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プログラミング経験ゼロからのキャリアチェンジ公務員から人気アプリ『グリモア~私立グリモワール魔法学園~』のリードエンジニアへ。ユーザーの声を力に、世界を震撼させるゲーム開発を目指す

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現在エンジニアとして活躍する人の中には、全くの異業種からITの世界に飛び込んだキャリアチェンジ組も多い。
 
『ジョーカー~ギャングロード~』や『グリモア~私立グリモワール魔法学園~』(以下、グリモア)などの人気スマートフォンゲームを開発する株式会社アプリボットで、『グリモア』のエンジニアリーダーを務める竹端尚人さんもそのひとりだ。
 
高校卒業後、地方公務員として2年間勤務したのち、未経験でIT業界への転職を果たした竹端さん。右も左もわからない状態からどのようにしてプログラミングを学び、人気ゲームの開発者へと成長を遂げたのか。詳しくお話を伺った。

竹端 尚人(たけはた なおと)
20歳のとき、地方公務員からエンジニアに転身。プログラミング未経験のまま開発会社に就職し、ゼロから技術を学ぶ。カード会社から新聞社、スマートフォンゲーム開発会社など6年間で約10社に出向し、2014年に株式会社アプリボットに転職。現在は『グリモア』のエンジニアリーダー、そして全体のエンジニア責任者として、自ら開発を行いながらチームマネジメントも行っている。

パソコンを扱うのが好き。その純粋な想いを貫きITの世界へ

-竹端さんは、昔からパソコンへの興味をお持ちだったのでしょうか。
 
私は今28歳で、小学生の頃はまだ家庭にパソコンがない時代だったのですが、学校の先生が私物のパソコンを持ってきて触らせてくれていました。興味を持つようになったのはそれがきっかけですね。
 
高校時代にはタイピングにハマって、地元・山梨県内のスピードと正確さを競うタイピング大会で優勝して全国大会に行ったこともあります(笑)。速さでいうと10分間で1500字くらいでしょうか。ミスをすると減点となるので、かなり集中して入力していました。
 
-それは速いですね…!プログラミングも当時から学ばれていたのでしょうか。
 
当時プログラミングの経験はなく、会社に入ってから学びましたね。本当に「昔からただパソコンを触るのが好きだった」という理由だけでIT業界に転職しました。前職の開発会社に入社する前は、プログラミングを全く知らなかったので仕事のイメージもついていませんでした。
 
-高校卒業後は地方公務員として2年間お勤めになられたそうですが、最初からエンジニアになろうとはお考えにならなかったのでしょうか。
 
父が公務員だったこともあり、学生の頃は同じように公務員になることを決めていました。公務員であっても業務でパソコンを使うことはあるだろうと思っていたんです。でも、実際に仕事を始めてみるとエクセルを使って簡単な資料を作る程度で、パソコンを使った業務が本職ではないことに物足りなさを感じるようになってしまって。
 
それで、やっぱり自分はIT業界で専門的な仕事を行っていきたいのだと気づき、転職することにしました。
 

 

ゼロから学んだプログラミング。日々の鍛錬の積み重ねで技術を磨いた

-転職活動は公務員を辞めてから始められたのでしょうか。
 
はい。といっても、実は一社目で内定をいただいたので転職活動の期間はとても短かったですね。
 
-それはすごいですね。では、未経験だったから転職するのに苦労した、といったことはなかったのでしょうか。
 
未経験OKのところだけを求人サイトで探して応募していたので、転職活動そのものが厳しいということはなかったですね。すでに仕事を辞めていたこともあり、面接したその日に内定を出してくれた開発会社にそのまま入社しました。
 
前職は研修で一からプログラミングを教えてくれるところで、私以外にも未経験入社の人がたくさんいました。元プロレスラーとか(笑)、本当に幅広い経歴を持った人と出会いました。
 
-なるほど。それでは入社されてからの勉強が大変だったのではないでしょうか。
 
そうですね。プログラミングの基礎知識が何もないまま入社したので、他の社員との会話に出てくる言葉の意味すら最初は理解できませんでした。
 
まず始めたのは、情報処理技術者試験の勉強です。資格をとれば仕事ができるようになるわけではありませんが、エンジニアとしての基礎知識を身につけることは最低限必要だと感じていました。
 
会社と家の距離が離れていたので、行き帰りの電車の中で2時間、家に帰ってからも数時間勉強していました。通勤時間はどんなに忙しくても毎日必ず確保出来るものなので、この時間を勉強にあてるのはオススメです。
 
試験勉強と並行して、JavaやC言語に関する本も読んでいました。当時はいかに時間を無駄にしないかを考え、「ポケットリファレンス」などの技術書をいつも持ち歩いていました。弁当屋で注文して待っている間にも技術書を読む、といった徹底ぶりです(笑)。とにかくひとつでも多くの知識を身につけ早く周りに追いつこうと必死でした。
 
-そうやってご自身で勉強することで、業務は問題なく進められましたか。
 
最初の出向先では、簡単なデータ移行作業を担当していたので問題なく進められましたが、2社目に出向したときが大変でした。初めて本格的にコードを書く仕事、PerlとPHPを使った配信システムのプログラミングを任されたのですが、本でいくら勉強していても実務経験がなかったのでうまくいかないことが多くて…その当時の記憶としては、失敗したことしか残っていないです。
 
この頃になると、自主勉強に加えて週末に知り合いの会社で行われていた勉強会に参加するようになりました。有志により運営されていた勉強会で、わからないことは質問すれば講師が教えてくれて、課題も出してくれていたんですよ。そうやって周囲のエンジニアさんの力を借りながら、徐々に技術を身に付けていくことができました。

 
-この記事を読んでいる人の中には、竹端さんのように異業種からエンジニアへの転職を考えている人もいると思います。そういった人へ向けてアドバイスがあればお願いします。
 
未経験だからといって、必要以上に不安がることはないです。異業種での経験があるからこそ身に付いた知識やスキルがあり、それを活かせる場面はIT業界に移ってからも必ずあります。
 
-技術面については「入社前に勉強しておけばよかったな」と感じていますか?
 
特に感じていないです。勉強はやっていて損はないと思いますが、入社前に独学で勉強するのと入社後に実際の業務を通じて学ぶのとでは、身に付くスピードが全然違います。ひとりで半年勉強するより、会社に入って数週間業務を行う方が学べる内容も濃いです。
 
エンジニアになりたいという気持ちがあって、入れる会社があるのであれば入ってしまった方がいいです。「まず自分で勉強してから入ろう」と考えるのは、時間がもったいないと私は思います。

「世界を変えるサービスを作りたい!」その目標を叶えるためアプリボット社へ転職

 -6年間さまざまな企業への出向を経験された後、2014年にアプリボット社に転職されます。入社の決め手は何だったのでしょうか。
 
アプリボットの企業理念「世界震撼」というキーワードに惹かれました。アプリボット入社前の常駐先ではスマートフォンゲームの開発に携わっていたのですが、その頃から個人的な目標として「世界を変えるようなサービスを作りたい!」という想いがありました。
 
2012年にリリースした『Legend of the Cryptids』は世界各国のApp Storeセールスランキングで1位を獲得した実績もあったので、この会社ならそれが実現できるのではないかと思ったんです。
 
-入社後はどんな仕事を担当されたのでしょうか。
 
入社後すぐに新規プロジェクトを担当しました。現在も運用を担当しているタイトル『グリモア』の開発です。
 
-新規プロジェクトの開発担当は多くのエンジニアが望むポジションですよね。入社してすぐに新規を担当したことで、モチベーションも上がったのでは?
 
それが、私は少し刺激が足りないと感じてしまって(笑)。以前は約3年間、運用中のゲーム開発を担当していたので、問題が起こっていないか、どれだけユーザーの訪問があったかなど、常にチェックするのが当たり前だったんです。でも、リリースをしていない新規プロジェクトは、「運用せずに作る」という状態が続くのでもどかしくて…。
 
-なるほど。確かにリリースするまでは、ユーザーからの反応はありませんよね。
 
私は、サービスを「作る」だけでなく、「運用していく」ことも好きなんです。「自分の手がけたものがユーザーの皆様に届き、その反応が返ってくる」ことに、大きなやりがいを感じています。そこで良い反応を得られたときは、この仕事をやっていて本当によかったと思いますね。
 


-インターネット上では、時に辛辣な意見もありますよね。見るのが怖くなることはありませんか。
 
「胃が痛くなるからネットの書きこみは見たくない」という人も確かにいますね(笑)。でも、私は良い反応も悪い反応もすべて楽しんでいます。反応をもらえるということは、世の中でサービスが生きている証拠だと思うんですよ。
 
また、ネットに書かれた声は貴重な意見なので、開発に活かすこともあります。たとえば、Twitterで「こういう機能を作ってほしい」というツイートが複数あがっていたら「多くの人が同じ意見を持っているんだな」と思って対処することがあります。
 
-そういった反応は、休日にもチェックされているのですか?
 
いつサービスに障害が起こるかわからないので、すぐに対応できるように週末も見ていますね。大変といえば大変ですが、それすらも楽しいです。
 
-仕事とプライベートはあまり分けられていないのでしょうか。
 
確かにあまり分けていないかもしれませんが、自分が開発に携わっているゲームはプライベートでもプレイしているので、仕事をしているという感覚はそこまでないんですよ。サービスは自分の生活の一部です。
 
-もともとゲームはお好きなんですか?
 
いえ、まったく(笑)。モバイルゲームは、自分がゲーム開発を担当し始めてからプレイするようになりました。
 
最初は全然面白いと思えなかったんです。面白いと感じるようになったのは、実際に運用してユーザーの反応がわかるようになってからです。やっぱり私にとってゲームは「ユーザーとして」ではなく「運営側として」関わっているからこそ楽しいものなんだと思います。

仕事における一番の目的は「ユーザーの皆様に良いサービスを届けること」

-現在はどんなポジションでお仕事をされているのでしょうか。
 
『グリモア』のサーバサイドエンジニアのリーダーと、アプリボットの全ての運用タイトルのエンジニア責任者を兼任しています。
 
-竹端さん自身も開発を行いながら、チーム全体の取りまとめを行っているんですね。竹端さんの考える、理想の組織とはどんなものか教えてください。
 
「ユーザーの皆様に良いサービスを届けること」を第一に考え、所属しているメンバー全員が同じ目的意識を持って仕事をする組織ですね。そういった組織を実現できれば、リーダーやマネージャーのようなまとめ役は必要なくなると思います。
 
でも、あくまでこれは理想であって、大きな組織になればなるほどメンバー全員が同じ方向を向くのは簡単なことではありません。だから私は、まずはリーダーの育成に力を入れたいと思っています。会社の目的意識をメンバーと共有し、チームを引っ張っていけるリーダーが増えれば、その下につくメンバーたちも同じ方向を向いて走りやすいと思います。
 
-ありがとうございました。それでは最後に竹端さんの今後の目標を教えてください。
 
入社時の想いと変わらず「世界を変えるようなゲームを作ること」です。それもひとつではなく、世界を震撼させるゲームを作り続けることが、私の目標です。
 
そのためには日々の積み重ねが大切になってきますので、今後もプレイングマネージャーとして自ら開発を続けながら、リーダーとしてより強固な組織づくりに力を入れたいですね。どちらかだけだと物足りなくなってしまいそうですし、手を動かさないと「自分で作ったものが世の中に出ていく」という感覚がなくなってしまうので。

エンジニアとしてもリーダーとしても、成長し続けたいですね。

レバテック営業担当「大林春菜」から一言!

ユーザーのことを第一に考える、ひたむきな姿勢に胸を打たれました!

元公務員という経歴を持ち、未経験でエンジニアの世界に飛び込んだ竹端さん。技術や知識を習得するための努力を惜しまない姿勢に感銘を受けました。サービスの受け取り手であるユーザーのことを第一に考え、「ユーザーの皆様からの反応があることが何よりうれしい」と優しい笑顔でお話しされる姿が印象的でした。

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