プログラマーの将来性と、今後需要が高まるスキル

最終更新日:2024年1月26日

プログラマーは、プログラミング言語を活用してプログラムを作成する職種です。作成したプログラムや他のソフトウェアを組み合わせることで、ITシステムやサービスの開発に貢献します。

プログラミング言語が扱えることは前提条件であり、それに加えて開発環境やデバッグツール、ライブラリなどを駆使して、効率的に品質の高いプログラムを作成するスキルが重要視されます。現在需要の高い職種ですが、AI技術の進化やプログラミングの自動化などに影響を受けて、将来的に需要が減少したり求められるスキルが変わる可能性があります。

本記事では、プログラマー35歳定年説やAIなどに仕事を奪われる可能性に不安を覚える方に向けて、プログラマーの現在の需要状況と将来性に加え、この先プログラマーとしての価値を高める方法について解説します。今後のスキル習得と転職も含めたキャリアアップに向けての参考として、実践につながれば幸いです。

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この記事のまとめ

  • プログラマーはAIによる自動化などによって仕事がなくなることが懸念されているが、将来性がある
  • プログラマーを取り巻く市場は今後変化していく可能性が高いが、たとえばAIとの共生スキルなどを身に付ければむしろ需要は伸びる
  • プログラミングスキルだけでなく、マネジメントスキルなど市場価値のあるスキルを身に付ければ需要が増え、年収アップにもつながる

プログラマーの現在の需要状況

IPAが発表した「DX白書2023」によると、DXを推進する人材の"量"について「大幅に不足している」「やや不足している」と回答した企業は83.5%です。一方でDXを推進する人材の"質"については「大幅に不足している」「やや不足している」と回答した企業は86.1%です。

このことから、DXを推進する人材であるプログラマーやエンジニアが不足していることがわかります。つまりプログラマーの需要も高いと言えるでしょう。

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プログラマーの将来性

プログラマーの将来性について考察します。現時点ではプログラマーに需要があるものの、技術の進歩によってプログラマーがいなくてもプログラミングできるようになるのではないか?その結果プログラマーは不要になるのでは?といった心配をしている方も多いでしょう。

現時点では、需要が大幅に減少する可能性は低い

プログラミングの自動化技術やAIなどの開発が進んできてはいますが、現時点(2023年12月時点)ではプログラマーの存在を脅かすレベルには到達していません。プログラマーの需要は、向こう3年程度で大幅に減少する可能性は低く、将来性もあると見て差し支えないです。各種の新規言語や技術の学習難易度、学習コストが下がっている点も、プログラマー目線としては好材料です。

ただし、将来においてプログラマーという職種への需要はあっても、そこに「新しい技術を扱える」という前提が加わる可能性が高い点には注意が必要です。

プログラミング自動化の状況

すでにコマンド一つで自動的にコードが生成されるフレームワークや、ボタン一つでウェブサイトのコードを生成するツール等が登場しはじめています。このようなプログラミング自動化の波は今後も進んでいくと考えられています。

ただし、現時点で自動化されているのは、入出力処理などの汎用的な機能が多く、カスタマイズ性の高い処理(データ分析や企業独自の業務ロジックなど)は今後もプログラマーが実装していくことになるでしょう。

また、自動化するツールを開発するプログラマー、ツールの活用を行うエンジニアの需要も高まると考えられます。

AIの状況

オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授らが発表した論文「THE FUTURE OF EMPLOYMENT(雇用の未来)」の中では、労働人口の47%がAIやロボットによって代替されるリスクがあると推計されています。この論文では702の職種について調査しており、レジ係、ウェイター、ホテルのフロント、テレフォンオペレーターなどは、90%以上の確率で代替されると推計しています。

しかしながら、プログラマーが代替される可能性は49%となっており、現時点では今後の動向は明確に予測できてはいません。将来的には、設計部分をプログラマーが担当し、コーディングはAIが行うなど、AIとプログラマーとで担当する技術領域が分かれることになるかもしれません。

製品・サービスの多くはプログラマーの存在で成り立っている

市場に出回っている製品、サービスの多くはプログラミングされています。つまり、プログラマーの存在で成り立っているということです。たとえば、LINEやTwitterなどのサービス、洗濯機やテレビなどの家電、スマホやパソコンなどの端末、ATMや駅の改札などの公共システムなどはすべてプログラミングされています。プログラマーがいることで生活の利便性が高まり、社会が成り立っています。

オフショア開発の普及でシステム改善提案スキルが求められる

プログラマーの将来性を考える上では、オフショア開発など開発体制のトレンドも頭に入れておく必要があります。オフショア開発とは、プログラミング等の業務を人件費の安い海外、経費を抑えられる地方のソフトハウスなどに発注することを言います。

日本企業の発注先としては、中国、インド、ベトナム、フィリピンなどが代表的です。業務の一部を人件費の安い国に依頼することで、企業は開発コストを削減したり、災害に備えたリスク分散(開発チームを海外に作ることで災害に影響されない体制を作る)につなげています。

現時点では、自動化やAIよる開発は実用化に至るまで数年かかるといった理由から、オフショア開発は今後も広がっていくと予想されます。仕様書通りにプログラミングする業務はオフショアに代替される可能性があるため、システムを改善し新機能の開発を提案できるようなスキルが求められるようになるでしょう。

関連記事:プログラマーに必要なスキル・知識とは?資格や学習方法も紹介

35歳定年説は打ち破られつつあるがスキルアップは今後も必要

プログラマーを目指す方の中には、何歳まで現役のプログラマーとして働けるか気になっている人も多いでしょう。

「体力的に厳しい」「新しいことを覚えるのが難しい」「管理職になる年齢」などの理由で、プログラマーは35歳が定年という説がありました。しかし昨今では、Web業界を中心に35歳を過ぎてもプログラマーとして働いている人は多く、以前ほど年齢を気にする必要はなくなりつつあります。ただし、プログラマーとして活躍し続けるには、新しい知識とスキルを習得し続ける必要がある点は変わりません。

プログラマーに将来性がないといわれる理由

前項でも触れた通り、プログラマーの仕事は近い未来ではなくならないでしょう。しかし、中長期的な視点で見た場合には、仕事量の減少や必要とされるスキルの変化が想定されます。以下に、その要因となっている理由について記載します。

AIに仕事が奪われるという説がある

先にも触れた「THE FUTURE OF EMPLOYMENT(雇用の未来)」を発端として、あらゆる仕事がAIによって取って代わられるという説が大きく流布しました。特に10年後に消える職種の予測などが社会的に大きなインパクトを与えるものでした。実はこの論文がかかれたのは2013年で、10年経過した現在(2023年12月)の時点ではAIによってプログラマーの仕事が大きく減少したという事例は見当たりません。

実際に社会に変化は確かに起きているのですが、現在実用レベルのAIは一定のルール内での業務の自動化や学習による精度の向上を図るものが中心です。汎用的に人のようになんでも考えられるという状況まで進歩するには、まだまだ時間がかかりそうです。

さらには、機械学習などの分野は進歩を続けているものの、そこにはデータ収集やデータをAIに学習させるプログラムなどのプログラマー向けの新たな需要も存在するため、トータルではプログラマーや関連するエンジニアに向けた仕事量は差し引きゼロといった状況です。プログラマーはAIに対しあまりネガティブに考える必要はないでしょう。

オフショア開発の普及

オフショア開発は実は近年になって始まったものではなく、国内でも1990年代から取り組まれている開発手法です。実際に低コストな海外拠点での開発により、プロジェクトを低コストで実現させた事例なども存在しているのですが、あらゆるオフショア開発プロジェクトが成功するわけではなくリスクも多いため普及しきるに至っていません。

オフショア開発でのリスクとは、言語や文化の違いによってソフトウェア品質の維持が難しいことと社会情勢によりコスト面でのメリットなどが大きな影響を受ける可能性があることです。逆に言えば、これらのリスクを背負ってでもオフショア開発がしたいと思わせなければプログラマーの仕事はオフショアに奪われることはありません。

プログラマーの競争力となるのは技術に裏付けられたソフトウェアの高い生産性と品質の高さです。
スキルの向上をたゆまなく続け、高い価値を生み出せるプログラマーであれば、オフショアによる仕事の減少は特に意識する必要はないでしょう。

自動プログラミングの普及

テンプレートによる情報入力とツールによるプログラムの自動化が推し進められていることは事実で、実際に商用レベルの製品も存在しています。そして、一定のプログラマーの仕事を置き換えるものでもあるでしょう。しかし、これはプログラマーにとってそれほどネガティブに捉える必要のあることではありません。

その一つの理由は、プログラミングの自動化が適用できる範囲にはまだ制約が多く、一定の柔軟性にしか対応できないため、複雑性の高いプログラム作成にはプログラマーの活躍の余地が残っていることです。さらには、柔軟性の高いプログラムの自動化を行うには現状では非常に大きなコストがかかってしまうため、実現が難しいと想定されます。

また、別の理由として自動プログラミング向けのツールはプログラマーにとっても活用できるもので、生産性や品質の向上に役立てることが可能です。知識や活用に向けたスキルは必要ですが、取り扱いに必要となるベースの知識はプログラマーは既に持っているため、自動プログラミングを使いこなす仕事は新たな業務領域としやすいでしょう。

プログラマーが飽和しているという噂の真意

プログラマーに必要なスキルはコストをかけずに学習しやすく、またプログラマーには学歴や資格も不要なので新規参入の障壁が低いです。さらにスキルがあれば働き方の自由度も高いため、プログラマーになる人は多い状況です。

そのためプログラマーが飽和しているという噂も出ていますが、実際は需要に対して供給は追い付いていません。仮にプログラマーを目指す人全員が高いスキルを身に付けられれば飽和するかもしれませんが、実際はスキルを身に付けられなかったり、一度プログラマーになっても辞めてしまったりするケースが多いです。

適性の問題などもあるので、結果的にプログラマーとして活躍できる人材は不足しています。プログラマーを目指す人の数と、実際にプログラマーとして活躍できる人の数は異なるという点は重要でしょう。

プログラマーの将来性が高いといわれる理由

プログラマーの将来性が高いといわれる理由は複数あります。ここでは、代表的な理由をご紹介します。いろいろなところで類似する話を耳にすることも多いかもしれません。

関連記事:プログラマーになるには|未経験から独学で目指す方法を紹介

IT人材は依然として不足している状況

IT人材がどの程度不足しているかについては、複数のデータがあります。たとえば経済産業省が平成の終わりに出した「IT人材需給に関する調査」の調査報告書は有名でしょう。2030年にIT人材が最大約79万人不足するというものです。

しかしこのデータに限らず、いろいろな角度から今後IT人材の不足が深刻化するとされています。AIなどによってある程度この問題が解消される可能性もありますが、人材不足をすべてカバーすることは現実的ではありません。

逆に言えば、IT人材の需要に対して供給が上回ることはないということです。

DX化を進める企業が多いため

DX化を進める企業は今後も増えると予測されるため、プログラマーへの需要が増加します。その結果、供給不足になります。企業にとっては大変な状況ですが、プログラマーにとっては好ましい状況と言えるでしょう。

プログラマーとしての価値を高める方法

IT分野全体としての人手不足という現状もありますが、総務省の「令和5年版 情報通信白書」によると、特にAIを扱える人材やセキュリティ構築できる人材が不足していることがわかります。たとえば「AI・データ解析の専門家」が在籍しているとする日本企業は21.2%にとどまり、アメリカ・ドイツ・中国が60%を超えているのと比較すると出遅れています。供給が追い付いていないので、スキルを身に付けることで需要が集中することが予測されます。

AI開発を支えるスキルを身に付ける

習やディープラーニング等の技術を理解する必要があり、学習ハードルも高い傾向にあります。

しかし、近年ではこのポジションに加えて「MLOps」という新しいポジションが登場してきています。MLOpsとは、DevOpsの概念を機械学習に応用したもので、機械学習機能を有したサービスに必要な実行基盤、開発・運用フローを構築するプラクティスを指します。

具体的には、クラウド上のインフラ構築、インフラのコード化、CI/CDツールを使用したテストやデプロイの自動化などを行います。いきなりAIプログラマーへキャリアチェンジすることはスキルハードルとして難易度が高いため、まずはMLOpsの人材としてAI開発案件へ参加することで、知識やスキルを習得していくと良いでしょう。

関連記事:プログラマーのキャリアパスは?キャリアアップに必要なスキルも解説

IoT開発スキルを身に付ける

IoTは、あらゆるモノをネットワークに接続し、大量のデータを収集して分析することが可能になる技術です。医療業界や家電業界、物流業界などさまざまな業界で新たな価値を生み出す技術として期待され、普及が進んでいます。

IoTでは、センサーなどのデバイスを利用してデータを収集するため、組み込み系のプログラミングスキルが必要です。収集したデータはネットワークによって転送されるため、ネットワークの知識も求められるでしょう。スキルを身に付けるには、Raspberry PiやArduinoなどの安価なデバイスを購入して、実際にプログラミングしながらIoTを作成してみる方法が実践的でおすすめです。

セキュリティに関するスキルを身に付ける

情報化社会の到来に伴い、セキュリティ人材の需要が年々高まっています。一方で、セキュリティ人材には非常に広範なスキル・知識が求められるため供給が不足している状況です。

IPAは、第4次産業革命に向けて求められる新たな領域の“学び直し”の指針として、今後のITサービスの提供に必要なスキルを体系化した「ITSS+」を定めており、この中でセキュリティ人材に必要なスキルを定義しています。

ITSS+では、情報セキュリティデザイン、インシデントハンドリング、脆弱性診断などが専門分野として分類され、各専門分野に必要なスキルが細かく記載されています。これらを習得するには、ITSSの内容をベースに出題される国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」を活用した学習が効率的です。

需要の高い言語の情報を収集し、身につける

プログラミング言語の種類は数多いです。マイナーなものまで含めると200種類以上あり、非公開の独自言語なども含めるとさらに数は多くなるでしょう。そして、言語間で需要に大きな差があります。需要の高い言語を身に付けた方が自分自身の需要も高くなるということです。

戦略的な観点から、あえてニッチな言語を身に付けて差別化を図ることもあります。しかし最初からこのような戦略を取るのはおすすめではないので、まずは需要の高い言語が何かを調べ、需要の高い言語を身に付けていくのがおすすめです。

プログラミング以外のプラスアルファのスキルも身につける

プログラマーにとってプログラミングスキルは重要ですが、プラスアルファのスキルを身に付けた方が市場価値が上がります。今後AIが普及すればプログラミングの仕事が一部代替されていく可能性が高いので、その点でもプラスアルファのスキルは必要でしょう。

具体的には、特にマネジメントスキルを意識的に身に付けるのがおすすめです。もちろんコミュニケーションスキルや問題解決スキルも重要です。これらは社会人として基本スキルと考えると、マネジメントスキルがプラスアルファと言えるでしょう。

マネジメントスキルを身に付けることで、上流工程も担当できるので自分の市場価値や年収アップにつながります。

職種別のプログラマーの将来性

プログラマー自体将来性のある職種ですが、プログラマーの種類によって状況に違いがあります。あらかじめ状況の違いを知り、どのプログラマーを選ぶのかの一つの指標にしてください。

Webプログラマーの将来性

WebプログラマーはWebサービスを対象にしたプログラマーです。たとえば、WebサイトやECサイトなどインターネットを介して利用するサービスはすべてWebサービスに含まれます。Webサービスは今後も需要があるので、Webプログラマーは今後も需要のある職種です。

ただし、Webプログラマーはパソコン一台で仕事ができる、ノーコードで開発できるような利便性の高いツールが増えている、といった事情から参入障壁が低いです。参入障壁が低い分競争率が高いので、スキルをアップデートして自分の市場価値を高める必要があります。

システムプログラマーの将来性

システムプログラマーとは、業務系システムを開発するプログラマーのことです。多くの企業は業務に合わせて独自のシステムを利用していて、このシステムはシステムプログラマーが開発します。企業システムは大規模なものが多く、また長期運用するので開発だけでなく保守、運用も必要です。

システムプログラマーはスキルを身に付けることで長期的に案件に携われる可能性が高いです。ただし、システムプログラマーが在籍するSESやSIerと呼ばれる業界は多重請負構造などが問題視されています。

法律的にグレーゾーンなので今後規制が入ってくる可能性がありますが、すぐに業界自体がなくなるわけではないでしょう。またシステムプログラマーとしてのスキルがあれば別のプログラマーとしても活躍できます。

ゲームプログラマーの将来性

ゲームプログラマーはゲームの開発をするプログラマーです。ゲームの種類は幅広く、コンシューマーゲーム、スマホゲーム、オンラインゲームなどが対象です。コンシューマーゲームの需要が減っているという声もありますが、スマホゲームやeスポーツは盛り上がっています。

つまり時代の流れとともに人気のゲームは変化しますが、ゲーム自体の需要は今後も続き、むしろ伸びていく可能性が高いでしょう。結果的に、ゲームプログラマーは将来性があります。

ネットワークプログラマーの将来性

ネットワークプログラマーは、ネットワークを対象とするプログラマーです。ネットワークはクラウド移行が進んでいるため、スキルも転換期と言えます。たとえば、AWSやAzureなどを扱うスキルがあるとネットワークプログラマーとしての需要が高まります。スキルのあるネットワークプログラマーは、いろいろな現場で重宝され、将来性もあると言えるでしょう。

アプリケーションプログラマー

アプリケーションプログラマーは、幅広い媒体のアプリケーションを開発するプログラマーです。一人のプログラマーがすべてのアプリケーションに対応するわけではなく、アプリケーションプログラマーごとに得意としているアプリケーションは異なります。

たとえばWebアプリケーションを専門にしているアプリケーションプログラマーもいれば、スマホプリを専門にしているアプリケーションプログラマーもいます。

プログラマーに関するよくある質問

プログラマーに関するよくある質問と回答を紹介します。プログラマーの将来性や生き残り戦略について知っておくことで、モチベーションが高い状態でスキルアップしやすいはずです。

Q1. プログラマーの将来性は?

プログラマーの需要は、向こう3年程度の短期間で大幅に減少する可能性は低いと考えられます。自動化技術やAIなどの開発が進んできてはいますが、現時点ではこれらに代替していく大きな動きは見受けられません。

Q2. プログラマーは35歳が定年という説は本当?

Web業界を中心に35歳を過ぎてもプログラマーとして働いている人は多く、以前ほど年齢を気にする必要はなくなりつつあります。ただし、プログラマーとして活躍し続けるには、新しい知識とスキルを習得し続ける必要がある点は変わりません。また、体力に任せた働き方はできなくなるため、仕事のスタイルに変化が必要な場合もあるでしょう。

関連記事:30代未経験でプログラマーになれる?勉強方法や学ぶべき言語

Q3. プログラマーとしての価値を高め、活躍し続ける方法は?

AI、IoT、セキュリティに関する技術を身に付け先端技術が利用されるシーンで活躍できるようになることで、プログラマーとしての需要を高めやすくなるでしょう。また、プログラミングの自動化ツールについての知識、スキルの習得も今後のプログラマーの価値を高めて、活躍を続ける方法の一つです。

関連記事:プログラマーを辞めたいと感じる理由と原因、対処法とは?

まとめ

この記事では、プログラマーの現在の需要から将来性、プログラマーとしての価値を高める方法まで解説しました。

記事内で説明したとおり、現時点でプログラマーの将来性は明確に予測できていません。しかし、AIや自動化の波は着実に進んでおり、プログラマーの将来性や求められるスキルにも影響を与えるでしょう。今後の技術動向に注目しながら、需要が高まる領域のスキルを柔軟に習得し続けることがプログラマーの将来性を高めるためには重要です。

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