CSSとは?基本的な構造や書き方、学習方法をわかりやすく解説

最終更新日:2024年5月28日

CSSとは、WebサイトやWebページの見た目を設定するスタイルシート言語です。Webサイトを制作するWebエンジニアになるためには、HTMLやCSSの知識は必須になります。

そのため、Web業界で働きたいと考えている方にとっては、CSSの基礎知識や学習方法を理解することは重要です。本記事では、CSSに興味がある方に向けて、CSSの概要やメリット、基本的な構造・書き方、学習方法、Webエンジニアの転職事情などについて解説します。

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この記事のまとめ

  • CSSはWebページ全体の見栄えを良くするために文字の大きさを変えたり、表示位置を調整したり、色を設定したりする役割を持つ
  • CSSを使うメリットは、Webサイトのメンテナンスが容易なことやデバイスに応じてスタイルを指定できること、SEOの面で有利なことが挙げられる
  • CSSの学習方法としては、スクールに通うことやオンライン上の学習サイトを活用する、書籍で学習するなどがある

CSSとは

CSSは、Cascading Style Sheetsの略で、Webサイトのサイズや色・レイアウトなどを設定する役割を持つ言語です。背景色の変更や画像の配置、フォントの色やサイズなどのデザインを定義する際に使用します。

Webページのデザインに使用されるため、Webページ自体の制作に必要なHTMLとセットで使われます。プログラミング言語ではなく、CSSはスタイルシート言語、HTMLはマークアップ言語と呼ばれます。

CSSの歴史

CSSはスイスにある欧州原子核研究機構(CERN)において、ホーコン・ウィウム・リー氏によって1994年に提唱されました。誕生以来アップデートを何度も繰り返しており、CSS特有のLevelという名称で変化を遂げています。

年代 Level 備考
1996 CSS Level1 CSSの初期段階
1998 CSS Level2 表示メディアによって自動的にスタイルシートの変更が可能に
2011 CSS Level3 CSS3以降、仕様が部品単位で策定される方針に変更
2018 CSS Level4 部品単位でLevel4に到達することはあるとW3Cが発表している

CSS Level1では、基本的なプロパティが追加されています。しかし、CSS Level1が登場した当初は対応するブラウザがなく、使用される機会は少ない状態でした。

CSS Level2では、定義が分かりにくいという声があがり、開発者の間で互換性の低さが指摘されました。それを受けてCSS Level2.1が開発され、互換性の改善やエラーの解決、実装されないプロパティの除外を行いました。CSS Level2では、主に音声に関するプロパティが多く追加されています。

CSS Level3から、それぞれの部品やプロパティに対してレベルが振り分けられるようになりました。まとめて機能を更新するよりも、個々で更新することで効率的かつ簡単に更新できるからです。

CSS Level4は存在しませんが、それぞれの部品やプロパティがLevel4以上に到達することはあるとWeb技術の標準化を行う非営利団体W3Cが発表しています。CSS Level3以降は部品やプロパティ単位にレベルが定められているため、CSSをまとめてバージョンアップすることはありません。これからは既存のプロパティが更新されるだけではなく、新しいプロパティも追加され続けることに注意が必要です。

HTMLと違うCSSの役割

CSSはWebページ全体の見栄えを良くするために、文字の大きさを変えたり、表示位置を調整したり、色を設定したりする役割を持ちます。

一方で、HTMLはWebページに表示されるテキストや画像の記述をします。HTMLにもレイアウトを整えるようなタグが存在し、以前はそのタグを使ってレイアウトを記述しているWebサイトも多くありました。

しかし、Webコンテンツの多様化によってすべてのレイアウト情報をHTMLに記述すると、ソースコードが複雑になり、運用が難しくなります。そのため、レイアウトに関することはCSSにまとめて記述するケースが増え、Webページの文章構造はHTML、デザインはCSSで指定することが一般的です。

関連記事:HTMLとは?CSS、JavaScriptとの関係性もわかりやすく解説!

CSSでできること

CSSでは、Webページのデザインを自由に操ることが可能です。最近では、Webサイトやブログを開設するだけであれば、技術を持っていない人でもすぐに作成できるサービスが増えてきました。

しかし、CSSを使いこなすことで、Webサイトやブログ、WordPressサイトを自分の好みに合わせてカスタマイズできます。以下では、これらのCSSでできることについて解説します。

Webサイトやブログのカスタマイズ

近年、Webサイトやブログは、アプリケーションやサービスを利用することで、IT技術を保有していない人も簡単に立ち上げられるようになりました。

しかしながら、これらのツールは一定の制約があり、独自のレイアウトやデザインを実現することが難しいケースも少なくありません。そのような場合でも、CSSを使うことができれば、独自のデザインで制作することが可能です。

WordPressサイトのカスタマイズ

WordPressとは、プログラミングスキルがなくてもブログやWebサイトを構築できる、広く利用されているコンテンツ管理システムです。CSSが使えれば、WordPressで構築したサイトのカスタマイズが可能です。

WordPressはPHPで開発されていますが、CSSの知識があれば、PHPが使えなくてもカスタマイズができます。WordPressサイトのカスタマイズは、テーマファイルにCSSを直接追加するか、追加CSSにコードを挿入することでできます。

CSSのメリット

CSSは、Webサイトなどの制作には欠かせない技術です。CSSを使う主なメリットは、Webサイトのメンテナンスが容易になることが挙げられます。

また、デバイスに応じてスタイルを指定できる点もCSSのメリットといえるでしょう。そして、SEO対策において有利なことも、CSSが多くのエンジニアに利用される理由の1つです。ここでは、これらのCSSのメリットについて解説します。

Webサイトのメンテナンスが容易

CSSを使えば、Webサイトのデザインを効率的に一元管理できます。HTMLだけでもWebサイトを装飾することは可能です。しかし、プログラミングコードが複雑になり、保守性が難しくなる点がデメリットです。

一方でCSSは、装飾部分と構造部分が明確に分けられるため、Webサイトの保守がしやすくなります。CSSを使うことで、コードの改修にかかる手間を省くことができ、大量のWebページがあるWebサイトでも簡単にメンテナンスを行えます。

デバイスに応じてスタイルを指定できる

CSSを使用すると、PCやスマートフォンなど異なるデバイスに応じてスタイルを指定することが可能です。CSSは、さまざまなデバイスに対応しており、デザインをまとめて管理することができます。

デバイスに応じてスタイルを指定できる汎用性の高さは、CSSの大きな魅力の1つといえるでしょう。そのため、CSSはWeb業界以外でも多く活用されています。

SEO対策において有利

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化を意味する用語です。検索エンジンの最適化をすることで、Googleなどの検索サイトの表示順位を上げることができます。

CSSを使えば、Webサイトのソースコードを検索エンジンが読み取りやすい構造にすることが可能です。その結果、Webページの読み取り時間が短縮され、検索エンジンによる評価が向上し、検索サイトの上位に表示される可能性が高まります。

CSSの基本的な構造

CSSの基礎を知るためには、基本的な構造についての理解が欠かせません。CSSの構造を理解することで、CSSの根底にある原理がより明確になります。具体的には、CSSはセレクタ、プロパティ、そして値という3つの主要な要素から成り立っています。

セレクタ {
プロパティ : 値 ;
}


この基本書式を用いて、HTMLのどの部分の何を、どのように変更するかを指定します。ここでは、CSSの基本的な構造について詳しく解説します。

セレクタ

セレクタとは、セレクト(選択)という名前の通り、どの部分にCSSを適用させるかを選択する役割を持ちます。現在のCSSにはさまざまな種類のセレクタがあります。

その中でも基本的なセレクタは、タグセレクタ・classセレクタ・idセレクタです。以下では、これらの3種類のセレクタについて、それぞれ解説します。

タイプセレクタ

タイプセレクタは要素型セレクタとも呼ばれ、指定されたすべての要素にスタイルを適用するセレクタです。セレクタ部分に、スタイルを適用したい要素名を記述します。

タイプセレクタの指定方法

要素名{
プロパティ : 値 ;
}

classセレクタ

classセレクタは、特定の分類にスタイルを適用するのに便利なセレクタです。HTMLのclass属性に指定された値に対してスタイルを適用します。セレクタ部分にセレクタであることを表す「.」を記述し、続けてスタイルを適用したいclass属性の属性値を記述します。

class属性の指定方法

〈要素名 class=”分類名”〉
classセレクタの指定方法
.分類名 {
プロパティ: 値;
}

idセレクタ

idセレクタは、特定の要素にのみスタイルを適用できるセレクタです。HTMLのid属性に指定された値に対してスタイルを適用します。セレクタ部分にidセレクタであることを表す「#」を記述し、続けてスタイルを適用したいid属性の属性値を記述します。注意点は、同一ページ内に同じ固有名のid属性があってはいけないことです。

id属性の指定方法

〈要素名 id=”固有名”〉


idセレクタの指定方法

#固有名 {
プロパティ : 値;
}

プロパティ

プロパティは、適用するCSSのスタイルの種類です。文字サイズを変更したい場合のfont-sizeや、背景色を変更したい場合のbackground-colorなどが挙げられます。CSSではさまざまなプロパティが用意されており、実現させたいデザインに応じてプロパティを使い分けます。

値は、セレクタに適用するプロパティをどのように変更するのかを指定する項目です。プロパティにbackground-colorが指定されている場合は、red・blue・yellowなどを指します。指定する値はプロパティによって異なります。

CSSの基本的な書き方

ここでは、実際に動作確認ができるプログラムで、CSSの基本的な書き方を解説します。CSSの基本的な書き方としては、インラインスタイルシートや内部スタイルシート、外部スタイルシートの3種類の手法があります。これらのCSSの基本的な書き方を理解することは、CSSを活用するためには重要です。

CSSの前にまずはHTMLファイルを作成し、記述します。pタグやid、classを付与したテキストボックスを用意します。

HTMLファイル

〈!DOCTYPE html〉
〈html〉
〈head〉
〈meta charset="UTF-8"〉
〈title〉Hello〈/title〉
〈link rel="stylesheet" href="sample.css"〉
〈/head〉
〈body〉
〈p〉Hello World!〈/p〉
〈input type="text" id="textBox" value="こんにちは"〉
〈input type="text" class="sample-text" value="こんばんは"〉
〈/body〉
〈/html〉


次にsample.cssというCSSファイルを用意します。

CSSファイル

/* タイプセレクタ。pタグ全てに適用される */
p {
color : blue;
}

/* idセレクタ。指定idを持つタグに適用される */
#textBox {
font-size : 20px;
}

/* classセレクタ。class名が一致するタグに適用 */
.sample-text {
background-color : yellow;
color : #fff; /* 白 */
}


これらのファイルを用意できたら、実際に画面表示して確認してみましょう。

CSSには3種類の記述場所がある

CSSはWebページを制作するうえで欠かせない言語であり、HTMLとセットで使用されます。基本のCSSの書き方を覚えたら、どのようにHTMLと組み合わせていけば良いのかも理解する必要があります。実際にCSSを書く場所は3種類あるので、概要を確認しておきましょう。実践で悩まずに適切な場所へ記述できるようにしておくことは大切です。

インラインスタイルシート

インラインスタイルシートとは、HTMLの各タグ内に直接CSSコードを埋め込む手法です。これは、HTML要素に「style=""」属性を加え、その中にセレクタ、プロパティ、そして値を設定します。

インラインスタイルシートのメリットは、特定の要素にスタイルを直接適用できるため、コードが直観的で分かりやすくなる点です。しかし、この手法はコードの更新や管理においては、手間が増えることがデメリットといえます。

【書き方】

〈html要素名 style="プロパティ:値;"〉


【例】

〈p style="color: green;"〉文字を緑色に設定〈/p〉

内部スタイルシート

内部スタイルシートとは、HTMLファイルのタグ内にCSSコードを埋め込む手法です。この手法で記述されたスタイルは、CSSが記述されたHTMLファイルに限定されます。

そのため、ほかのHTMLファイルへのスタイルの適用は行えません。コードの変更や管理に時間や労力が必要になるため、一般的には外部スタイルシートと併用するケースが多いです。

〈head>〉
〈style〉
p{

color: green;

}
〈/style〉
〈/head〉

外部スタイルシート

外部スタイルシートとは、CSSのコードを別のファイルに保存し、HTMLファイルからCSSファイルを読み込む手法です。この手法では、CSSファイルに加えた変更が、リンクされたすべてのページに適用されます。

そのため、スタイルの一元管理と更新作業の効率化が可能です。ただし、CSSファイルが大きくなりすぎると、Webページの読み込み速度が低下する可能性があるというデメリットも考慮する必要があります。

〈head〉
〈link rel="stylesheet"href="style.css"〉
〈/head〉

各記述場所のメリット/デメリット

それぞれのスタイルシートについて概要とともにメリットとデメリットをお伝えしました。ここでは、より分かりやすいようメリットとデメリットについて内容を表にまとめています。

方法 メリット デメリット
インラインスタイルシート ・特定の要素にスタイルを直接適用でき、コードが直観的で分かりやすくなる ・コードの更新や管理の面では手間が増える
内部スタイルシート ・特定のHTMLファイル内のスタイルを管理するのに便利
・小規模ファイルであれば見やすい
・複数のWebページを同時にデザインができない
・大規模になると可読性が下がる
外部スタイルシート ・CSSファイルが独立しており、管理しやすい
・複数ページのデザインをまとめて管理可能
・HTMLファイルから別のファイルとして読み込むため、ページ読み込みに多少時間がかかる

レスポンシブデザインとCSS

レスポンシブデザインとは、PCやスマホ、タブレットといったあらゆるデバイスサイズに応じてCSSを切り替え、一つのHTMLで複数の見せ方を可能とする方法です。レスポンシブデザインをうまく実装できれば、SEOへの良い影響が期待できます。ここでは、レスポンシブでよく使用するプロパティについて解説します。

プロパティ 用途
width, max-width 画面サイズに応じて画像やボックスの大きさを制御
display 画面サイズに応じた表示・非表示を制御
flex 画面サイズに応じて横並びレイアウトにする

width, max-width プロパティ

画面サイズに応じて、画像やボックスの幅を変化させる際に使用します。レスポンシブでは、width: 100%と、パーセンテージで指定することが多いです。しかし、パーセンテージで大きさを指定すると、PCブラウザのように1000pxを超過した際に画像が大きくなり過ぎてしまいます。そこでmax-widthプロパティを使用して最大の幅を指定します。

img {
width: 100%;
}

@media screen and (min-width: 960px) {
img {
max-width: 960px;
}
}

displayプロパティ

特定の要素をPCだけ表示する、スマートフォンだけ表示するなど、デバイスごとに表示・非表示を切り替える際に使用します。特定の画面サイズのときにdisplayプロパティをnoneに指定することで非表示にできます。
たとえば、検索ボタンをスマートフォンにのみ表示する場合は以下のように記述します。

.search {
color: #fff;
background-color: red;
border: none;
border-radius: 5px;
padding: 4px 10px;
margin: 10px 10px;
}

@media screen and (min-width: 481px) {
.search {
display: none;
}
}

flex, flex-wrapプロパティ

CSSで横並びにさせる方法で便利なのが、フレックスボックスレイアウトです。flexプロパティやflex-wrapプロパティを使用します。

ul {
list-style-type: none;
margin: 0;
padding: 0;
}
img {
width: 100%;
}

@media screen and (min-width: 481px) {
ul {
display: flex;
flex-wrap: wrap;
}
li {
width: 50%;
box-sizing: border-box;
padding: 10px;
}
}
@media screen and (min-width: 640px) {
li {
width: 33%;
}
}

CSSの学習方法

CSSの習得には、さまざまな学習方法があります。一般的な学習方法としては、Webデザインや開発を専門に教えるスクールに通うことが考えられます。

また、CSSなどを教えるオンライン上の学習サイトを利用することも学習方法の1つです。そのほかにも、CSSに関する書籍は多く出版されているため、書籍を使った独学も可能です。ここでは、これらのCSSの学習方法について解説します。

関連記事:Webデザイナーに必要なスキル・スキルマップとは

スクールに通う

CSSを習得することは、独学でも可能です。しかし、質問や相談ができる相手がいないため、独りでの学習はモチベーションの維持が難しい点がデメリットとして挙げられます。

学習のモチベーションが続かずに、挫折する方も珍しくありません。独学での学習に不安を感じている方には、Web制作などを教えるプログラミングスクールに通うことも選択肢に入れると良いでしょう。

スクールを利用すれば、プロの講師に質問や相談ができ、モチベーションを維持しやすいなどといったメリットを得られます。

学習サイトで学ぶ

オンライン上の学習サイトも、CSSを学習する方法の1つです。学習サイトのなかには、CSSの基本的な内容を無料で学習できるサイトもあります。

CSSを学べる学習サイトには、ProgateドットインストールMarkupなどの学習サイトが有名です。初心者の方には、これらの学習サイトを活用してCSSの基礎から学び、スキルアップを目指すことをおすすめします。

書籍で学ぶ

書籍のメリットは、必要な知識が整理され、体系的にまとめられていることです。書籍を使って学ぶことで、CSSの知識を効果的に習得できます。

CSSに関する書籍は、初心者向けから上級者向けまで、さまざまなレベルの書籍が出版されています。そのため、自分のレベルに合ったものを選ぶことが重要です。

また、最新の情報が書かれている書籍を選ぶことも、学習の際には大切になります。ただし、書籍を使った独学は、疑問点を直接質問できないため、学習が行き詰まるリスクもあります。

CSSを活用するWebエンジニアの転職事情

主にCSSを活用する職業は、Webエンジニアです。そのため、CSSに興味がある方は、Webエンジニアの転職事情にも関心がある方も多いでしょう。

ここでは、Webエンジニアに転職するために知っておきたいWebエンジニアの仕事内容や平均年収、必要性について解説します。CSSを習得した後の転職活動の参考として活用してください。

関連記事:
Webエンジニアが転職を成功させるには?6つのステップで解説
Webデザイナーの志望動機の書き方|書き方のポイントを例文つきで紹介

Webエンジニアの仕事内容

Webエンジニアは、Webサイトやモバイルサイト、ECサイトで使用する機能の開発やITシステム・アプリケーションの設計・開発、運用保守などWeb開発全般を行うエンジニアです。

主にWebで使用するITシステム・アプリケーションなどの設計や開発、プログラミングを行います。Webエンジニアの中でもフロント部分を担当するフロントエンドエンジニアは、Webサイトページのアウトラインやレイアウト、アプリケーション入力画面など、ユーザーがシステムと接触する部分を担当します。コードを書く場合はHTMLやCSS、JavaScriptを使用するケースが多いでしょう。

関連記事:
Webデザイナーとは?仕事内容や他職種との違い、未経験からの目指し方も紹介
フロントエンドエンジニアとWebデザイナーの違い|多角的に比較

Webエンジニアの平均年収

2024年4月現在、レバテックキャリアで扱っている求人のうち、Webエンジニアに限定した募集中求人は14件ありました。この求人から平均を算出した場合の年収は約599万円です。Webエンジニアの年収は、スキルやキャリア、勤務先によって大きく変わります。プログラミング言語のJavaScriptやPHP、Pythonのスキルや経験があれば、年収アップにつながる可能性が高いでしょう。

Webエンジニアの求人・転職情報>

Webエンジニアの必要性

Webエンジニアは今後10年のスパンで考えたときに必要とされる職業です。独立行政法人情報処理推進機構のDX白書2023によると、国内企業の約50%がIT人材の大幅な不足を実感しているという結果が出ています。

DX化が推進されている昨今において、各企業ではIT人材の確保が大きな課題です。積極的な中途採用や再学習のフォローアップ、評価や待遇の見直しといった取り組みを行う企業が増えており、Webエンジニアの必要性は依然として高いといえます。

関連記事:Webデザイナーは将来性がない?後悔しないために知るべきこと

CSSに関するよくある質問

CSSを学びたい方々の中には、CSSに関して疑問や質問を持つ人も多いでしょう。CSSに関するよくある質問には、CSSの意味やHTMLとの違いなどについてが挙げられます。

また、CSSを使って何ができるかといった質問も多くあります。ここでは、これらのCSSに関するよくある質問について、それぞれ回答していきます。

Q1. CSSとは何ですか?

CSSとは、Webページの色や配置、サイズなどを指定するために用いられるスタイルシート言語です。Webサイトの制作には欠かせない言語で、Webページの背景色やテキストのフォントなど、さまざまなデザイン要素の定義に使われています。

Q2. CSSとHTMLの違いは何ですか?

HTMLは、Webサイトの見出しや段落、表など構造を定義するマークアップ言語です。一方でCSSは、Webページの色やフォントサイズなどのデザイン面を担います。また、CSSはHTMLと組み合わせて使用します。

Q3. CSSでどんなことができますか?

CSSは、HTMLの各要素にスタイルを追加して視覚的効果を高めるスタイルシート言語です。CSSでできることは、Webページの装飾やアニメーションの実装、外部リソースの組み込み、共有共有コンポーネントの開発などがあります。

まとめ

本記事では、CSSの概要や基本的な構造、CSSの書き方、CSSの学習方法などについて解説してきました。CSSは、Webデザインに欠かせないスタイルシート言語です。

HTMLと組み合わせて使用することで、Webページの装飾やアニメーション、外部リソースの組み込みなどを行うことができます。CSSの知識を身につけることで、より魅力的なWebサイトの構築が可能になり、Webエンジニアとしてのスキルアップにもつながります。

CSSに興味がある方は、この機会にCSSを学習して、Web業界への転職に活かしてみてはいかがでしょうか。

関連記事:Webデザイナーのキャリアパス9選!必要なスキルも紹介します

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この記事の監修

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