- プロジェクトリーダー(PL)とは
- プロジェクトリーダー(PL)に求められるスキルと知識
- プロジェクトリーダー(PL)に役立つ資格
- プロジェクトリーダーになるには
- プロジェクトリーダーに関するよくある質問
- まとめ
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プロジェクトリーダー(PL)とは
プロジェクトリーダーとは、ソフトウェア開発やシステム構築のプロジェクトにおいて「現場のチーム単位のリーダーとして、プロジェクトを遂行し、完成させる」という役割を担うポジションです。プロジェクトマネージャーの責任のもと、担当する領域のチームが最大限のパフォーマンスを出せるよう進捗管理や品質担保を行います。
また、多くの場合、プロジェクトの中で一人のエンジニアとしての業務も割り当てられ、プレイヤー兼管理者として両方の成果が問われます。
関連記事:プロジェクトリーダーの仕事内容と役割、平均年齢や年収を解説
プロジェクトリーダーの役割
プロジェクトリーダーの主なミッションは下記の2つです。
-
・現場でチームをまとめ、プロジェクトを遂行し、完遂させる・クライアントの要求を把握し、納品物として実現させる
言葉にすると簡単に見えますが、これらを完遂するためにはさまざまな仕事をこなす必要があり、開発やマネジメントに関する幅広いスキルと経験が求められるポジションです。
取りまとめる対象も、アプリケーション/インフラといった大きな分野から、アプリケーションの中でも機能やサブシステムごとに分かれたグループなどプロジェクトによってさまざまです。例としては、サブシステムAチームのプロジェクトリーダー、機能Xチームのプロジェクトリーダー、インフラ担当のプロジェクトリーダーという形をとります。
さらには、クライアント側から見ればチームのアウトプットを約束し、プロジェクト内ではチームの業務遂行に責任を負う立場ともいえます。一人の開発者という立場を超えた、より責任範囲の大きなエンジニアです。
また、過去にレバテックキャリアがインタビューをしたプロジェクトリーダーの男性は自身の業務について次のように話していました。
K.Sさん(29歳 男性)/ 大手メーカー系SIer
~~中略~~
─転職先での、具体的な仕事内容についてはどのよう聞いていますか?
非常に多岐にわたる事業を手がけている会社です。私は官公庁向けの事業部に入ることになりました。
具体的には警視庁や警備会社向けのシステム開発に関わることになると思います。社会の安全を支える基盤となる仕事に携われるので楽しみです。
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プロジェクトリーダーの仕事内容とは
プロジェクトリーダーは前項であげた役割を果たすため、具体的には下記の業務を行います。一担当者としての業務も並行してこなすことが多いですが、チーム内の他のメンバーと概ね同様のため、本項では割愛しています。
プロジェクトの推進
プロジェクトリーダーのもっとも重要な仕事は、「プロジェクトの推進」といっても過言ではありません。どのようなプロジェクトであっても顧客への納期は決まっています。納期に間に合うようにチームをまとめ、計画どおりにプロジェクトが進行するよう現場を指揮するのがプロジェクトリーダーです。
プロジェクトマネージャーと混同されやすい職種ですが、指揮するのが“現場”かどうかという点で異なります。プロジェクトマネージャーは、スケジュール管理やリソース管理、品質管理などプロジェクトの全体的な統括を主に担当し、現場の指揮はプロジェクトリーダーが担当します。
要件定義、設計
プロジェクトマネージャーが案件の進捗やコストなどをコントロールするのに対して、プロジェクトリーダーは現場でチームを率いながら、作業メンバーとして要件定義や設計業務も担当します。そして、チームの成果物を取りまとめてクライアントへの設計結果の説明なども行います。
このように、プロジェクトリーダーはSE業務に加えて現場の指揮官としてプロジェクトを推進していきます。一般的にプロジェクトマネージャーはプロジェクトに対して1名ですが、プロジェクトリーダーはアプリケーションチームのリーダー、インフラチームのリーダーといった具合に複数置かれることも少なくありません。
トラブル対応
システム開発のプロジェクトでは、必ずと言ってよいほどトラブルが発生します。大きなトラブルでなくても、スケジュールが遅れている、詳細設計の内容をプログラミングで実現するのが難しい、メンバーが体調不良になった、クライアントから急な仕様変更の依頼が来た、といったことはよくあります。こういったトラブルが発生した際、どのような対応を行うかはプロジェクトリーダーが決めることも多いです。トラブルを解決に導き、プロジェクト推進の妨げをなくすことが重要な責務であるためです。
チーム内で解決できないトラブルであれば、他チームやプロジェクトマネージャーに働きかけて解決に導き、プロジェクトを推進します。
他部門・他チームとの連携
プロジェクトリーダーは自チームをまとめるだけでなく、他チームとの連携も取ります。
プロジェクトを円滑に進めるためには目の前の作業に集中することはもちろん重要なのですが、プロジェクトに関わる人同士の連携が円滑でなければなりません。プロジェクトリーダーは周囲の状況を見て立ち回る必要があります。
また、システムの連携部分やインフラとアプリケーションでは設計に対し認識の齟齬が発生する可能性があり得ます。チームとしての見解を代表し、関係者との認識共有を行うことで、認識齟齬によるトラブルや品質低下を防ぐことも重要な仕事です。
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プロジェクトリーダー(PL)と他職種との違い
プロジェクトリーダーと名称などが類似し混同されやすいポジションとして、チームリーダー、プロジェクトマネージャーなどがあげられます。本項では、プロジェクトリーダーとの違いについて解説します。
プロジェクトリーダーとチームリーダーの違い
プロジェクトリーダーと混同されやすいポジションにチームリーダーがあります。この二つのポジションは企業の組織構造による呼称の違いであることが多いです。
一般的にはプロジェクトを推進する際、チームにいるメンバーをまとめる立場の人をチームリーダーと呼びます。職務や役割は企業や現場によって変わるため、場合によってはプロジェクトリーダーとチームリーダーがイコールとして取り扱われるケースもあります。所属組織の構造についてはしっかりと把握しておくようにしましょう。
プロジェクトリーダーとプロジェクトマネージャーの違い
プロジェクトリーダーとプロジェクトマネージャーも混同されやすいポジションです。両方ともその企業の呼称として定着している場合は、プロジェクトリーダーは大きなプロジェクトを分割したサブチームのリーダー、つまりチームリーダーと同じような意味合いで呼ばれることが多いです。
ただし、やはり組織によっては権限ごとに呼称が違っていたり、任せられる業務ごとに呼称が定められていたりと、様々です。こうした用語は企業組織によって定義が異なることが多いですので、呼称による思い込みにとらわれることなく、企業組織の理解・コミュニケーションにより、自身に求められていることを正しく把握することが大切です。
上記を踏まえたうえでざっくりと言えば、プロジェクトリーダーは自身も開発も行いながらチームを引っ張る立場、プロジェクトマネージャーは開発自体は行わずにプロジェクトの取りまとめに専念する立場になります。
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プロジェクトリーダーとテックリード・VPoTとの違い
テックリードとは、プロジェクトチーム全体の中での技術的な方針決定や課題解決を図る、高度なスキルを持ったエンジニアのポジションです。プロジェクトを先導する立場ではありますが、特定のチームに責任を負うわけではなく、技術的な面でプロジェクト全体をリード、サポートする点がプロジェクトリーダーと異なります。
VPoTはVicePresident of Technologyの略で、企業における開発を技術的な側面から先頭に立って引っ張るポジションです。特にベンチャー企業などに多く見られ、もともとはCTOの役割の一部から分岐しているといわれています。技術的な方針策定、アーキテクチャ選定、レビューによる品質確保、DevOpsの陣頭指揮などに活躍します。こちらのVPoTも、技術面でプロジェクトや企業内のサポート・支援を担当するため、プロジェクトのチームのマネジメントをするプロジェクトリーダーとは業務範囲が異なります。
プロジェクトリーダーの年収相場
レバテックキャリアに2023年9月18日時点で公開中の、職種「プロジェクトリーダー」についての求人・転職情報よりプロジェクトリーダーの平均年収を算出してみました。30件を抽出し、年収の最大値と最小値の中間値の平均からプロジェクトリーダーの平均年収は約674万円と試算することができます。
プロジェクトリーダーは様々な年齢や役職の人が就くため、年収のバラつきも大きなものとなっています。また、プロジェクトマネージャーと同時に募集されるケースも多く、求人内にいずれかのポジションとされるケースも少なくないため、実際にはもう少し年収は少ないかもしれません。しかし、経験を積んでいる人が任せられるポジションであるため、全体の平均年収と比較すると高い水準にあります。
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プロジェクトリーダー(PL)に求められるスキルと知識
プロジェクトリーダーには、自分の担当するチームの領域における一人の開発者としての知識とスキル、チームとしての成果をあげるためのまとめ役としてのスキルが必要です。開発者としてのスキルと、管理者としてのスキルの両方が求められるポジションといえます。
プロジェクトに必要な技術スキルと知識
プロジェクトリーダーは、プレイングマネージャーとして実際に現場で顧客へのヒアリングや提案、設計書の作成といった作業を行います。加えて、リーダーとしてメンバーの作業内容の品質確認も行うため、率いるチームが担当する技術領域に関する深いスキルと知識が求められます。
アプリケーション開発リーダーの場合
・システム開発手法に関する知識
・プログラミングスキル
・データベースを扱うスキル
・テスト手法に関する知識
・品質管理に関する知識 など
インフラ開発リーダーの場合
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・システム開発手法に関する知識
・サーバーの設計、構築スキル
・OSの操作スキル
・セキュリティに関する知識
・セキュリティソフトなどのミドルウェア操作スキル
・ネットワークの設計、構築スキル など
コミュニケーションスキル
プロジェクトリーダーの重要な仕事のひとつに、「チームをまとめること」があります。チームを率いて仕事を遂行するためには、チームの課題や進捗をスムーズにヒアリングするコミュニケーション能力が欠かせません。また、顧客とのヒアリングや交渉などでもコミュニケーション能力は不可欠です。
プロジェクトリーダーはチーム内の業務管理を行うため、チームメンバーと細かなコミュニケーションを行い、チームマネジメントをするスキルも必要です。さらには、プロジェクト全体に対しては、チームを代表した立場として進捗や成果の報告を行います。成果をまとめて、報告するスキルもコミュニケーションの一部として必要です。
プロジェクトマネジメントスキル
チームメンバーをとりまとめ、チームが担当する領域の進捗を管理しながら仕事を完遂するのもプロジェクトリーダーの仕事です。チーム全体の状況を把握しながら、遅れているところや課題があればプロジェクトマネージャーにエスカレーションして解決策の指示を仰ぎます。プロジェクトマネージャーほどプロジェクトマネジメントスキルは求められませんが、担当するチームの進捗管理やリソース管理を担うという点でプロジェクトマネジメントスキルの一部が必要となります。
より具体的にはチームの仕事に対し、品質、コスト、進捗を担保するため、品質管理、コスト管理、進捗管理についてのスキルが求められます。
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リーダーシップ
プロジェクトリーダーは、現場でプレイイングマネージャーとしてメンバーとともに仕事をしながら全体をとりまとめ、チームの士気を高めます。チームが一致団結して力を発揮するための雰囲気づくりや、課題が発生したときの方針判断などのリーダーシップが求められます。
危機管理スキル
プロジェクトリーダーには対象とする領域やメンバーの業務に対し、作業進捗を管理するスキルが必要となります。チームのアウトプットがプロジェクトリーダーの成果となるため、直接的に評価に影響するスキルでもあります。チームメンバーの予定、実績、課題を把握し、問題発生時には対処方法の立案、プロジェクトマネージャーへのエスカレーションを行います。
問題解決スキル
プロジェクトリーダーはトラブルに対処する必要があるとご説明しました。トラブルに対処するためには、問題解決スキルが重要です。問題解決スキルは抽象的なものですが、問題を切り出す、メンバーに共有する、解決策を考える、メンバーに役割を割り振る、計画を立てつつも臨機応変に対応する、といった方法論はトラブルの内容が変わっても共通しています。
最新IT技術の情報収集力
システム開発において、大きな範囲に責任を負うには幅広い技術的なバックボーンが必要となります。チームでの業務で必要となる技術的な知識を持っていることは、スケジュールの作成や人員配置でも重要な要素です。
また、最新のIT技術・トレンドに関する知識は開発効率の向上や顧客の希望を叶えるうえで求められるスキルの一つです。多くの選択肢を持つためにも、プロジェクトリーダーは最新の技術情報を収集しておく必要があります。
臨機応変に対応できる柔軟性
チームでの成果をあげるためには、開発者が効率的に業務を行えるようプロジェクト上で発生する課題を解決し、推進の妨げを取り除く必要があります。とはいえ、課題やトラブルがどのように起こるかは予測できず、また解決に向けた方法や手段は一つとは限りません。問題解決スキルとも関係がありますが、プロジェクトリーダーは臨機応変な対応ができる柔軟性も重要です。
技術的な課題であれば自分で正解を見つけるだけでなく、有識者の意見を聞くことで課題解決へのコストと時間を節約できるかもしれません。ソフトウェアの性能に関する課題としてあがった問題に、ハードウェア的な対処が効果的な場合もあります。多くの選択肢をもち、柔軟に最適な判断ができるスキルが求められるポジションです。
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プロジェクトリーダー(PL)に役立つ資格
プロジェクトリーダーの仕事に役立つ資格を紹介します。プロジェクトリーダーには開発者としてのスキルと管理者としてのスキルが求められるため、両分野の資格を対象としています。
プロジェクトリーダーに役立つ資格についてより詳しく知りたい方は、下記記事をご参照ください。
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プロジェクトマネージャーに役立つおすすめの資格と難易度や勉強方法を解説
応用情報技術者試験(AP)
応用情報技術者試験は、IPAが運営する情報処理技術者向けの国家資格です。高度で専門的なIT技術を持つ人材として、システムの開発や運用だけでなく、経営に関わるIT戦略の立案など幅広いスキルを証明するものです。プロジェクトリーダーはSE業務も担うため、技術力を証明するために取得しておくと良いでしょう。令和5年春期の合格率は27.2%とやや難易度の高い試験です。
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高度情報処理技術者試験
IPAが運営する国家資格試験「情報処理技術者試験」の中でも、高度な知識と技能が必要となるのが高度情報処理技術者試験です。以下の9つが該当します。
・ITストラテジスト試験
・システムアーキテクト試験
・プロジェクトマネージャ試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・ITサービスマネージャ試験
・システム監査技術者試験
・情報処理安全確保支援士
以降で紹介するシステムアーキテクト試験や、プロジェクトマネージャ試験も高度情報処理技術者試験に該当します。応用情報技術者試験の上位の位置づけです。いずれもIT業界で評価が高く、プロジェクトリーダーにとっても役立つ資格です。
システムアーキテクト試験(SA)
システムアーキテクト試験はIPAが運営する国家資格で、応用情報技術者試験の上位に位置する難易度の資格試験です。システム開発の上流工程を主導する立場の者を対象としており、プロジェクトリーダーの役割と非常にマッチしています。上流工程のスキル・知識だけでなく、プロジェクト推進体制の策定などの知識も問われます。令和5年春期の合格率は15.8%と難易度の高い試験です。
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プロジェクトマネージャ試験(PM)
プロジェクトマネージャ試験はIPAが運営する国家資格で、高度IT人材として開発するソフトウェアやシステムの品質、スケジュールなどを守りながらプロジェクトを完遂するための能力を認定するものです。プロジェクトマネージャーを対象としておりプロジェクトリーダーにはややハードルが高い資格ですが、プロジェクトマネージャーへのキャリアアップを見据えて学習すると良いでしょう。令和4年秋期の合格率は14.1%と難易度の高い試験です。
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PMP
PMPは高度なプロジェクトマネジメントスキルを証明する国際資格で、国内・海外において高い評価を得ることができます。プロジェクトマネージャー試験と同様にハードルが高い資格ですが、知識領域が明確に分かれているためプロジェクトで必要な領域のみまずは学習してみても良いでしょう。合格率は非公開です。
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プロジェクトリーダーになるには
プロジェクトリーダーになるには、開発者としての高いスキルとプロジェクトマネジメントスキルの習得が必要です。このため、プログラマーやシステムエンジニアとして業務経験を積み、その先のステップとしてプロジェクトリーダーを目指すキャリアパスが一般的です。現場の開発者として業務に従事することで、技術的なスキル向上を図り、なおかつ、積極的にマネジメント業務に関わりプロジェクトマネジメントスキルの習得を目指します。
プロジェクトリーダーはプログラマーやシステムエンジニアを束ねるリーダーにあたるポジションです。プロジェクトマネージャーを目指すキャリアパスでも、その前のステップにプロジェクトリーダーを置くとよいでしょう。
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プロジェクトリーダーに関するよくある質問
プロジェクトリーダーというポジションに関して、よくある質問と回答をまとめました。これからプロジェクトリーダーを目指す方の参考になれば幸いです。
Q1. プロジェクトリーダーに必要なスキルは何ですか?
プロジェクトリーダーに必要なスキルは、エンジニアとしての技術的なスキルに加え、下記があげられます。
-
・チームを団結させるリーダーシップ・メンバーへのヒアリング能力
・トラブルを対処する問題解決力
・スケジュールを厳守する管理能力
など
Q2. マネージャーとリーダーはどちらが上ですか?
日本国内の企業のプロジェクト体制上では、プロジェクトマネージャーの方がプロジェクトリーダーよりも上位に据えられます。プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーは役職というよりはプロジェクト内のポジションですが、多くの場合に企業内の役職についても同様の位置関係となります。
Q3. プロジェクトマネージャーに向いているのはどのような人?
プロジェクトマネージャーはプロジェクトチームの責任者としてメンバーを率いる立場です。チーム内外の関係者とコミュニケーションを取りながらプロジェクトを推進する仕事ですので、統率力があり、周囲と良好な関係を築いて協力を得ることができるタイプの方が適しています。物事を俯瞰的にとらえ全体を見据えられる視点を持っている方、課題の発生に対してもあせらず一つづつ手を打っていける鈍感力がある方も適正があり、活躍が期待できます。
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まとめ
プロジェクトリーダーは、プロジェクト内のサブチームにおいて責任者となるポジションです。チームをまとめて成果を出すことがミッションとなります。
チームの成果にコミットするためには、開発者としての技術的スキルに加えて、プロジェクトマネジメントスキルが必要となります。プロジェクトに従事する中で、技術的なスキルの向上を図り、マネジメント業務へ参加して知見をはぐくむことが、プロジェクトリーダーを目指すエンジニアの定番のスキル向上に向けたプランです。
プロジェクトリーダーとなるためには、資格の取得によるスキル向上も一つの策となります。プロジェクトマネジメントスキルと関連する資格の取得も、キャリアアップに向けて役立ちます。
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