ソフトウェア業界の志望動機例文、作成ポイントを職種ごとに解説!

最終更新日:2025年1月30日

ソフトウェア業界に転職したいが、志望動機に何を書くべきか迷っている人は多いかもしれません。志望動機には絶対的な正解はなく、またその人のスキルや経験によっても内容は変わってきます。しかし、志望動機の基本を押さえたうえで自分オリジナルの志望動機を作ることは重要です。ここでは志望動機の例文や作成のポイントを解説するので、ソフトウェア業界においての基本的な志望動機作成方法を押さえてください。

この記事のまとめ

  • ソフトウェア業界への転職を成功させるためには、いろいろなパターンの志望動機を知っておくと良い
  • 志望動機の作成では、基本に従ったうえで自分オリジナルのものを作ることが重要
  • 転職エージェントを活用することで、志望動機のクオリティアップや転職そのものの成功につながる

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ソフトウェア業界とは

ソフトウェア業界とは、パソコンやスマートフォンやその他物理機器の内部で動くソフトウェアを開発する業界です。ソフトウェア業界についてもう少し詳しく知るために、以下の内容を解説します。

IT業界との違い

ソフトウェア業界はIT業界の一種です。IT業界の中にはソフトウェア業界以外にも、ハードウェア業界、インフラ業界などがあります。そしてソフトウェアは種類が多く開発に必要なエンジニアなどの数も多いため、一般的にIT業界と言えばソフトウェア業界を指す場合が多いでしょう。

ソフトウェア業界の業種と職種

ソフトウェア業界の業種や職種の分類は複数あります。例として、以下のような分類ができるでしょう。

分類1 分類2 分類3
パッケージ
開発受託開発
OS
アプリケーション
クラウド
セキュリティ
ERPソフトウェア
プログラマー
エンジニア
プロジェクトマネージャー
コンサルタント
営業職

分類①と②は業種の分類で、分類③は職種の分類です。これらはあくまでも一例で、どのように区切るかでソフトウェア業界の中でもいろいろな分類ができます。そのため求人情報を見る際は、カテゴライズだけでなく業務の内容等を詳しく見ることが重要でしょう。

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ソフトウェア業界の志望動機例文

ソフトウェア業界の志望動機を作成する際には、複数パターンの志望動機例文を見ておくのがおすすめです。そこで、以下のパターンのソフトウェア業界の志望動機例文を紹介します。

未経験から転職する場合

専門知識を有する営業を目指したいと考え、貴社の営業職を志望しました。営業スキルを高めることはもちろん、専門知識を身につけることで自身の市場価値を高め、その結果貴社に貢献したいと考えています。前職では個人向けのテレアポや訪問販売を行っており、成績も常に上位10%には入っていたので営業自体には自信があります。専門知識については、現在貴社製品について調べたり、プログラミングを独学したりしています。専門知識の習得のために、4か月程度、1日平均3時間程度勉強を継続してきました。今後営業力に専門知識を掛け合わせ、貴社で活躍させていただきたいです。

志望動機のポイント

  • ・ソフトウェア業界自体は未経験だが、経験のある営業職で志望している

    ・既存の営業スキルをアピールしつつ、専門知識も積極的に身につけている旨を伝えている

コミュニケーション能力をアピールする場合

貴社のITで経営課題を解決する問題解決力や提案力に魅力を感じ、私もその一員として貢献させていただきたいと考えました。現職ではIT業界に特化したキャリアアドバイザーのお仕事を担当しており、今までに300人以上の求職者を転職に導いてきました。求職者一人一人に寄り添いながら転職を成功させる仕事には大きなやりがいを感じています。しかし、今後はより大きな企業の課題を根本から解決していきたいと思うようになりました。たとえば企業にシステムを導入することで、既存の事業と新たな技術を組み合わせて新事業の立ち上げに貢献するなどです。これまで仕事を通して培ったコミュニケーション能力を活かしつつ、さらにIT全般についての知見を深め、ぜひ貴社のITコンサルタントとして活躍させてください。

志望動機のポイント

  • ・業界未経験ではあるものの、業務上共通点も多い職種を選んでいる

    ・コミュニケーション能力を活かしつつ、必要な知識を習得して活躍したい旨をアピールしている

過去の実績をアピールする場合

貴社でフルスタックエンジニアとしてどのようなポジションにも対応できる人材に成長したいと考え、応募させていただきました。現職ではサーバーサイドエンジニアとしてプロジェクトに参画していますが、プライベートではフロントエンドも含めてWebアプリやスマホアプリを開発しています。今までに2つリリースしたものもあり、ポートフォリオの方にまとめました。お手すきの際にご確認いただけると幸いです。貴社はAIによる開発の自動化などの新しい技術、同様にAIによってクライアントごとに合わせた安価なプラットフォーム提供などのビジネス分野を積極的に取り入れる方針です。新しいものに積極的なスタンスは私の仕事観と合致しているので、ぜひ長期的に勤務させていただきたいと考えています。

志望動機のポイント

  • ・フルスタックエンジニアという今後の目標を掲げている

    ・スキルや経験的に条件を満たしていることをアピールしている

    ・企業の考え方と自身の考え方が合致していることをアピールしている

勉強熱心さをアピールする場合

もともとプログラミングやITサービスマネジメントへの関心が強かったことや、より需要のある仕事をしたいと考え貴社のシステムエンジニアを志望しました。現職は専門商社で主に社内の人材管理やクライアント対応などのマネジメント業務を担当しています。異業種への転職になるため経験や知識が不足していると考え、転職活動の前に応用情報技術者の資格を取得しました。現在も毎日最低2時間はプログラミングの勉強を行っていて、PHPの基本を習得するためのオンライン学習コンテンツを進めています。

前職での経験とIT全般やプログラミングスキルを活かせば、システムエンジニアからのキャリアアップも目指せると考えております。貴社にはプロジェクトマネージャーの枠も用意されているため、システムエンジニアとして働きながらプロジェクトマネージャー資格を取得し、最終的にはプロジェクトマネージャーを目指したいです。

志望動機のポイント

  • ・勉強熱心さを一番にアピールしたいので、マネジメント経験については掘り下げていない

    ・転職前に資格を取得し、さらに今後も資格取得を目指すことで勉強熱心さを伝えている

    ・今後のキャリアプランを示している

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ソフトウェア業界の志望動機のポイント

ソフトウェア業界の志望動機を作成する際には、ポイントを押さえる必要があります。ここでは以下のポイントについて解説します。

現状取り組んでいることやキャリアプランを明確にする

ソフトウェア業界の志望動機では、現状取り組んでいることやキャリアプランを明確にしてください。企業は現状取り組んでいることやキャリアプランによって応募者のモチベーション等を評価しているからです。

たとえば転職先で求められるスキルに対して不足している部分があるなら、現状スキル習得に励んでいることは必須と言えるでしょう。転職後にスキル習得すれば良いという考えではなく、転職前から必要スキルを習得し、なるべく即戦力を目指す姿勢が求められます。

短期的な取り組みだけでなく、長期的なキャリアプランを示すことも重要です。企業は応募者に長く働いてほしいと考えているため、キャリアプランを示すことで長期的に企業で働くことをイメージしてもらえます。

アピールポイントを絞る

志望動機ではいろいろなことをアピールしたいかもしれませんが、アピールポイントは基本的に1つ、多くても2つ程度に絞ってください。志望動機に入れられる情報量には限りがあるので、アピールポイントが多いと1つ1つの説得力が薄れてしまうからです。同様に、アピールポイントの根拠となるエピソードも増やしすぎないようにしてください。

たとえば1つの志望動機の中でコミュニケーションスキルもプログラミングスキルもマネジメントスキルもアピールしようとするのは情報過多です。採用担当者に伝わりやすくするために、アピールポイントは絞ってください。

企業側のメリットにつなげる

志望動機では企業側のメリットを示し、企業に採用したいと思ってもらう必要があります。志望動機は企業に自分の魅力を伝え、採用につなげるためにあるものだからです。たとえば自分自身の成長を志望動機に含めるのは問題ありませんが、その結果企業の利益や社会に貢献したい旨を伝えてください。

自身の成長には貪欲でも企業や社会への貢献が薄い人がいるのも事実なので、そうではなく自分の成長を還元できる人材であることをアピールする必要があるのです。企業側はメリットを知りたいので、自身のアピールポイントを企業側のメリットにつなげてください。

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志望動機のクオリティアップのためにやるべきこと

ソフトウェア業界の志望動機のクオリティアップのためには、以下のことに取り組んでください。

企業が求める人材の分析

志望動機を作成する前に、企業が求める人材を分析する必要があります。志望動機は、企業が求める人材に自分が合致していることをアピールするためのものだからです。たとえばマネジメントスキルやコミュニケーションスキルを重視している企業もあれば、技術力を重視している企業もあります。

企業が求める人材を明確にしたうえで、それに合わせる形でアピールポイントを選定してください。そのためには企業が求める人材の分析が重要です。

アピールポイントの選定

企業が求める人材を分析し、それに合わせる形でアピールポイントを選定するということでした。そのためには企業のニーズに合ったアピールポイントを挙げ、その中でも特に採用担当者に刺さりそうなアピールポイントを決めてください。せっかくアピールしても、採用担当者にとって魅力的なアピールポイントでないと採用につながらないからです。

また同じアピールポイントであっても、企業のニーズに合わせて伝え方を工夫することも重要です。たとえば同じマネジメントスキルをアピールする場合も、プログラミングなど専門知識が強みのマネジメントもあれば、チームコミュニケーションスキルが強みのマネジメントもあります。

より細分化して企業のニーズを分析したうえで、ピンポイントでアピールポイントを選定すると良いでしょう。

転職エージェントの活用

転職エージェントを活用することで、志望動機のブラッシュアップや面接対策に役立ちます。転職エージェントは単に求人を紹介するだけでなく、転職活動を全面的にサポートしてくれるからです。たとえば志望動機を記載した書類を確認する、アドバイスする、模擬面接を行うなどのサポートが挙げられます。

転職エージェントを最大限生かすためには、転職エージェントの選び方が重要です。ソフトウェア業界への転職を希望している場合、業界に特化していて、なおかつ実績が豊富な転職エージェントを選ぶのがおすすめです。

レバテックキャリアはIT業界に特化していて実績も豊富です。転職エージェントが決まっていない人は、ぜひご活用ください。志望動機のクオリティアップのためには、転職エージェントを活用すると良いです。

ソフトウェア業界の求人・転職情報>

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まとめ

ソフトウェア業界の志望動機を作成する際は、複数パターンの志望動機例文を確認することや、作成のポイントを押さえることが重要です。最終的には自分オリジナルの志望動機を作成するのですが、基本的な流れなどはあるのでテンプレートに沿うようなイメージで作成し、内容にオリジナリティを入れるのがおすすめです。

また志望動機は自分がアピールしたいことを書くのではなく、企業のニーズに合わせることが重要になります。そのためにまずは企業のニーズを分析し、自分が持っている要素の中でアピールするメリットが大きいものを選んでください。

志望動機のクオリティアップのためには、自分だけで取り組むのではなく転職エージェントを活用するのが得策でしょう。IT業界に特化していて実績が豊富な転職エージェントを活用すれば、志望動機のクオリティアップ、転職そのものの成功率アップなどにつながるはずです。

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この記事の監修

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