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システムインテグレーション事業と実践型のIT教育研修『BTF道場』を展開

同社はインフラ基盤構築・システム開発を行うシステムインテグレーション事業と教育サービス事業を2軸で展開しているテックカンパニーです。
システムインテグレーション事業においては、これまでインフラ案件を主力に置いていたこともあり、9割近くがインフラ基盤の構築案件です。業界業種を問わないさまざまな顧客の業界・業種はさまざまで、スタートアップ企業に向けたコンパクトなシステムから、大企業向けのクリティカルなシステムまで幅広く支援しています。

受注案件は、半年から3年程度にわたるプロジェクトが中心で、最低でも2～3名の同社社員が現場に常駐する体制で業務が行われています。大規模なものだと、パートナー合わせて200人程度の規模でプロジェクトが進行する場合もあります。

『BFT道場』は、システムインテグレーション事業で得た年間100以上のプロジェクトノウハウを活かした実践型のIT技術研修です。99個のIT専門を用意したインフラ技術研修『チョイトレ』や、プロジェクト形式で個人のスキルに沿った研修を行う『トレプラ』、現役SEがマンツーマンで指導してくれるハンズオン研修『ギノトレ』など全てのコンテンツを独自開発しており、同研修を通して未経験者でも現場で必要な技術を身につけることができます。

今後は自社内開発を強化していくために2023年までに従業員を4倍の組織にすることを掲げており、それに伴ってAIやVRを駆使した先端技術を使った開発にも取り組んでいきます。

専門職やフルスタックエンジニア、エンジニア以外の職種など多様なキャリアプランを用意

同社の従業員数は2019年4月時点で380名、そのうち約350名がエンジニアです。エンジニアのうち9割ほどがシステムインテグレーション事業部に所属し、残りの1割程度の方が『BFT道場』に携わっています。新卒採用を2010年から開始したこともあり、平均年齢は30歳前後と若手の方が多くなっています。中途入社の方は、より上流工程に携わりたいという理由や、IT業界未経験でエンジニアとしてのキャリアを積みたいという理由などで転職を決めています。

入社後は基本的にシステムインテグレーション事業部に配属され、インフラエンジニアは客先常駐にてインフラ基盤の構築やテストを、開発エンジニアはプログラム製造やテストを担当します。大手のSIerとも協業をすることが多いため、開発手法は基本的にウォーターフォール型を採用しています。成果が認められれば、入社2年目で設計工程を担当したり、5年目でマネジメントに携わったりと、年次の浅いうちから活躍することができます。

また、同社では社員それぞれの指向性に合わせた多様なキャリアプランを用意しています。自身の得意分野への理解を深め、スキルを向上して専門職へ進む方もいれば、開発エンジニアからインフラ領域を勉強してフルスタックエンジニアになる方、エンジニア職での経験を活かして新規事業の企画推進や既存事業のサービス開発などのポジションに就く方もいます。

充実した研修カリキュラムと勉強会の開催によりスキルアップをサポート

同社は創業以来、「より価値の高いシステムを提供しつづけること」を使命としてシステムの提供を行っていく中で、使命を「人とシステムをつくる会社」に変更しました。システム開発だけでなく、IT人材の育成にも注力していくことで、事業を通してさらに豊かな社会を実現することを目指しています。

同社ではサービスの特性もあり、研修制度や教育体制が整っています。例えば、新卒やIT業界未経験の中途入社の社員は、入社後『BFT道場』のコンテンツを受講し、知識やスキルを身に着けています。そのほかにも、キャリアデザイン研修やビジネス企画プロジェクト、英会話力向上プロジェクトなど充実したカリキュラムを用意。社内の勉強会は月に数度のペースで自主的に開催されており、PythonやRPAといった技術的な内容から、最新のプロジェクト動向を共有するものまでさまざまなテーマで開催されています。

客先常駐で社外に出ている社員も多いため、月に一度帰社日を設定し、プロジェクトの進捗状況を確認しています。常駐先の勤怠時間も同社側で日々管理し、残業時間を可視化することで、過度な残業を抑制しています。