- 前職
- 職種:データ集計システムの開発エンジニア 兼 開発リーダー
- 内容:マーケティング・リサーチ会社で、データ収集のためのパッケージシステムやWebシステムの開発を担当。開発リーダーとして、技術選定や開発方針の策定、開発基盤構築なども経験。しかし、自社の開発に対して積極的でない体制や、技術レベルを向上させられない環境に疑問を感じるようになったこと、子どもが生まれて子育てと仕事の両立が難しくなったことをきっかけに、転職を決意。
- 現職スキルUP
- 職種:Web開発エンジニア 兼 開発リーダー
- 内容:転職支援・人材派遣サービスを展開する大手企業でWebシステムの開発を担当。自社でのシステム開発に力を入れている環境で、現在は開発リーダーとして、技術力の向上に意欲的な仲間たちとともに人材管理プラットホームの開発に取り組む。定時には退社し、育児や家事の合間をみて自宅で作業をするなど、ライフスタイルに合わせた働き方を実現している。
技術レベルを向上させられない環境と、子育てとの両立が難しい社風。2つの壁にぶつかり転職を決意
─前職の仕事内容について教えてください。
大学卒業後に新卒で入社したマーケティング・リサーチを行う会社で、データ収集のためのパッケージシステムやWebシステムの開発を行っていました。2012年以降は開発リーダーとして、技術選定や開発方針の決定、開発基盤構築などの業務も担当しました。
─転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか。
大きく理由は2つあって、ひとつは技術面。マーケティング・リサーチを行う会社なので、収集したデータをどう扱うかは会社の命運を左右する重要なものです。でも、そのデータを管理するシステムを、自社開発ではなく外部の製品に頼ってしまっているところに違和感を覚えていました。
技術レベル的に今すぐ自社開発することが難しいなら、社内スタッフのスキルを磨いてカバーしていこうとすればいいのですが、その姿勢も見えなくて。このまま職場に留まっていても、自分の技術者としての成長にも限界があると感じました。
もうひとつは、育児面です。私には0歳と5歳になる子どもがいまして、妻も働いているので育児は完全に分担しています。だから、子育てに理解のある会社で働きたいという思いがありました。
─前職では仕事と育児の両立が難しかったのでしょうか。
前の職場が子育てに全く理解がなかったわけではないんです。時短勤務制度や育児休暇制度が設けられていましたし、実際に私も取得していました。ただ、まわりの同僚たちは残業をするのが当たり前の環境で働いていたので、自分だけ残業せず早く帰るのは後ろめたくて…。正直なところ、居辛さを感じるようになっていました。
仕事と育児の合間を縫いながら、レバテックキャリアを利用して転職活動を開始
─転職活動はどのようにして行われましたか。
実は、レバテックキャリアに登録する約1年前に、別のエージェント経由での応募や個人応募で転職活動をしたことがありました。でも、そのとき登録したエージェントは担当の方との意思疎通がうまくいかなくて。個人応募でも、希望に見合った企業を見つけることができませんでした。
ちょうどその頃に2人目の子どもが生まれたこともあり、忙しくなって一旦転職活動はストップしました。
1ヶ月の育休取得後に会社に復帰したのですが、やはり先ほど話した理由から転職したいと思ったんです。それで、今度はエンジニアに特化した専門性の高いエージェントにしようと思って検索したところ、レバテックキャリアを見つけました。
─仕事や育児と同時並行で転職活動を行うのは、かなり大変だったのではないでしょうか。
転職活動の時間を確保するのは難しかったですね。仕事に加えて、育児や家事もやらなければならないのでとにかく時間が足りませんでした。子どもを寝かしつけた後に職務経歴書を作ったり、企業について調べたりしていましたね。
でも、私の希望する条件に合った求人紹介と、カウンセラーの方の的確なアドバイスのおかげもあって、結果的にはカウンセリングを受けてから2週間で内定をいただくことができました。もっと長引くだろうと覚悟していたので、うれしかったですね。
─レバテックキャリアのサービスを利用してみて、いかがでしたか。
カウンセラーの方が、技術的な話や業界の動向に詳しいのはありがたかったです。相談事にはメールや電話で柔軟に対応してもらえましたし、面接前日にもアドバイスの電話があり、手厚くケアしていただきました。
また、職務経歴書を作りこんでいく中で、自分では気づかなかった強みを教えてもらえたのもよかったです。私は「自分の技術スキル」をアピールすることが大切だと考えていましたが、「これまでのキャリアをもとに、自分はどんな役割を担っていけるか」を伝えることもアピールに繋がるのだということを、カウンセラーの方とのやり取りの中で学びました。
希望条件を伝えた上で3社ほど紹介していただき、そのうちの1社、転職支援や人材派遣を行う企業に転職することに決めました。内定後も入社時期の相談など、個人でやると大変な企業との交渉を全部お任せできたので心強かったですね。
良い刺激を与え合える仲間に囲まれ、子育てとの両立もしやすい現職
─転職先の決め手は何だったのでしょうか。
技術面と育児面、両方の希望を叶えられる環境だったことが大きいですね。
転職先は規模の大きな会社ですが、エンジニアの数はまだ少なくて、これから開発に力を入れていこうという勢いが感じられました。新しい技術も貪欲に学んでいけそうな環境に惹かれましたね。
育児に関しては、自分の上長にあたる方が同じく子育てをされていて、似た境遇で働いているという点で安心できました。会社全体を見ても同世代の方が多く、互いの状況を理解しあって働けると思い、転職を決意しました。
─新しい職場に移られて、生活は変わりましたか。
そうですね。忙しい職場ではあるのですが、仕事はすごく面白いですね。エンジニアメンバーも増えてきていて、みんな新しい技術に対しても前向きな考えを持っているので話をしていても楽しいし、仕事も進めやすいです。今は開発リーダーとして、アルバイトの採用管理システムのリプレースを行っています。
また、今の会社は柔軟な働き方が認められているので助かっています。前職では時短勤務はできても、家に仕事を持ち帰って作業することができませんでした。今は定時退社をして、子どもの世話が一段落してから夜にまた家で仕事をする、という働き方ができます。結果さえ出せれば働き方への制限はあまりない環境なので、私にとってはとても働きやすいですね。
─それでは最後に、これから転職を考えている方へのアドバイスがあればお願いします。
転職をしようか悩んでいる人って、自分の技術を過小評価している場合が多いのではないかと感じています。なので、自分のエンジニアとしての価値を客観的に見直すためにも、エージェントに相談するなどして転職活動をしてみるのはよい機会なんじゃないかと思います。
あと、個人的には転職で妥協はしないほうがいいと思っています。妥協してしまうと、今抱えている問題を転職後も解決できない場合があるからです。私の場合は、技術面と子育て面。これらは絶対に妥協できないポイントでした。妥協しないことで転職活動期間は長くなると思っていましたが、想像していたよりずっと早くよい会社に巡りあうことができて、今回の転職にとても満足しています。
自分のスキルに対して客観的な視点を持ち、転職で何を実現したいのか明確にして活動することをおすすめします。
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