EVENT REPORTイベントレポート
ヒカラボレポートとは、開催されたヒカラボにおいて、登壇者が伝えたい講演内容を記事としてまとめたものです。ご参加された方はもちろん、ヒカラボに興味があるという方も是非ご覧ください。
ヒカラボレポートとは、開催されたヒカラボにおいて、登壇者が伝えたい講演内容を記事としてまとめたものです。ご参加された方はもちろん、ヒカラボに興味があるという方も是非ご覧ください。
「プロジェクトを管理する立場になったが、スタッフとの認識のギャップに悩んでいる」「イニシアチブを発揮したいけれど、実際にどこから手を付ければ…」そんなふうに悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。そこで今回のヒカラボでは、レバレジーズの専属ビジネスパートナーである折田武己氏に、ソフトウェア開発におけるプロジェクトの管理方法を、全3回にわたってレクチャーしていただきます。第3回目の今回は、映画の脚本から学ぶ「プロジェクト管理の実践」を中心に解説。その概要をお伝えしてきます。
講演者プロフィール
映画の作り方とプロジェクトの進行にはいくつもの共通点があると語る折田氏。特に「テーマ」は全体の方向性を決め、かつディテールの差異の判断の基準にもなりえるそうです。
その他、「エンディングとオープニング」「三幕構成」など、プロジェクトを進めていくうえで必要となるポイントを順に説明。リーダーに求められるものや、開発を成功に導くための仕組みについて複数紹介されていますので、ぜひ下記のスライドをご覧ください。
次に、折田氏自身のゲーム開発、ゲームプレイの経験を交えながら「なぜゲームは面白いと言われ、仕事は面白くないとされるのか」を解きほぐしていきました。ゲームには継続のための仕掛けが工夫が施されている仕組みがあるのに対し、仕事には慣れが生じたあと惰性が生じてしまうため退屈と言われてしまうと説明。リーダーに必要なのは、プレイヤー(メンバー)を飽きさせない仕組み作りにあるのだと話しました。
講演では、この後もプロジェクト管理に役に立つノウハウを次々に紹介。「グループワーク」「ピアレビュー」「ナレッジシェア」など折田氏の確かな実績に裏打ちされた、プロジェクト管理の極意ともいえる話が続き、参加者も真剣に耳を傾けていました。
エピローグには失敗談もあり、リーダーとして躓きがちな点にも言及。最近でいうところの「マウンティング」でいち早く失敗していた点からは、リーダー経験の豊富さが窺えました。
当日のスライドは以下から確認できますので、プロジェクト管理に興味のある方や、これからプロジェクト管理に携わるという方はぜひご覧ください。