- トラブルを避けたい!SES企業を退職するタイミング
- SESで退職意向を伝えるタイミング
- 退職意向はまず誰に言う?トラブルを避けるための報告順序
- 【例文あり】SES企業を円満退社するための伝え方
- まとめ
トラブルを避けたい!SES企業を退職するタイミング
SES企業を退職する最適なタイミングは、現在の案件契約が終了するタイミングか、待機期間中の次の案件が決定するまでの期間が望ましいです。契約期間中の突然の退職は、関係者にさまざまな影響を与える可能性があるからです。
具体的には、自社では、急いで引継ぎ要員を確保する必要が生じます。技術スキルと業務知識を兼ね備えた人材を短期間で見つけるのは困難です。また、常駐先企業では、新たな要員の受け入れ体制を整える必要があり、既存メンバーとの相性や業務の停滞などの懸念も生じます。
このように、SES企業からの退職は取引先や社内の業務体制に影響があるため、退職時期は案件の節目に合わせるのが理想的といえるでしょう。契約更新のタイミングや、フェーズの区切りなどを見計らうことで、双方にとって負担の少ない形で退職が可能になります。
ただし、法的には、プロジェクト途中や契約期間中での退職は可能です。プロジェクト期間中での退職に関しては「SESのプロジェクト途中での退職は可能!辞める際の注意点を解説」を参考にしてください。
SESで退職意向を伝えるタイミング
円滑な退職のためには、退職の意志が固まり次第、なるべく早く伝えるのが望ましいです。
退職の意向を伝える時期については、各企業の就業規則に定められているのが一般的です。また、正社員の場合、民法の規定により、退職の意思表示から2週間が経過すれば、法律上は退職が可能です。
ただし、先述したとおり、SESの場合、後任の人員確保や業務引継ぎに時間がかかります。そのため、退職を決意した際は、できるだけ早期に申し出ることが望ましいでしょう。理想的には、退職希望日の2〜3ヶ月前に伝えておくと、会社側も対応する時間的余裕が生まれます。
このように、引継ぎの準備期間を十分設けることで、余計なトラブルを避け、精神的な負担なく最後まで働けるでしょう。
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退職意向はまず誰に言う?トラブルを避けるための報告順序

SES企業で退職を考える際、誰にどの順序で伝えるかも重要なポイントです。退職意向は、以下の順序で伝えるのが望ましいでしょう。
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1. まずは自分が所属するSES企業の上司と担当営業
2. 常駐先のリーダーやメンバー
業務への影響を最小限に抑えるため、常駐先のメンバーに直接伝えるべきと考える人もいますが、余計な混乱やトラブルを招く可能性があるため適切ではありません。常駐先に先に離脱の情報を伝えてしまうと、離脱時期や後任に関する情報伝達に誤りが生じる可能性があります。また、後任者のスキルや人柄、プロジェクトへの影響について、常駐先が必要以上に不安を感じてしまうことも考えられます。
まずは所属企業内で案件からの撤退時期や後任者の調整を行い、そのあと、契約企業へ報告するのが適切です。なお、契約企業への報告は担当営業や上司を通じて行われる場合もあります。これにより、所属企業側が常駐先とのあいだで円滑な引継ぎ計画を立てられるのです。
退職の連絡方法や順序をしっかりと守ることで、関係各所との良好な関係を維持しながら退職プロセスを進められます。
関連記事:SES企業を退職するときは誰に言うべきか?途中で辞める場合の穏便な退職方法
【例文あり】SES企業を円満退社するための伝え方
SES企業を退社するための伝え方は、第一報をメールで伝え、そのあと対面や電話で面談を行うことが一般的です。SESエンジニアは就業時間中、常駐先での業務に専念しています。就業時間中に担当営業や上司との連絡が取りづらい場合も多いため、まずはメールで退職の意向を伝え、その後、面談の日程を調整するというプロセスをとることが多いのです。
また、面談は、所属企業の帰社日に設定されることもあれば、下宿先と所属企業との距離が遠い場合は電話やオンラインで行われることもあります。
メールでの第一報は、以下のように伝えると良いでしょう。
【例文】
件名:退職のご相談について(氏名)
本文:
〇〇部 〇〇様
お疲れ様です。〇〇プロジェクトに参画中の〇〇です。
このたび、退職の意向をお伝えしたくご連絡いたしました。
これまで多くのプロジェクトに関わらせていただき、技術面・業務面ともに貴重な経験を積むことができました。
一方で、今後は〇〇分野に軸を移し、〇〇エンジニアとしてキャリアを積んでいきたいと考えています。
現在参画中のプロジェクトへの影響を最小限にするため、引継ぎなどの対応についても誠意をもって進めさせていただく所存です。
つきましては、本件についてご相談させていただきたく、お時間をいただけますでしょうか。
何卒よろしくお願い申し上げます。
(氏名)
このように誠意ある伝え方をすることで、円満に退職できる可能性が高まります。「迷惑をかけて申し訳ない」という気持ちを素直に伝えつつも、自分のキャリア選択として必要な決断であることを伝えましょう。
ただし、1人で退職に向き合うことに不安を感じる方もいるでしょう。そのような場合は、転職支援のプロフェッショナルに相談することをおすすめします。
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まとめ
この記事では、SES企業からの退職を円満に進めるためのタイミングや伝え方について解説してきました。SES企業をトラブルなく退職するには、以下に留意することが重要です。
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退職するタイミング:現在の契約終了時、または待機期間中
退職を伝えるタイミング:なるべく早く
退職意向を最初に報告する相手:所属するSES企業の上司と担当営業( × 常駐先企業の社員)
退職意向の伝え方:第一報はメール→日時を改めて面談
また、退職に関して不安がある方は、レバテックキャリアのキャリアアドバイザーに相談することもおすすめです。
SES企業をトラブルなく退職したいITエンジニアの方は、この記事の内容を参考に、適切なタイミングと伝え方で退職の意向を伝えてください。
※本記事は2025年10月時点の情報を基に執筆しております