講演内容
(1)「デプスインタビューによる課題発見とインサイト蓄積の手法」by 大竹雅登 氏(CTO)
サービス開発をしていく上で自らのサービスを知ることは非常に重要ですが、
実際には意外にも知らないことが多いです。
サービスを使っている人が生活のどのシーンでどんな欲求を持ってサービスに触れ、
どんなことを期待して使っているかを緻密に整理して理解することは、サービス開発の本質です。
クラシルで実際にやった取り組みとその成否を実体験ベースでお話ししようと思います。
(2)「クラシルの検索をよくすること」by さくら 氏(検索の人)
発表では、クラシルの検索について説明します。
クラシルにとって検索はユーザーの大多数が使用する重要な機能です。
その検索体験をよりよくするためにしていることをお話しようと思います。
(3)「0からはじめるiOSのCI/CD」by 渡邊海斗 氏 (iOSエンジニア)
クラシルのiOSアプリにCI/CDをどのように導入し、どういうことをしているのかをお話します。
(4)「継続的なアーキテクチャ改善の理想と現実」by 梅森翔 氏 (Tech Lead)
クラシルのAndroidアプリがリリースされてから1年半以上が経過していますが、
アプリの成長とともに継続的にアーキテクチャの改善を行っています。
クラシルのアーキテクチャの実際の変遷と、継続的なアーキテクチャ改善のメリットや、
実際にそれを行う上で辛かったこと、将来的なロードマップなどについてざっくりとお話しします。
(5)「クラシル第4世代分析基盤」by 深尾もとのぶ 氏 (SRE)
今後の成長を加速させるためデータ可視化推進室を設置。
これまでの分析基盤を運用する中で蓄積したノウハウを元にフルスタックで現在リプレイス中。
ログ収集にはKinesis Firehose、データレイクにはAthena/Redshift Spectrum、
そしてそれらをつなぐAWS Glueの利用する上でハマったポイントなどを紹介します。
講演者プロフィール
大竹 雅登 氏
dely設立当初からプロダクト開発の責任者を務める。
2016年にクラシルを初めてからは実装だけでなく、
CTOとして採用活動や開発組織作りなどに注力。
2017年の『CTO of the year』を受賞。
講演者プロフィール
さくら 氏
2017年、公立はこだて未来大学システム情報科学部を卒業。
小学生の頃から検索が好きで、2018年1月にdelyに入社し
クラシルの検索体験をよくすることに従事している。
講演者プロフィール
渡邊 海斗 氏
1993年宮崎県生まれ。中学生のときにはじめてHTML/CSSにふれ、
大学に入ってから本格的にプログラミングを始める。
大学2年時に起業し、CTOとしてフロントエンドからバックエンドまで開発全般を行っていた。
2017年6月よりdely株式会社にてクラシルiOSアプリの開発を担当している。
講演者プロフィール
梅森 翔 氏
大学在学中に趣味でプログラミングを始め、趣味が高じてプログラマーとしてSI企業に就職。
PHPやサーバーサイドJava、フロントエンドJavaScriptをメインでやっていたが、
Android4.0の頃にAndroid開発に携わって以来すっかりAndroiderに。
その後会社を退職しフリーランスとして4年ほど活動後、dely株式会社にジョイン。
現在はdelyのAndroidチームのリーダーとしてGolangやDockerに浮気しつつ活動中。
講演者プロフィール
深尾 もとのぶ 氏
クラシルのSRE。元プロの料理人。
Linuxのファイルシステム開発やWeb広告の効果測定基盤の構築などを経てdelyにジョイン。
クラシルのTV CMに耐えるインフラ整備やA/Bテストプッシュ送信基盤の開発などを行う。
現在はユーザ行動や各種KPIの可視化に注力。
※ 内容は変更になる可能性があります。