開発エンジニアの志望動機例文を紹介!作成ポイントや避けるべき志望動機もチェック

最終更新日:2025年2月5日

開発エンジニアに転職したいが、志望動機の書き方で迷っている人も多いかもしれません。志望動機は最終的に自分オリジナルのものにする必要がありますが、例文や作成のポイントを把握していればスムーズに作成を進められます。

本記事では、開発エンジニアの志望動機例文、作成ポイント、避けるべき志望動機などについて解説していきます。

この記事のまとめ

  • 開発エンジニアにも複数職種あり、職種別に志望動機を紹介します
  • 志望動機を書く時のポイントは、これまでの経験やスキルと企業のニーズを考慮する
  • 志望動機はアピールポイントを絞って伝えたいことを明確に伝えることが重要

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【パターン別】開発エンジニアの志望動機の例文7選

開発エンジニアへの志望動機例文を複数パターンで紹介していきます。開発エンジニアといっても、複数職種があります。

本章では以下の開発エンジニアへ転職する場合の志望動機を紹介します。

開発エンジニアの種類 概要
システムエンジニア(SE) 主に業務用システム全般を開発するエンジニア
プログラマー(PG) プログラミングを専門にするエンジニア
フロントエンドエンジニア 主にWebシステムのフロントエンド開発を担当するエンジニア
バックエンドエンジニア 主にWebシステムのバックエンド開発を担当するエンジニア
テストエンジニア テストを主に担当するエンジニア
アプリケーションエンジニア PC用やスマホ用のアプリケーション開発を担当するエンジニア
組み込み系エンジニア 組み込みシステムの開発を担当するエンジニア

上記のようにざっくりと分類できますが、実際はシステムエンジニアが業務用Webシステムのバックエンドを担当すれば、システムエンジニアともバックエンドエンジニアとも言えます。同様に、業務用のスマホアプリを開発しているシステムエンジニアはアプリケーションエンジニアとも言えるでしょう。そのため分類はあくまでも参考としてください。

開発エンジニアとしてキャリアアップ転職する場合

前職では、小規模なWebアプリケーション開発に2年間携わり、フロントエンドからバックエンドまでの基礎的な技術を習得してきました。特に、JavaScriptを使用したフロントエンド開発では、ユーザビリティを重視した実装を心がけ、お客様から高い評価をいただいた経験があります。

貴社を志望した理由は、より大規模なプロジェクトに挑戦し、技術力を向上させたいと考えたためです。貴社が手がけている○○分野のプロジェクトに強く興味を持っており、セキュリティを意識した堅牢なシステム開発の経験を積みたいと考えています。

まだ経験は浅いですが、新しい技術への学習意欲は高く、業務外でもReactやTypeScriptの学習を継続的に行っています。チームの一員として、真摯に技術を学び、成長していきたいと考えております。

志望動機のポイント


  • ・基礎的な開発経験を活かしつつ、より高度な技術に挑戦する意欲を表現

    ・具体的な分野への関心と学習意欲を示している

未経験・新卒から開発エンジニアへ転職・就職する場合

マーケティングの視点からサービス作りもできる開発エンジニアを目指し、貴社を志望いたしました。私は大学ではマーケティングを専攻しており、それとは別にプログラミングスクールでプログラミング学習をしてきました。貴社のシステム開発をサービスとして捉え、利益に結び付ける方針は私の考えとマッチしていると感じております。入社までにさらにスキルを高め、即戦力になれることを目指していきたいです。

志望動機のポイント


  • ・現状学んでいることが企業にとって有益であることをアピールしている

    ・未経験でありながら即戦力を目指して取り組んでいることをアピールしている


志望動機作成の前に未経験からのエンジニア転職について知りたい人は、以下の記事をご確認ください。

関連記事:未経験からエンジニアへの転職は可能!おすすめ職種や目指し方

システムエンジニアから転職する場合

自社プロジェクトで開発からマネジメントまで担当できる人材になりたいと考え、貴社を志望しました。私は現職でもシステムエンジニアとして働いていますが、客先常駐での勤務が中心です。いろいろな客先で働いた経験からスキルの幅は広がりましたが、今後は特定のプロジェクトで経験を積み、より責任のあるポジションを担当できる人材になりたいと考えております。貴社は自社プロジェクトを複数抱えているので、そこで開発からマネジメントまで幅広く貢献させていただきたいです。

志望動機のポイント


  • ・現職での経験を活かしつつ今後のキャリアプランを実現していきたい旨をアピールしている

    ・客先常駐の良い点も悪い点も客観的に記載している

プログラマー(PG)から転職する場合

今後は設計や要件定義を担える人材になりたいと考え、貴社を志望しました。現職ではプログラマーとして主にプログラミングやテストを担当しております。貴社にはシステムエンジニアやプロジェクトマネージャーとして参画できるプロジェクトが複数あるため、段階的に上流工程を目指していきたいです。まずはプログラミング経験を活かしてシステムエンジニアとしてステップアップし、その後はプロジェクトマネージャーになることが目標です。

志望動機のポイント


  • ・現職の経験を記載し、転職後にも活かせることをアピールしている

    ・段階的に上流工程を目指すという現実的な目標を提示している

フロントエンドエンジニアから転職する場合

ブロックチェーン・暗号資産業界に詳しいシステムエンジニアを目指し、貴社を志望いたしました。私は現在Web開発のフロントエンドを担当しつつ、個人で暗号資産取引に力を入れています。このことからブロックチェーン技術や暗号資産業界の業務システムに興味を持つようになりました。現在は技術と業務知識について勉強中ですが、既存のスキルを活かしながらさらなるスキルアップを目指し、貴社に貢献させていただきたいです。

志望動機のポイント


  • ・エンジニア経験と暗号資産取引経験の2つの経験を掛け合わせて転職先企業とマッチさせている

    ・すでに勉強を開始していることをアピールしている

バックエンドエンジニアから転職する場合

自社システムの開発に深く携わりたいと考え、貴社を志望しました。現在私はWebシステムのバックエンドエンジニアとして、複数のクライアント企業のバックエンド開発を行っています。仕事は充実していますが、Web以外のシステムも扱いたい、自社でクラウドシステムやパッケージシステムを扱っているような企業で技術を掘り下げたい、という気持ちが徐々に強くなっていきました。貴社は独自に人事・労務管理システムを開発し、クラウドやパッケージでサービス提供しています。私もメンバーの一員として、システム全体を把握したうえで改良していけるような人材になりたいです。

志望動機のポイント


  • ・現職に不満があるわけではなく、よりスキルを深めたいことからの転職である旨を記載している

    ・企業が開発しているシステムに特化して深い技術を有するエンジニアに成長したい旨をアピールしている

テストエンジニアから転職する場合

上流工程を担当できる人材を目指したいと考え、貴社を志望しました。私は現在テストエンジニアとして働きながら、プロジェクト内のソースコードを見たり、プライベートでプログラミングしたりしてプログラミング学習に取り組んでいます。貴社は大小様々な規模のプロジェクトに参画していて、ポジションも社員の志向に合わせて多種多様に用意していると記載されていました。私は貴社でテストやプログラミングの工程から担当し、最終的にはマネジメントや社内の経営にも携われるような人材を目指したいと考えています。

志望動機のポイント


  • ・転職を見据えてプログラミング学習に取り組んでいることをアピールしている

    ・自身のキャリアプランと企業のポジションの柔軟性がマッチしていることを記載している

アプリケーションエンジニアから転職する場合

医療介護業界に特化したシステムエンジニアになりたいと考え、貴社を志望しました。私はアプリケーションエンジニアとして、主に業務用アプリの開発プロジェクトに参画してきました。Webアプリやスマホアプリの開発が多かったため、常に新しい技術を学び反映させていくことを重視しています。しかし今後のキャリアプランを考えた際に、技術だけでなく業務知識にも強みのあるエンジニアを目指したいと考えるようになりました。医療介護業界は今後も需要があり、また伸びる分野だと考えているため、業務知識を習得することでエンジニアとしての強みにもなるはずです。技術と業務知識を習得して成長することで、貴社のお役に立ちたいと考えています。

志望動機のポイント


  • ・今後業務知識を身につけたいという方針を明記している

    ・医療介護業界は将来性があるという理由で志望しているが、最終的に企業貢献に結び付けている

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開発エンジニアの志望動機作成のポイント

開発エンジニアの志望動機を作成する際には、例文を見ておくだけでなく作成のポイントも押さえてください。志望動機作成のポイントとしては以下が挙げられます。

企業の応募理由や魅力を伝える

職種だけでなく、企業の応募理由や魅力を伝えることも重要です。たとえばシステムエンジニアになりたい理由や魅力だけでなく、なぜその企業でシステムエンジニアになりたいのかを伝えてください。

同じシステムエンジニアという職種でも、企業ごとにそれぞれ特色が異なります。たとえば、客先常駐がメインの企業もあれば、自社開発がメインの企業もあります。クライアントの業界や参画する工程も企業ごとに違いがあります。

これらの特色に着目し、なぜそこに魅力を感じるのか、なぜ自分にマッチしていると思うのかなどを伝えてください。

開発エンジニアの経験や目標を明確にする

開発エンジニアの経験があれば、その経験をアピールしてください。特に転職後に活かせる経験をアピールすることが重要です。未経験の場合は、勉強した内容やポートフォリオをアピールし、なるべく早い段階で戦力になる意欲をアピールしてください。

また目標については、経験の有無にかかわらず明確にする必要があります。入社後すぐに取り組みたい目標と、長期的なキャリアプランの両方を伝えると良いでしょう。

たとえば直近では経験を活かしてプログラミング業務を主に担当し、長期的にはプロジェクトマネージャーを目指したい、などのように短期と長期の目標をアピールすれば採用担当者はイメージしやすいはずです。

アピールポイントを絞る

志望動機に含めるアピールポイントは基本的には1つ、多くても2つ程度に絞ってください。アピールポイントを入れすぎると何をアピールしたいのかがぼやけてしまい、また1つ1つのアピールポイントを掘り下げるのも難しくなります。

たとえばプログラミングスキルとコミュニケーションスキルが自分の強みと考えている場合であっても、どちらかに絞ってアピールする必要があるでしょう。どちらをアピールするかは、その企業の特色やキャリアプランに合わせて決めるのがおすすめです。

入社後の目標やキャリアプランを伝える

志望動機には入社後の短期目標と長期的なキャリアプランを含めることが重要で、また短期から長期の時間軸で目標、キャリアプランが紐づいている必要があります。短期と長期の目標、キャリアプランが紐づいていないと説得力がなくなるからです。

たとえば最終的にフルスタックエンジニアを目指すのであれば、フロントエンドエンジニアとして転職してその後サーバーサイドのスキルも習得し、どの開発ポジションにも対応できるようにする、などの流れを考えるイメージです。入社後の目標やキャリアプランは時間軸で考えてください。

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志望動機のクオリティアップのためにやるべきこと

志望動機のクオリティアップのためにやるべきこととして以下が挙げられます。
 

企業が求める人材の分析

企業が求める人材は企業ごとに異なります。例として以下のようなものが挙げられるでしょう。

  • ・自社製品に特化した技術を求めている企業

    ・幅広いプロジェクトに対応できる技術を身につけてほしい企業

    ・マネジメントやコミュニケーションスキルを求める企業

このような企業のニーズを分析し、そのニーズに合わせて志望動機を作成することが重要です。自身のスキルやキャリアプランと企業が求める人材が合致していることで、企業側は採用後のイメージがしやすくなるでしょう。

アピールポイントの選定

対象企業に合わせてアピールポイントを選定してください。自分の中でアピールできる要素は複数あるかもしれませんが、企業が求めるスキル、経験を優先することでより採用につながりやすい志望動機になるでしょう。

たとえばマネジメントを重要視している企業、ポジションに転職する場合、志望動機ではプログラミングスキルよりもチームリーダーの経験をアピールした方が良いと考えられます。自分がアピールしたいことではなく、企業が望むことをアピールする考え方が重要です。

転職エージェントの活用

転職エージェントは求職者のニーズに合った求人を紹介するだけでなく、志望動機を含む書類の添削や面接対策も行ってくれます。自分だけで志望動機を考えるよりも、転職やIT業界に詳しい転職エージェントのサポートを受けることでより良い志望動機になるでしょう。

転職エージェントには複数の選択肢がありますが、開発エンジニアを目指すのであればIT業界に特化していてなおかつ実績のある転職エージェントを利用するのがおすすめです。レバテックキャリアはIT業界に特化した実績豊富な転職エージェントです。ぜひご活用ください。

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まとめ

開発エンジニアの志望動機をより良いものにするためには、複数パターンの志望動機例文を知っておくことや、志望動機作成のポイントを知ることが重要です。志望動機では自分と企業がマッチしていることをアピールする必要がありますが、そのためには企業のニーズを考えて志望動機を作る必要があります。

また自分だけで志望動機を作成していると、客観的に見て伝わりにくいものになる可能性があります。そこでおすすめなのが転職エージェントの活用です。転職エージェントは志望動機を含めて全面的に転職活動をサポートするので、一人で転職活動を進めるよりもより良い結果につながるはずです。

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