順を追って紹介されていきますので、必要性に応じて理解を深めていくことが可能です。本書は暗号技術についての解説本の中では数式の記載が少ないですが、十分な理解のためには数学の知識があると役立つでしょう。

『体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践』(徳丸浩、SBクリエイティブ)
Webアプリケーションのセキュリティ第一人者である徳丸浩氏が書き下ろした、Webアプリのセキュリティリスクや対策に特化した一冊です。Webアプリにおけるセキュリティの勘所を体系的に学ぶことができる良書であり、高い評価を受けています。ガラケー用サイトでのセキュリティ対策など、やや古く感じる内容もあるものの、セキュリティ上の脅威に対する備えや対策の考え方は今でも十分通用するものです。アプリ開発に携わるエンジニアにも役立つでしょう。

『ハッキング・ラボのつくりかた 仮想環境におけるハッカー体験学習』(IPUSIRON、翔泳社)
膨大な情報量を誇るセキュリティ総合サイト「Security Akademeia」を運営する著者による、ハッキングやマルウェア検証を目的とした実験環境の構築などについて学べる実習本です。仮想環境の構築や、Windows・Linuxの操作、LANやWebアプリ、ログオン認証のハッキングの経験を積むことができます。Windows、Linuxとシェアの高いOSについても理解が深まるため、OSの知識に不安がある人の学習にも効果的です。作った実験環境を実際に自分で攻撃しながら学習するため、ハッカーがどのような視点で攻撃するのか理解を深められるでしょう。

3. 【資格編】セキュリティ関連の資格の勉強に役立つ書籍

セキュリティエンジニアは、企業のセキュリティ性を担う職種のため、スキル証明など自身のスキルレベルの信頼性を上げる取り組みが必要です。ここでは、セキュリティ関連の資格取得に役立つ書籍を紹介します。

『徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書 2019年度』(瀬戸美月・齋藤健一、インプレス)
セキュリティエンジニアの国家資格である情報処理安全確保支援士試験用のテキストです。情報セキュリティに対する幅広い項目が網羅されているため、情報量が非常に多いですが、
その分幅広い知識を身につけることができます。試験対策にとどまらず、実務へのアドバイスも多く掲載されているため、業務への応用もできる構成となっています。

『平成31年【春期】/01年【秋期】情報セキュリティマネジメント合格教本』(岡嶋 裕史、技術評論社)
国家資格試験である情報セキュリティマネジメント試験の教本です。2018年に世界で発生したサイバー攻撃やセキュリティ事故などの時事情報から、セキュリティ管理手法、サイバー攻撃手法など領域がカバーされています。受験を予定していなくてもセキュリティ知識を勉強する教材として活躍するでしょう。

『らくらく突破 情報セキュリティ管理士 認定試験 公式テキスト』(五十嵐聡、技術評論社)
「情報セキュリティ管理士」は、一般財団法人全日本情報学習振興会が認定する民間資格で、本書はその学習テキストです。初学者が体系的に情報セキュリティを学ぶことができるように構成されており、特に職場の情報資産の管理に重点が置いた内容になっています。セキュリティを担当するエンジニアだけでなく、他部門のエンジニアや非技術職のセキュリティ学習にもおすすめです。

4. まとめ

この記事では、セキュリティエンジニアの学習に役立つ本を基礎・応用・資格取得に分類して解説しました。セキュリティエンジニアが担当する領域は非常に幅広いため、網羅的に知識・スキルを習得するには非常に大きな労力がかかります。ここで紹介した書籍はどれも学習に役立ちますが、中でもIPAの試験対策教本はおすすめです。IPAの試験は基礎から応用までカバーした体系的な内容となっていますので、受験を予定していなくても教本を読むことで多くの領域の知識を学ぶことができます。ぜひ、一度手にとってみてください。

ITエンジニア・Webクリエイターの転職ならレバテックキャリア

レバテックキャリアはIT・Web業界のエンジニア・クリエイターを専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向に精通したキャリアアドバイザーが、年収・技術志向・今後のキャリアパス・ワークライフバランスなど、一人ひとりの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。一般公開されていない大手企業や優良企業の非公開求人も多数保有していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。

転職支援サービスに申し込む

また、「初めての転職で、何から始めていいかわからない」「まだ転職するかどうか迷っている」など、転職活動に何らかの不安を抱えている方には、無料の個別相談会も実施しています。キャリアアドバイザーが一対一で、これからのあなたのキャリアを一緒に考えます。お気軽にご相談ください。

「個別相談会」に申し込む

プロのアドバイザーがあなたのお悩みや疑問にお答えします

- 転職個別相談会開催中 -

相談内容を選択してください

※転職活動や求人への応募を強制することはありません

人気の求人特集

内定率が高い

関連する記事

人気の記事

スキルアップ記事トップへ

セキュリティエンジニアの求人・転職一覧