フェアユース株式会社の特徴
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AIによる音声認識などの先端技術を用いたSaaS製品の開発・導入支援事業を展開
フェアユース株式会社は自社開発のBtoB向けSaaS製品を提供する企業です。Microsoftが提供するOffice365のアドオン製品の開発や導入コンサル事業を中心に、2010年に設立されました。
主力サービスである『リアルタイム翻訳ツール』は対面での会議やMicrosoft TeamsなどのWeb会議ツールでやりとりした会話の内容を指定した言語へリアルタイムにテキスト翻訳し、自動で文字起こしをするツールです。AIの音声認識や音声翻訳の技術を活用しており、音声認識は13種類、テキスト翻訳は60言語以上に対応しています。
また、2019年にリリースした『Work Style Analyzer』はPC上での業務内容をログ化して収集するタスクマイニングツールです。利用しているソフトウェア名やファイル名、アクセスしたサイト などの稼働状況や操作履歴をすべて自動取得し、定量データに基づいた詳細な業務分析を行うことができます。テレワークをはじめとする働き方改革や業務の効率化を実現しています。
これらの製品の高い商品力が評価され、大手アパレル企業や大手自動車メーカーなど多数の取引実績があります。
今後も主力製品である『リアルタイム翻訳ツール』へ集中投資を継続しながらSaaSベースの製品開発を進めていきます。既存の製品やサービスを拡充し、業界における第一人者を目指す方針です。
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少数精鋭のスペシャリスト集団でプロダクトの最適化に挑戦
同社の従業員数は9名で、そのうちエンジニアは6名在籍しています。平均年齢は36歳ほどでプログラマー、AIエンジニア、サポートエンジニアで1つのチームを形成しています。
基本的に開発言語はC#、OSはWindowsで、既存製品の追加開発を中心にアップデートしています。開発手法はアジャイル型でクライアントからの問い合わせやカスタマイズの要望に応じて優先順位を決めながら改修を重ねていきます。時には、エンジニアがフロントに立って顧客折衝やメール・電話でユーザーと直接やり取りするケースもあります。
現在は各種製品をブラウザ上で提供する仕様ですが、本格的にスマホアプリの開発も推進していきます。また、現状ではMicrosoftとGoogleのAIを使用している『リアルタイム翻訳ツール』についても、今後は国立大学で博士課程を取得したAIエンジニアを中心に独自の音声認識AIの開発に着手する方針です。
社内では優秀なメンバーが少数精鋭の組織で挑戦を続けています。Microsoft社出身の代表やとある女性社員は、技術訴求に貢献した人に送られるMicrosoft MVPという表彰制度に5年連続選出されるなど、AzureやOffice365製品に精通しています。一流のスキルを持つメンバーと一緒に働きながらスペシャリストとして成長できる環境です。クラウド・オンプレミス問わずサーバーの構築経験のある方のほか、アーキテクトとしてプロダクト開発の中心的存在として働いてみたいという方にもおすすめです。
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多様な国籍の人材が活躍する組織で、柔軟に働きながら成長できる環境
同社では、社員のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を受け入れています。社員の約4割が完全テレワークで勤務をしており、勤務時間は完全フレックスではないものの、希望に準じて相談に応じています。
学歴や国籍、障がいの有無などは問わず、様々なバックグラウンドを持った社員が在籍しているのも特徴です。外国籍の社員の中には日本で約2、3年働き、業務に慣れた後にケニアやミャンマーなど母国に戻ってリモート業務を行う人もいます。
また、社員のスキルアップ支援の一環として定期的に外部のエンジニアや有識者を招いた勉強会を開催しています。過去には業界の第一人者を招いたVR勉強会やノウハウ取得勉強会、理化学研究所の脳波研究者を招いた勉強会を実施した実績があります。技術面での教育体制は今後より一層強化していく方針です。
代表は学生時代に起業した後、マイクロソフト社への就職を経て同社を立ち上げたという経験を持っています。経験豊富な代表のもとで、経営者の視点を身近に感じながら働くことができるため、将来起業したい、ベンチャーらしいスピード感や裁量の大きい環境で働いてみたいという方にもおすすめです。
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企業概要
- 設立年月日
- 2010年11月01日
- 代表者
- 足立 洋介
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