技術力を高めながら柔軟性のある働き方を実現し、高度な役職へキャリアアップできるWeb系エンジニアはきついのか?Web系の魅力とキャリアパス

最終更新日:2021年12月27日

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Web系エンジニアは自由な働き方が可能なため、華やかな印象を抱く人も多いでしょう。一方で、急な仕様変更が発生したり、仕事が属人化したりする点で、労働環境が厳しいという声も聞かれます。どの職種にも良い点と悪い点があるのはWeb系エンジニアも同様です。Web系エンジニアに適性を感じる人にとっては、働きやすい環境であり、キャリアアップを実現できる可能性もあります。本記事では、Web系エンジニアの仕事内容をまとめた上で、人材としての市場価値を高めてキャリアアップを図る方法について解説します。

1. Web系エンジニアとは?

Web系エンジニアは、Webサービスの開発を手掛ける技術職を指します。WebサービスとしてはソーシャルメディアやEコマースサイトといった消費者向けのものが代表的です。また、近年は法人向けのWebサービスとしてSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)の業態をとる企業も増え、人事・経営管理・マーケティングなど、さまざまな業務を支援するシステムが開発されています。加えて、モバイル機器の普及を背景に、スマートフォンからWebサービスを利用できるよう、スマホアプリの開発も行われています。

Webサービスを開発・運営するWeb系企業の特徴としては、自社開発を手掛けるベンチャー企業が多いという点です。フレックスタイムやリモートワークなど、柔軟な働き方が実現できる会社が多く見られます。Webサービスは成長している分野であり、その開発・運営を支えるエンジニアについても人材不足が叫ばれています。

2. Web系エンジニアの仕事内容

次に、Web系エンジニアの詳細な職種や、開発工程について解説します。

Web系エンジニアの職種

Web系エンジニアは担当する領域によって細かく分類されます。その担当に応じて異なる技術が用いられる点に注意が必要です。

フロントエンドエンジニア

ユーザーが閲覧する画面の設計・開発を担当します。画像・動画のような静的なコンテンツを配置したり、ユーザーの操作に応じて表示を動的に変更したりといった機能を実装します。

サーバーサイドエンジニア

ユーザーからは見えないものの、システムの動作に必要な機能を開発します。データの保存・検索といった処理や、ビジネス上の要件に基づいた計算などが含まれます。

インフラエンジニア

Webサービスや社内システムを稼働させるためのインフラストラクチャーを整備する役割を担当します。近年は、クラウド環境を活用して、仮想的なサーバーやネットワークの構築・設定を行うケースが増えています。

Webサービスの開発工程

Web系企業では「アジャイル」と呼ばれる開発手法を採用している会社が多く見られます。アジャイル開発では、2週間程度の期間で区切って、要件定義・設計・開発・テストを繰り返すのが特徴です。頻繁に顧客からのフィードバックを受けながら、製品の成熟度を高める狙いがあります。Webサービスの開発では、実装するべき機能の優先順位を柔軟に変更しながら、ユーザーのニーズを探っていきます。

3. Web系エンジニアが「きつい」と言われる理由

Web企業は華やかな印象がある一方で、その働き方が「きつい」という声も聞かれます。Web系企業の業態やWeb系エンジニアの役割上、人によっては困難を感じるケースがあるのも事実でしょう。以下では、Web系エンジニアとして働く上で課題となり得る要素について解説します。

柔軟な対応が求められる

アジャイル開発を採用する企業では、顧客のニーズに応えるため、頻繁な仕様変更が発生する場合があります。タスク管理のプロセスが成熟していないチームでは、常に繁忙期が続き、エンジニアの負担が増してしまいます。

技術の変化が激しい

常にWebサービスに関する新しい技術が登場するため、継続的に学習を続ける必要があります。クラウド技術やDevOps(デブオプス)など、数年前には広く使われていなかったものでも、今では一般的になっている事例は多数存在します。さらに、現在流行している技術でも、数年後には陳腐化する可能性もあるので、エンジニアには学習能力と、情報に対する感度が求められます。

仕事が属人化しやすい

中小規模のWeb系企業では、開発プロセスやルールが確立していない場合があります。そのため、中途で入社したエンジニアにとっては、その会社における仕事の進め方を理解するのが困難です。また、作業が明文化されていないので、担当者個人に依存して仕事が進み、特定の人に業務負荷が集まる傾向にあります。その担当者が休暇を取得したり、退職したりすると、その業務が滞ってしまうリスクも考えられます。

経営状況が安定していない企業もある

Web系のベンチャー企業は、その新しい事業が軌道に乗るまでは、売り上げが十分に得られないため、経営が安定しません。人件費をまかなうための原資が不足していれば、そこで働くエンジニアも年収が低く、福利厚生が十分でないケースもあります。

4. Web系エンジニアに向いている人の特徴

Web系企業を「きつい」と感じる人もいれば、「働きやすい」と感じるエンジニアもいるでしょう。働きやすいと感じる人には共通する特徴があると考えられます。以下では、一般的にWeb系エンジニアに向くと言われている適性について解説します。

裁量を持って積極的に取り組む

Webサービスを自社開発する企業であれば、製品を改善するような機能を提案する機会があります。どんな機能が良いのかが分からない状況でも、自分の頭で考えて、顧客の課題を解決する機能を実装しなければいけません。他にも、自分が属するチームの生産性を高める社内ツールを開発するなど、自身のアイデアを形にしたいと感じる人がWeb系エンジニアに適しています。

ビジネス視点を持って開発を進める

Web系企業では、SIer(System Integrator、エスアイヤー)の業態とは異なり、利用者から明確な要望が与えられるわけではありません。顧客のニーズは何か、自社の収益につながる機能は何か、自社の生産性を向上させるにはどうすればよいか、といったテーマについて敏感になり、問題の発見および解決を図れるエンジニアが求められています。

不確実性に強い

Webサービスの開発で多く用いられるアジャイルの手法では、顧客のニーズを探りながら反復的に開発を進めるのが特徴です。何が正解か分からない曖昧な状況でも、試行錯誤しながら冷静に対応できる人がWeb系企業に適性があると言えます。一方で、明確に定まった仕様を計画に従って作成していくのを心地よいと思う人にとっては「きつい」と感じるかもしれません。

IT技術・Webサービスに興味がある

Webサービスは流行り廃りが激しい業界です。特定のWebサービスが大きく成長したり、一度話題に上っても急激にユーザーが減ったりする事例は多く見られます。新しい技術やトレンドを習得するのに喜びを感じる人がWeb系エンジニアに適しているでしょう。

5. Web系エンジニアのキャリアパス

Web系エンジニアとしてさまざまな課題を乗り越えていくと、より高度な役職へキャリアアップできる可能性が広がります。経験年数が浅いうちは開発作業のみを行っていたエンジニアでも、チーム全体に影響を与える立場にたつようになります。以下では、想定されるWeb系エンジニアのキャリアパスについて解説します。

Webディレクター

Webサービスの企画や、プロジェクトの進行管理を手掛ける役割です。予算やスケジュールが予定通りに収められるよう、プロジェクト管理のスキルが求められます。エンジニアとしての経験を活かして、技術とビジネスをつなぐ役割を担います。

テックリード

技術面の意思決定に責任を持つ役割です。リードエンジニアという役職名が使われる場合もあります。Webサービス全般に関する幅広い知識に基づき、セキュリティや可用性・メンテナンス性といった要求にも応えられるよう、システムの最適な設計を目指します。

フルスタック・エンジニア

フロントエンドからサーバーサイドに至るまで、複数の領域に精通するエンジニアを指します。Webサービスの開発・運営で発生しやすい複数の領域にまたがる技術課題を解決するのが特徴です。また、チームの繁忙状況に応じて作業の割り振りへ柔軟に対応できるため、多くのチームで重宝されます。

エンジニアリングマネージャー

開発チームが高い生産性を発揮できるよう人事や管理業務を担当する役割で、開発マネージャーやVP of Engineeringとも呼ばれます。エンジニアの採用や育成・開発組織の設計といった業務に責任を持ちます。

6. Web系エンジニアとして市場価値を高める方法

Web系エンジニアとしてキャリアアップを続けていくためには、人材としての価値を高める必要があります。以下では、昇進や転職で評価されやすいスキルや知識について解説します。

Web系技術全般の知識を理解する

Webサービスの開発・運営を行う上では、セキュリティやデータベースといった、あらゆるWebサービスに必要な基礎知識が必要です。Webサービスが成長し、多数のユーザーが利用するようになった場合にも安定したサービスを提供できるよう、広範なスキルが求められます。

差別化できるスキルを習得する

前述のように基本的な知識を習得すると同時に、自分が得意とする分野を確立することも重要です。特に、変化の早いWeb系業界では、次々と新しい技術が登場するため、新技術を早期に習得したエンジニアは需要が高い傾向にあります。現在のトレンドでは、AI(人工知能)・クラウド・IoT(Internet of Things)・自動化といった分野で高い評価が得られるでしょう。

需要の高い技術を身につける

Webサービスでは、PHPやRubyといったプログラミング言語が頻繁に用いられます。技術トレンドに敏感になり、多くの会社で採用されている人気の技術を学んでおけば、転職の際にも評価されやすくなります。

マネジメント経験を積む

チームをまとめて成果を上げられるエンジニアは、多くの企業が求めています。Webサービスの開発・運営では、デザイナーやインフラエンジニア、営業・マーケティング、財務といったさまざまな担当者と協業する必要があります。利害関係や保有する知識が異なる人とも円滑に仕事を進めるコミュニケーション能力が欠かせません。

7. Web系エンジニアに転職する際の検討ポイント

Web系エンジニアへの転職を検討する際は、「きつい」と感じる要因を理解してから転職に臨むべきです。以下では、Web系企業へ転職する際に確認するべきポイントについて解説します。

運営しているWebサービスについて調べる

特定のWeb系企業に興味を持ったら、応募する前に、どんなサービスを運営しているかを確認しましょう。Webサービスと一口に言っても、消費者向け・法人向けでは違いがありますし、ある業務や業界に特化したサービスが展開されているものです。その業界について興味を持てるならば、やりがいを感じながら仕事に臨めるでしょう。また、成長している業界では、キャリアアップの余地も大きくなります。

労働環境について調べる

前述のとおり、Web系企業は、その事業構造や仕事の進め方から繁忙期が続く可能性があります。残業時間や休暇の取りやすさなど、労働環境について調べてみるとよいでしょう。転職レビューサイトなどから経験者の声を閲覧し、会社の雰囲気について確認します。

扱っている技術について調べる

自分が興味のあるWeb系企業が、どのプログラミング言語を使っているのかを確認するのも良い考えです。多くの企業では、特定のプログラミング言語や技術に強みを持ち、会社全体でスキルを高めるよう心がけているものです。自分が既に習得している言語か、これから習得したいと考える技術を採用しているかどうか調べると良いでしょう。

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