講演内容
最近は機械学習の活用が話題になっていますが、
ビジネス・アプリケーションにおいては、
より多くのデータ収集とモデル改善のサイクルを迅速に実現するための
システム設計が課題です。
今回は、機械学習用の製品などを使用せず、
Oracle Databaseの機械学習アルゴリズムだけを活用して、
売上予測、購買予測、併売分析、顧客クラスタリング、
異常検出といったアプリケーションを簡単に作成する方法をご紹介します。
さらに、実用的なノウハウとして、機械学習用のデータ前処理や
予測結果の活用に使える便利なSQLなども共有するので、
参加後はすぐに機械学習のアプリケーション作成を試すことができます。
Oracle Databaseは、データベース内に高速な機械学習アルゴリズムを実装しており、
データをデータベースの外に移動せずに迅速に予測モデルを作成可能なため、
予測アプリケーションも容易に開発できます。
本講演では、実際にGUIツールを使ってアプリケーション開発を実演致します。
Oracle Databaseだけでどこまで簡単・迅速に機械学習の
アプリケーションが作成できるか、ご期待ください!
講演者プロフィール
日本オラクル Big Data & Analytics ソリューション部 エンジニア
山中 遼太 氏
オラクルのコンサルティング部門にてデータベースのエンジニアとして従事した後、
退職してバイオインフォマティクスとゲノム科学の学位を取得。
その後、日本オラクルに復帰し、現職にて機械学習やグラフ分析の製品担当として
ビッグデータ活用ソリューションの提案をリード。
最近は環境中の微生物の DNA データを分析するグローバルな取り組みに参加するなど、
表に入っていないデータやインターネット上のデータに囲まれているためか、
グラフ・データベースを始めとした NoSQL データベースや
セマンティック・ウェブといった技術への関心も尽きない。
趣味はドキュメンタリーや自然科学系のテレビ番組を観ること。
NHK の「ダーウィンが来た!」で日頃から動物を勉強するかたわら、
ときどき日本オラクルのカフェで市民科学イベントを開催している。
※ 内容は変更になる可能性があります。