セキュリティエンジニアの転職を成功させる自己PRと職務経歴書の書き方

最終更新日:2025年1月17日

「セキュリティエンジニアに転職するための自己PRや職務経歴書の書き方が知りたい」という悩みを抱えていませんか?

この記事では、セキュリティエンジニアの自己PRや職務経歴書の作成ポイントについて詳しくまとめました。自己PRの例文や職務経歴書のテンプレートも紹介しています。

これらの情報を参考に、あなたの強みを最大限にアピールできる自己PRと職務経歴書を作成し、セキュリティエンジニアへの転職を実現させましょう。

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この記事のまとめ

  • セキュリティエンジニアの自己PR作成のポイントは、スキルや実績、経験年数などを具体的に記載すること
  • セキュリティエンジニアの職務経歴書の作成のポイントは、プロジェクト名や役割、実績、工夫、保有資格、スキルを記載すること
  • 応募書類を提出する前には、誤字脱字や内容の矛盾がないか、読みやすい文章になっているかなどを確認する

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セキュリティエンジニアの自己PR作成ポイント

セキュリティエンジニアへの転職を成功させるには、効果的な自己PRを作成することが重要です。以下の2点を意識して作成しましょう。

志望企業が魅力に感じるスキル/実績を記載する
経験の豊富さやポテンシャルを示すため経験年数を書く

具体的にどのように書けば良いのか解説します。

志望企業が魅力に感じるスキル・実績を記載する

自己PRには、志望企業が魅力と感じるスキルや実績を記載することが大切です。企業は事業目標の達成に貢献できる人材を求めているため、あなたがその人材であることをアピールする必要があるからです。

効果的な自己PRを作成するには、まず自分のアピールポイントを洗い出す必要があります。これまでの経験を振り返り、どのようなスキルを身につけ、実績を積んできたかを整理しましょう。

その後、企業のWebサイトや求人情報などを参考に、どのようなスキルや経験が求められているかを分析します。この分析結果をもとに、抽出したアピールポイントの中から、志望企業の求める人物像や事業内容に合致する内容を選定します。

ただし、単に「セキュリティ対策の経験があります」と大まかな内容を書くのでは不十分です。「Webアプリケーションの脆弱性診断を行い、5件の重大な脆弱性を発見・修正しました」のように具体的な数値やエピソードを添えることで、説得力が増します

自己PRの作成時には、企業が求める経験やスキルを意識し、具体的な内容を添えて記載していきましょう。

経験の豊富さやポテンシャルを示すため経験年数を書く

セキュリティエンジニアの採用では、経験年数も合否の判断基準となることがあります。長年の経験を持つエンジニアは、さまざまなセキュリティ脅威への対応経験や、豊富な知識を持っていると判断されるからです。

ただし、経験が浅いからといって不採用になるわけではありません。経験の浅さをカバーするようなスキルの高さをアピールすれば、採用の可能性が上がります。たとえば、「経験は浅いですが、AWSセキュリティスペシャリストの資格を保有しており、クラウド環境のセキュリティ構築に携わってきました」のように記述することで、企業はあなたのポテンシャルの高さを評価できるでしょう。

セキュリティエンジニアへの転職でアピールポイントになりやすいスキルを知りたい方はセキュリティエンジニアになるには?必要なスキルや知識も紹介もご覧ください。

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セキュリティエンジニアの自己PR例文

ここでは、セキュリティエンジニアの自己PRの例文を紹介します。2つ例を紹介するので、参考にしてみてください。

スキル中心で自己PRする場合
企業理念をもとに自己PRする場合

これらの例文はそのまま使用するのではなく、自分なりにアレンジすることが大切です。

スキル中心で自己PRする場合

以下は、スキルをアピールしたい場合の例文です。

私の強みは、多岐にわたるセキュリティ脅威への対応経験と、最新のセキュリティ技術に関する知見です。前職では、xx年間、セキュリティエンジニアとして、脆弱性診断、セキュリティインシデント対応、セキュリティシステムの構築・運用に携わってきました。企業システムに対するサイバー攻撃の分析や対策、セキュリティポリシーの策定・運用など、幅広い業務経験を通して、高度なセキュリティ技術と問題解決能力を培ってきました。また、常に最新のセキュリティ情報を収集し、資格取得にも積極的に取り組んでいます。貴社では、これらのスキルと知見を活かし、貴社の情報資産保護に貢献したいと考えています。

企業理念をもとに自己PRする場合

以下は、企業理念とのマッチ度の高さをアピールしたい場合の例文です。

貴社の「安全・安心な社会を実現する」という理念に共感し、セキュリティエンジニアとして貢献したいと考え、応募いたしました。前職では、金融機関のセキュリティ対策に携わり、顧客の大切な資産を守るという責任感と使命感を持って業務に取り組んできました。貴社では、私の持つセキュリティに関する知識・経験を活かし、貴社のセキュリティレベル向上に貢献し、ひいては社会全体の安全・安心に寄与したいと考えています。特に、貴社の事業領域である〇〇は、セキュリティが極めて重要な要素であり、私のこれまでの経験が活かせると確信しています

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自己PR以外にも注意したい職務経歴書の作成ポイント

志望企業に応募する際には、自己PRだけでなく職務経歴書の作成にも力を入れましょう。主に以下の2点を意識することが大切です。

具体的なプロジェクト/役割/実績/工夫を記載する
資格やスキルについて盛り込む

具体的な作成のポイントを解説します。

具体的なプロジェクト・役割・実績・工夫を記載する

職務経歴書には、具体的なプロジェクトの内容や、プロジェクトでの役割、どういった成果を上げたか、行った工夫について記載するのがおすすめです。自己PRは文字数制限があり、入社後の活躍イメージを十分に伝えきれない場合があるからです。職務経歴書で具体的な経験やスキルを詳細に記述することで、より明確にあなたの活躍イメージを伝えられます。

参画プロジェクトについての例文

プロジェクトAにおいて、セキュリティリーダーとして5名のチームを率い、Webアプリケーションのセキュリティ診断を実施しました。その結果、10件の脆弱性を発見し、修正することで、システムのセキュリティレベルを向上させました。また、診断プロセスを自動化するためのツールを開発し、作業効率を20%向上させました。

資格やスキルについて盛り込む

効果的な職務経歴書にするには、保有する資格やスキルも盛り込む必要があります。あなたの専門性や学習意欲の高さを証明できるからです。

たとえば、ISC2資格情報処理安全確保支援士などの資格、AWSMicrosoft Azureなどに関するスキルを記載することで、企業はあなたの専門性や学習意欲の高さを評価しやすくなるでしょう。

セキュリティエンジニアの転職活動や業務で役立つ資格についてより詳しく知りたい方はセキュリティエンジニアになるための効果的な勉強方法もご覧ください。

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セキュリティエンジニアの職務経歴書テンプレート

職務経歴書の作成ポイントが分かっても、自分で作成するとなると不安に感じる方もいるでしょう。そのような方は、職務経歴書のテンプレートを参考にするのがおすすめです。書くべき内容が整理されており、空白部分に自分の経歴を記入していくだけで職務経歴書を作成できます。

どのように記載していけば良いかより詳しく知りたい方はITエンジニア・クリエイターの履歴書作成マニュアル【テンプレート付き】で紹介されているさまざまな職種のサンプルを参考にしてください。ただし、自己PRと同様にあくまで参考例として、自分なりの内容にすることが大切です。

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自己PRと職務経歴書のチェックポイント

自己PRと職務経歴書は、作成したら終わりではありません。記載した内容にミスがあれば、「入社意欲が低い」「仕事でもミスをしそう」などマイナスイメージを与えかねないからです。

提出前には、以下のポイントをよく確認しましょう。

  • ・誤字脱字がないか

    ・内容に矛盾がないか

    ・時系列が整理されているか

    ・読みやすい文章になっているか

    ・必要な情報がすべて記載されているか

また、転職エージェントに確認してもらうのもおすすめです。転職エージェントでは、応募書類に対して客観的な視点からアドバイスをしています。

レバテックキャリアでは書類の添削を行っているほか、面接対策も実施しています。豊富な求人の中からあなたのスキル・経験・希望に合う求人も紹介するので、ぜひご活用ください。

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まとめ

セキュリティエンジニアへの転職を成功させるためには、効果的な自己PRと職務経歴書を作成することが重要とお伝えしてきました。志望企業の求める人物像を理解し、自分のスキルや経験を具体的にアピールすることで、採用担当者に好印象を与えられます。また、誤字脱字や内容の矛盾がないか、読みやすいかなどを確認し、完成度の高い書類を作成しましょう。

書類の作成が不安な方は、レバテックキャリアをはじめとする転職エージェントを頼るのもおすすめです。うまくサービスを活用して、セキュリティエンジニアへの転職を成功させましょう。

※本記事は2024年12月時点の情報を基に執筆しております

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この記事の監修

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