Go言語とは?
Go言語は、Googleが開発したオープンソースのプログラミング言語です。2009年に公開されて以降、シンプルでありながら並行処理による高速な処理が可能なため、多くの開発者から注目されています。
実際に、Webサービスの開発からスマホアプリ開発やサーバー構築などの分野で活用されています。具体的には、Go言語は開発元のGoogleがYoutubeで利用するだけでなく、Metaやマイクロソフト、Netflixなどの大手企業でも導入されています。
Go言語誕生の背景
Go言語誕生の背景には、コンピューター性能の向上が関係しています。コンピューター性能の向上に伴い、大規模かつ複雑なシステムの開発が可能になりました。
その一方で、プログラミングコードの複雑化や開発効率の低下などが問題視されていました。この状況を打開するため、Googleは新たな言語の開発に着手。そして、C言語の特徴を活かしつつ、より簡潔な記述を可能にするGo言語を開発しました。
Go言語の特徴
Googleが開発したGo言語には、さまざまな特徴があります。代表的な特徴として、文法がシンプルなことや処理が高速なことが挙げられます。
また、ゴルーチンによる並行処理やガベージコレクション機能もGo言語の特徴といえるでしょう。さらに、ライブラリやフレームワークが豊富で、チーム開発に適しています。本章では、これらのGo言語の特徴について解説します。
文法がシンプル
Go言語は文法がシンプルで読みやすい点が特徴です。記述量も少ないため、他人のソースコードの意味を素早く読み取ることができます。これにより、チーム開発の効率化が期待できるでしょう。また、プログラミング初心者にとってもGo言語は比較的理解しやすい言語です。
処理が高速
Go言語はコンパイラ型言語であり、処理速度が高いことも特徴です。コンパイラ型は、コンパイル前にソースコードをまとめてマシンコードに翻訳します。一括翻訳によって余計な工程を省けるため、処理速度を高めることが可能です。大量の計算が必要な場面などで役立つでしょう。
ゴルーチンによる並行処理が可能
Go言語は、ゴルーチンによる並行処理が可能です。並行処理とは、複数の処理を同時に実行することです。複数の処理を同時に実行することで、効率的にシステムリソースを活用し、トータルの実行時間を減らせる可能性があります。
他言語では、多くの場合、並行処理を行う際はライブラリを使います。Go言語であればライブラリを使わなくても、ゴルーチンというあらかじめ組み込まれている関数で並行処理が可能です。
ガベージコレクションというメモリ開放機能がある
Go言語には、GC(ガベージコレクション)という、不要になったメモリを解放する機能があります。メモリ解放を怠っていると、システムの処理に影響を及ぼしかねません。
他言語では、プログラマーが自らメモリ解放に関する記述を書かないといけない場合があります。一方、Go言語ではGCによって勝手にメモリ解放されるため、記述量を減らすことが可能です。
ライブラリ・フレームワークが豊富
Go言語は、ライブラリ・フレームワークが豊富な点も特徴です。mathやosといった、Pythonなどの他言語でも頻繁に使われるライブラリはGo言語でも使えます。また、echoやGinなどのWebフレームワークも豊富であり、Web開発の効率を高められます。
ライブラリ ・ フレームワーク名 |
機能 |
---|---|
math | 数値演算の関数が豊富なライブラリ |
os | OSの機能をアプリケーションから使えるライブラリ |
echo | コードの記述を簡易化できるWebフレームワーク |
Gin | エラーハンドリングやシンプルさに強みがある Webフレームワーク |
チームでのシステム構築に最適
Go言語はコードの記述ルールが厳密で、自由度が低いです。自由度が低いことはデメリットとも言えますが、それ以上にメリットが多いからこそこのような仕様になっています。
自由度が高いと、プログラマーそれぞれが独自の書き方でプログラミングが可能になり、チームでシステム開発を行った場合にプログラム全体の可読性が低下します。これにより、バグを発生させる原因にもなるだけでなく、保守も大変です。
Go言語はコーディングルールが厳密なためバグが発生しにくく、チームでのシステム構築において可読性が高いというメリットにもつながります。
Go言語でできること
本章では、Go言語でどのようなものを開発できるかについて解説します。Go言語でできることには、Webアプリ開発のバックエンドやスマホアプリ開発、CLI開発などが挙げられます。
また、ドローン開発や分散システム開発、API開発なども可能です。このような開発分野に参入したい場合は、Go言語の習得を検討するといいでしょう。
Webアプリ開発(バックエンド)
Go言語は、ECサイトやフリマアプリ、SNSなどのWebアプリ開発で多く使われています。Webアプリにはバックエンドとフロントエンドの2種類がありますが、Go言語が使用されるのは主にバックエンド開発です。
バックエンド開発では、PHPやPython、Rubyなどの言語も人気です。しかし、これらの言語に比べてGo言語は以下のようなメリットがあります。
-
・コンパイル済みなため実行速度が高速
・ゴルーチンによる並行処理が可能
・静的型付けのため厳格なチェックが行われる
・クロスコンパイルが容易
スマホアプリ開発
Go言語はスマホアプリ開発も可能です。「Go mobile」というツールを使うことで、AndroidアプリとiPhoneアプリを両方開発できます。つまり、Webアプリ、Androidアプリ、iPhoneアプリの3つの開発をGo言語で統一できます。
1つの言語で統一することによって、効率よくソースコードを管理できるようになり、エンジニアの負担も減らせます。
CLI開発
Go言語はCLIツール開発にも活用できます。CLI(コマンドラインインターフェース)とは、キーボードでのコマンド操作でコンピュータとやり取りする方式のインターフェースを指します。
Go言語にはライブラリが多くあり、CLI開発も効率よく行えます。特に「cli」というライブラリは利便性が高く、ヘルプ機能などを容易に構築できます。
ドローン開発
Go言語はドローン開発にも活用されています。ドローンとは、遠隔で操作できる無人航空機のことです。ドローンが実用化されることによって、宅配人がいなくてもECサイトの商品を届けられるなど、物流の効率化が期待されています。
Go言語にはGoBotというドローン開発向けのフレームワークがあり、個人でもドローンを飛ばせるプログラムを作成できます。
分散システム開発
分散システムとは、複数のコンピューターで処理を分散して大規模な処理を実行するシステムです。仮想通貨などに使用されているブロックチェーンが代表的です。そしてブロックチェーンなどの分散システムにもGo言語は使用されます。
API開発
APIはApplication Programming Interfaceの略です。APIはソフトウェアの一部の機能をシステム間で共有し、外部システムの機能を利用できるようにするものです。その接続部分がAPIです。Go言語はシンプルで開発環境を問わないことから、API開発でも使用されます。
Go言語を学ぶ際の注意点
Go言語を学ぶ際には、いくつかの注意点を理解することが重要です。まず、Go言語は他言語に備わっている機能が使えない場合があります。
また、Genericsに関する情報が乏しいことも注意が必要です。さらに、Go言語が最適でない開発分野が存在することを認識しておくべきでしょう。
そして、Go言語単独でのスキルでは転職が困難な場合もあります。本章では、Go言語を学ぶ際の注意点について解説します。
他言語に備わっている機能が使えない場合がある
他言語に当たり前のように備わっている機能が、Go言語では使えない場合があります。
例えば、Go言語はオブジェクト指向プログラムのようなクラスや継承といった機能がありません。JavaやC#のようなオブジェクト指向プログラミングに近いことはできても、同じような開発はできないと考えたほうがよいでしょう。
そのほか、三項演算子や例外処理も実装することができません。これらの機能に慣れ親しんできた人は、Go言語を学ぶ際に不便さを感じるでしょう。とはいえ、Go言語はまだ新しい言語であるため、今後のアップデートによってこれらの機能が実装される可能性はあります。
Genericsの情報が少ない
Go言語はもともとバグを防ぐ目的からGenericsを用意していませんでした。すなわち同じコードで複数のデータ型を処理できない仕様ということです。
しかし利便性の問題から、2022年3月のアップデートでGenericsが実装されました。しかし新しい機能なので、まだGenericsの情報が少ない状況です。
Go言語が適していない開発分野もある
Go言語が適していない開発分野がある点にも注意が必要です。たとえば、フロントエンド開発やWindowsアプリ開発ではGo言語はほとんど使われません。
フロントエンド開発ではJavaScript、Windowsアプリ開発ではC#などがメインに使われています。新しいプログラミング言語を学ぶ際は、参入したい開発分野を考慮する必要があります。
Go言語だけで転職することは難しい
Go言語だけではなく、周辺スキルを学ばないと、Goエンジニアとして活躍できる場は少ないと考えられます。また、Go言語のスキルだけでは、転職の幅を広げることも難しいでしょう。
フロントエンドやデータベースのような周辺スキルのほか、Go言語以外のプログラミング言語にも触れておくことが推奨されます。
Go言語の需要・将来性について
Go言語の需要と将来性は、高いといえます。その理由は、Go言語は注目度が高いプログラミング言語だからです。とはいえ、プログラミング言語の中で上位を争うほどの地位ではありません。
しかし、現時点でも案件は決して少ないわけでなく、今後も使われていく可能性が高いといえるでしょう。本章では、Go言語の需要・将来性について解説します。
現時点でも案件は決して少なくはない
2024年7月18日時点、レバテックキャリアのGo案件は2,214件です。同じくWeb開発で使われるPHPは4,492件、Pythonは4,812件となっています。
人気の高い言語に比べると劣るものの、Go言語の案件は決して少なくありません。むしろ、2012年にリリースされた新しい言語であることを考慮すれば、十分人気が高いといえます。
Go言語は注目度が高いプログラミング言語
TIOBE Indexとは、検索エンジンの検索数などを集計し、プログラミング言語の注目度をランキング付けした資料です。2024年7月のTIOBE Indexでは、Go言語は7位と高い順位にランクインしています。
今後Go言語が主流言語の1つになると断言はできませんが、一部企業でGo言語が使われ続ける可能性はあります。エンジニアとしての希少性を高めるためにも、Go言語の習得を検討しましょう。
Go言語を扱うエンジニアの職種
Go言語を扱うエンジニアのメインはサーバーサイドエンジニアですが、他にも複数種類のエンジニアがGo言語を扱います。例えば、インフラエンジニアやDevOpsエンジニアの領域でも、Go言語のスキルが高く評価されるようになりました。
また、セキュリティエンジニアもGo言語を使う機会があります。さらに、データエンジニアも活用の機会が増えています。本章では、Go言語を扱うエンジニアの職種を紹介します。
サーバーサイドエンジニア
サーバーサイドエンジニアはWebシステムのサーバー側の処理を実装するエンジニアです。サーバーサイドとは反対に、端末側の処理を実装するエンジニアはフロントエンドエンジニアです。
Go言語は主にサーバーサイドの実装に用いる言語なので、サーバーサイドが扱います。サーバーサイドエンジニアとしてGo言語を扱う場合は、あわせてSQLなどデータベース関連のスキルも身につけておくとよいでしょう。
インフラエンジニア
インフラエンジニアはサーバーやネットワークなどシステムの土台を作るエンジニアです。インフラエンジニアはプログラミングを行うことは少なく、インフラ構築がメインの作業です。
しかし、プログラミング言語を扱えると一部の作業を自動化できます。Go言語は並行処理に強く、インフラエンジニアの作業と相性が良いです。
DevOpsエンジニア
DevOpsとは、DevelopmentとOperationを組み合わせた造語です。つまり開発と運用を統合して考えることの重要性を説いたようなものになります。
DevOpsエンジニアは実際に手を動かすこともありますが、どちらかというとサービス目線でプロジェクトの統括側に回ることが多いでしょう。しかし、DevOpsエンジニアも業務を効率化する必要はあり、業務効率化や自動化にGo言語が役立つということです。
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは企業のシステムをサイバー攻撃から守るエンジニアです。セキュリティ調査、分析、提案、構築などを行います。セキュリティエンジニアがGo言語を使用する場合、データの収集、解析の自動化に用いることが多いでしょう。
データエンジニア
データエンジニアとは、データ活用のための設計や基盤構築を行うエンジニアです。データベースエンジニアと類似している部分がありますが、データベースエンジニアよりはデータの活用が中心です。そのためGo言語はデータの分析や処理に使われるケースが多いです。
Go言語の学習方法
本章では、Goエンジニアになるための学習方法について解説します。Go言語の学習方法としては、学習サイトや参考書で学ぶことが一般的です。
さらに、資格を活用することも効果的な学習方法といえます。また、スクールに通う方もいるでしょう。自分に合う学習方法で基礎知識を身に付け、実際に手を動かしてスキルを習得していくことが重要です。Goエンジニアを目指す方は、参考にしてください。
学習サイトを使う
Go言語を効率的に身につけるためには、オンラインで学べる学習サイトの活用がおすすめです。Progateやドットインストールなどの学習サイトには、Go言語の教材もあります。
また、「A Tour of Go」は基礎知識の習得に適した学習サイトとして知られています。そして、Go言語の公式サイトも、Go言語の学習では欠かせない存在です。簡単なコードを試せるツアーが提供されており、Go言語の基本を効果的に学べます。
学習サイトの教材は、要点を絞ってまとめられている点が特徴です。特に、他言語をすでに経験している方は、1からじっくりと学ぶよりも、学習サイトを使って短時間で習得したほうが効率的といえます。
参考書で学ぶ
Go言語はいま注目されている言語の1つであるため、参考書も多く販売されています。参考書を活用するメリットは、より深いところまで学べる点です。
Go言語でのWebアプリ開発を学べる書籍や、並行処理について学べる書籍など幅広く出版されているため、学びたい分野に合った参考書を購入してみましょう。
資格を活用する
2024年7月現在、Go言語に関する資格はありませんが、Goエンジニアを目指すために重要なスキルを学べる資格はいくつか存在します。なかでも応用情報技術者試験やLinuCは、Goエンジニアに必要なスキルを幅広く学べるためおすすめです。資格を取得することで、転職時に自分のスキルレベルをアピールしやすくなるメリットもあります。
スクールに通う
プログラミングスクールによっては、Go言語のコースも用意されています。最近はオンラインプログラミングスクールが主流なので、自宅にいながらスクールの講義を受けられます。効率的なカリキュラムが提供されていることはもちろん、わからないことを講師に質問できることも大きなメリットです。
Go言語のインストールの手順
Go言語は、公式サイトからダウンロードし、インストールすることで使用できます。Windows、macOS、Linux向けにインストーラーやアーカイブが用意されているので、環境に合わせてファイルをダウンロードしましょう。ダウンロードしたファイルに備わっているインストーラーを実行すれば、Go言語の導入は完了です。
Go言語をインストールしたら、Visual Studio Codeなどのコードエディタを用いて、プログラミングすれば、そのプログラムを実行するだけです。
Goエンジニアがほかに習得したいスキル
Go言語を習得しただけでは、Go関連の求人に応募しても選考通過は困難です。Goエンジニアが習得したいスキルには、クラウドサービスの知識が挙げられます。
また、PythonやJavaScriptのスキルも習得するといいでしょう。さらに、データベースのスキルも重宝されます。本章では、Goエンジニアがほかに習得したいスキルを解説します。
クラウドサービス
Goエンジニアとして活躍するためには、AWSやAzure、GCPなどのクラウドサービスの知識が必要です。昨今のシステム開発では、自社でサーバ管理をするのではなく、クラウドサーバを使用することが主流になりつつあります。
開発担当者であってもクラウドサービスの知識を身につけていたほうが、サーバー障害などが発生した際に率先して解決策を探せます。また、サーバへの負荷を考慮したプログラムを開発しやすくなるでしょう。
Python
Pythonは、Webアプリ開発やデータ分析などで使われている人気の高いプログラミング言語です。Web開発に参入したいのであれば、Go言語に加えてPythonも習得しておくと、より多くの案件に参画しやすくなります。
関連記事 : Pythonとは?特徴やできること・活用事例などを解説!
JavaScript
JavaScriptは、Webアプリにおけるフロントエンド開発で使われるプログラミング言語です。Web業界におけるフルスタックエンジニアを目指すのであれば、バックエンドとフロントエンドの両方を担当できるスキルを身につけておきましょう。
JavaScriptはスマホアプリ開発でも使われているため、参入できる開発分野を広げたい方にもおすすめの言語です。
関連記事 :JavaScriptとは?基本の書き方を初心者にわかりやすく解説
データベース
Webアプリやスマホアプリでは、ユーザー情報や商品情報を管理するために、必ずといってよいほどデータベースが使われます。Goエンジニアは、MySQLやSQLiteなどのデータベース管理システムを使った経験が求められる場合があります。
これらの基礎スキルを習得し、データ操作やデータベースの構築などができると重宝されるでしょう。
Go言語を習得して転職を成功させるには?
Goエンジニアに転職する場合、まずはこれまでの実績・経験が分かる資料をまとめることが重要です。それらの資料に加え、何らかの自己研鑽の成果物も提示し、Go言語案件でも活躍が見込めることを証明する必要があります。さらに、Go言語以外にもクラウドやデータベースなど幅広いスキルを習得し、即戦力として企業に貢献できることをアピールしましょう。
Goエンジニアの案件を探す際は、転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントでは、転職サイトなどには掲載されていない優良求人が見つかる可能性があります。特に、Go言語の案件は、現状そこまで数が多くないため、転職エージェントを活用し、できるだけ応募できる案件の選択肢を増やすことが重要です。
関連記事 : Go言語エンジニアの転職で知っておきたいこと
Go言語に関するよくある質問
本章では、Go言語に関するよくある質問と回答を紹介します。Go言語に関するよくある質問には、「Go言語とは何か」という基本的なことや活用先、人気の理由、デメリットなどが挙げられます。
次に習得する言語選びに迷っている人は、これらの質問と回答を把握しておくことで判断基準になるはずです。Go言語は需要があり今後伸びる可能性が高いですが、他にも有力な言語は複数あります。そのため、状況に応じて習得言語を選んでください。
Q1. Go言語とはどのようなプログラミング言語ですか?
Go言語は2009年にGoogleが開発し、2012年にリリースされたプログラミング言語です。シンプルで可読性が高く、コーディングルールがしっかりしているので実用性が高い言語と言えます。実際様々な分野でGo言語が使われるようになっています。
Q2. Go言語は何に活用できますか?
Go言語は、主にWebサービス開発、スマホアプリ開発、CLI開発、ドローン開発、IoT開発などに活用できます。そのほか、大人数での開発にも向いているため、大規模システム開発の活用にも適しています。
Q3. Go言語が人気の理由を教えてください
Go言語が人気の理由は、対応できるシステムの規模が幅広く、コードがシンプルで安全性が高いことなどが挙げられます。コードがシンプルかつコーディングルールがしっかりしていることは、複数人の開発での可読性の高さにもつながります。
Q4. Go言語のデメリットは何ですか?
Go言語のデメリットは、Genericsが実装されたばかりで情報が少ないことや、例外処理や継承や三項演算子など一般的なプログラミング言語に用意されている機能がないことです。Go言語は優れた言語ですがデメリットもそれなりに大きいので、システムによって向き不向きがあります。
まとめ
Googleが開発したプログラミング言語「Go言語」は、シンプルかつ処理が高速という特徴をもっています。また、並行処理が可能であり、ライブラリやフレームワークが豊富なため、チームでのシステム構築に最適と言えるでしょう。実際に大規模システムの開発やWebサービス、スマホアプリ開発など多くの用途で活用されています。
Go言語は人気が高く需要はあるものの、Go言語だけではなく、周辺のスキルも身につけておくことが大切です。例えばJavaScriptなどのフロントエンドやデータベース、クラウドサービスなどのスキルを身につけておくと、エンジニアとしての価値が高まります。
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