【2016年版】エンジニアにおすすめの開発合宿所4選&企画のポイント

最終更新日:2021年4月20日

温泉地やリゾート地など日常とは違った場所で行う開発合宿は、リフレッシュに最適です。開発に集中できるだけでなく、参加者同士のコミュニケーションが刺激にもなります。
最近では、Wi-Fiをはじめ、ホワイトボードやプロジェクタなどの設備を整え、開発合宿向けのプランを提供する宿泊施設が増えているので、開発合宿がしやすくなってきました。
本記事の前半では、開発合宿を企画する上で気をつけたいポイント、後半ではおすすめの開発合宿所を4つ紹介いたします。

※各宿泊プラン等の情報は2016年4月時点のものです。利用の際には必ず各施設の公式サイト等で最新の情報を確認してください。

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開発合宿とは?

開発合宿では旅館やホテルなどに宿泊し、部活動の合宿のようにエンジニアが一同に会してソフトウェア開発を行います。
旅館やホテルだけでなく、古民家やお寺、さらには離島での開発合宿も行われています。
インターネットが使用できる旅館やホテルが増えてきたことから、開発合宿がしやすくなっています。

開発合宿の4つのメリット

メリット(1)集中して開発ができる

開発合宿を実施するメリットは、何といっても集中して開発ができることです。
フリーランスの場合、自宅で一人で作業をしているとついついテレビやマンガなどの誘惑に気持ちが傾いてしまいますが、開発合宿ではみんなで作業をするので否が応でも作業に集中できます。
宿泊期間が決まっていることも集中力を高め、「合宿中に完成させる」というモチベーションで臨めばさらに集中して開発に取り組めるでしょう。

メリット(2)共同開発ができる

エンジニアが一同に会する開発合宿では、顔を合わせて共同開発ができるのも大きなメリットです。
異論もあるかと思いますが、多くの場合、オフラインの方がオンラインよりもずっとコミュニケーションコストが低くなります。
また、ひとりで開発をしていると、行き詰まったときは解決するまで開発がストップしてしまいますが、開発合宿では周囲に相談できるので、開発がスムーズに進みやすくなります。

メリット(3)エンジニア同士で刺激し合える

開発合宿では他のエンジニアの作業を見たり、エンジニアそれぞれが持つ技術やアイデアなどを話し合ったりできるので、お互い刺激になります。
効率の良いコーディングの仕方、新しい技術など、開発合宿を通してお互い教え合えるのも開発合宿のメリットです。

メリット(4)リフレッシュできる

温泉やリゾート地などで行う開発合宿は、温泉に入ったり、自然を散策したり、リフレッシュしたりできるのが魅力です。
温泉地での開発合宿なら、作業で疲れたら温泉に入って再び開発に取り組み、また疲れたら温泉に入る、というように疲れを癒しながら開発ができます。
リゾート地以外でも、単純に普段とは違う環境で開発するだけでもリフレッシュ効果が期待できるでしょう。

開発合宿を企画する際の6つのポイント

ポイント(1)ネット環境

開発合宿を行う上でネット環境は必須です。
最近はWi-Fiを導入している宿泊施設が増えていますが、速度や安定性にも注意するとよいでしょう。
一応ネットにつながるものの、アナログ回線並みの遅さだった……では開発が捗りません。

無線環境がなく、有線の場合はLANケーブルを貸し出しているか確認しましょう。
貸出をしている場合でも、宿で用意している数が足りなくなってしまう恐れがあるので、主催者で何本か予備を用意しておくと安心です。

ポイント(2)設備・備品チェック

開発を行うのに適した設備や備品が整っているかは要チェックです。
机や椅子、ホワイトボードやプロジェクタなどの設備・備品の有無は事前に確認しておきましょう。
机や椅子に関しては、それがどんなものなのかまで詳しく聞いておくとよいです。
机の高さが合わなかったり、椅子の座面が硬かったりすると、長時間の作業が苦痛になってしまいます。
あらかじめわかっていれば、自分たちでクッションを持ち込むといった対策もできるでしょう。

電源の確認も必須です。
電源タップ、延長ケーブルがないと困るので、宿泊施設で貸し出しているか確認し、貸し出ししていない場合は自前で用意していきましょう。

ポイント(3)周辺環境のチェック

周辺環境のチェックも必要です。
たとえば食事つきでないプランで開発合宿を行う場合、食べ物を持参しなければいけないわけですが、買い出しに行けるコンビニやスーパーが近くにないと不便です。

リフレッシュを重視するなら、近くに散策できる場所がある、観光できる場所があるなど、周辺エリアも確認しておきましょう。

温泉地での開発合宿なら、温泉に入れる時間帯もチェックしておく方が良いかと思います。
ときどき温泉に浸かりながら徹夜でがんばろうと思っていたのに、深夜は浴場の利用ができなかったなんてことがあっては興ざめです。

ポイント(4)料理の美味しさ

必須ではありませんが、やはり美味しい料理はモチベーションを高めてくれます。
食事つきのプランを選ぶときには、その内容にも注意したいところです。

ポイント(5)技術力の確認

開発合宿は限られた時間の中で開発を行うため、事前に参加者の技術力の確認をしておきましょう。
持っている技術よりも遥かに高いレベルを目標にしてしまうと、開発が途中で行き詰まってしまいます。
参加者の技術レベルと宿泊日数を考えて、どのレベルの開発なら期間中に目標を達成できるのかを事前によく考えておくことをおすすめします。

ポイント(6)開発環境の準備

合宿先でソフトウェアやツールをインストールするのは時間のロスになるので、どんな開発環境で開発を行うのか、参加者同士で事前に確認しておきましょう。
開発合宿の時間を有意義に使うために、開発環境の準備は必須です。

おすすめの開発合宿所

土善旅館 / 千葉県香取郡

Webサイト「土善旅館」の画像

■URL
http://www.dozenryokan.com/
■住所
千葉県香取郡東庄町笹川い624土善旅館
■電話番号
0478-86-1155
■料金
6,200円~
料金詳細
http://www.dozenryokan.com/pdf/dozen_kaihatu2016.pdf

千葉県香取郡にある旅館で、天然鉱石を使用した準天然温泉が24時間利用できます。
無線LANが無料で利用可能で、室内は有線接続にも対応しています。

エンジニア向けの「開発合宿プラン」は、開発に集中できるようにと通常よりもチェックインとチェックアウトの時間が延長されています。
宿泊中は17〜84畳の宿泊部屋が自由に利用でき、液晶ディスプレイ、ホワイトボード、プロジェクタ、電源タップ、モノクロレーザープリンターなどの備品を無料で借りられます。
※備品のレンタルは通常は有料ですが、「開発合宿プラン」限定で無料貸出をしています。

山喜旅館 / 静岡県伊東市

Webサイト「山喜旅館」の画像

■URL
http://www.ito-yamaki.jp/
■住所
静岡県伊東市東松原町4番7号
■電話番号
0557-37-4123
■料金
6,480円~
料金詳細
http://www.ito-yamaki.jp/plan.html

昭和15年創業の老舗の温泉旅館で、温泉に24時間入浴できます。
無線LANが無料で利用可能で、「研修・ゼミプラン」「ゆったり研修プラン」「仲良しプラン」など、複数のプランを組み合わせることが可能な「インターネット特典プラン」が用意されています。
中でも「研修・ゼミプラン」は開発合宿にぴったりで、ホワイトボード、ワイアレスマイク、シュレッダーは無料利用可能。液晶プロジェクタも有料で借りられます。

はじめのいっぽ / 栃木県日光市

Webサイト「はじめのいっぽ」の画像

■URL
http://ippo.jp/
■住所
栃木県日光市所野1541-2371
■電話番号
0288-53-2122
■料金
8,400円~
料金詳細
http://ippo.jp/vacant/plan.html

霧降高原の裾野、標高820メートルにあるペンションで、本格的な炭火焼料理が味わえます。
首都圏から2時間とアクセスしやすい立地で、世界遺産の「日光東照宮」に近くにあります。
日光三名瀑のひとつに数えられ紅葉の名所としても知られる「竜頭ノ滝」など、自然環境の良さも魅力です。

無料で無線LAN・有線LANが利用可能で(客室は無線のみ)、ホワイトボード、イーサネットケーブル、17インチディスプレイ、プロジェクタ、プロジェクタ用スクリーンが揃っています。
※プロジェクタは有料で要予約、プロジェクタ用スクリーンも有料ですが、ペンションのプロジェクタを利用する場合は無料となります。

おんやど恵 / 神奈川県足柄下郡湯河原町

Webサイト「おんやど恵」の画像

■URL
http://www.onyadomegumi.co.jp/
■住所
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上361
■電話番号
0465-63-3001
■料金
10,000円~
料金詳細
http://www.onyadomegumi.co.jp/plan3_lp/gasshuku.html

「おんやど恵」は江戸情緒を感じさせる老舗の温泉宿です。
会議室は夜間(13時から翌日正午ま)も利用可能で、Wi-Fiが完備(客室内は接続不可)されています。
会議室料にはホワイトボード、延長コード、電源タップ、3P/2P変換アダプタの利用料が含まれています。

他にも、クリアな高音と豊かな低音が特徴のBluetooth対応ワイヤレススピーカー「ハーマンカードン AURA STUDIO」の利用が可能で、スマートフォンを接続して迫力のあるサウンドを楽しめます。
「人狼」「枯山水」「カルカソンヌ」「カタン」などのボードゲームも貸し出しているので、息抜きしながら開発合宿ができます。

まとめ

いかがでしたか?いつもと違う環境で開発するだけで新鮮味がありますし、共同で開発を行う良い機会にもなります。
普段ひとりで開発を行うことが多い方や、開発を行うのは職場がほとんどだという方は、気分転換やエンジニア同士で刺激し合うために開発合宿を企画してみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修

レバテックキャリア編集部

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