- 【通過率UP】転職エージェントが履歴書の提出を求める理由
- 転職エージェントに提出する履歴書に志望動機は不要
- 転職エージェントに提出する履歴書の例文・テンプレ
- 転職エージェントに提出する履歴書の書き方やポイント
- 添削の他にも転職エージェントで受けられるサービス
- 転職エージェントへ履歴書を共有する方法
- エンジニア転職を成功させる転職エージェント活用方法
- 転職エージェントに提出する履歴書に関するよくある質問
- まとめ
【通過率UP】転職エージェントが履歴書の提出を求める理由
転職エージェントに登録すると履歴書の提出が求められます。なぜ履歴書や職務経歴書の提出が必要になるのかというと、選考の通過率が上がるからです。
ここでは、転職エージェントが履歴の提出を求める理由である、次の2点について解説します。
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・求職者の経歴を把握するため・求職者に合う求人を紹介するため
レバテックキャリアの共通履歴書テンプレートも添付しておくので、テンプレから作りたい人はこちらをダウンロードください。
履歴書_共通テンプレート▶
求職者の経歴を把握するため
転職エージェントが履歴書を求める1つ目の理由は、年齢や学歴、職歴を迅速に把握するためです。転職エージェントは求職者の経歴から特性やスキルセットを確認し、適切な求人情報を提供する判断材料としています。
また、転職活動が進むと応募企業に履歴書を提出しますが、転職エージェントを利用する場合は登録時に提出した履歴書をベースに使うのが一般的です。そのため、適切に記載できているか、抜け漏れや矛盾した情報がないかを確認します。
求職者に合う求人を紹介するため
二つ目の理由は、求職者に合う求人を紹介するためです。転職エージェントにはさまざまな求人があり、転職者の希望だけでなく、経験やスキルに合う求人をエージェント側が選んで紹介することもあります。そのため、履歴書がないとどういう人かわからず、的確な求人の紹介ができません。
自分にあった求人に出会うには、登録前に履歴書の用意がおすすめです。ただし、履歴書を作成するには「企業に提出するものと同レベルでないといけない」「明確な志望動機が必要」などさまざまな情報があるために、ハードルが高く感じることもあるでしょう。
レバテックキャリアでは、プロの転職アドバイザーが履歴書の添削を行います。そのため、企業に提出するものと同レベルに仕上げる必要もなく、志望動機も不要です。登録時に記載に迷った箇所は内容の精査をせずに提出できます。
転職エージェントに登録する際の履歴書提出がネックに感じる人は、まずはレバテックキャリアの無料相談を利用してみてください。
転職エージェントに提出する履歴書に志望動機は不要
転職エージェントに提出する履歴書には、基本的に志望動機は不要です。
志望企業が明確に決まっている場合は志望動機を考えておく必要がありますが、転職エージェントを利用する場合はほとんどが「転職したい職種、分野だけ決まっている状態」であるため、企業にあわせて志望動機を変更する必要があるからです。
また、その志望動機に訴求力があるかをブラッシュアップする作業も転職エージェント側で行います。そのため、登録の際に提出する履歴書には志望動機は必要ありません。転職エージェントによっては履歴書のテンプレートに志望動機の欄がないところもあるため、まずは以下の「記載しておく項目」だけチェックしておきましょう。
エージェント提出時に記載しておく項目 |
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職務経歴 |
得意業務 |
開発経歴 |
取得資格 |
OSやプログラミング言語などのテクニカルスキル |
自己PR |
エージェントに提出する履歴書は、60〜70%程度の完成度で構いません。なぜなら、応募先企業によっては記載の必要ないスキルや経歴もあるからです。
どの企業がどんなスキルや経歴を求めているのかは、転職中にはなかなかリサーチが行き届かない部分もあります。転職エージェントは履歴書を添削してくれるサービスが強みですが、レバテックキャリアではさらに業界に精通した専門キャリアアドバイザーが添削を担当します。
他業種からの転職や、IT業界のエンジニアやクリエイター職への転職を検討中の人は、無料相談から始めてみましょう。
ITエンジニア向けの志望動機の書き方例文が知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:ITエンジニア向け志望動機の書き方とは?【職種別例文あり】
転職エージェントに提出する履歴書の例文・テンプレ
転職エージェントに提出する履歴書のテンプレートを以下に紹介します。
共通テンプレート
職務経歴書の職業共通テンプレートです。必要に応じて自由にテンプレートを編集して活用しましょう。記載例は以下のサンプルを職種ごとに参考にしてください。
エンジニア用サンプル | |
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フロントエンドエンジニア | 職務経歴書例 |
サーバーサイドエンジニア | 職務経歴書例 |
ネットワークエンジニア | 職務経歴書例 |
サーバーエンジニア | 職務経歴書例 |
組み込みエンジニア | 職務経歴書例 |
社内SE | 職務経歴書例 |
ネイティブアプリエンジニア | 職務経歴書例 |
Webデザイナー/フロントエンド系 | 職務経歴書例 |
ゲームプロデューサー/CGデザイナー系 | 職務経歴書例 |
以下の記事では自己PRの例文も記載しています。参考にしてください。
関連記事:ITエンジニア・クリエイターの履歴書作成マニュアル【テンプレート付き】
転職エージェントに提出する履歴書の書き方やポイント
転職エージェントに提出する履歴書の書き方、ポイントは以下の4つです。
一つずつ見ていきましょう。
過去の職種と希望職業に関連性を持たせる
過去の職種と希望職業には関連性を持たせましょう。関連があることでキャリアの一貫性が示せるうえ、志望動機を考える際にも説得力が高まります。また、キャリアアドバイザーに「転職でどうなりたいのか」をはっきり伝えられるため、希望する求人を紹介してもらいやすいです。
ただし、異業種からの転職では関連性を示すのに説明が必要です。たとえばエンジニア職からクリエイター職への転職だと、「設計に携わる中でデザインの重要性を感じたため、設計側を知っているWebデザイナーとして転職したい」「そのためにWebデザインを○○の手段で独学した」というように、希望職種への理解と自分のスキルの棚卸しを使って説明します。
資格やスキル、実績を簡潔に記載する
資格やスキル、実績を履歴書には記載しますが、このとき「簡潔に」記載しましょう。エージェントにとって読み取りやすくなり、登録者の強みがすぐに把握できるからです。エージェントが提案する求人と登録者の希望のミスマッチも防げます。
簡潔に書く方法は以下の通りです。
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・資格は正式名称と取得年月を明記する・スキルは使用可能なツール、プログラミング言語などを具体的に列挙する
・実績は数字と具体例を使って成果を示す
また、読み取りやすくするためには箇条書きを使い、項目ごとに分類します。例文を以下にまとめたので、参考にしてください。
記載例
<資格>
・基本情報技術者試験 合格(2022年4月)
・TOIEC 810点(2023年8月)
<スキル>
・JavaScript、Python、HTML/CSS
・Adobe XD、Photoshop、Illustrator
<実績>
・ECサイト開発において月間売上30%増加を達成
・チームリーダーとして5名を管理し、納期内に3件のプロジェクトを完遂
誤字脱字や空欄を作らない
転職エージェントに提出する履歴書でも、すべての項目は埋めて誤字脱字をしないようしっかりチェックしましょう。どう記載してよいのかわからない項目に関しては空白ではなく、「記載方法をこのような理由で迷っている」と書いておくか事前に質問するか、意思表示を示すとエージェント側が把握しやすいです。
誤字脱字に関しては「大切な書類作成でミスをする人」と思われかねません。どの業界においてもセルフチェックスキルは大切であり、自分自身のアピールにもつながります。転職活動に取り組む姿勢を示すためにも、最後に必ず確認を行いましょう。
エクセルなどで作成しPDFファイルで提出
履歴書はエクセルやワードで作成し、PDFファイルに変換して提出します。転職エージェントに提出する履歴書はパソコンで作成するのが一般的です。手書きの履歴書を求めることは基本的にありません。
また、転職活動が進み手書きの履歴書が必要な場合は、事前にその旨が伝えられます。手書きの履歴書はその際に準備すれば問題ありません。
添削の他にも転職エージェントで受けられるサービス
転職エージェントで受けられる「履歴書の添削」以外のサービスを以下にまとめました。
受けられるサービス | 概要 |
---|---|
キャリアの相談 | 面談でキャリアアドバイザー に何でも相談できる |
キャリアの壁打ち | 今後何がやりたいのかの希望を 軸にキャリアプランを一緒に考えてもらえる |
スキルや実績の棚卸し | 「言語」「フレームワーク」 「開発体制」「工程」など過去 経験を共有し自身の強みを一緒 に考えてもらえる |
市場価値の把握 | 転職エージェントの持つ支援実績で 蓄積されたデータをもとに、自身の 市場価値をおしえてもらえる |
求人情報の紹介 | 転職エージェント内にある求人から 希望に合うものを提案してもらえる |
企業とのやりとり | 企業への求人応募、面接日程調整など のやりとり、出勤日の調整や採用条件、 給与交渉などもやりとりしてもらえる |
このように、転職エージェントは転職活動をサポートし企業と転職希望者を結びつける役割を持ちます。
転職市場では現在の仕事を続けながら転職活動も平行する人がほとんどです。市場調査や企業分析、企業とのやりとりには十分な時間がかけられず、転職活動が難航しやすいという懸念点が挙げられます。
転職エージェントで受けられるサービスを見ると、「効率的に希望する求人に出会いやすくなる」というメリットが見つかるでしょう。転職活動がうまくいかない人は、転職エージェントを利用するメリットに魅力を感じたら登録してみることをおすすめします。
転職エージェントへ履歴書を共有する方法
転職エージェントへ履歴書を共有する方法は、
・PDFをメールに添付し送信する
・転職エージェントのサイト上にPDFをアップロードする
・LINEなどのメッセージアプリを使って送信する
など企業によってさまざまです。
中途採用の経験がない場合、履歴書は「手書きの原本を提出する」イメージがあるかもしれませんが、中途採用の履歴書はパソコンで作成するのが一般的です。また、提出も原本ではなく、電子データをメールや専用のマイページへアップロードする形で行われます。
インターネット上にはエクセルやワードなどで作られた履歴書のひな形が多数存在していますが、それらをそのまま利用しても問題ありません。
今すぐ履歴書を作成したい人は、レバテックキャリアの履歴書のフォーマットを利用してください。
エンジニア転職を成功させる転職エージェント活用方法
転職エージェントの使い方にはさまざまありますが、先ほど説明したように「求人を紹介してもらえる」以外にもサービスは豊富です。
そこで、転職を成功させるためのエージェント活用方法を、エンジニア転職エージェントの視点から3つ紹介します。
気軽にキャリアや年収の相談する
転職エージェントに登録するには履歴書の作成や志望動機を考える必要など、ハードルの高さを感じる人も多いです。しかし、結論からいうと気軽に登録することがおすすめであり、転職希望がない段階でもキャリアや年収の相談をすぐ始めることを推奨します。
なぜなら、転職エージェントは多くの求人情報を持っています。エージェントに登録し、キャリアや年収の相談をしたことで、自身の市場価値に気づき初めて「転職をしたほうが良い」と思えることもあるからです。
「転職希望ではないのに登録しても良いのか」と迷う人も多いですが、転職エージェント側からすると「情報を提供することで転職を具体的に検討してもらう」だけでも大きなメリットです。そのため、「とりあえず情報収集がしたい」という理由でも、気軽にキャリアや年収の相談をはじめてみましょう。
レバテックキャリアの無料相談は選択肢に答えるだけで専門のキャリアアドバイザーにつながります。気軽に無料で相談できるため、気になる人はぜひ利用してみてください。
自分の市場価値を相談する
転職エージェントの活用メリットには、「自分の市場価値がわかる」ことが挙げられます。求人情報が先に気になるかもしれませんが、転職エージェントを利用するからこそわかるのが市場価値です。まずは「自分の業界での市場価値はどのくらいか」を相談してみましょう。
転職エージェントにはこれまでの転職成功実績があり、さらに現場情報も保有しています。その情報と自分のスキルや経験を照らし合わせられるため、市場価値を知ることで「もっと高年収の求人を狙える」「希望職業の変更が必要」などの気づきが得られます。
このように転職活動の方向性が定まり、より自分の希望を叶えられるようになるため、自分の市場価値の相談をしてみてください。
自分にあう求人を紹介してもらう
多数の求人情報と業界の最新動向を把握している転職エージェントでは、「自分にあう求人を紹介してもらう」ことが転職成功を導く活用方法です。転職の失敗例のほとんどが「企業側と転職希望者側のミスマッチ」であり、応募の段階で成功するか失敗するかがおおよそ決まっています。だからこそ、転職を成功させたいなら転職エージェントに自分にあう求人を紹介してもらいましょう。
より希望にあう求人を紹介してもらうには、転職エージェントには以下のポイントを押さえて自分自身の情報を伝える必要があります。
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・希望条件を具体的に伝える・自分のスキルや経験を正確に伝える
・面談などでは積極的にコミュニケーションを取り、不明点はすぐ質問する
・提案された求人へのフィードバックを丁寧に行う
このポイントを押さえることで、転職エージェントをうまく活用することができ、希望の求人に出会いやすくなります。
転職エージェントに提出する履歴書に関するよくある質問
転職エージェントに提出する履歴書に関して、
Q1. 転職エージェントに出す履歴書は不採用時に返されますか?
Q2. 転職エージェントに出した履歴書は面接時に持参しますか?
Q3. 転職エージェントの履歴書は使い回しができますか?
Q4. 履歴書は転職エージェントにどのように提出すればいいですか?
Q5. 履歴書と職務経歴書の違いは何ですか?
などの質問が寄せられます。以下から、一つずつ回答します。
Q1. 転職エージェントに出す履歴書は不採用時に返されますか?
転職エージェントを介さなかった転職面接と同様に、応募書類は返ってきません。採用、不採用問わず返ってこないことを覚えておきましょう。
また、多くの企業は個人情報保護文言を掲載しています。どのように応募書類を保管するのか記載されているため、事前に確認しておきましょう。
Q2. 転職エージェントに出した履歴書は面接時に持参しますか?
転職エージェントに履歴書を提出すれば、転職エージェント経由で応募企業にも履歴書が提出されます。つまり、面接時に改めて履歴書を持参する必要はありません。
しかし、提出書類と矛盾したことを伝えてしまうと減点になるため、面接の回答整理用に持っていくと良いでしょう。
Q3. 転職エージェントの履歴書は使い回しができますか?
転職エージェントの履歴書は使い回しができます。ただし応募企業ごとに書き換えるべき部分もあるので、そこは書き換える必要があります。どの程度書き換えるのか、どのように書き換えるのか迷ったら転職エージェント側に相談しましょう。
Q4. 履歴書は転職エージェントにどのように提出すればいいですか?
転職エージェントによって提出方法は異なり、メールやLINE、サイト上へのアップロードなどさまざまです。
レバテックキャリアではLINEで履歴書の提出方法からキャリア相談まで、スムーズにやり取りできます。気軽に転職エージェントに提出する履歴書を作成したい人は、ぜひ利用を検討してみましょう。
Q5.履歴書と職務経歴書の違いは何ですか?
履歴書と職務経歴書の違いは以下の通りです。
履歴書 | ・基本情報の提供、人物像などを伝えるもの ・定型フォーマットを使う |
職務経歴書 | ・職務経験やスキル、実績などを伝えるもの ・自由形式で記載する |
まとめ
本記事では転職エージェントに提出する履歴書の書き方、目的、志望動機がいらない理由をお伝えしました。履歴書は転職成功を左右する重要な書類ですが、転職エージェントに提出する時点ではある程度の完成度で構いません。
ただし、項目はすべて埋めて履歴書を書くポイントを押さえて作成すると、転職エージェントを正しく活用できます。転職を希望している人、転職エージェントをうまく利用したい人は、本記事を参考に履歴書作成を始めてみましょう。
ITエンジニアの転職ならレバテックキャリア
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