SESで誰に退職の相談をすれば良いか分からない場合
SES企業で働いていて退職を考えたとき、「退職意思を伝えても辞めさせてもらえないかもしれない」「退職の話を切り出したら怒られるかもしれない」という不安を抱く人は多いです。
SES企業を退職したい場合、退職意志の第一報は常駐先ではなく自社の上司や担当営業に伝えることが一般的です。しかし、SESでは上記のような不安があるのに加え、自社の上司と直接話す機会が少ないため、相談しづらさを感じる人は少なくありません。
悩みを誰に言うか迷ったときは、まずは気の合う友人や家族に話をしてみるだけでも、何か解決する可能性があります。また、身近な人に相談することに抵抗を感じる場合は、IT業界に精通した人に相談してみるのも1つの方法です。
IT業界に詳しい人に出会える具体的な方法としては、以下が考えられます。
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・IT系のコミュニティやSNSグループで相談する
・ITエンジニア向けのイベントやセミナーに参加する
これらの方法を実施するのが難しい場合は、転職エージェントのキャリアアドバイザーへの相談がおすすめです。
IT特化型の転職エージェントであるレバテックキャリアでは、キャリアや転職に関する相談を受け付けています。退職の伝え方や適切なタイミング、報告順序など、経験豊富なキャリアアドバイザーが一人ひとりの状況に応じて丁寧にアドバイスいたします。退職に関する相談先に悩むSESエンジニアの方は、キャリアアドバイザーへの無料相談をご検討ください。
SESを退職する際の3つのステップ

上司との不要な対立や無駄なやり取りを避けるためには、退職までの手順を正しく理解しておくことが大切です。ここでは、SESエンジニアが円満に退職するための3つのステップを説明します。
それぞれのステップを詳しく解説するので、参考にしてください。
就業規則で退職に関する内容を確認する
退職手続きを進めるには、まず自社の就業規則の確認が必要です。正社員であれば法律上は2週間前に退職を申し出ることで退職可能です。しかし、就業規則には「退職の申し出は1ヶ月前まで」のように具体的なルールが設定されていることが一般的で、これを守らないとトラブルとなる場合があります。
たとえば、就業規則に「退職希望日の2ヶ月前までに申し出ること」と定められているにも関わらず、1ヶ月前に退職を申し出たとします。その場合、希望日での退社が認められない可能性があります。また、上司から不満を言われてしまう可能性も考えられます。このようなトラブルを避けるためにも、まずは自社の就業規則をしっかりと確認し、早めに退職意向を伝えておくことが大切です。
また、転職活動を始める場合は、退職を申し出たタイミングから進めることをおすすめします。
関連記事:SESを辞めたい時の対処法と退職手順!1ヶ月前で辞められる?
退職の意向を自社の上司や担当営業に伝える
退職の意向が固まったら、直属の上司や担当営業に伝えましょう。事前の相談なく退職したり、無断で退職したりすると、SESの契約違反となり、SES企業に損害を与えてしまう可能性があります。
たとえば「キャリアアップのために自社開発企業を目指したい」といった前向きな理由を伝えれば、円満退社の可能性が高まります。
伝える際には、上司に面談の場を設けてもらい、落ち着いた環境で話すことが大切です。感情的にならず自分の考えを伝えましょう。
退職理由の例文については、「好印象でSESを辞める退職理由7選!伝え方の例文やトラブルを避ける方法」を参考にしてください。
引継ぎと退職手続きをおこなう
上司や担当営業に退職意思を伝え合意を得たら、実際の引継ぎ作業や退職手続きを進めましょう。引継ぎ不足は現場や後任に迷惑をかけ、ひどい場合は退職後に連絡が来ることもあります。
たとえば、担当作業のマニュアル化や業務フローの整理などをしておくと、後任者がスムーズに業務を引継げます。特に、自分や一部の人しか知らない情報や手順がある場合は、それらをドキュメント化しておくことが重要です。
引継ぎ作業と並行して、退職に必要な物の提出も計画的に進めましょう。一般的には退職届や健康保険関連の書類、会社の備品の返却などが必要となるため、人事部門に確認しながら進めると良いです。
このように、円滑な引継ぎと適切な退職手続きの両立が、後任者への配慮と自身の円満退社につながります。
SESをスムーズに退職するためのポイント4つ
SES企業からの退職を考えている方に向けて、円満な退職を実現するためのポイントを紹介します。以下の4つのポイントを押さえることで、スムーズな退職につながります。
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
退職意向の第一報はメールでも良い
退職意向の第一報はメールでも構いません。自社の上司と関係性ができておらず直接は言い出しづらいと感じてしまう場合は、メールで最初の一報を入れるのも有効な手段です。
メールのメリットは、自分の考えを整理して伝えられることと、相手に考える時間を与えられることです。退職の意思と簡潔な理由、そして面談の希望日時を記載すれば問題ありません。ただし、メールだけで済ませるのではなく、そのあとの面談でしっかりと話し合うことが重要なポイントです。
状況によっては電話での伝達も選択肢ですが、どの方法を選ぶにしても、最終的には対面での話し合いの場を持つのが望ましいです。そうすることで、お互いの理解を深め、円満な退職につながります。
退職を伝えるタイミングはできるだけ早く
引継ぎ期間を考慮して、退職の意向はできるだけ早めに伝えることが大切です。早めに伝えることで、会社が後任の手配や現場への調整を進めやすくなり、トラブルを避けやすくなります。
就業規則で定められている期間よりも余裕を持って伝えることが理想的です。たとえば、就業規則で1ヶ月前までの申し出となっている場合でも、可能であれば2ヶ月前くらいに伝えておくと、会社側も対応がしやすくなるでしょう。これにより、精神的な負担が軽減できる可能性が高いです。
引継ぎ期間が十分だとしても、上司や営業、後任や客先の方に多少なりとも負担がかかることは避けられません。その点を十分に配慮し、誠実に対応する必要があります。
関連記事:SESの最適な転職タイミングを解説!伝え方やトラブル回避の方法
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退職を伝える順番はまず自社の上司と営業
最初に退職意向を誰に言うかは、自社の上司と担当営業が適切です。順番を誤ると余計な摩擦や混乱を招きます。
自社の上司や担当営業との相談を優先し、クライアントへの報告時期や伝達方法について具体的な方針を決定しましょう。
クライアントとの契約や関係維持は営業部門の担当範囲であることが多く、場合によっては担当営業がクライアント側への退職連絡を行うこともあります。そのため、退職の連絡方法については、営業担当者と綿密に打ち合わせをしておくことが重要です。
退職の意向を伝える際は、必ず社内での報告と相談を先行させ、そのあとにクライアントへの連絡を行うという順序を守ることが、円滑な退職につながります。
退職意向ははっきりと伝える
退職の意向はあいまいにせず、はっきり伝えることが重要です。あいまいな伝え方をすると強い引き止めにあい、退職までの期間が延びたり余計なトラブルにつながったりする可能性があります。
たとえば、「退職を考えています」という表現ではなく、「退職させていただきたいと存じます」のように、決意が固まっていることを伝えましょう。また、具体的な退職希望日を明示することで、そのあとの手続きがスムーズに進行します。
このように、退職の意思表示は明確に行い、具体的な時期を示すことが円滑な退職へとつながります。
自社の上司との退職に関するやりとりで不安がある場合は、キャリアアドバイザーへの無料相談をご検討ください。IT転職のプロが相談に乗り、今後の退職やりとりをサポートします。
まとめ
この記事では、SES企業での退職の相談先や伝え方、退職までのステップ、スムーズに退職するためのポイントなどを紹介しました。
SES企業を退職する際は、就業規則を確認した上で計画的に進めることが大切です。また、退職の意向は早めにはっきりと伝え、引継ぎをしっかり行うことも円満退社のポイントです。
退職意向の伝え方に悩むSESエンジニアの方は、この記事の内容を参考にして、スムーズな退職と次のキャリアステップへの移行を実現してください。
※本記事は2025年9月時点の情報を基に執筆しております