- 【パターン別】フロントエンドエンジニアの志望動機・志望理由の例文
- フロントエンドエンジニアの志望動機・志望理由を書く時のポイント
- フロントエンドエンジニアの志望動機で採用担当が重視するポイント
- 作成した志望動機をブラッシュアップする方法
- まとめ
【パターン別】フロントエンドエンジニアの志望動機・志望理由の例文
フロントエンドエンジニアへの転職を目指す方に向けて、パターン別の志望動機・志望理由の例文を5つ紹介します。
・未経験でスキルなしから転職する場合
・フロントエンドエンジニアとしてスキルアップ転職をする場合
・バックエンドエンジニアから転職する場合
・マークアップエンジニアから転職する場合
・フリーランスから転職する場合
それでは1つずつ例文とポイントを紹介します。
未経験でスキルなしから転職する場合
私は、ユーザーとシステムを繋ぐインターフェースの重要性に強く惹かれ、フロントエンドエンジニアを志望しました。貴社のWebサイトを拝見し、直感的な操作性と美しいデザインに感銘を受けました。特に、レスポンシブデザインの実装や、アクセシビリティへの配慮が素晴らしいと感じました。
未経験ではありますが、HTML、CSS、JavaScriptの基礎を独学で学んでおり、React.jsの学習も始めています。また、UXデザインの基礎講座も受講し、ユーザー中心の設計思想を身につけようと努めています。
貴社では、最新のフロントエンド技術を活用した開発が行われていると伺っています。実践的な経験を通じて、ユーザー体験を向上させるスキルを磨き、貴社の製品やサービスの価値向上に貢献したいと考えています。
志望動機のポイント
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・フロントエンドエンジニアを志望した具体的な理由と、志望企業の魅力を詳細に述べている
・未経験であることを認めつつ、自己学習の内容を具体的にアピールしている
・志望企業の技術的特徴に言及し、自身の成長意欲と貢献意識を示している
志望動機の質を高めるために、フロントエンドエンジニアについてより詳しく知りたい人は、以下の記事をご確認ください。
関連記事:フロントエンドエンジニアの転職のポイント!必要なスキルも解説
フロントエンドエンジニアとしてスキルアップ転職をする場合
現在、フロントエンドエンジニアとして3年の経験がありますが、より高度な技術を身につけ、大規模なプロジェクトに携わりたいと考え、貴社に応募しました。特に、貴社が手がける○○の開発や、××PJの採用に強く惹かれています。
これまでの経験では、○○言語を用いた中規模Webアプリケーションの開発や、TypeScriptを活用したコード品質の向上に取り組んできました。また、個人的に××の学習を進め、SSRやSSGの実装にも挑戦しています。
貴社では、フロントエンド技術を活用した○○の開発が行われていると理解しています。私の経験と学習してきた技術を活かしつつ、貴社の優れた開発環境で更なるスキルアップを図り、パフォーマンスとユーザビリティの両立した製品開発に貢献したいと考えています。
志望動機のポイント
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・現在の経験と技術スキルを具体的に示しつつ、更なるスキルアップの意欲を表現している
・志望企業の具体的な技術や開発手法に言及し、自身の関心と合致していることを示している
・自身の目標と企業の方向性を結びつけ、具体的な貢献イメージを提示している
バックエンドエンジニアから転職する場合
私は5年間のバックエンドエンジニア経験を活かしつつ、ユーザーにより近い位置で価値を提供したいと考え、フロントエンドエンジニアへの転向を決意しました。貴社のReact.jsとTypeScriptを用いたSPA開発に強く惹かれています。
JavaとSpring Bootでのバックエンド開発経験に加え、個人でReact.jsとTypeScriptを学習し、天気予報アプリを開発しました。貴社では、バックエンド知識を活かしながらフロントエンド技術を磨き、ユーザー体験の向上に貢献したいです。
将来的には、シニアフロントエンドエンジニアを経て、フルスタックエンジニアを目指します。
志望動機のポイント
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・バックエンド経験を活かしつつ、フロントエンドへの転向理由を明確に述べている
・自己学習の内容と、バックエンド知識を活かせる点を具体的に説明している
・志望企業の特徴と自身のスキルセットを結びつけ、貢献イメージを示している
マークアップエンジニアから転職する場合
3年間のマークアップエンジニア経験を基に、より複雑で動的なWebアプリケーション開発に携わりたく、フロントエンドエンジニアへの転職を決意しました。貴社のVue.jsを用いたSPA開発に強い関心があります。
HTML5、CSS3、Sassでのマークアップ経験に加え、個人開発でVue.jsを使用したTodoアプリを作成し、副業ではSPAの開発を経験しました。また、Node.jsとExpressでバックエンド開発も学んでいます。
貴社では、マークアップスキルを活かしつつ、JavaScript、Vue.jsを中心としたフロントエンド開発全般に携わりたいです。将来は、シニアエンジニアやテックリードとして活躍することを目指しています。
志望動機のポイント
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・個人受託で実践的なスキル習得に励んでいることをアピールしている
・今後のキャリアプランについても記載し、より活躍できる人材になることをアピールしている
フリーランスから転職する場合
現在フリーランスエンジニアとして仕事を受託しており、主にWebサイトのフロントエンド開発を担当しています。Webサイト制作で培ったスキルをさらに広げるため、ECサイトのフロントエンド開発についても学習中で、現在は実際にECサイトを作成しています。貴社はECサイト開発に特化しているため、個人で勉強して案件を受託するよりも、より実践的なスキル習得につながると考え、応募しました。私が貴社でスキルを習得し、そのスキルを活かして○○サービスの××の観点で貴社に貢献できると考えています。
志望動機のポイント
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・なぜフリーランスから会社員になりたいのかを明確にしている
・自身のスキルの幅を広げるために学習に取り組んでいることをアピールしている
・既存のスキルと勉強しているスキルを組み合わせ、即戦力になれることをアピールしている
フロントエンドエンジニアの志望動機・志望理由を書く時のポイント
フロントエンドエンジニアの志望動機・志望理由を書く時は、以下のポイントを押さえてください。
・転職・志望理由を明確にする
・スキルや経験を明確にする
・将来像を明確にする
転職・志望理由を明確にする
フロントエンドエンジニアとして企業に転職したい理由を明確にしてください。明確にする必要がある理由は、企業の採用担当者は採用後に長く働いてくれるか、活躍してくれるか、意欲があるかといった観点で転職・志望理由を見ているからです。
転職・志望理由を書く際は、単なる興味ではなく、実際に勉強やプログラミングに取り組んだ経験に基づいて伝えてください。さらに、企業の方針とあなたのキャリアプランの一致点を示すことで、説得力が増します。
スキルや経験を明確にする
志望動機ではスキルや経験を明確にしてください。企業側が、経験やスキルを活かせる部署やチームを探したり、より活躍してもらえる環境を選ぶために重要です。また、自身にとってもスキルを活かせない部署に配属される可能性が下がります。
そこでスキルや経験は、基本的な判断材料になるのです。スキルや経験に自身がなくても明確にし、そのうえで勉強への意欲をアピールすると良いです。そうすることで、今後の成長や活躍のイメージが伝わりやすくなります。
将来像を明確にする
その企業に転職できた場合、フロントエンドエンジニアとして将来的にどんなキャリアパスを考えているのかも明確にしておきたいポイントです。例えば、以下のような内容が考えられます。
「貴社で幅広い経験を積み、ジェネラリストとして活躍したいと考えています。ゆくゆくは◯◯(具体的なサービス名)のような子育て世代をサポートするサービスに従事することが目標です。」
このように、具体的な目標やキャリアパスを示すことで、志望の本気度が伝わりやすくなります。将来像が曖昧では、「雇ってもすぐに辞めてしまうのでは」「入社後に活躍するイメージが湧かない」と思われる可能性もあるため注意が必要です。
フロントエンドエンジニアのキャリアパスについて知ったうえで将来像を考えたい人は、以下の記事をご確認ください。
関連記事:フロントエンドエンジニアのキャリアパス例は?身につけるべきスキルや将来性も紹介
フロントエンドエンジニアの志望動機で採用担当が重視するポイント
フロントエンドエンジニアの志望動機で採用担当が重視するポイントとして、以下が挙げられます。
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・即戦力となるか
・意欲が高いか
・自社で活躍するイメージがわくか
志望動機を作成する際は、採用担当が重視するポイントを意識して書くと、より良い志望動機になります。採用担当者が重視するポイントを意識することで、採用担当者の目から見て採用意欲が高まる志望動機になるからです。
特に経験者は、意欲だけでなく、即戦力となるかも重要なポイントです。なぜなら企業は経験者に対して即戦力を期待しているからです。未経験者の場合は仕事への意欲や、企業で活躍できることを別の形でアピールする必要があります。企業は意欲が高く自社で活躍してくれる人材を求めているからです。
即戦力になる人材や、採用後に意欲的に活躍してくれる人材を採用することで企業は成長します。このような企業側の考えを意識し、採用担当者が重視するポイントを押さえてください。
作成した志望動機をブラッシュアップする方法
志望動機は一度作成したら終わりではなく、ブラッシュアップしていくことが重要です。志望動機をブラッシュアップするおすすめの方法を紹介します。
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・作成した志望動機を他の人に見てもらう
・応募企業の情報や自己PRと照らし合わせる
・エンジニアの友人やキャリアアドバイザーの意見をもらう
自己PRとの矛盾がないかなどを自分で確認することと、他の人の視点を入れることの両方が重要です。また完成した志望動機は家族など身近な人だけでなく、専門知識を有する人に見てもらうのがおすすめです。
エンジニアの友人やキャリアアドバイザーの意見をもらうことで、採用担当者と近い目線で志望動機をブラッシュアップできます。キャリアアドバイザーは選択肢が複数ありますが、できれば実績が豊富かつエンジニアに特化したサービスがおすすめです。
レバテックキャリアではエンジニア・クリエイターに特化したキャリアアドバイザーが複数在籍しています。志望動機をブラッシュアップしたい人や相談をしたい人は、無料でご相談ください。
まとめ
本記事では、フロントエンドエンジニアの志望動機のポイントなどについて解説しました。転職活動を行う際には、適切な志望動機を作成することが重要です。
フロントエンドエンジニアへの転職の場合、希望する企業を選んだ理由や転職した後の目標、これまでの経験やスキルをどう活かせるのかを明確に伝えるようにしましょう。また、志望動機は第三者にチェックしてもらうことも効果的です。
さらに、転職エージェントの活用もおすすめです。フロントエンドエンジニアへの転職を検討中の方は、本記事を参考にして、転職活動にお役立てください。
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