講演内容
アーキテクト養成講座「応用編」
~ハリウッドの脚本術に学ぶプロジェクト管理
ある素晴らしいアイデアがあり、それを具体的なカタチにしたい。
あるいは、プロジェクトを管理する立場になったが、
スタッフとの認識のギャップに悩んでいる。
イニシアチブを発揮したいけど、実際にどこから手を付ければ・・・
そんなふうに考えたことはありませんか?
異なる特技やバックボーンを持つスタッフが集結し、ひとつの作品を作る・・・
それがソフトウェア開発であれ、映画制作であれ、
限られた予算と時間的な制約の中でコンテンツを仕上げる
ビジネスであることに変わりはありません。
映画産業における脚本とは、作品の設計書であり、
制作スタッフ間の意思疎通をはかる道具でもあります。
興行的に成功を収めた映画の脚本に共通するものがあるとしたら・・・
それを知りたいと思いませんか?
さらに、脚本が映画の設計書であるのなら、
その基本構造をリバースエンジニアリングすることで、
ソフトウェア開発にも役立てることができるはずです。
今回の「応用編」では、
1985年に公開された「Back to the Future」(以降、「BTTF」と表記)
を教材として取り上げます。
前回の「入門編」で学んだ映画制作の方程式を使って同作品を分解し、
その基本構造を明らかにします。
また、BTTFの制作過程をWBSとして書き起こし、
そのガントチャートからプロジェクト管理上の「落とし穴」を追体験しましょう。
【講演内容】
- 入門編のおさらい
- BTTFのコンセプト
- BTTFの脚本、絵コンテ
- BTTFの登場人物
- BTTFの撮影舞台
- BTTFの基本構造(第一幕、第二幕、第三幕)
- BTTFのWBS
- BTTFのポストモーテム
講演者プロフィール
レバテック専属ビジネスパートナー
折田 武己 氏
創業当時のレバレジーズを知る最古参のフリーランスエンジニア。
客先常駐ではなく、もっと自由なワークスタイルを実現しようと模索している。
これまではシステム開発の裏方に徹してきたが、
これからは自ら情報発信したいと考えている。
※ 内容は変更になる可能性があります。