Ajax処理にデータ検索……Webブラウザ以外でも大活躍のスクリプト言語を習得しようJavaScriptができることとは?よく使われる処理、分野を徹底解説

最終更新日:2022年11月17日

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JavaScirptは、主にWebシステムの開発で使用されるインタプリタ型言語です。Webに動的な表現が求められる時代になり、JavaScriptの活用が一般的になっています。近年は、IT業界の中でも特にWebの成長が著しく、JavaScriptの汎用性は高まるばかりです。また、JavaScriptは人気言語ですので、便利なフレームワークやライブラリの開発が盛んです。ここでは、JavaScriptが何ができるのか、よく使われる処理・分野にはどういったものがあるのか、人気のフレームワークや習得後のおすすめ職種を解説しています。

JavaScriptの概要

はじめに、JavaScriptの背景や特徴について解説します。

JavaScriptとは

JavaScriptとは、Web上で動作するプログラミング言語です。Webサイトのアニメーションやカルーセル、お問合せフォームの必須制御などに使用されています。

また、元々はWebサイトに動きをつけるために開発されましたが、今では進化を遂げ、ゲーム開発やIoT開発など様々な分野で活用されています。

JavaScriptの特徴

ここからはJavaScriptの特徴を3つご紹介します。

非同期処理を簡単に記述できる

Webサービスの場合データベースへの送受信が発生するため、ページの読み込み時間など利用者に待ち時間が発生します。しかし、JavaScriptのAjaxを使用するとデータベースの送受信と同時に別の表示ができ、利用者に待ち時間を感じさせません。この非同期処理を簡単に記述できます。

フレームワークが充実している

前述の通り、JavaScriptは様々な進化を遂げ、多くのフレームワークが開発されています。フレームワークとは、頻繁に使われる機能を呼び出すだけで実装できるコード群です。

フロントエンドだけでなく、バックエンドも記述できる

JavaScriptは見た目を彩るフロントエンド言語として開発されましたが、サーバーの処理などを記述できるフレームワークが開発されたため、バックエンドの開発も可能です。

JavaScriptの文法でフロントエンドとバックエンドを開発できるため、開発コストを抑えてサービスを作成できます。

JavaScriptでできること

JavaScriptとは何かを確認したところで、ここからはJavaScriptでできることをご紹介します。

JavaScriptでできることは以下の10点です。

  • ・ポップアップウィンドウの実装

    ・入力フォームのチェック処理

    ・インタラクションなイベント処理

    ・データの整理、整列、検索処理の実装

    ・ブラウザゲームの開発

    ・Webアプリの開発

    ・スマホアプリの開発

    ・非同期通信

    ・チャットボット開発

    ・Googleサービスを活用したサービス

ポップアップアップウィンドウの実装

ポップアップウィンドウはJavaScriptで実装できる機能の代表格です。閲覧者に対して注意喚起を行ったり、入力を要求したりする場合に実装されます。クリックや読み込みのタイミングで、ポップアップウィンドウを表示させることが多いでしょう。

入力フォームのチェック処理実装

JavaScriptでは、閲覧者が入力フォームにデータを入力したとき、入力されたデータが正常な値であるかをチェックすることも可能です。いわゆる「入力チェック」ですね。HTMLで作成された入力フォームにJavaScriptで「入力完了イベント(クリック)の取得」「入力値のチェック」「チェック結果の表示」といった処理を施すことで実装できます。

インタラクションなイベント処理

JavaScriptでは、閲覧者のマウスの動作に紐づけた処理を実装できます。「インタラクション(双方向の相互作用)の実装」と言い換えても良いでしょう。例えばユーザーが画面上のボタンをクリックしたとき、JavaScriptでは「クリックイベントハンドラー」を使って、クリック処理に応じたDOM操作を行います。DOMは画面上の描画処理を担い、クリックに応じて画面上のオブジェクトが変化するという仕組みです。

データの整理、整列、検索処理の実装

JavaScriptでは、任意のデータを整理、整列した状態を作りつつ、検索処理も付け加えることができます。これは「Datatables」というライブラリによって提供される機能です。JavaScriptとDatatablesを使うことで、複雑な検索処理を記述することなく、手軽に使いやすい表が実装できるわけです。

ブラウザゲーム開発

JavaScriptはデータの整理や整列、Webサイトに動きをつけることが可能ですので、ブラウザゲームの開発が可能です。条件に応じて表示する画像やデザインを設定し、スコアなどの記述を作成するとそれだけで簡単なゲームを作れます。

Webアプリ開発

JavaScriptは元々Webサイトに動きをつけるために開発されたプログラミング言語ですので、Webアプリ開発に適しています。
入力データの送受信や、入力形式の確認などの処理を記述できるため、様々なWebアプリ開発に使用可能です。

スマホアプリ開発

JavaScriptはアニメーションやチャット機能などを実装できるため、スマホアプリを開発できます。また、前述の通りフロントエンドとバックエンド両方の記述ができるため、1つの言語でスマホアプリ開発が可能です。

非同期通信

非同期通信とは「ページを遷移することなく、データ取得・表示・更新が可能な機能」のことです。
具体的には、まずクライアントからサーバーに対して、非同期更新に必要なデータを送信し、サーバー側からクライアントへ整形処理済みのデータを返します。その後、データを受け取ったクライアントが整形済みのデータを画面上に反映させるという仕組みです。この間、画面は遷移せずに、データだけが更新されます。Ajaxは、jQueryやaxiosなどのライブラリで実装することが多いものの、JavaScript単体でも実装可能です。

チャットボット開発

Webサイトに実装されているチャットボットもJavaScriptで開発可能です。質疑応答やコールセンターへの誘導など様々な設定が可能です。

Googleサービスを活用したサービス

Googleが開発したプラットフォームGoogle Apps Scriptを使用することで、Googleサービスと連携したサービスの開発が可能です。

Gasとは

Gasとは、Googleが提供するサービスの自動化や連携するためのプラットフォームです。JavaScriptの文法で記述します。

Gasでできること

Gasを使用するとExcelのマクロのように定常作業の自動化やスプレットシートの内容に応じてメール配信を行うなど各サービスの連携や自動化ができます。

また、スプレットシート上に作成したボタンをクリックするだけで一括変換など自作関数を作成して業務を効率的に進められます。

JavaScriptの有名ライブラリ・フレームワーク

JavaScriptは人気のプログラミング言語ですので、多くのライブラリやフレームワークが開発されています。ここからはJavaScriptの有名ライブラリ・フレームワークを5つご紹介します。

jQuery

jQueryとは、JavaScriptの記述をシンプルにできるライブラリです。通常のJavaScriptで数行にわたる記述が1行で記述できるなど、開発の効率化や管理の簡易化が可能になります。

React

Reactとは、WebサイトなどのUIを開発する際に使用されるMeta(旧Facebook)が開発したライブラリです。コンポーネント指向と呼ばれる作成したパーツを再利用しやすい設計手法が採用されており、リッチデザインを効率的に開発可能です。

Vue.js

Vue.jsとはアプリケーションのフロント部分の開発に使用されるフレームワークです。記述がシンプルですので柔軟性が高く、他のライブラリとも組み合わせやすいのが特徴です。記述がシンプルで扱いやすいですが、大規模アプリ開発やスマホアプリ開発には適しておらず、SPA(ページ遷移の無いWebアプリ)開発に使用されることが多いです。

Next.js

Next.jsとは、Reactを基に開発されたフレームワークです。Reactを基にしているため、UIの作成に長けています。また、フロントエンドの記述だけでなく、サーバーとして動かすことが可能です。

Node.js

Node.jsとは、JavaScriptをサーバー側(バックエンド処理)で動作させるフレームワークです。大量アクセスに強く、処理をリアルタイムで実行できるため、タイムラグが大きな影響を与えるチャットサービスや負荷の大きいチケットサイトの開発に適しています。

関連記事: 「.js」選びに迷った時に役立つ!人気のJavaScriptライブラリ&フレームワークまとめ!

JavaScriptの勉強方法

ここからはJavaScriptの勉強方法をご紹介します。JavaScriptはプログラミング初心者でも取り掛かりやすく、便利なフレームワークが多いため学習サイトで独学が可能です。

まずはこちらで紹介している無料サイトで勉強し、躓いてしまった場合にスクールや書籍の購入を検討してみましょう。

JavaScript習得後のおすすめ職種

最後に、JavaScriptの習得によって目指せる職種を紹介します。

Webプログラマー

Webプログラマーを目指すのであれば、JavaScriptは是非とも習得しておきたいスキルのひとつです。Web絡みの開発案件では、JavaScriptとJavaに関する求人が多数を占めています。JavaScriptの習得後にWebプログラマーとしてのキャリアをスタートさせる道は、IT業界におけるキャリアアップの王道と言っても過言ではありません。

マークアップエンジニア

マークアップエンジニアは、主にHTML5でのコーディングやCSSによるスタイル設計などを担う職種です。コンテンツの内容を理解し、Webサイトのユーザビリティを向上させるような実装を行います。

マークアップエンジニアの必須スキルはHTMLとCSSですが、動的な表現はHTMLとJavaScriptを併用して実装します。JavaScriptのスキルを備えておくことで、仕事の幅が拡がっていくでしょう。

UI・UXデザイナー

UI・UXデザイナーは、ユーザビリティやユーザーエクスペリエンスの向上につながるデザインを考案する職種です。デザイナーがUIの実装を兼任する場合などでは、JavaScriptの知識とスキルが役立つでしょう。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、Webシステムのフロント側(ユーザーの目に触れる場所)において、開発を担う職種です。フロントエンドエンジニアは、HTMLやCSSを使った性的な表現はもとより、JavaScriptによるインタラクティブな機能も実装することが多いでしょう。最もJavaScriptの恩恵を受けやすい職種のひとつです。

サーバーサイドエンジニア

サーバーサイドエンジニアは、フロント側からの要求を受けて行われるサーバー内の処理を実装する職種です。フロントエンドエンジニアと同じく、JavaScriptのスキルがキャリアに直結します。サーバー内の処理を高速化したり、クライアント・サーバー間の通信処理を実装したりと、いたるところでJavaScriptを使用するからです。主にNode.jsを使用することになるため、「JavaScript+Node.js」のスキルを磨くと良いでしょう。

関連記事:
JavaScriptの転職市場状況について
JavaScriptの将来性とは?需要状況や仕事内容、求められるスキルを解説

まとめ

JavaScriptはWeb開発の分野で頻繁に使用される技術です。Webに動的な表現が求められる時代になり、JavaScriptの活用はさらに進んでいます。また、ライブラリとの組み合わせによって高い汎用性を発揮できる点もJavaScriptの強みです。サーバーサイドエンジニアなどの職種を目指す際には、習得することをおすすめします。

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