新規事業の種を生み出すパーソルキャリア(SEEDS COMPANY)の中途採用の裏側を明かしますパーソルキャリア【採用担当者の本音】目指すは業界の常識を変えていく、ユーザー視点のエンジニア集団

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エンジニア採用を行う企業の採用担当に、選考ポイントや求める人材像について尋ね、転職を検討しているエンジニアに現場のリアルな声を届ける「採用担当者の本音」。

今回取り上げるのは、「はたらいて、笑おう。」をブランドメッセージとして掲げるパーソルキャリア株式会社(2017年7月に株式会社インテリジェンスから社名変更)。

転職サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」などのサービスで知られる同社の中でも、特にベンチャーカラーの強い社内カンパニー・SEEDS COMPANYは、その名の通り新規事業の種を生み出し続ける組織です。新たなサービスの立ち上げも控えており、サーバーサイドエンジニアを中心に求人を強化しています。COMPANY長を務める陳(チェン)シェンさんにお話を伺いました。

※この記事は、2017年12月時点の内容です。



今回の採用担当者:
パーソルキャリア株式会社
SEEDS COMPANY COMPANY長
陳(チェン)シェンさん

パーソルキャリア・SEEDS COMPANYで採用したいのはこんな人
1.自ら主体的に学ぶことができる人
2.ユーザー視点でサービスを創り、育てていくことに関心が高い人
3.多様性のあるチームで、スピード感をもって業務を進めることができる人

ビジネスをスピーディーに進めていくために、事業と開発双方の機能を集約した社内カンパニー「SEEDS COMPANY」を立ち上げた

―はじめに、SEEDS COMPANYの事業内容の紹介をお願いします。

陳:SEEDS COMPANYでは、現段階においてはATS(Applicant Tracking System)と呼ばれるアルバイト・パートの採用支援・管理システム『HITO-Manager』を主力サービスとして運営しています。インテリジェンス時代に僕が事業責任者を任せてもらったことをきっかけに誕生したカンパニーです。

当時は開発を全てグループ会社に任せていましたが、意思決定や開発スピードの遅さがどうしても気になっていたんです。そこで、社内カンパニーとしてセールスプロモーションや企画マーケティング、DevOpsなどの事業側と開発側、全ての機能を集約した組織を作ろうと考え、SEEDS COMPANYを立ち上げました。

全機能がひとつの組織として存在できれば、営業が集めてきたクライアントの声をもとに、新しいサービスやプロダクトの企画・開発もできるのではないかという狙いもありました。それが2015年10月のことです。

Webサイト「HITO-Manager」の画像

アルバイト・パート採用特化型ATSの先駆けとして2010年に誕生。以来、業界トップクラスの導入実績を誇る『HITO-Manager』


―事業内容は『HITO-Manager』の運営がメインになるのでしょうか。

陳:いえ、違います。SEEDS COMPANYの仕事は大きく分けて2つあります。1つ目はおっしゃるとおり既存事業である採用支援・管理システム『HITO-Manager』の事業運営です。アルバイト・パート社員の採用に特化したサービスで、複数拠点を展開している企業様を中心に導入していただいています。

通常、飲食店などがアルバイトの募集をかけるときには、複数の求人媒体に出稿します。求人情報を見た求職者からは随時連絡が来るので、1日でも放置してしまうと求職者からのクレームに繋がることもあります。

そのため、店長さんは毎朝出勤すると、まず応募の確認をすることになります。そのときに、各媒体の管理画面をそれぞれチェックしていったらどうでしょう。それだけで膨大な時間を使うことになりますよね。『HITO-Manager』を用いれば、全てのサイトの応募状況を一元管理できるようになります。

2つ目は“HR×Tech”を用いた新規事業へのチャレンジになります。内容についてはまだ詳しく話せませんが、今年リリースを予定しており、HR Techの醍醐味である既存業務の自動化による工数削減と、蓄積されたデータの活用による新しい価値の創造に挑戦したサービスです。

多くの企業様の採用活動を科学してより円滑に進められるように、ユーザーファーストのサービスを目指しながらHR業界の課題を解決していきたいですね。

―SEEDS COMPANYの一員となったら、どのような業務を担当するのでしょうか。

まず、『HITO-Manager』の場合は既に7年近く動いているサービスなので、365日動きを止めないような保守・運用をすること。それから、新機能開発とお客様から寄せられた依頼の対応やシステム性能の向上を行うこと、この3つが主な仕事内容になります。

もう1つの新規事業の方も今はゼロから開発している状況ですが、しばらくすると運用フェーズに入りますので、不具合の出ないよう保守をしながら新たな機能追加を随時行っていく体制になります。

SEEDS COMPANYでの業務内容を笑顔で話す陳(チェン)氏の写真

MTGなどで出たシステム改修案は、その日のうちにリリースすることもあるという

どちらもエンジニアは5名ほどの少数精鋭チームのため、アプリ開発だけでなくインフラの構築やシステム運営の仕組み作りまで行える方が望ましいですが、入社後に主体的に学んでスキルを伸ばしていければ問題ないと考えています。強いて言えば、今後サービスを拡大していく上でサーバーサイドの最適化が必要になりますので、サーバーサイドが得意な方はすぐに活躍できそうです。

選考では、「スキル・経験」「仕事への想い」をチェック

―SEEDS COMPANYの採用の流れを教えてください。

陳:書類選考で基本的なスキルや経験を確認させていただいた後、面接を二回行います。一次面接は私と現場の者が担当し、最終面接では執行役員とお話しいただきます。面接では、応募者の方が世の中や仕事に対してどのような思いを持っているのかをお聞きします。考え方がSEEDS COMPANYとフィットするかどうかはチェックするポイントですね。

選考にかかる時間は人それぞれですが、早い方で書類選考から内定が出るまで1週間ほどだったこともあり、比較的スピーディーに進めることができると思います。

―書類選考でスキルや経験を確認する上で、具体的にどのような方に応募してもらいたいと考えていますか。

陳:『HITO-Manager』の開発にはRubyを用いていますので、Ruby on Railsの経験が3年以上ある方が望ましいですね。具体的に言うと、詳細な仕様が決まっていなくても自分で設計・開発を行ってシステムを形にできるだけのスキルを求めています。また、インフラやAWSの知見がある方だとなお良いですね。

新規事業の方では、今後SEEDS COMPANYではマイクロサービスに力を入れたいと考えていることもあり、開発言語にはGoを採用しています。インフラはDockerなので、この辺りの技術を備えている方を歓迎します。そして、こちらもAWSの知見がある方に来ていただきたいです。

SEEDS COMPANYではエンジニア一人ひとりの個性を活かしながらスピーディーな開発ができる環境が整っていますが、一から教える教育体制は無いのが現状です。そのため、入社後すぐに自走できるだけの開発スキルを持っている方か、経験は浅くとも自分で新しい技術を学んでいける方、キャッチアップをしていこうという姿勢のある方に来てほしいですね。

例えばRubyの経験はなくても、そのほかのLightweight Language を使える方であれば、Rubyにコンバートできる可能性はあるように思っています。Go言語については、まだ開発言語として採用している企業が少ないですから、1年でも経験があると頼もしいですね。

―面接では「世の中や仕事に対する想いを確認する」とのことですが、どのようなマインドセットが求められるのでしょうか。

陳:まずは、先ほどの話と重なりますが自ら学びに行く主体性ですね。既存のメンバーが付きっきりで教育できないということもありますが、SEEDS COMPANYにおけるエンジニアの仕事は「顧客の課題を解決するためにこんなプロダクトを作りたい」「サービスをより良くしていくためにこんな機能を追加したい」といったディスカッションをするところから始まります。自分がどうしたいかという考えを持たない方だと、疎外感が生まれてしまうかもしれません。

それから、純粋に技術力を極めたい方ではなく、「ユーザー視点」や「ビジネスセンス」を持っている方が望ましいです。SEEDS COMPANYの強みは、顧客のニーズをいち早くサービスに反映することにあります。ユーザビリティを高めることに関心が高い人には絶好の環境だと思います。

例えば、『HITO-Manager』の機能の一つに、最低賃金チェック機能というものがあります。都道府県ごとや職種ごとに異なるこの最低賃金は、実は頻繁に変わっているものなんです。クライアントがオウンドメディアに載せていた金額が知らぬ間に最低賃金を割ってしまって、外部からの指摘があって初めて把握する、というケースも少なくないのです。このようなお話をお客様から聞き、掲載する原稿の賃金に問題が無いかどうかを自動でチェックする機能を追加しました。

このように、私たちはユーザーファーストの視点を持ち、お客様が抱えている問題や課題の発見・解決を通して、新しい価値を提供するためのシステム開発を行っています。

サービスの目線を大切に開発できることが最も重要で、技術はそのサービスが持つ世界観を実現するための手段だという考え方に共感できる方と一緒に働きたいと思っています。

ガラス張りの開放感に溢れたオフィスの写真

社内には気持ちよく打ちあわせができる、明るく広々としたオープンスペースもある

―そのほかに面接で確認していることはありますか。

陳:前職でどこまでの業務を自分の力で取り組んできたか、という経験ですね。多くの場合、職務経歴書には扱えるプログラミング言語や経験年数は書かれている一方、「どのポジションを担当していたのか」という記載がないことが多いんです。

同様に、一概に「リーダー」といっても、プロジェクトのリーダーなのか組織のリーダーなのかで期待値が変わってきます。その人の主体性が表れるポジションでもあるので、経験した業務範囲については詳しくお聞きしたいですね。

それから、退職理由もお聞きしています。忍耐力があるかどうかを知りたいのではなく、退職理由がネガティブなものであっても、その人の在り方に一貫性があるかどうかを確かめるための質問です。

辞めるということは、自身が大切にしている価値観と合わなかった部分があったということです。入社後お互いが不幸にならないためにも、SEEDS COMPANYで理想を実現できるのかどうかは、本音で話し合いたいと思っています。

責任を果たせば、自由が得られる環境
世の中も、自分たちも、ワクワクドキドキできる仕事を

―SEEDS COMPANYに入社することでエンジニアが得られるメリットはありますか。

陳:特に条件に盛り込んだわけではないのですが、SEEDS COMPANYにはSIer出身の方が多く在籍しています。かっちりとした設計書のあるシステム開発にずっと従事してきたけれども、サービスに寄り添い、自分でアイデアを出しながら仕事をしたいと考えている方に、SEEDS COMPANYはぴったりな職場です。

お客様視点、サービス視点で感じた違和感を、スピーディーにシステムとして形にしていくことができます。営業との距離も近いので、お客様からの感謝の声が近いところから聞こえてくるのもやりがいに繋がると思います。

それから、将来起業を考えている方にもノウハウを学べる環境がそろっています。全職種合わせても約40名という規模なので風通しもよく、自分たちのプロジェクトリーダーの動きも近くで見られます。違う立場の人たちと協働してひとつのものを作り上げていくという経験は、起業体験に近いものがあります。

SEEDS COMPANYは、サービス開発を通してビジネスに関する広い知見も得られる場所です。事業運営にも興味があるエンジニアにとって、SEEDS COMPANYは絶好の環境だと思います。

―陳さんが考える、SEEDS COMPANYの魅力について教えてください。

陳:「責任を果たせば、自由を得られる」環境であることです。メンバーの中には育児に熱心な男性社員がおり、彼は時短勤務で毎日18時には帰宅していますね。労働時間も就業場所も、自由度は高いです。私自身もまだ若造ですが、これまでの実績を会社が認めてくれているからこそ、このように事業を任せてくれているのだと思います。

メンバーのキャリアやライフスタイルを笑顔で話す陳氏の写真

メンバーのキャリアやライフスタイルを笑顔で話す陳氏。社員同士の距離の近さがうかがえる


自由な環境は働く人の心を豊かにし、パフォーマンス向上にも繋がると考えています。メンバーのタイプはバラバラですが、それぞれに個性があり、みな自立しています。しかしながら「自由」というと聞こえは良いですが、中身が伴わないと意味がありません。「責任」を果たしているからこそ、自由を享受できるのです。

―それでは、最後にSEEDS COMPANYの求人に関心を持っているエンジニアの方へ、メッセージをお願いします。

陳: SEEDS COMPANYで働くことは、きっとエンジニアとしての価値向上に繋がると思います。それくらい、サービス視点を持ったエンジニアは社会的にとても貴重です。さらに、自分の専門言語にプラスしてRubyやGoといった新しい技術を習得することで、技術スキルも大きく向上していくと思います。

「世の中に新しい価値を提供し続け、毎日のライフにワクワクとドキドキを」というのがSEEDS COMPANYのビジョンです。毎日の仕事や生活の中でも、一緒にワクワクドキドキしながら過ごしていきましょう。ビジネスパーソンとしても力を発揮したいエンジニアからの応募をお待ちしています。
 

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技術力とビジネス力、両方のスキルを磨ける場所

一般的に「大手企業」というと、資金が潤沢で安定性がある反面、大人数が関わる煩雑さから開発スピードが落ちたり、ダイナミックな取り組みをしづらかったりする側面もあります。しかしSEEDS COMPANYであれば、パーソルキャリアという大きな柱のもと、そのどちらも実現することができます。同社は、アイデア出しから技術選定、働き方に至るまで「あなたはどうしたいのか」を大切にする組織です。技術面はもちろん、ビジネス視点も鍛えられます。今の時代を生き抜く強いエンジニアを目指す方、ぜひ一度相談にお越しください。

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