世界を舞台にインターネット広告事業を展開するアドウェイズのエンジニア中途採用の裏側を明かしますアドウェイズ【採用担当者の本音】当社を知らない人も騙されたと思って応募してほしい

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エンジニア採用を行う企業の採用担当者に、選考ポイントや求める人材像について尋ね、転職を検討しているエンジニアに現場のリアルな声をお届けする「採用担当者の本音」。

今回取り上げるのは、インターネット広告事業をメインに、メディアやアプリの開発・運営、EC事業と幅広いサービスを展開する株式会社アドウェイズです。

エンジニア中途採用で一次面接を担当する石丸裕史さんと山口翼さん、最終面接を担当する梶原良太さんにお話を伺いました。

※この記事は、2018年3月時点の内容です。


株式会社アドウェイズ サービスデベロップメントグループ 本部長 梶原良太氏、サービスデベロップメントグループ データサイエンスディビジョン バイスゼネラルマネージャ 石丸裕史氏、サービスデベロップメントグループ インプルーブメントディビジョン ゼネラルマネージャ 山口翼氏の写真
今回の採用担当者:
株式会社アドウェイズ
サービスデベロップメントグループ 本部長
梶原 良太(かじわら りょうた)さん(左)
サービスデベロップメントグループ データサイエンスディビジョン バイスゼネラルマネージャ
石丸 裕史(いしまる ひろし)さん(中央)
サービスデベロップメントグループ インプルーブメントディビジョン ゼネラルマネージャ
山口 翼(やまぐち つばさ)さん(右)

アドウェイズで採用したいのはこんなエンジニア
1. リーダーもしくはマネージャ経験のある人
2. 1つの言語での開発経験が5年以上あり、若手エンジニアの育成に取り組める人
3. 積極的にサービス改善の提案ができる人
4. メンバーと活発な議論が交わせる人

1. 求めるのは開発の中核を担う「リードエンジニア」と「エンジニアマネージャ」

―まずはアドウェイズの事業内容について教えてください。

梶原: 当社はインターネット広告事業を中心に、さまざまなサービスを展開しています。メイン事業であるインターネット広告事業では、国内最大級のアフィリエイトサービス「Smart-C(スマートシー)」や「JANet(ジャネット)」をはじめ、モバイルアプリ向け全自動マーケティングプラットフォームや、広告サービスの運用効率化を図るプラットフォームの開発・運営などを行っています。

さらに、リリース前の新作アプリがチェックできる「予約トップ10」等の開発・運営を行うアプリ/メディア事業、海外配送代行サービスを行うEC事業なども展開しており、一般ユーザーの方から幅広い業界の企業様まで、非常に多くの方々にアドウェイズのサービスをご利用いただいています。

株式会社アドウェイズのインターネット広告事業で展開するアフィリエイトサービス「Smart-C」「JANet」と、株式会社アドウェイズが開発した広告サービスの運用効率化・自動化を図るプラットフォーム「STROBELIGHTS」のロゴ画像
インターネット広告事業を中心に、アプリ/メディア事業やEC事業など全20以上のサービスを展開

梶原:広告サービスの運用効率化・自動化を図るプラットフォーム「STROBELIGHTS」シリーズは、2015年8月にTwitter広告向けの機能をリリースして以来、他の広告サービスへ順次展開しています。今後もさらに多くの広告サービスを網羅し、広告運用における精度向上に貢献できるよう強化する予定です。

—現在募集しているエンジニアの職種を教えてください。

山口:中途採用では「リードエンジニア」と「エンジニアマネージャ」の2職種を募集しています。

まず、リードエンジニアにはプロダクトの要件定義から開発、運用まで携わっていただきながら、若手エンジニアの育成をしてもらいます。技術面でのサポートだけでなく、プロダクトに対する深い理解を持った上で、より高い価値を生み出すための施策を考えられる方がいいですね。

一方のエンジニアマネージャは「チームとして成果を出す方法」を常に考える仕事です。例えば新しい開発手法を取り入れて、チーム全体の生産性を高めたり若手の成長を促進させたりと、自ら積極的に動いてくれる方が望ましいです。

山口氏が腕を組みながら、株式会社アドウェイズのリードエンジニア、エンジニアマネージャ採用で求める人物像を話している写真
「僕の意見に同調する人ではなく、互いに議論を交わせるパートナーのようなマネージャを求めています」とゼネラルマネージャの山口さん

2. 新しい開発スタイルの導入など、エンジニア発信でのサービス開発に取り組める環境

—エンジニアの開発体制を教えてください。

山口:開発体制は部門ごとに異なりますが、例えば広告事業を展開するインプルーブメントディビジョンは、3つのチームから構成されています。

私がゼネラルマネージャとして所属するチームは、エンジニア6名に加え、デザイナー、プロダクトオーナー、そしてゼネラルマネージャである私の計9名で開発を進めています。このチームではスクラム開発にペアプログラミングやモブプログラミングを取り入れて開発を行っています。

複数人でプログラミングを行うことは、1人でプログラミングを行うよりも時間がかかるために短期的に見れば工数がかかります。しかしながら一緒に開発を進めている分、システムの仕様の共有やコードレビュー、修正などを効率的に進められるというメリットがあります。また、開発を進める中でベテランエンジニアから若手エンジニアに知識の共有も行えるため、若手の育成にも繋がっています。

石丸:一方、僕が所属しているデータサイエンスディビジョンは、事業部を横断してデータ分析を行う部署です。特徴的なのは各事業部から依頼を受けて行うデータ分析業務のほかに、エンジニアから事業部側にヒアリングを行い、エンジニア主導で業務上の課題を解決するツール開発も行っていることです。

最近では「Twitter広告のターゲティング設定に時間がかかる」という悩みを聞いて、ターゲティングを効率的に行えるシステムを開発しました。その結果、今まで2時間かかっていた設定業務を5分程度にまで短縮させることができたんです。

このように、エンジニアならではの視点を活かすことで、今まで顕在化していなかった課題や業務効率化の糸口が見つかることもあるため、エンジニアからの提案で新しいシステムを開発することも多いですね。まず、プロトタイプを作って実際に使ってみてもらい、改善を重ねた上でリリースしています。

株式会社アドウェイズ サービスデベロップメントグループ データサイエンスディビジョンの業務体制について、笑顔で語る石丸氏の写真
データサイエンスディビジョンで行う業務のうち約4割は、エンジニアからの提案によって生まれている

3. リーダーレベルの開発能力と、プラスαのスキルを評価

—今回募集するリードエンジニア、またエンジニアマネージャの方に求めるスキルを教えてください。

山口:現在募集しているのは若手育成やチーム作りに取り組んでくれるリーダー人材なので、求職者の方に求めるスキルは比較的高くなっています。

具体的には、まず1つの言語に対する開発経験が5年以上あること。経験の浅い若手エンジニアに対して、適切なアドバイスができる方を求めています。また、その言語に加えてScalaやRuby、Perlのいずれかの言語を使ったWebアプリケーション開発経験が1年以上あるといいですね。

そのほかには、オブジェクト指向にこだわって開発に取り組んでいたり、DIやRxに関する知識が豊富だったりする方だとより理想的です。ただ、例えばRxのようなリアクティブプログラミングの知識は業務上必須ではありません。これからチームや事業を成長させ、高い価値を発揮していく上で、これらの経験や知識があればより活躍できる場が広がると考えています。そのため、日頃から新しい技術に興味を持ち、自主的に情報のインプットやアウトプットをしている人が望ましいですね。

石丸:データサイエンスディビジョンに限ると、機械学習の知識がある人、もしくは大規模なデータ処理経験がある人にも魅力を感じますね。これも必須というわけではありませんが、「Google Cloud Platform」や「Amazon Redshift」を使ったデータ分析経験がある方は特に歓迎します。

―一方で「アドウェイズに向いていないエンジニア」の特徴はありますか?

梶原:アドウェイズではエンジニアも積極的に意見を述べながらサービス開発に取り組んでいるので、コミュニケーションを取ることに対して極端に消極的だったり、自分の意見を伝えるのが苦手だったりする人は、当社の社風に馴染むのが難しいかもしれません。

意見がぶつかること自体は悪いことではないので、ぜひご自身の考えをどんどん発信していってほしいですね。

穏やかな表情を浮かべる梶原氏が、新卒社員も馴染みやすい、株式会社アドウェイズの職場環境を述べている写真
「新卒で入社したメンバーも、自分の意見を率直に話せる環境です」と梶原さん

4. 書類選考では過去の開発経歴と、最新技術への関心の高さをチェック

—書類選考時ではどのような項目を重点的にチェックしていますか?

山口:経験言語などのテクニカルスキルはもちろん、これまでどんなサービス開発に携わり、どんなポジションで動いていたのか、どのくらいの規模のチームで働いたことがあるのかなど、前職での業務経験を重点的に確認しています。

具体的には、当社と同じ広告系のサービス開発だったり、チームリーダーの経験があったりすると書類選考の評価は高まりますね。

さらに、アドウェイズには新しい技術も積極的に取り入れていく社風があるので、技術トレンドへの関心が高いことが伝わってくる方も良いですね。逆に言うと、技術にあまり興味がなさそうだな、と感じてしまう書類の場合はマイナス評価をすることもあります。

技術への興味の有無を、書類上でどのように判断しているのでしょうか?

山口:意外に思われるかもしれませんが、職務経歴書に記載している言語のスペルにミスはないか、大文字・小文字を正しく使い分けているか、といったところから判断できると思っています。

エンジニアは自分の仕事にこだわりや信念を持っている人が多いので、既存の技術を正しく理解し、自分の使っている技術に敬意を払っている人であれば、スペルのミスはしないはずです。反対にそれらをきちんと確認しない、既存の技術への理解が浅い人は、新しい技術への興味関心も薄いのではないか、と考えています。

—面接では、どのような点を確認していますか?

山口:抽象的ですが「話が盛り上がること」は大切だと思っています。というのも、今回募集しているのはリーダー候補のエンジニアなので、当社のリーダーやマネージャ陣と対等に意見を交わせるかどうかは重要なポイントだからです。過去に経験したプロジェクトの課題や解決方法についての話を、エンジニア同士で意見交換をするように語り合える人だといいですね。

また、エンジニアが現役プログラマーでいられるのは35歳が限界だという「35歳定年説」がありますが、「そんな噂には抗いたいと思っています!」という強い信念があり、年齢を重ねても意欲的に学び、手を動かし続けている方にもとても惹かれますね。

梶原氏、石丸氏、山口氏が笑顔を交えながら、株式会社アドウェイズの採用選考について語り合っている写真
山口さん・石丸さんが担当する1次面接は、肩肘を張らず、リラックスした雰囲気で行っているそう

―面接では、どのような質問をするのでしょうか?

石丸:僕は、興味がある技術の学習方法についてよく質問しますね。「機械学習に興味がある」といっても、ただ本を読んでいる人と実際に自分でコードを書いて動かしている人では、習得レベルが全く違いますよね。

興味関心に対する具体的なアプローチ方法を聞くことで、求職者の方の成長意欲の高さやポテンシャルの有無を判断したいと思っています。

梶原:また、これはどの質問にも当てはまることですが、面接は求職者の方と当社のマッチングを図る場なので、どんな質問にも正直に答えてもらいたいですね。

対話している相手が本音を話してくれているかどうかは意外と伝わってくるものですし、求職者の方の考えや志向性をこちらが正しく理解できないと、当社との相性を見極められずミスマッチになってしまう場合もあります。

5. 自由度の高さとフラットな社風が、アドウェイズの魅力

—アドウェイズの魅力や働くことで得られるメリットについて教えてください。

梶原:まず、エンジニア一人ひとりの裁量が大きいことですね。現在、当社は従業員数が1,000名を超えていますが、この規模でもエンジニアからサービス改善について気軽に提案ができたり、取り入れてみたい新しい技術や開発手法にチャレンジできたりと、自由度の高い環境で働けることはとても貴重だと思います。

山口:また、職種に関わらずすべてのメンバーがフラットな関係で仕事を進められることは、アドウェイズで働く上でのメリットであり、アドウェイズの強みだと思っています。どうしても事業会社なら営業の、システム会社ならエンジニアの立場が強くなりがちですが、当社では職種に関係なく対等に意見を交わしながらサービス開発に取り組むことができます。

それゆえに他職種の仕事にも協力的なメンバーが揃っており、営業担当であってもシステムサイドからの相談や提案に親身になって耳を傾け、力を貸してくれます。みんなが“サービスをより良くしていこう”という同じ目標に向かって走っているので、メンバー一人ひとりが気持ちよく仕事を進められると思います。

石丸:さらに、当社はインターネット広告事業を展開しているので、エンジニアであっても仕事を通じてマーケティングの知識を学ぶことができます。

その上、配信する広告がゲームやファッションなど多領域に広がっているので、さまざまな業界についての知識が増えたことも、僕がアドウェイズに入社してよかったと思う理由のひとつですね。

葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をイメージして彩られた壁に会社のロゴが飾られ、和モダンなデザインが成されている、株式会社アドウェイズのエントランスの写真
和モダンなデザインが印象的なエントランス。
ロゴの背景にある波の絵は、葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をイメージしている


—それでは最後に、アドウェイズへの応募を検討している求職者の方にメッセージをお願いします。

梶原:僕たちは「業務を任せられる人」ではなく「一緒に強いチームを作り、サービスを発展させてくれる仲間」を探しています。

当社はBtoBビジネスを展開する企業なので、知名度こそ低いかもしれません。しかし、入社後に携われるサービスの規模や仕事の幅広さ、風通しのよい社風など、アドウェイズには今みなさんが想像している以上の魅力が確実にあります。まずは一度、面接でお話ができるとうれしいです。

アドウェイズはまだまだ発展途上の企業なので、当社のメンバーと共に切磋琢磨しながら、強いチーム作りに貢献してくれる方からのご応募をお待ちしています。

山口:現場で長年活躍してきて「これからはマネジメントに注力したい」、「事業成長を支えるエンジニアとして開発に携わっていきたい」など、エンジニアとして生きていく上での「第二の軸」を探している方には最適な会社だと思います。ぜひ一緒に、アドウェイズの未来を作っていきましょう。

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この記事を読んで、アドウェイズへの転職を検討されている方はぜひ一度レバテックキャリアにご相談ください。これまでの経験やご自身の強みを伺いながら、転職を成功させるためのサポートをいたします。

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レバテック営業担当「泉澤 匡寛」から一言!

エンジニアとしての知的好奇心を満たしながら、成長を続けられる環境

インターネット広告事業からアプリ/メディア事業、EC事業まで幅広いサービスを展開しているアドウェイズ社。アドテクならではの高トラフィックサービスの開発に携わることができる環境は、エンジニアとしての市場価値を確実に上げてくれるでしょう。さらに、チーム全体の価値向上に繋がることであれば、新しい技術や開発手法も積極的に取り入れていける風土があるため、技術者としての知的好奇心を満たしながら成長を続けることができます。この記事を読んでアドウェイズに興味をお持ちの方、ぜひ一度ご相談にお越し下さい。

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