Unityの資格「Unity認定試験」とは?概要や難易度を解説

最終更新日:2024年8月27日

Unityとは、ユニティ・テクノロジーズが開発したゲーム開発、VR/AR開発用のプラットフォームです。さまざまなプラットフォームに対応できることから、近年はエンターテイメント分野だけでなく医療や建築などの分野でも活用が進んでいます。そんなUnityの知識・スキルの証明ができる資格がUnity認定資格試験です。

今回は「Unity認定資格試験を受験したい」「勉強方法や難易度が知りたい」という人に向けて、Unity認定資格と試験対策の方法などを詳しく解説します。

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この記事のまとめ

  • さまざまなプラットフォームに対応できるUnityはゲーム開発やVR/AR開発用ツールとして重要視されている
  • Unityのスキルや知識、Unityに関連する職歴を証明できるのがUnity認定資格であり、転職やキャリアアップに役立てられる
  • Unity認定の資格試験は5つのエントリーレベルに分かれており、その中から専門科目を選択し受験可能。ピンポイントにスキル証明ができる

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Unityの資格「Unity認定試験」とは

Unityは、C++で作成されたゲームエンジンです。3Dゲームの開発を効率化できることが強みであり、現在ではゲーム業界だけでなくVRやARなど「xR系」と呼ばれる分野のコンテンツ制作で活用されています。このUnityの技量や知識を証明する資格が、Unity認定資格です。Unity認定資格の区分や難易度など、概要について見ていきましょう。

主催 ユニティ・テクノロジーズ
エントリーレベル
難易度別)
・ユーザー
・アソシエイト
・プロフェッショナル
・エキスパート
試験方法 自宅や職場などオンライン受験可能
有効期限 認定日から3年間
合格ライン 500スコア
概要 Unityに関する知識・スキルを区分ごとに分け、
認定するための試験

関連記事:Unityとは?特徴や将来性、活用事例、使い方について解説

Unity認定試験の受験方法

Unity認定資格試験はオンラインで受験できる資格試験です。ほかの資格とは異なる特別な点はありませんが、今一度受験方法について日程や受験料をチェックしていきましょう。

日程

Unity認定資格試験を受験するには、まずUnity公式サイトでバウチャーを購入します。その後で、ピアソンVUEのWebサイトで受験場所や日程を決めます。

Unity認定資格試験の試験日程は自由に設定可能です。試験会場はテストセンターのほか、自宅や職場からオンラインで受験できます。自分の都合に合わせて無理なく受験できる会場を選びましょう。
合否判定については、受験した当日に発表、試験終了後に結果が届きます。
その際デジタルバッチと印刷されたデジタル証明書が発行されるため、これをもって合格が証明できるでしょう。

不合格だった場合、同じ種類の試験をもう一度受験するには15日間以上の待機時間が必要です。
もし、2回目の受験でも不合格だった場合は、同一試験を再受験するには90日以上の待機時間が必要になります。

受験料

受験料:34,055円~(認定レベルによって価格変動あり)

Unity認定資格試験の受験料は他資格と比較しても、決して安価ではありません。十分な勉強時間で対策し、確実に合格ラインを狙えるように計画立てて取得することが大切です。

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Unity認定試験の区分・難易度

Unity認定資格には習熟度や分野別に4つのレベルが設けられています。また、最上位の「エキスパート」はさらに3つの試験が含まれ、専門性を高められるよう工夫されています。以下は、Unity認定資格の簡単な難易度一覧です。

試験区分 難易度
ユーザー Unityの基本スキルを有するエントリーレベル
アソシエイト ポートフォリオ作成経験のあるクリエイターレベル
プロフェッショナル 2年以上の実務経験を前提としたプロレベル
エキスパート 5年以上の実務経験を前提とした高度なスキルレベル

次にそれぞれのレベルについて解説していきます。

関連記事:
未経験からUnityエンジニアとして就職・転職する方法とは?
Unityエンジニアに転職するには?仕事内容や未経験からの目指し方を解説

ユーザー

種類 内容 対象者
プログラマー ・ゲーム、アプリ開発
・AR/VR技術に関する基礎的知識など
Unity初心者、入門者
アーティスト Unityの2Dおよび3Dのデジタルアーティスト 最低150時間以上Unityを使用しているユーザー
VR開発者 AR/VR技術の基礎知識 「Unity認定ユーザー:プログラマー」の合格者

ユーザー試験とは、それぞれ分野に関して基礎的な知識が問われる試験です。以上の分類は専門科目であり、プログラマー・アーティスト・VR開発者の中からユーザー認定を取得したい科目を選ぶ形式となっています。

どの種類も初心者向けの試験として入門的に扱われますが、対象者を見ると分かるように「最低150時間以上Unityを使用している」ことが推奨されています。難易度はUnity認定試験の中で最も低く、キャリアスタートやUnityの基本を学ぶ証明ができる区分といえるでしょう。

プログラマー

Unity認定ユーザー:プログラマーは、ゲームやアプリ開発からVR/AR技術に関する基礎的な知識まで基本的スキルが問われます。この資格を取得することで、Unityの基礎とC#プログラミングスキルを証明できるでしょう。

Unity認定の中でも初心者を対象としており、これからUnityを勉強したい人や初めてUnity認定を受ける人におすすめです。このプログラマー合格者は、VR開発者の試験を受験可能です。

アーティスト

Unity認定ユーザー:アーティストはUnityの2D・3Dデジタルアーティストとしてのスキルが問われる資格です。Unityの各ツールの使用方法や認識について、基礎的知識があることを証明できるでしょう。

アーティスト認定には、ほかにもプロフェッショナルとエキスパートのグレードがありますがUnity認定ユーザー:アーティストに関してはエントリーレベルの試験です。とはいえUnityソフトウェアを使いこなす必要があり、試験勉強には十分な時間確保が必要といえます。

VR開発者

Unity認定ユーザー:VR開発者とは、ARやVR技術に関する基礎的知識が問われる資格です。合格者はUnityを使用するVR体験作成の基本スキルが証明できます。VR開発者には受験資格が設定されており、UnityとC#のプログラミングスキルを持ち、なおかつUnity認定ユーザー:プログラマーの資格所有者が対象です。

アソシエイト

種類 内容 対象者
ゲーム開発者 Unityゲーム開発者の必要スキル ゲーム開発を目的としたUnityユーザー
プログラマー ・プログラミング
・UI
・デバッグ
・資産管理における全体的なコアスキル
Unity開発者、ソフトウェアエンジニア、
小規模なアプリケーション開発者、
ゲームプログラマーなど
アーティスト ・Unityのコアスキル、コンセプト
・Unityの2Dおよび3Dのデジタルアーティスト
ソフトウェア開発プロセスにおける
芸術的スキル、技術的スキルを持つ
プロアーティスト

アソシエイトのレベルランクだと、受験資格など条件がユーザー試験と比べて厳くなります。具体的にUnityのさまざまな機能を実行したことがあるかどうかが問われるため、対策としてビジネスレベルでUnityを使いこなす知識・技術を用意する必要があるでしょう。Unityプロジェクトのポートフォリオを作成できるレベルの人が対象です。

ゲーム開発者

Unity認定アソシエイト:ゲーム開発者とは、Unityのコアスキルとコンセプトの習得を目指す資格です。コンピューターサイエンスに理解がありUnityゲーム開発者を目指す人におすすめです。

資格を取得すると、ゲーム開発に関連するUnityの知識・スキル証明として活用できます。受験対象者のレベルも公開されており、C#を使用した複雑なゲーム構築の経験やエンドツーエンドの知識、デバッグや課題解決への自信が問われるなど、応用スキルが重要視されています。

プログラマー

Unity認定アソシエイト:プログラマーは、プログラミング・UI・デバッグ・資産管理全体のコアスキルが求められる資格です。Unity認定ユーザー:プログラマーよりももう一歩踏み込んだ難易度の高い試験として認知されています。

日本語試験が開始されたことで合格を目指すエンジニアも増え、就職活動や転職の際にプログラミングスキルを証明できる資格として有効です。

アーティスト

Unity認定アソシエイト:アーティストはUnityのコアスキルからコンセプト、Unityの2Dと3Dアーティストとしてのスキルを問う資格です。Unity認定ユーザー:アーティストよりもレベルが高い内容となっています。

資格を取得すると、ジュニア開発者・ジュニアアーティスト・ライティング、テクニカルアーティスト・コンテンツデザイナー・品質保証テスターとしてのスキル証明が可能です。

プロフェッショナル

種類 内容 対象者
プログラマー ・プロジェクトの構想、立ち上げ
・プロジェクトの技術的な実行、必要なコアスキルなど
ビジネスレベルのプロ開発者
アーティスト ・リアルタイムのインタラクティブソフトウェア、
 プロジェクトに関する技術的スキル
・プロレベルのアートスキル
リアルタイム3Dアーティスト向け

プロフェッショナルでは、アソシエイトよりもさらに受験内容は専門的になり、受験できる対象者も条件が厳しくなります。基本的にプロの開発者やデザイナーを対象にした試験であり、プログラミングや3Dアート環境の構築経験が2年以上あることが前提です。
難易度は高く専門知識もより深いものが求められます。

プログラマー

Unityの使用スキルだけでなく、プロジェクトの構想から立ち上げ、実行に至るまで実践的なコアスキルが求められるのが、Unity認定プロフェッショナル:プログラマーです。試験対象者の目安は実際のUnity開発者やソフトウェアエンジニアなどの専門家とされており、転職や就職の際のスキル証明というよりはキャリアアップのための資格といえるでしょう。受験資格には実務経験が必要のため、より専門性を高めたいエンジニアにおすすめです。

アーティスト

Unity認定プロフェッショナル:アーティストでは、リアルタイムのインタラクティブソフトウェアプロジェクトにおける技術的スキル・芸術的スキルを問われます。3Dアーティスト市場において他者との差別化や有為を証明したい場合に活用される試験であり、難易度が高い特徴があります。
この資格も受験には実務経験が必要なため、ある程度の経験を積んでステップアップとして活用するとよいでしょう。

エキスパート

種類 内容 対象者
プログラマー プロジェクトのアーキテクチャー、
ワークフロー、コーディングまで
5年以上の実務経験を持つ熟練度の高い
プログラマー向け

エキスパートはUnityk認定資格の中で最上級であり、対象者は決められた職種での実務経験5年以上とかなりの難易度を誇ります。5年以上の実務経験だとUnityの基礎知識はもちろんコアスキルも求められ、一通りの開発経験すべてを網羅している前提です。エキスパートはUnity認定資格の中で最も難易度が高く設定されています。

プログラマー

Unity認定エキスパート:プログラマーはこれまで紹介したUnity認定資格の中で最もレベルの高い試験です。合格するためにはプロジェクトのアーキテクチャからワークフロー、コーディングに関する幅広い知識が必要となります。

取得すればあらゆる業界のUnityプログラミングで高度なスキル証明ができるため、ゲーム開発に限らずさまざまな分野に進出したい技術者向けといえるでしょう。受験するのはプログラマーやエンジニアとして十分な経験を積んだ人に限られ、プロジェクトマネージャーやプロデューサーなど全体を総括するポジションを目指すために取得することもあります。

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Unity認定試験の資格取得のメリット

Unity認定資格はUnityそのものの取り扱いスキルが上達するだけでなく、現職のスキルアップやキャリアアップの手がかりとするなど、取得するとさまざまなメリットがあります。特にUnity経験が浅く提出できるポートフォリオなどがない人は、資格取得によってスキルのアピールができます。大きく分けて3つのメリットがあるため、受験を考える場合は参考にしてください。

Unityの専門家としての信頼を得られる

Unity認定資格を取得することで、社会的にUnityの専門家として認められます。Unity認定資格はUnityとゲーム開発についての知識がしっかりと身に付いていることの証明になります。特に認定エキスパートの場合は、実務経験5年以上の熟練者を対象としているので高い知見があることを示せます。

Unity認定試験に合格するとUnity認定のデジタルバッジを受け取れます。このデジタルバッチはメールの署名やSNSで使用でき、取引先の信頼度をあげることや簡潔に自分の能力を証明できるなど、有益な使い方ができるでしょう。

就職・転職活動で有利になる

Unity認定資格はその難易度の高さからスキルやキャリアの証明として一定の効力があります。採用する立場からすればスキルの確認がしやすいので、選考をスムーズに進められるでしょう。自分のスキルをアピールする際のアイテムの1つとして活用できます。

Unityはゲーム業界では特に注目度の高いスキルです。今後もUnityエンジニアの需要は高まっていくと予想されますので、Unity認定資格はゲーム業界への就職・転職にプラスに働くでしょう。

資格手当や年収アップにつながることもある

企業によっては採用段階で資格所有者が優遇されるだけでなく、資格を保有していることで給料アップにつながるケースもあるようです。基本的には資格の取得難易度が高いほど資格手当は高く、Unity認定資格でいうとプロフェッショナルレベルがあると年収アップにつながりやすいでしょう。

ただし、資格手当があるかどうか、またその金額は企業により異なります。必ずしも年収が上がるわけではありませんが、資格取得によってスキルが得られ、実務で役立てられるなら相応のキャリアも期待できると考えられます。

関連記事:Unityエンジニアの年収は?仕事内容や年収アップの要点も解説

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Unity認定試験の勉強方法は?

次にUnity認定資格の試験対策について解説します。Unity認定資格試験はUnity公式サイトで公開されているオンライン動画教材や実際にUnityを触ってみること、書籍などで学習可能です。実際に購入できる書籍もまとめているため、これからUnity認定資格試験を考えている人は参考にしてください。

関連記事:Unityの勉強方法は?メリットや学習ロードマップも紹介

コースウェアの活用

コースウェアとは、Unity公式サイトに設置されているオンライン動画教材です。公式の学習サイトなので、Unityに関する情報が非常に充実しています。情報量がほかの解説サイトと比べても多いです。初心者向けの基本的な知識を解説するコンテンツから上級者向けのものまで、非常に多くの講座が用意されています。

コースウェアに沿って学習を進めることにより、ひと通りの試験対策が完了するように作られています。コースウェアは20時間以上に及ぶものもあるため、学習計画をしっかりと立てて進めていく必要があります。

Unityマニュアルと公式チュートリアルを用いた学習

コースウェアとは別に、Unityマニュアルを読み込む方法もおすすめです。また、Unityマニュアルを読みつつ、公式チュートリアルで実際の開発をイメージしながら学習を進められます。初心者の方は「Unityを使用する」セクションにある初心者向けのドキュメントから読み進めるのが良いでしょう。

UnityマニュアルはUnityについての情報を網羅しているので、コースウェアで学習を進めつつ、リファレンスとしてUnityマニュアルを参照できます。

本や参考書を活用

公式の資料のほかにも一般に市販されている書籍で学習する方法もあります。書籍の場合は体系的に必要な知識を網羅するように書かれているため、資格取得の学習には向いています。

ただし、書籍は古い情報を持つものも多く、試験勉強に活用する場合は信頼できる出版元か、最新の情報がまとめられているかどうかをチェックしておきましょう。また書籍だけではUnityのスキルや知識が補えないため、書籍で得た情報を基礎として実際に動かしてみることは大切です。
ここでは、初級者から中級者向けの書籍を紹介します。

『Unityの教科書 Unity 2023完全対応版』(SBクリエイティブ、北村愛実)

Unityの教科書 Unity 2023完全対応版は親しみやすいイラストとわかりやすい説明で、Unityを使ったゲームの作り方を解説しています。C#を用いたプログラムの書き方についても基礎から解説しているので、プログラミング初心者でも分りやすい入門的な本といえるでしょう。

ゲーム制作においてはよく使う処理(キャラクターの動作、当たり判定、得点表示など)を分かりやすく解説しています。

また、Unityの機能だけではなくゲームの企画や設計についても学べます。たとえばレベルデザインやゲームバランスの調整などはプレーヤーを飽きさせない工夫として重要です。

『作って学べる Unity本格入門 [Unity 2023対応版]』(技術評論社、賀好昭仁)

作って学べる Unity本格入門 [Unity 2023対応版]はUnityの基礎を理解している中級者向けの本です。1つのゲームを作っていく流れを通して、Unityの操作を学んでいきます。

実際のゲームを作りながらUnityの使い方を学んでいくため、より実践的な技術を身に付けることができる書籍です。武器や食べ物を調達しながら冒険し、最後には怪物と闘うという3Dゲームをつくりながらキャラクターの動かし方などを学びます。

タイトルは『入門』となっていますが、基礎よりも応用的な内容が中心です。ゲームの企画についての章もあり、企画の発案や企画書の書き方にも触れられています。ゲーム開発の実務としては、エラーのチェック、ログの出力、Debugモードなどトラブルシューティングについての解説がされています。

[Unity 2023対応版]と銘打っているように最新のUIにも対応しています。これからUnityの最新版をインストールしてゲーム制作を始める人にはおすすめです。

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Unity認定試験の資格取得に向いている人は?

Unity認定資格は「難易度が高め」「受験料が高い」とそれなりの経験やスキルが重視される資格です。業界的に見ても資格を取得できれば優れた人材として認められやすいものではありますが、受験リスクが高いほど取得する目的を決めておく必要があるでしょう。そこで、Unity認定試験の特徴を踏まえながら、資格取得を目指すのにおすすめな人を紹介します。

VR/AR関連のスキルを高めたいエンジニア

すでに3Dオブジェクトを用いたVR/AR関連の開発経験があるエンジニアならば、認定プログラマー以上の資格を目指すことで、知識が体系化されていきます。普段の仕事では使わない知識を学ぶことで、応用力が増していくでしょう。また、これまでの実務経験に認定資格が加わるため、有利な条件で転職できる可能性が高まります。

関連記事:Unityエンジニアの需要は高い?活用事例や求人も解説

ゲーム業界への参入を目指すエンジニア

ゲーム業界以外で、C#やJavaScriptの経験があるエンジニアならば、キャリアパスの選択肢を増やせるかもしれません。コアとなるプログラミングのスキルにUnityの知識が加われば、比較的短い時間で中級以上のゲームクリエイターを目指せるでしょう。また、ゲーム業界ではUnityの知識が問われる場面が多いため、転職の際に「ゲーム業界への興味と理解」を証明するためにもメリットは大きいです。

関連記事:Unityエンジニアとは?仕事内容や将来性、年収事情を解説

Unity認定インストラクターを目指すクリエイター

Unity 認定インストラクターとは、Unity利用における優れた指導者であることを認定する資格です。

Unityについて豊富な知識を持ち、その知識やスキルをほかの人に正しく指導できる能力があることを証明します。Unityを使える人材の需要は高く、したがってそのような人材を育成できるUnity 認定インストラクターは貴重な存在です。

認定インストラクターを取得するための条件として、Unity 認定プログラマーか Unity 認定 3D アーティストの資格が必要です。Unity 認定インストラクターを目指すには手始めにこちらの資格を取得するのが良いでしょう。

関連記事:Unityでできることとは?ゲーム分野以外の活用例も紹介

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Unity認定試験に関するよくある質問

Unity認定試験を初めて知る人にとっては、受験の仕組みや特徴はやや複雑です。そこで、本記事をよくある質問にまとめて解説します。受験方法や会場、認定試験の有効期限についてチェックしていきましょう。資格試験の勉強に入る前に、これから受験しようとしている資格について正確に情報を把握しておくことは重要です。

Q1. Unity認定試験の受験方法を教えてください

Unity認定試験はオンラインで受験することが可能です。公式の「Unityストア」で試験バウチャーを購入し、試験会場を予約します。試験バウチャーとは電子的な前売りチケットのことです。テストセンターもしくは自宅を選んで受験します。

Q2. Unityの試験会場はどこですか?

試験は場所に関わらずオンラインで受験することになります。試験会場としては自宅や企業などを選びます。また世界中のピアソンVUEセンターでも受験可能です。試験会場は指定ではなく「ピアソンVUE」で予約できるため、都合の良い場所を選びましょう。

Q3. Unity認定試験に有効期限はありますか?

合格発表(受験当日内)から3年間が有効期限です。3年後にスキルの証明が必要な場合、再受験する必要があります。証明書類に記載する場合は有効期限を気にする必要がありますが、たとえば転職時のアピール材料としては有効期限が切れていても一定の効果は期待できるでしょう。

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まとめ

ゲーム開発などエンターテイメント分野で重要なスキルとなりつつあるUnity。医療や建設の現場でも活用され始めています。将来的にUnityのスキルはVR/AR系の開発エンジニアとして汎用的なものとなる可能性が高いといえるでしょう。今後関連エンジニアとしてキャリアをスタートさせたい人は、自身のスキル・知識の客観的な証明としてUnity認定資格を取得することがおすすめです。

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この記事の監修

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