管理職としてエンジニア組織の中心に立つ存在を目指す【転職体験記】零細SES企業から誰もが知る大手Webサービス企業へ|転職成功の鍵とは

氏名:Y.S   年齢:38歳   性別:男性   職種:サーバーサイドエンジニア

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レバテックキャリアを使い、転職を成功させたサーバーサイドエンジニアの男性Y.Sさんにインタビュー。新卒での最初の就職先は零細SES企業からスタートし、いまでは大規模Webサービスを展開する誰もが知る企業に転職。その理想的ともいえるキャリアの形成方法とは?
 

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38歳で2度目の転職。サーバーサイドエンジニアの経歴



─これまでの転職経歴を簡単に教えてください。

これまで転職を2回経験しています。1回目の転職は2018年で、いま私は38歳なので32歳のときですね。新卒で入った会社で10年くらい働いて転職しました。

その後、2社目で5年ほど働き、いまの会社に転職したのが2023年の10月です。

─学生時代からIT業界に興味があったんですか?

いや、実はそれほどでもなかったんです。専攻が情報系だったので一応IT企業も受けとくか、という程度で。

─情報系を専攻していたということは、学生のときからプログラミングなども勉強していたんですか?

一応そういった授業も受けていましたが、本格的に勉強し始めたのは就職してからですね。

─当時、最初に触れた言語は何でしたか?

C言語です。いまとなっては少し難易度の高い言語と認識されることもありますが、当時は「まずはC言語から」という風潮だったので、C言語から学び始めました。
改めて考えてみると、C言語から入ったからこそ、業務で扱ったことのない言語が必要になったとしても比較的抵抗なく始められるのかもしれません。

零細SES企業から事業会社を経て、大手Webサービス会社へ

─新卒で入社された会社はどんな職場でしたか?

従業員数が20〜30人くらいの小さなSES企業でした。
2次請け3次請けが多いような、いわゆる零細企業というものですね。

案件としては、大手SIerが元請けの公共系の案件に入ることが多かったです。そこだけ切り取るとプロジェクト規模は大きく聞こえるんですが、大きめのプロジェクトチームの中の、小さいチームの、さらに小さいチームの……とそんな感じです。

─ありがとうございます。新卒から10年も勤めていた会社を転職するに至った理由を教えてください。

やはり小さい会社だったので「このままここで働いていて大丈夫かな」という不安をずっと抱えていました。仕事内容も2次請け3次請けがほとんどだったので、もうちょっと上流工程に携わりたかったし、自社サービスの開発にも興味がありました。

そういった想いもあり「30歳も越えたことだし、ちょっとチャレンジしてみるか!」と、結構軽い気持ちで転職活動を始めたと記憶しています。ちょうどその頃、私の周りでも転職する人が結構いたので、その影響も少なからずあったんじゃないかなと。

─その後、転職された2社目はどういった会社でしたか?

2社目は大手通信事業者系の子会社で、自社サービスをいくつか展開しているようなところでした。そこで農業系のIoTシステムのサービス開発担当として入社しました。

─業務としてはどういった工程を担当しましたか?

マネジメントからコーディングまで一通りやっていました。本当に小さいチームでエンジニアはほとんど私一人という具合だったので、協力会社や他部署との折衝や開発予算の管理もするし、時間や人手が足りないときは自分も手を動かすし……。大変でしたが、規模が小さかったからこそいろんな業務にチャレンジできたというメリットはありますね。

─とても忙しかったんですね。部下のエンジニアさんのマネジメントなどもしていたんですか?

そうですね。転職後、しばらくして親会社に事業譲渡があり、それに伴い私も親会社へ転籍したんです。
その後、私の下にも2人ほど部下がつきました。

─転籍後も業務内容は変わらず?

プロジェクトはそのまま続いていたのですが、事業譲渡されたタイミングでシステムを全て作り直すことになりました。
ソフトウェア担当として先頭に立ち、クラウドや開発言語に何を使うか、といった技術選定のところからほぼ全て見直しました。

─では転職理由でもあった「上流工程から担当したい」「自社サービスにも触れたい」といった部分は実現できたんですね。

そうですね。かなり幅広く経験を積ませてもらいました。

新卒で入った会社で参画したプロジェクトはほぼオンプレでした。インターネットにつながっていない環境であったり、サーバー室にこもって一人でガリガリやったりするようなこともあったので、かなりギャップがありました。

特に転職した頃は、Webシステムの開発はクラウドが主流になっていました。転職先のプロジェクトでもAWSを当然のように取り入れていて、私もどっぷりハマりました。その結果、実務未経験だったのですが、クラウド技術をしっかり身に着けられました。そういった意味では良いタイミングで転職できたかなと。

─その会社での経験を経て、現在の会社に転職したんですね。

そうですね。5年ほど経験を積み、いまの会社に転職しました。

IT業界ではかなり有名な会社なので、内定貰うのは厳しいかもなぁと思っていたのですが、無事に転職成功して一息つけました。
ただ内定後も「きっとすごいエンジニアばかりなんだろうなぁ」とか考えて、入社前から結構プレッシャーを感じちゃってましたね。

“管理職を目指す積極的な姿勢”が面接成功の秘訣

─転職に踏み切ったのはどのような考えからですか?

前職は業務における裁量は大きく仕事も楽しかったのですが、その会社におけるキャリアの天井を感じてしまったからですね。

当時参画していたのは、事業会社の規模に対してかなり小さなプロジェクトで、独立部隊みたいな立場でした。なので評価軸もふわふわしていて……。実際に私の評価も3年間くらい横ばいでした。

転職するなら、40歳になる前のいまがラストチャンスかなと。

─転職活動を始めて、内定獲得までどれくらいかかりましたか?

確か春頃にレバテックキャリアに登録して、内定をいただけたのが6月なので、転職活動期間は1〜2ヵ月ほどでしょうか。

最初は「ちょっと求人を見てみよう」というような軽い気持ちだったんですが、結構トントン拍子で決まっちゃいました。

─転職活動において、重視していた求人条件や基準はありましたか?

転職前と同じく、自社サービスに携わりたいという気持ちが一番にありました。次に、キャリアをしっかり積んでいけるように、エンジニアが多い会社がいいなと。

あとはやっぱり年収ですね。大きく上がらなくても現状維持はしたかったです。

─今回の転職活動でエントリーした会社は何社くらいですか?

4社です。一般的には少ないかもしれませんが、ありがたいことに早い段階で3社から内定をもらえたので、結果的にかなり短期集中型な転職活動になりました。

─3つの内定先から、いまの会社に決めた理由は?

もう1社のHRテック事業もすごく面白そうだったので、ものすごく悩んだんですよね。
決めた理由としては、それ以上に電子書籍の事業が面白そうだったからです。

あとは会社規模がかなり大きく、エンジニアも多そうだったので。今後のキャリアビジョンを描きやすそうだったし、何より切磋琢磨できそうな環境に魅力を感じました。
加えて、内定後に入社を期待している旨の追加メッセージをもらったのがうれしく、後押しになりました。

─なるほど。当時の面接内容を覚えていますか?

これまで何をやってきて、どんなスキルがあるのかなど、職務経歴書の内容を確認し合うことがメインでした。
そのほかには、スペシャリストとしてスキルを磨いていきたいのか、それともマネジメントなどの管理系に進みたいのかなど、今後の展望のようなところも聞かれました。

これまでのキャリアとして、1社目では10年近く現場でスキルを磨き、2社目ではマネジメントを含め上流工程まで携われたので、次はもっとマネジメントを勉強して管理職を目指したいと思っていました。

面接時にもそう伝えたところ「管理職を目指して入ってくれる人は珍しいからウェルカムです」「これから先、プロジェクトの先頭に立ってくれる人が増えるのは嬉しい」と好感触でした。

これまで培ってきた経験はもちろんですが、そういった積極的な姿勢も評価されたのかなと。

─なるほど。そのほか転職活動で苦労した点や印象に残っている出来事などはありますか?

大変ってほどでもないんですが、5年ぶりの転職だったので面接に臨むテンションがわからず、一番最初の面接で「物静かな人だね」と言われてしまって……。
あとはむしろ、以前と違ってオンライン面接が主流だったので楽に感じましたね。

─レバテックキャリアを利用して良かった点などもあれば教えてください。

面接日の調整や、こちらの意思の伝達など、企業とのやり取りを全て担当者の方が代わりにやってくれるのはすごく助かりました。

具体的には、内定が出てから回答までの期間の引き延ばしであったり、内定を受けるにあたって悩んでいる点を代わりに企業側に伝えてもらったりなど。

キャリアアドバイザーさんとのやり取りもオンラインで完結できたのもありがたかったです。一度目の転職でエージェントサービスを利用した際は、コロナ禍前ということもあり、何度か対面で打合せしなければいけなかったので。

多くのエンジニアに囲まれ切磋琢磨できる環境

─現在、転職されて2ヵ月ほど経ちますがどのような業務を担当していますか?

先ほども少しお話ししましたが、電子書籍の裏側のシステムを作っています。例えばキャンペーンの登録管理画面とか。サービスのユーザーが目にする画面ではなく運営する側の従業員が使用する管理インターフェースを担当しています。

─エンジニアが多い職場を希望されていましたが、現在のチーム規模はどれくらいですか?

10人くらいです。電子書籍事業全体で見るとエンジニアだけで50人くらいいると思います。

前職から比べると、同僚がエンジニアだらけなのでいい刺激を受けています。

やっぱり井の中の蛙だったというか、私自身もAWSをかなりやってきた自負があったのですが、それ以上に知識やスキルがありそうな人もいます。

─入社の前後でイメージが変わったなと、ギャップを感じたところはありますか?

「すごい人たちがいる」「技術集団」といったイメージは、本当にその通りでした。たくさんのエンジニアがいて、いろんな技術を持っている人がいて。そういう環境の中で自分も負けないように頑張らなきゃ、と若干のプレッシャーもありますね。

─大きい組織だからこそ、なかなか変化が難しい部分もあるかもしれませんね。ちなみにS.Yさんが主に使用している技術や言語はなんですか?

いまの業務ではほとんどPHPですね。前職ではPythonばかり触っていたので、スキルとしてはそのあたりも習得しています。あとReactもそれなりに使ってたかな。

前々職はSESだったのでプロジェクト先に合わせてなんでもやってました。JavaやVBなんかも触ってたけど、しばらく使っていないのでもうかなり忘れ始めてますね。

─幅広く学んできたんですね。その中でも特に好きな技術はありますか?

やっぱりPythonですかね。できればいまの会社でもPythonをやりたかったんですが、PHPだったところは少し残念でした。いずれチャンスがあればまたPythonに触れたいです。

クラウドの中ではやっぱりAWSが特に好きですね。GCPもまあまあ好きです(笑)。

─資格などは取得しましたか?

AWS認定資格を1つとりましたが、もう3年以上経って有効期限が失効してしまっているので、そろそろ再チャレンジしないとなと思っています。
※AWS認定資格は3年ごとの更新が必須

そのほかには基本情報技術者試験くらいです。

転職で年収アップと理想の働き方の両方を実現

─現在の会社に転職して給与はアップしましたか?

50万円くらい上がりました。年収でいうと前職が600万円くらいで、転職後が660万円ほどです。

─それは素晴らしいですね。働き方としてはどうですか?

かなり満足していますよ。私は出社とリモートと半々を選んでいますが、リモートだけの勤務も可能ですし、残業もほとんどありません。理想の働き方に近いです。

まあ強いて言うなら、自宅が千葉の市川にあり、会社が六本木なので、通勤が以前より少し大変かなというくらい。まあこれは入社前からわかっていたことなので。

─1日の仕事の流れを教えてください。

勤務時間は9時から18時です。

仕事の流れはその日によって違うのでなんとも言えないんですが、基本的には11時くらいから定例ミーティングがあります。
ミーティングの内容としては、日々の作業確認とちょうどいまはリリースが立て込んでいるので、それに関する打合せが多いです。

まだ入社してすぐなので、ミーティング以外ではまずは手を動かすという感じで不具合や機能改修といったほぼコーディングの作業ですね。

─スキルアップに向けて取り組んでいることはありますか?

前職ではPythonばかりだったので、改めてPHPを含めた言語周りの勉強をしています。

Udemyに登録しているので、教材を買って仕事終わりに1〜2時間ほどPHPやGoとか、フレームワークのLaravelとか。そのあたりを重点的に。

─そのほかに興味のある言語はありますか?

そうですね……。今後の発展性はわからないんですが、RubyとそのフレームワークのRailsは少し気になっています。前職でほんのちょっとだけ触ったんですが、開発まではさせてもらえなかったので、もう少しガッツリやってみたい気持ちはありますね。

マネジメント力を磨き、いずれは組織の中心人物を目指したい

─続いて、プライベートについても少し質問させてください。休日はどのように過ごしていますか?

本を読んだり、ドラマや映画を観たり。どちらかと言うとインドアですね。
最近観た中では『ゴジラ-1.0』が中々面白かったです。久々に映画館まで足を運びました。

─では最後に、エンジニアとしての目標を教えてください。

先ほども少し話したことなのですが、エンジニアとしてのスキルを磨いてスペシャリストを目指すというよりも、管理職になることを目標としています。

まずは前職と同じレベルでチームリーダーやマネージャーといったポジションを目指し、いずれは課長職や部長職といった、組織の中心に立ち、皆に頼られる存在になりたいです。

なので、言語などの技術系の勉強と並行してマネジメントなども学んでキャリアアップしていきたいですね。

─今後のご活躍をお祈りしています。本日はありがとうございました。

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