講演内容
アーキテクト養成講座「実践編」
~ハリウッドの脚本術に学ぶプロジェクト管理~
ある素晴らしいアイデアがあり、それを具体的なカタチにしたい。
あるいは、プロジェクトを管理する立場になったが、
スタッフとの認識のギャップに悩んでいる。
イニシアチブを発揮したいけど、実際にどこから手を付ければ・・・
そんなふうに考えたことはありませんか?
異なる特技やバックボーンを持つスタッフが集結し、ひとつの作品を作る・・・
それがソフトウェア開発であれ、映画制作であれ、
限られた予算と時間的な制約の中でコンテンツを仕上げる
ビジネスであることに変わりはありません。
映画産業における脚本とは、作品の設計書であり、
制作スタッフ間の意思疎通をはかる道具でもあります。
興行的に成功を収めた映画の脚本に共通するものがあるとしたら・・・
それを知りたいと思いませんか?
さらに、脚本が映画の設計書であるのなら、
その基本構造をリバースエンジニアリングすることで、
ソフトウェア開発にも役立てることができるはずです。
今回の「実践編」では、ケーススタディの一環として、ソフトウェア開発の現場を取り上げます。
どのような職種であっても、日々の業務は地道で退屈な作業の積み重ねによって成り立っています。
理想とのギャップは想像以上に大きく、明けても暮れても同じルーティーンの繰り返し・・・
メンバーのモチベーションを維持させつつ、ゴールに到達するのには大変な努力を必要とします。
最後まで脱落せずに支えてくれたメンバーが、ゴール後に燃え尽きることだってあります。
メンバーの義務感や責任感だけに頼らずに、日々の業務を楽しむ方法はないものでしょうか?
そこで役に立つのが、ハリウッドの脚本術から得られる知識です。
ゴールの共有から始まり、進捗状況の管理や成果物のレビュー方法に至るまで、
脚本術を活用したプロジェクト管理のテクニックを紹介します。
【講演内容】
1. 「基礎編」のおさらい
2. 「応用編」のおさらい
3. ケーススタディ
4. リーダーの任務
5. ゴールの共有
6. 作業タスクのアサイン
7. 成果物のレビュー
8. トラブルへの対応
9. ポストモーテムの実施方法
講演者プロフィール
レバテック専属ビジネスパートナー
折田 武己 氏
創業当時のレバレジーズを知る最古参のフリーランスエンジニアです。
レバテック(その前身のレバレジーズ)経由で、
様々な基幹系システムの開発に携わってきました。
新卒エンジニアの技術研修など、人材育成の分野でも活躍しています。
アルバイト学生への指導を兼ねて開発したツールでは、
各方面から大きな反響をいただきました。
【URL】http://cedec.cesa.or.jp/2017/event/awards_ENG.html
今回の「実践編」では、その開発プロセスで得られた知見を紹介します。
※すでに開催済みの「基礎編」と「応用編」の資料は下記Webサイトで公開しています。
【URL】http://metaworks.io/hikalab/
※内容は変更になる可能性がございます。