EVENT REPORTイベントレポート
ヒカラボレポートとは、開催されたヒカラボにおいて、登壇者が伝えたい講演内容を記事としてまとめたものです。ご参加された方はもちろん、ヒカラボに興味があるという方も是非ご覧ください。
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イベントレポートvol.38
2017/07/19(水)更新
※本記事では、先日弊社が主催いたしました「ヒカ☆ラボ」にて共有された内容のレポートをお届けしています。
前半ではChatWorkさん、ブラケットさんが登場しました。
後半はLang-8さん、ランサーズさんが、各社で採用している言語・フレームワーク・アーキテクチャや運用について解説します。
※SlideShareに資料が共有されていますので、記事中より当日の資料をご覧いただけます。
「からあげ系エンジニア」として有名な佐々木氏が登壇。世界展開しているLang-8の開発体制について解説しました。
(株)Lang-8 佐々木達也氏
lang8_sasaki
アドウェイズ、クックパッドを経て、2013年3月から(株)Lang-8にJOIN。
インフラ、サーバーサイド(Rails)からフロントエンド(AngularJS)、iOS開発まで開発全般を担当。
さっそく驚き・・・。1度もアクセスが来たことがないのは、世界中でアフリカ大陸の2国とアジアの1国だけとのこと。
正真正銘のグローバルサービスですね。
社長、デザイナー、エンジニアの3人と、アルバイト数名で運営しているとのこと。
この体制でユーザー数75万人のサービスを動かしているとは驚きです。
やりたいことがありすぎるが、リソースは常時不足。タスク管理にTrelloを使って、あえて大雑把な管理をしているそうです。結局全てのタスクが最優先になるので、定期的に優先度を見直しながらシンプルに上から消化していく形式。
Lang-8さんもNew Relicを採用していますね。
世界中にユーザーが居るため、負荷のピークタイムがあまり無いそうなのですが、そのぶん、日本の時間と関係ないタイミングで世界の何処かで話題になって負荷が発生する事があるそうで、最初のセッティングさえしてしまえば、日本が夜中でも自動で対応できる構成になっているとのことでした。
登壇者の佐々木さんはAngularJSについて「今、AngularJSというフレームワークがヤバい」というブログ記事も書かれています。是非ご一読ください。
チームコミュニケーションについて、文字だけでやれるのが理想だが、なかなかそうもいかないので、ランチなどのアナログな会話を重視しているというお話しが印象的でした。
短期でやることが変わり続けていくので、背景理解なども含めて、直接話していくことで理解を得ることが出来るため、いまのところ会話が最強とのこと。
背景理解を重視するところは前編のチャットワークさんと同じですが、解決の方法に各社の個性がでているように感じました。